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ダウラギリⅠ峰報告書
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ダウラギリの頂に立つオンチュー・シェルパ
雪原は西日を白く照り返していた。引き返し点に辿りついたのだ。振り返ってオンチューに合図し、確保する。オンチューはネパール国旗と部旗を取り出してピッケルに結んでから登ってきた。「頂だ」と言うと彼はろくに周りを見ようともせずに、うなずき、例のごとく"yes, sir"などと言うので思わず笑うと彼も嬉しそうにしている。3時半だった。岩陰に風を避けてRCの工藤と交信する。工藤も喜んでくれる。(第3章遠征経過6登頂 小泉章夫)
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