現役の報告・ 2009年11月26日 (木)
【年月日】2009年9月15−18日(4−0)
【ルート】上高地〜西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高〜北穂高〜槍ヶ岳〜上高地
【メンバー】L井之上(1 AL岡戸 木城(1
【ルート】上高地〜西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高〜北穂高〜槍ヶ岳〜上高地
【メンバー】L井之上(1 AL岡戸 木城(1
<時間とルート>
15日 雨→曇り 上高地(10:35)―西穂山荘=C1(13:05)
雨が止むのを待ち、出発。道はなんでもなかった。途中の水場は水の出が非常に弱かった。汲むのに時間がかかった。
16日 晴れ 西穂山荘(5:05)―西穂山頂(6:45)―間ノ岳(8:00)―ジャンダルムピーク(10:40)―奥穂山頂(12:35)―穂高山荘(13:10)=C2
独標を越えたあたりから歩きやすい岩になる。西穂を越えるとちょいちょい鎖が出てくる。落石とルートの印に気をつけて進む。先行単独のおじさんに追いつく。おじさんがついてきた。4人パーティとなる。
ジャン基部についたら荷物を置き、ジャンAt。ハッキリとした道がないので、気をつけて登る。ジャンダルムを進行方向の右側から巻く。
しばらくすると先日の事故で墜落したヘリと遭対の方が見えた。クライムダウンが続き、また登り、馬の背に。ジャギジゃギのリッジでかなり緊張する。穂高山荘到着直後に岡戸に頭痛が襲う。ヘリポートの近くにテントを立てたため、遭対のヘリの強風にさらされる。飯を食いしばらくして岡戸復活。
17日 晴れ 穂高山荘(4:50)―北穂山頂(7:20)-A沢のコル(9:00)―南岳山荘(10:45)―槍ヶ岳山荘(13:15)=C3―槍ヶ岳At(片道20分)
北穂までクサリ場が続く険しい道のり。北穂からA沢のコルまでの下りは崩れそうな砂利道。落石に注意して進む。キレットは緊張していく。南岳山荘からはひたすら道。槍ヶ岳山荘に着いたらテントを立ててから槍ヶ岳At!
18日 晴れ 槍ヶ岳山荘(5:00)−横尾(7:05)−上高地(10:05)
道22キロ。
<パーティ>
難所では慎重に歩けた。よく歩いた。
15日 雨→曇り 上高地(10:35)―西穂山荘=C1(13:05)
雨が止むのを待ち、出発。道はなんでもなかった。途中の水場は水の出が非常に弱かった。汲むのに時間がかかった。
16日 晴れ 西穂山荘(5:05)―西穂山頂(6:45)―間ノ岳(8:00)―ジャンダルムピーク(10:40)―奥穂山頂(12:35)―穂高山荘(13:10)=C2
独標を越えたあたりから歩きやすい岩になる。西穂を越えるとちょいちょい鎖が出てくる。落石とルートの印に気をつけて進む。先行単独のおじさんに追いつく。おじさんがついてきた。4人パーティとなる。
ジャン基部についたら荷物を置き、ジャンAt。ハッキリとした道がないので、気をつけて登る。ジャンダルムを進行方向の右側から巻く。
しばらくすると先日の事故で墜落したヘリと遭対の方が見えた。クライムダウンが続き、また登り、馬の背に。ジャギジゃギのリッジでかなり緊張する。穂高山荘到着直後に岡戸に頭痛が襲う。ヘリポートの近くにテントを立てたため、遭対のヘリの強風にさらされる。飯を食いしばらくして岡戸復活。
17日 晴れ 穂高山荘(4:50)―北穂山頂(7:20)-A沢のコル(9:00)―南岳山荘(10:45)―槍ヶ岳山荘(13:15)=C3―槍ヶ岳At(片道20分)
北穂までクサリ場が続く険しい道のり。北穂からA沢のコルまでの下りは崩れそうな砂利道。落石に注意して進む。キレットは緊張していく。南岳山荘からはひたすら道。槍ヶ岳山荘に着いたらテントを立ててから槍ヶ岳At!
18日 晴れ 槍ヶ岳山荘(5:00)−横尾(7:05)−上高地(10:05)
道22キロ。
<パーティ>
難所では慎重に歩けた。よく歩いた。
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現役の報告・ 2009年10月15日 (木)
【年月日】2009年8月8−11日(4−0)
【ルート】野塚岳北面沢〜野塚岳南東面沢〜オムシャヌプリ北面沢〜オムシャヌプリ南面沢〜十勝岳北西面直登沢〜十勝岳〜楽古岳〜楽古山荘
【メンバー】L平塚(6 AL田中省吾(3 M井ノ上 岡戸(1
【ルート】野塚岳北面沢〜野塚岳南東面沢〜オムシャヌプリ北面沢〜オムシャヌプリ南面沢〜十勝岳北西面直登沢〜十勝岳〜楽古岳〜楽古山荘
【メンバー】L平塚(6 AL田中省吾(3 M井ノ上 岡戸(1
<天気>
小笠原高気圧の張り出しに恵まれ、4日間とも快晴。稜線上でたびたびガスがかかることがあるぐらいだった。Lの人徳。
<時間とルート>
1日目 野塚トンネル北口発10:40→野塚平13:10→野塚ピーク13:30-50
→野塚南コル=C1 14:20
野塚トンネル北口駐車場より、ポン三の沢川Co580入渓。野塚平(野塚西コル)に上がる北面沢を登る。Co800ぐらいまで開けた河原。Co900あたり滑の小滝や段差が連続。どれも簡単に登れる。
最初の方の5mぐらいのFで一応ゴボウ用にザイルを出したが、結局誰も使わず。その後もちょくちょく滑の小滝があるがどれも問題なく直登できる。ちょっと藪漕いで野塚平へ。
コルよりピーク側の斜面が草原になっていて、ピークまでさくさく歩ける。ピークから野塚南コルCo1150におり、C1。田中宏は例会で稜線泊はやめたほうが良いとうるさかったが、なかなかどうして、快適なテン場。夕方にはガスが晴れ、南日高が見渡せる。
2日目 C1発4:40→Co570二股8:00-20→オムシャコル12:20→オムシャ西峰12:40-55→再びコル13:10-20→Co610二股=C2 14:50
C1から東へ降り、野塚川へ。ちょっと藪をこぐと、急な砂の斜面。脇のブッシュつかんで降りていく。Co750二股まで滑Fが3つほど、一つは10mぐらいでab、ALのみc.d.、他は5mぐらいでc.d.。Co750二股を過ぎると、3〜10mぐらいのFが6,7個出てくる。一回だけab、残置ハーケン。これもALのみc.d.。他は全てc.d.。水にドボンするのもあった。Co600が近くなると泊まれそうな開けた河原になってくる。Co570二股は快適そうなテン場。魚も釣れるとの噂。
ここからオムシャコル(東峰西峰間のコル)にあがる沢を登る。三段の緩い滑滝から始まり、Fが連続。ほとんど簡単に直登できる。ザイルを出したのは3回。12mFとCo680二段15mのFと、その後にある15mぐらいのF。3つ目のは、釜が思ったより深く、泳いで取り付く。意外と取り付きにくかったのでゴボウ用にザイルを張って左岸を登り、上部はブッシュの中を登った。他にRCCボルトから伸びた残置シュリンゲをつかんで登った滝があった。Co960に樋状のF、ルンゼ使い捲く。
続いて、緩めの20mナメF、簡単に登れる。それを越えるとナメが連続。上部、コル付近のガレまで見通せて非常に美しい。ガレを登ってオムシャコルに出る。荷物デポして西峰At.後、コルから踏み跡を辿り南に降りて上二股の沢に下りる沢へ。
ひたすらガレ。上部で少し沢が顔を出し、ちょっとしたc.d.になったが前向いてできる程度。なるほど、移動には速いし便利だが、沢とも言えずくそおもしろくもない所だ。上二股沢に出合った所でC2。魚はいなかった。ALが下流をちょっと見に行ったが、林道は見つけられず。もっと下ったらあるんだろう。踏み跡は豊富。
3日目 C2発 5:00→Co780二股 5:50→十勝9:15-40→Co1070コル=C3
C2から十勝岳北西面直登沢を登る。踏み跡が豊富で人臭い沢。Co700ぐらいまで泊まれそうな所がいくつかあった。何度か伏流する河原を歩き、o740の二股を右へ、780の二股も右へ入る。ちょっと行き小滝が出てくると、その後また簡単なFが連続。Co900ぐらいの15m樋状のFは、まいたら簡単そうだったが、おもしろそうなので水流を直登。ALだけ左岸まき、他はザイル出し直登。そのFを越えるとナメが続く。急になって滝のようになっている所もいくつか。一つ右岸泥壁を捲いた所はちょっと怖かった。他はサクサク登る。
Co1050(五万図で見るとCo1070ぐらいに見える。ネットによると50)三股はきれいな三股。ここで水を汲み、左股のガレをひたすら詰める。上部は鹿道だか踏み跡だかを辿っていたら、左岸の小尾根に乗る。うざい灌木をかき分けながら稜線へ。ピーク南西すぐ下に出て、稜線の踏み跡を辿りピークまで。ピーク南東直下には一張りぶんのテン場があった。 ピークからは藪漕ぎで目指すは楽古。Co1360ぐらいまでは明瞭な踏み跡があったが、そこから先は途切れがち。藪はそんなに濃くないが、灌木がうざいなどで歩きにくい。折からの暑さでパーティ全体の動きも鈍る。そのうちMの一人が遅れるようになり、時間がかかる十勝・楽古間の最低コル(Co1070のコル)まで3時間もかかってしい、暑いし皆疲れているのでここで泊まることにする。Lがコルからメナシュンに下って水を取りに行く。この沢はガレていたが、Co800ぐらいで流れ込みから水を汲めた。往復2h弱。夜には笛をピーピー鳴らし鹿と会話。
4日目 C3発 5:00→楽古 9:30-10:00→山荘12:10→町道の橋14:10
C3から再び藪漕ぎへ。相変わらず踏み跡は途切れがちだが、昨日より歩きやすい稜線になった。暑さもなく順調に1285と楽古のコルに。しかしここからMの一人の動きがスローモーション化し、また時間がかかる。連日の疲れに加え、慣れない藪こぎに苦戦している模様だった。楽古のCo1400の肩から夏道に出て、ようやくの楽古ピーク。
あとは夏道で山荘まで降りる。山荘からLだけ車回収に行こうとしたら、林道が落石でふさがれていて通行止めになっていた。ギャース!結局全員で林道を歩く。メナシュンのCo190にある橋の所で、釣りに来た親切なおじさんの車に乗せてもらい、車回収して下山。(余談:車は回収途中にパンクし、橋付近で待機していた3人を7時間近く待たせることになった。3人は怪しげな物音とうなり声を聞いたといって、熊だ熊だと怯えながら待っていた。)
<この山域の沢に関して>
滝は多いが簡単なものがほとんど。2年班で行くには物足りないし、今回のように1年生に滝登りを多く体験させたいという場合には良いだろう。アプローチも便利だし、藪こぎもない。オムシャの北面直登はきれいで滝も多く良い沢であった。
計画全体を考えると、もう少し1年生を頑張らせてニオベツ川野塚南面直登沢から入山しても良かったと思う。ただ上部で崩落があったらしく、山谷に書いているルートではなく、Co920二股から右股を詰めるので注意が必要だ。今回のルートを少し変えて、十勝〜楽古を藪漕ぎではなくメナシュンを上り下りしたら、5〜6日の1年班メインとして結構良いと思った。Roomではあまり行っていない山域だが、もっと活用しても良い。
小笠原高気圧の張り出しに恵まれ、4日間とも快晴。稜線上でたびたびガスがかかることがあるぐらいだった。Lの人徳。
<時間とルート>
1日目 野塚トンネル北口発10:40→野塚平13:10→野塚ピーク13:30-50
→野塚南コル=C1 14:20
野塚トンネル北口駐車場より、ポン三の沢川Co580入渓。野塚平(野塚西コル)に上がる北面沢を登る。Co800ぐらいまで開けた河原。Co900あたり滑の小滝や段差が連続。どれも簡単に登れる。
最初の方の5mぐらいのFで一応ゴボウ用にザイルを出したが、結局誰も使わず。その後もちょくちょく滑の小滝があるがどれも問題なく直登できる。ちょっと藪漕いで野塚平へ。
コルよりピーク側の斜面が草原になっていて、ピークまでさくさく歩ける。ピークから野塚南コルCo1150におり、C1。田中宏は例会で稜線泊はやめたほうが良いとうるさかったが、なかなかどうして、快適なテン場。夕方にはガスが晴れ、南日高が見渡せる。
2日目 C1発4:40→Co570二股8:00-20→オムシャコル12:20→オムシャ西峰12:40-55→再びコル13:10-20→Co610二股=C2 14:50
C1から東へ降り、野塚川へ。ちょっと藪をこぐと、急な砂の斜面。脇のブッシュつかんで降りていく。Co750二股まで滑Fが3つほど、一つは10mぐらいでab、ALのみc.d.、他は5mぐらいでc.d.。Co750二股を過ぎると、3〜10mぐらいのFが6,7個出てくる。一回だけab、残置ハーケン。これもALのみc.d.。他は全てc.d.。水にドボンするのもあった。Co600が近くなると泊まれそうな開けた河原になってくる。Co570二股は快適そうなテン場。魚も釣れるとの噂。
ここからオムシャコル(東峰西峰間のコル)にあがる沢を登る。三段の緩い滑滝から始まり、Fが連続。ほとんど簡単に直登できる。ザイルを出したのは3回。12mFとCo680二段15mのFと、その後にある15mぐらいのF。3つ目のは、釜が思ったより深く、泳いで取り付く。意外と取り付きにくかったのでゴボウ用にザイルを張って左岸を登り、上部はブッシュの中を登った。他にRCCボルトから伸びた残置シュリンゲをつかんで登った滝があった。Co960に樋状のF、ルンゼ使い捲く。
続いて、緩めの20mナメF、簡単に登れる。それを越えるとナメが連続。上部、コル付近のガレまで見通せて非常に美しい。ガレを登ってオムシャコルに出る。荷物デポして西峰At.後、コルから踏み跡を辿り南に降りて上二股の沢に下りる沢へ。
ひたすらガレ。上部で少し沢が顔を出し、ちょっとしたc.d.になったが前向いてできる程度。なるほど、移動には速いし便利だが、沢とも言えずくそおもしろくもない所だ。上二股沢に出合った所でC2。魚はいなかった。ALが下流をちょっと見に行ったが、林道は見つけられず。もっと下ったらあるんだろう。踏み跡は豊富。
3日目 C2発 5:00→Co780二股 5:50→十勝9:15-40→Co1070コル=C3
C2から十勝岳北西面直登沢を登る。踏み跡が豊富で人臭い沢。Co700ぐらいまで泊まれそうな所がいくつかあった。何度か伏流する河原を歩き、o740の二股を右へ、780の二股も右へ入る。ちょっと行き小滝が出てくると、その後また簡単なFが連続。Co900ぐらいの15m樋状のFは、まいたら簡単そうだったが、おもしろそうなので水流を直登。ALだけ左岸まき、他はザイル出し直登。そのFを越えるとナメが続く。急になって滝のようになっている所もいくつか。一つ右岸泥壁を捲いた所はちょっと怖かった。他はサクサク登る。
Co1050(五万図で見るとCo1070ぐらいに見える。ネットによると50)三股はきれいな三股。ここで水を汲み、左股のガレをひたすら詰める。上部は鹿道だか踏み跡だかを辿っていたら、左岸の小尾根に乗る。うざい灌木をかき分けながら稜線へ。ピーク南西すぐ下に出て、稜線の踏み跡を辿りピークまで。ピーク南東直下には一張りぶんのテン場があった。 ピークからは藪漕ぎで目指すは楽古。Co1360ぐらいまでは明瞭な踏み跡があったが、そこから先は途切れがち。藪はそんなに濃くないが、灌木がうざいなどで歩きにくい。折からの暑さでパーティ全体の動きも鈍る。そのうちMの一人が遅れるようになり、時間がかかる十勝・楽古間の最低コル(Co1070のコル)まで3時間もかかってしい、暑いし皆疲れているのでここで泊まることにする。Lがコルからメナシュンに下って水を取りに行く。この沢はガレていたが、Co800ぐらいで流れ込みから水を汲めた。往復2h弱。夜には笛をピーピー鳴らし鹿と会話。
4日目 C3発 5:00→楽古 9:30-10:00→山荘12:10→町道の橋14:10
C3から再び藪漕ぎへ。相変わらず踏み跡は途切れがちだが、昨日より歩きやすい稜線になった。暑さもなく順調に1285と楽古のコルに。しかしここからMの一人の動きがスローモーション化し、また時間がかかる。連日の疲れに加え、慣れない藪こぎに苦戦している模様だった。楽古のCo1400の肩から夏道に出て、ようやくの楽古ピーク。
あとは夏道で山荘まで降りる。山荘からLだけ車回収に行こうとしたら、林道が落石でふさがれていて通行止めになっていた。ギャース!結局全員で林道を歩く。メナシュンのCo190にある橋の所で、釣りに来た親切なおじさんの車に乗せてもらい、車回収して下山。(余談:車は回収途中にパンクし、橋付近で待機していた3人を7時間近く待たせることになった。3人は怪しげな物音とうなり声を聞いたといって、熊だ熊だと怯えながら待っていた。)
<この山域の沢に関して>
滝は多いが簡単なものがほとんど。2年班で行くには物足りないし、今回のように1年生に滝登りを多く体験させたいという場合には良いだろう。アプローチも便利だし、藪こぎもない。オムシャの北面直登はきれいで滝も多く良い沢であった。
計画全体を考えると、もう少し1年生を頑張らせてニオベツ川野塚南面直登沢から入山しても良かったと思う。ただ上部で崩落があったらしく、山谷に書いているルートではなく、Co920二股から右股を詰めるので注意が必要だ。今回のルートを少し変えて、十勝〜楽古を藪漕ぎではなくメナシュンを上り下りしたら、5〜6日の1年班メインとして結構良いと思った。Roomではあまり行っていない山域だが、もっと活用しても良い。
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現役の報告・ 2009年10月15日 (木)
【年月日】2009年9月1−12日(12日間)
【メンバー】小池(3 勝亦(7 三木(OB 井村(2 鹿島(2 井ノ上(1
<時間とルート>
9/1 晴れ
黒部ダム(8:45)−内蔵助平分岐(12:15-13:00)−ハシゴ谷乗越(14:30-15:30)−真砂沢ロッジやや下流=C1(18:10)
重荷と悪路、膝痛などに苦しみ予定テン場までたどり着けずC1。焚き火もできる良いテン場。ハシゴ谷乗越から下り、剱沢渡渉手前で案内板をよく見ずに地図通りの道を行ったら橋がなくなっており引き返した。
9/2 晴れ
C1(6:05)−真砂沢ロッジ(6:35-45)−熊の岩=BC(12:30)
真砂沢ロッジから長次郎谷出合付近までは左岸の夏道を行く。E.P.をつけて長次郎谷を登る。途中谷が狭くなっているところでいったん右岸の踏み跡に上がりしばらく行って左岸に転石で渡り雪渓に戻って熊の岩BCまで。小池はアイゼン装備チョンボで遅れた。
9/3 雨のち曇りのち雷雨
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(8:45)−八ッ峰?峰Cフェース剣稜会登攀開始(9:15)−Cフェース頭(11:20-35)−BC(14:15)
朝の雨が止んでから出発。剣稜会ルートを井村リード。4ピッチでCフェース頭まで。下降は明瞭な踏み跡を左の方へ行き1ピッチラッペルした後で左へ来すぎているとわかり、1ピッチ登り返して右の方の踏み跡を下った。慎重にクライムダウンを繰り返し5・6のコルへ。BCに戻ると雨が降り出し、夕方からは激しい雷雨。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(10:10)CfaceRCCルート(10:40〜13:00)BC(14:50)
CfaceRCCルートRCC
1p目:左斜上するバンドを行く。35m ?
2p目:右へトラバースして、左にブッシュを見つつのぼる。50m ?
3p目:直上。50m ? 4p目:草付を頭まで。20m ?
下りは頭から踏み跡を行き、懸垂2p(20m+50m)で5・6のコルまで。
9/4 雨のち曇りのち雷雨
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(10:30)−八ッ峰?峰Aフェース魚津校登攀開始(11:00)−Aフェース頭(12:20-35)−5・6のコル(13:00-25)−BC(13:45)
朝の雨が止み、岩が乾いてから出発。魚津校ルートを鹿島リード。3ピッチで頭まで。頭からクライムダウンと20mラッペルとクライムダウンで5・6のコルへ。?峰クラックルートを偵察後BCまで。BCに戻るとにわか雨が降り出し、夕方からは激しい雷雨。
9/5 曇りのち快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(8:00)−八ッ峰?峰Dフェース富山大登攀開始(8:35)−Dフェース頭(11:15-35)−5・6のコル(12:00)−八ッ峰?峰Aフェース中大登攀開始(12:20)−Aフェース頭(13:45)−八ッ峰?峰クラック登攀開始(14:15)−?峰頭(16:00)−5・6のコル(16:30)−BC(17:00)
富山大ルートを鹿島リード。間違えて2・3ピッチ目は正規ルートのやや右を登った。共に?+〜?程度。Dフェース頭から5・6のコルまで下り、Aフェース中大ルートを井村リード。1ピッチ目は、クラックから離れて左のチムニーに入る正規のルートをはずれたようで、クラック沿いに行く。40m、?−。2ピッチ目、?程度のフェースと草付を頭まで。
5・6のコルへ下り、?峰クラックを井村リードで。?程度の岩を一段上がって取り付き。1ピッチ目、40m、?。リッジ右のフェースを一段上がり、ハンド〜フィストクラックを浮石テラスまで。浮石テラスは浮石注意。2ピッチ目、20m、?+。左の高度感のあるリッジをピナクルまで。下降はやや長次郎谷側をクライムダウンと10mラッペルとクライムダウンで5・6のコルへ。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(8:10)中大ルート(8:40〜11:00)剣稜会(12:00〜14:10)BC(16:30)
中大ルート
1p目:クラックから離れて左のチムニーに入る正規のルートをはずれ、ずっとクラック沿いに行く。35m ?−
2p目:フェースを少しのぼり、あとは草付を頭まで。40m ?
Aface頭からは懸垂25mをまじえて5・6のコルへ
剣稜会
1p目:広いスラブ。45m ? 2p目:スラブ。40m ?
3p目:リッジ。50m ? 4p目:リッジ。50m ?
5p目:岩場。10m ?
翌日の八ッ峰縦走のため、Dface頭まで偵察に行く。
9/6 快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
休養停滞。翌日のために源次郎尾根からのエスケープルートを偵察に行こうかと思ったが、同志社大山岳部さんから問題ないとの情報をいただいた。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(6:30)5・6のコル(7:00)八ッ峰頭(9:40〜10:10)剱岳(12:00〜12:30)BC(13:45)
八ツ峰縦走
コルからの登りでザイル1p40m。?峰からの下りで懸垂15m。?峰と八ッ峰頭のコルへ向
かうルンゼを行く。コルからザイル1p35mで頭まで。そこからはザイル出さずにピークまで。ピークから長次郎谷左股をつかいBCへ向かう。
9/7 快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(4:25)−平蔵谷出合(5:25)−源次郎尾根?峰下部岩壁中央ルンゼ登攀開始(6:15)−源次郎尾根?峰上部岩壁成城大登攀開始(8:30)−?峰(11:15-45)−?峰(12:05-20)−剱岳本峰(13:15-14:30)−BC(15:30)
勝亦リード。平蔵谷の雪渓で300mほどロープを出した。平蔵谷左岸に移り、少し戻って取り付きへ。5ピッチでF7の上まで行き、いったんロープをしまって簡単な段差とガレを成城大ルートへ。成城大は4ピッチで灌木帯へ。そこからロープをしまってハイマツと岩を登って?峰へ。
?峰からは登山口に履き替え剱岳本峰まで。?峰からの下りでダブル?ピッチのラッペルがあるが、他は歩きやすい道。山頂から岩場を下り、長次郎谷左股のガレを下ってBCまで。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(6:30)間違え富山大ルート(7:00〜8:00)魚津高ルート(8:20〜10:30)富山大ルート(11:50〜14:50)BC(16:10)
富山大ルートは実際の取り付きより左の凹角ハング下から取り付く。リードの小池が4、5m登ったところでパンプし、休み休み行くも、このまま登り続けるのは無理だと考え、取付から10m程の所にある残置ハーケンとシュリンゲを使い懸垂する。少し休憩して魚津高へ。
魚津高 1p目:凹角からカンテ上の終了点まで。30m ?+
2p目:カンテ上を行く。40m ?
3p目:リッジ〜草付。20m ?
もう一度富山大にチャレンジする。よくトポを見ると取付を間違えていたことに気付く。
富山大
1p目:小ハングを左へまく。20m ?+
2p目:左斜上したあと、もろいチムニー。正規のルートより右を登り、2,3p目をつなげる。50m ?+
3p目:左のバンドを行き、faceをのぼりリッジへ出る。35m ?+
4p目:リッジ。50m ? 5p目:リッジ。10m ?
9/8 晴れ
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(6:40)−池ノ谷乗越(7:30)−三の窓(8:00)−チンネ中央チムニー〜aバンドbクラック登攀開始(8:50)−チンネ頭(10:20-50)−池ノ谷乗越(11:05)−BC(11:35)
鹿島リード。井村の体調不良と怪しい雲行きのため、簡単なところを行く。4ピッチで。チンネからはクライムダウンで池ノ谷ガリーへ。
9/9 晴れ
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(4:15)中央ルンゼ取付(7:15)名古屋大ルート取付(11:30~12:00)?峰頭(18:00)?峰頭付近(19:00)=ビバーク
オリオンが燦然とする空の下、長次郎雪渓を下っていく。平蔵谷の雪渓にきわどいクレバスがあり慎重に通過する。中央ルンゼへは、中央ルンゼを少し超えたところで雪渓を降りて、平蔵谷左岸バンドを下って取り付く。
中央ルンゼ 1p目:F2から取り付く。40m ?
2p目:F4を左側のfaceをのぼり超える。50m ?
3p目:チムニー。50m ? 4p目:トポのF7。40m ?−
5p目:ビレー点の木から右へトラバースし草付交じりを直上。45m ?+
上部の小滝群をつめて、名古屋大ルート取付まで。
名古屋大 1p目:草付交じりのチムニーを直上した後、カンテを右へ回り込んでいく。50m ?+
2p目:草付を右へトラバースしてバンドを核心手前まで。25m ?
3p目:ハング下を左斜上しカンテに出る。正規のルートはそのカンテ沿いに登るのであったが、そこから左の凹角に入り、少しのぼる。左手にハーケンのラインがあったので、近くのリングボルトに鐙をかけて、体を振り子にして左にあるハーケンに鐙をかける。そこから、20m程上のテラスまでA1して、ブッシュ帯まで数mのぼる。すぐ上に太いハイ松があるところでザイルがいっぱいになったので、下のビレー点をのばしてもらい、ザイルを少し出してもらう。このピッチだけで3時間以上かかる。50m ?+ A1
4p目:草付交じり。50m ?〜?
5p目:チムニー〜草付で尾根上まで。40m ?
トハン終了後、?峰頭からBCと無線連絡し、安全の範囲で行動する旨を伝える。途中からラテルネをつけて行動する。?峰頭で、暗くて疲れている状態の中、行ったことのない?峰からの懸垂や?峰コルからルンゼを行くのは危険だと判断し、かつ、天気図から今晩の天気が持つことも分かっていたのでビバークすることにする。?峰頭と懸垂点の中間あたりの適当な場所で、ツェルトをはりビバークする。BCに今晩はビバークし、明日の朝に行動することを伝えて、温かいポカリを飲んで寝る。
勝亦
BC(16:50)−平蔵谷出合(17:35)−剱沢やや上流(17:45-18:15)−BC(20:15)
三木パーティが心配になって無線交信をするべく向かう。交信がとれ、BCに戻る。
井村=鹿島パーティ
BC(6:15)−チンネ左稜線取付(7:45)−チンネの頭(12:30)−BC着(13:50)
つるべで登る。11p。核心の?級は硬く、簡単で快適。
9/10 晴れ
勝亦=井村=鹿島パーティ
休養停滞。三木Pと朝無線交信。
小池=三木=井ノ上パーティ
?峰頭付近(8:45)?峰コル(9:15)BC(10:10)
暖かくなるのを待って出発する。?峰コルへ35m懸垂で降りる。?峰コルから長次郎谷へのルンゼは問題なく下れた。BCで勝亦さんたちが甘いココアで迎えてくれる。
9/11 曇りのち晴れ
勝亦=小池=井ノ上パーティ
BC(6:00)−チンネ左稜線登攀開始(7:45)−チンネ頭(12:00-20)−BC(13:10)
小池リード。計10ピッチくらい。勝亦はクライミングシューズを忘れ登山靴で。
井村=鹿島パーティ
BC(6:10)−久留米大ルート取付(6:40)−Dフェースの頭(9:40)−八ッ峰の頭(11:00)−本峰peak(12:05−30)−BC着(13:10)
Dフェースの頭から踏み跡を辿り?〜?級程度の岩場を快適に登る。?峰への登りからの下降に15m懸垂。その後も?〜?級程度の岩場があり、八ッ峰の頭まで。頭から本峰peakまでは懸垂1回。15m。
9/12 雨
BC(6:30)−室堂(11:50-13:00)
長次郎谷を下り剱沢を登って、剱沢小屋で全員揃い休憩。その後出発するが、少し遅れて出発した井村は皆の姿を見失い踏み跡を辿っていったが次第に不明瞭となり、はぐれる。とにかく稜線に出ようとして、踏み跡のようなところを登っていたところを、井村を探していた三木・小池・通りすがりのガイドさんに見つけられ合流。別山頂上方向へ向かっていたようだ。別山乗越付近では視界50、振られる風と雨。走れる夏道を室堂まで。
9/1 晴れ
黒部ダム(8:45)−内蔵助平分岐(12:15-13:00)−ハシゴ谷乗越(14:30-15:30)−真砂沢ロッジやや下流=C1(18:10)
重荷と悪路、膝痛などに苦しみ予定テン場までたどり着けずC1。焚き火もできる良いテン場。ハシゴ谷乗越から下り、剱沢渡渉手前で案内板をよく見ずに地図通りの道を行ったら橋がなくなっており引き返した。
9/2 晴れ
C1(6:05)−真砂沢ロッジ(6:35-45)−熊の岩=BC(12:30)
真砂沢ロッジから長次郎谷出合付近までは左岸の夏道を行く。E.P.をつけて長次郎谷を登る。途中谷が狭くなっているところでいったん右岸の踏み跡に上がりしばらく行って左岸に転石で渡り雪渓に戻って熊の岩BCまで。小池はアイゼン装備チョンボで遅れた。
9/3 雨のち曇りのち雷雨
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(8:45)−八ッ峰?峰Cフェース剣稜会登攀開始(9:15)−Cフェース頭(11:20-35)−BC(14:15)
朝の雨が止んでから出発。剣稜会ルートを井村リード。4ピッチでCフェース頭まで。下降は明瞭な踏み跡を左の方へ行き1ピッチラッペルした後で左へ来すぎているとわかり、1ピッチ登り返して右の方の踏み跡を下った。慎重にクライムダウンを繰り返し5・6のコルへ。BCに戻ると雨が降り出し、夕方からは激しい雷雨。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(10:10)CfaceRCCルート(10:40〜13:00)BC(14:50)
CfaceRCCルートRCC
1p目:左斜上するバンドを行く。35m ?
2p目:右へトラバースして、左にブッシュを見つつのぼる。50m ?
3p目:直上。50m ? 4p目:草付を頭まで。20m ?
下りは頭から踏み跡を行き、懸垂2p(20m+50m)で5・6のコルまで。
9/4 雨のち曇りのち雷雨
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(10:30)−八ッ峰?峰Aフェース魚津校登攀開始(11:00)−Aフェース頭(12:20-35)−5・6のコル(13:00-25)−BC(13:45)
朝の雨が止み、岩が乾いてから出発。魚津校ルートを鹿島リード。3ピッチで頭まで。頭からクライムダウンと20mラッペルとクライムダウンで5・6のコルへ。?峰クラックルートを偵察後BCまで。BCに戻るとにわか雨が降り出し、夕方からは激しい雷雨。
9/5 曇りのち快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(8:00)−八ッ峰?峰Dフェース富山大登攀開始(8:35)−Dフェース頭(11:15-35)−5・6のコル(12:00)−八ッ峰?峰Aフェース中大登攀開始(12:20)−Aフェース頭(13:45)−八ッ峰?峰クラック登攀開始(14:15)−?峰頭(16:00)−5・6のコル(16:30)−BC(17:00)
富山大ルートを鹿島リード。間違えて2・3ピッチ目は正規ルートのやや右を登った。共に?+〜?程度。Dフェース頭から5・6のコルまで下り、Aフェース中大ルートを井村リード。1ピッチ目は、クラックから離れて左のチムニーに入る正規のルートをはずれたようで、クラック沿いに行く。40m、?−。2ピッチ目、?程度のフェースと草付を頭まで。
5・6のコルへ下り、?峰クラックを井村リードで。?程度の岩を一段上がって取り付き。1ピッチ目、40m、?。リッジ右のフェースを一段上がり、ハンド〜フィストクラックを浮石テラスまで。浮石テラスは浮石注意。2ピッチ目、20m、?+。左の高度感のあるリッジをピナクルまで。下降はやや長次郎谷側をクライムダウンと10mラッペルとクライムダウンで5・6のコルへ。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(8:10)中大ルート(8:40〜11:00)剣稜会(12:00〜14:10)BC(16:30)
中大ルート
1p目:クラックから離れて左のチムニーに入る正規のルートをはずれ、ずっとクラック沿いに行く。35m ?−
2p目:フェースを少しのぼり、あとは草付を頭まで。40m ?
Aface頭からは懸垂25mをまじえて5・6のコルへ
剣稜会
1p目:広いスラブ。45m ? 2p目:スラブ。40m ?
3p目:リッジ。50m ? 4p目:リッジ。50m ?
5p目:岩場。10m ?
翌日の八ッ峰縦走のため、Dface頭まで偵察に行く。
9/6 快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
休養停滞。翌日のために源次郎尾根からのエスケープルートを偵察に行こうかと思ったが、同志社大山岳部さんから問題ないとの情報をいただいた。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(6:30)5・6のコル(7:00)八ッ峰頭(9:40〜10:10)剱岳(12:00〜12:30)BC(13:45)
八ツ峰縦走
コルからの登りでザイル1p40m。?峰からの下りで懸垂15m。?峰と八ッ峰頭のコルへ向
かうルンゼを行く。コルからザイル1p35mで頭まで。そこからはザイル出さずにピークまで。ピークから長次郎谷左股をつかいBCへ向かう。
9/7 快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(4:25)−平蔵谷出合(5:25)−源次郎尾根?峰下部岩壁中央ルンゼ登攀開始(6:15)−源次郎尾根?峰上部岩壁成城大登攀開始(8:30)−?峰(11:15-45)−?峰(12:05-20)−剱岳本峰(13:15-14:30)−BC(15:30)
勝亦リード。平蔵谷の雪渓で300mほどロープを出した。平蔵谷左岸に移り、少し戻って取り付きへ。5ピッチでF7の上まで行き、いったんロープをしまって簡単な段差とガレを成城大ルートへ。成城大は4ピッチで灌木帯へ。そこからロープをしまってハイマツと岩を登って?峰へ。
?峰からは登山口に履き替え剱岳本峰まで。?峰からの下りでダブル?ピッチのラッペルがあるが、他は歩きやすい道。山頂から岩場を下り、長次郎谷左股のガレを下ってBCまで。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(6:30)間違え富山大ルート(7:00〜8:00)魚津高ルート(8:20〜10:30)富山大ルート(11:50〜14:50)BC(16:10)
富山大ルートは実際の取り付きより左の凹角ハング下から取り付く。リードの小池が4、5m登ったところでパンプし、休み休み行くも、このまま登り続けるのは無理だと考え、取付から10m程の所にある残置ハーケンとシュリンゲを使い懸垂する。少し休憩して魚津高へ。
魚津高 1p目:凹角からカンテ上の終了点まで。30m ?+
2p目:カンテ上を行く。40m ?
3p目:リッジ〜草付。20m ?
もう一度富山大にチャレンジする。よくトポを見ると取付を間違えていたことに気付く。
富山大
1p目:小ハングを左へまく。20m ?+
2p目:左斜上したあと、もろいチムニー。正規のルートより右を登り、2,3p目をつなげる。50m ?+
3p目:左のバンドを行き、faceをのぼりリッジへ出る。35m ?+
4p目:リッジ。50m ? 5p目:リッジ。10m ?
9/8 晴れ
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(6:40)−池ノ谷乗越(7:30)−三の窓(8:00)−チンネ中央チムニー〜aバンドbクラック登攀開始(8:50)−チンネ頭(10:20-50)−池ノ谷乗越(11:05)−BC(11:35)
鹿島リード。井村の体調不良と怪しい雲行きのため、簡単なところを行く。4ピッチで。チンネからはクライムダウンで池ノ谷ガリーへ。
9/9 晴れ
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(4:15)中央ルンゼ取付(7:15)名古屋大ルート取付(11:30~12:00)?峰頭(18:00)?峰頭付近(19:00)=ビバーク
オリオンが燦然とする空の下、長次郎雪渓を下っていく。平蔵谷の雪渓にきわどいクレバスがあり慎重に通過する。中央ルンゼへは、中央ルンゼを少し超えたところで雪渓を降りて、平蔵谷左岸バンドを下って取り付く。
中央ルンゼ 1p目:F2から取り付く。40m ?
2p目:F4を左側のfaceをのぼり超える。50m ?
3p目:チムニー。50m ? 4p目:トポのF7。40m ?−
5p目:ビレー点の木から右へトラバースし草付交じりを直上。45m ?+
上部の小滝群をつめて、名古屋大ルート取付まで。
名古屋大 1p目:草付交じりのチムニーを直上した後、カンテを右へ回り込んでいく。50m ?+
2p目:草付を右へトラバースしてバンドを核心手前まで。25m ?
3p目:ハング下を左斜上しカンテに出る。正規のルートはそのカンテ沿いに登るのであったが、そこから左の凹角に入り、少しのぼる。左手にハーケンのラインがあったので、近くのリングボルトに鐙をかけて、体を振り子にして左にあるハーケンに鐙をかける。そこから、20m程上のテラスまでA1して、ブッシュ帯まで数mのぼる。すぐ上に太いハイ松があるところでザイルがいっぱいになったので、下のビレー点をのばしてもらい、ザイルを少し出してもらう。このピッチだけで3時間以上かかる。50m ?+ A1
4p目:草付交じり。50m ?〜?
5p目:チムニー〜草付で尾根上まで。40m ?
トハン終了後、?峰頭からBCと無線連絡し、安全の範囲で行動する旨を伝える。途中からラテルネをつけて行動する。?峰頭で、暗くて疲れている状態の中、行ったことのない?峰からの懸垂や?峰コルからルンゼを行くのは危険だと判断し、かつ、天気図から今晩の天気が持つことも分かっていたのでビバークすることにする。?峰頭と懸垂点の中間あたりの適当な場所で、ツェルトをはりビバークする。BCに今晩はビバークし、明日の朝に行動することを伝えて、温かいポカリを飲んで寝る。
勝亦
BC(16:50)−平蔵谷出合(17:35)−剱沢やや上流(17:45-18:15)−BC(20:15)
三木パーティが心配になって無線交信をするべく向かう。交信がとれ、BCに戻る。
井村=鹿島パーティ
BC(6:15)−チンネ左稜線取付(7:45)−チンネの頭(12:30)−BC着(13:50)
つるべで登る。11p。核心の?級は硬く、簡単で快適。
9/10 晴れ
勝亦=井村=鹿島パーティ
休養停滞。三木Pと朝無線交信。
小池=三木=井ノ上パーティ
?峰頭付近(8:45)?峰コル(9:15)BC(10:10)
暖かくなるのを待って出発する。?峰コルへ35m懸垂で降りる。?峰コルから長次郎谷へのルンゼは問題なく下れた。BCで勝亦さんたちが甘いココアで迎えてくれる。
9/11 曇りのち晴れ
勝亦=小池=井ノ上パーティ
BC(6:00)−チンネ左稜線登攀開始(7:45)−チンネ頭(12:00-20)−BC(13:10)
小池リード。計10ピッチくらい。勝亦はクライミングシューズを忘れ登山靴で。
井村=鹿島パーティ
BC(6:10)−久留米大ルート取付(6:40)−Dフェースの頭(9:40)−八ッ峰の頭(11:00)−本峰peak(12:05−30)−BC着(13:10)
Dフェースの頭から踏み跡を辿り?〜?級程度の岩場を快適に登る。?峰への登りからの下降に15m懸垂。その後も?〜?級程度の岩場があり、八ッ峰の頭まで。頭から本峰peakまでは懸垂1回。15m。
9/12 雨
BC(6:30)−室堂(11:50-13:00)
長次郎谷を下り剱沢を登って、剱沢小屋で全員揃い休憩。その後出発するが、少し遅れて出発した井村は皆の姿を見失い踏み跡を辿っていったが次第に不明瞭となり、はぐれる。とにかく稜線に出ようとして、踏み跡のようなところを登っていたところを、井村を探していた三木・小池・通りすがりのガイドさんに見つけられ合流。別山頂上方向へ向かっていたようだ。別山乗越付近では視界50、振られる風と雨。走れる夏道を室堂まで。
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現役の報告・ 2009年10月15日 (木)
【年月日】2009年8月19−26日(7−1)
【メンバー】L田中省(3 AL平塚(6 M岡戸 木城(1
【ルート】カウンナイ川〜トムラウシ〜ワセダ沢〜地獄谷〜五色沢〜五色岳〜ヌタプカンベツ川〜大石狩沢〜石狩岳〜岩間温泉〜音更川〜ニペソツ〜十勝三股
【メンバー】L田中省(3 AL平塚(6 M岡戸 木城(1
【ルート】カウンナイ川〜トムラウシ〜ワセダ沢〜地獄谷〜五色沢〜五色岳〜ヌタプカンベツ川〜大石狩沢〜石狩岳〜岩間温泉〜音更川〜ニペソツ〜十勝三股
<天気>
全体を通して天気が悪かった。特に前半は小雨〜雨の毎日で沢は常に若干増水気味であった。後半は曇りがちながら晴れることもあったが、ピークでは常にガスに捲かれた。
<時間とルート>
1日目 ポンカウンナイ出合(5:00)−Co980二股(10:30−50)−Co1320二股上(14::00)=C1
小雨。前日ポンカウンナイ出合でC0して入山。カウンナイ川下部の函は右岸捲く。Co1120の2つのFは1つ目左岸を捲き、2つ目は右岸を登る。Co1320オーバーハングFは右岸のFixロープをつかんで登る。M1人ザック吊り上げ。Co1340二股のFは中間尾根の捲き道を使い捲く。捲き途中にある、雨が降っていなければ快調そうなテン場で雨の中C1。増水に耐えられる。
2日目 C1(4:40)−天沼南コル(7:00)−北沼(8:00)−トムラウシAt(9:00)−地獄谷Co1080(15:00) =C22日目 C1(4:40)−天沼南コル(7:00)−北沼(8:00)−トムラウシAt(9:00)−地獄谷Co1080(15:00) =C2
小雨。天沼南コルの夏道まで上がり北沼へ。稜線上はガスガス。北沼にザックデポして水と食料もってトムラAt。ピークからはなにも見えず。北沼から東に行きワセダ沢を下る。上部の急な雪渓は横のガレジャリを行く。その後地図上の水線まで雪渓が断続的に続くが全て横をいけた。Co1400から小滝が続くがcdや捲き道で対処。下るに従い少し増水していた。地獄谷右岸の高台でC2。増水に耐えられ雨が降っても快調なテン場。
ワセダ沢Co1400の段差の連続
3日目 C2=C3
雨時々晴れ。発達する低気圧が北海道を通過するためStay。前日夜に温暖前線が通過し沢は濁流と化していた。テント内は地熱で暑く、Mの持ってきた肉類が次々と腐る。Lは21歳の初日を山の中で迎える。
4日目 C3(5:00)−五色岳(10:30)−忠別石室(12:00)=C4
雨時々曇り。寒冷前線はそれほど雨を降らせなかったため沢は1日で減水していた。五色沢はCo1120に10mのF、右岸草付を捲いてab10mで沢に戻る。Co1500付近の沢の最上部の岩の急登でM木城が足を踏み外し滑落。幸いたいした怪我はなかった。ルートを変えて隣の急なガレを行く。Co1600を過ぎると湿地帯になり五色沼まで水の流れをたどる。途中からシカ道となり夏道にあがり五色岳ピークまで。ピークからはかろうじて下の方が見えたが基本ガスガス。午前中の強めの雨と今後も降りそうであることからヌタプカンベツ川の増水への懸念、また悪天の中でのMの消耗と時間のかかり具合を考え、計画にはないが忠別石室に泊まることにした。夜、北海道上空に寒気が入る。と、ALが完全に腐った肉をおもむろにガスで調理し始めた。あまりの臭いに耐えかねた二階の登山者が窓を開ける音が聞こえ、途端隙間風が吹き込み、シュラフを持たないLは震える夜をすごした。
5日目 C4(5:30)−ヌタプカンベツ川林道終点(10:30)−大石狩沢出合林道上(12:00)=C5
雨時々晴れ。ヌタプカンベツ川を下る。Co1500からCo1350までFや小F、段差がいくつかあり、降りられないものは捲いた。この沢も少し増水していて歩きにくい。下部はだるい河原歩き。林道終点は地図上川の字の先あたりまで延びていた。
6日目C5(5:20)−石狩岳(9:30−10:00)−シュナイダー登山口(12:00)岩間温泉(13:00)=C6
曇り時々晴れ。大石狩沢はぬめった沢。Co1440の7mのFは右岸捲く。Co1600から雪渓が出てくるが左岸の雪渓横を行く。Co1700の二股を左に入り沢をつめて夏道まで。あとは石狩岳ピークまで。ピー缶の岡戸から例によって缶詰が出る。ピークからは時折大雪の山並みが垣間見えたが、まあガスガス。これで3つ目とぼやいてシュナイダー尾根を下る。林道をあるいて岩間温泉まで。途中渡渉1回。
7日目 C6(4:55)−天狗のコル(11:00−12:00)ニペソツ(13:45-14:00)−天狗のコル(15:30)=C7 晴れ。音更川は何もなく、シカ道豊富で倒木の多いブタ沢。途中ALが猿の腰掛けを拾った。Mの突き上げにより持ち帰ることに。ALは高値で売れたら猿の腰掛けコンパをやるなどと話している。下部はシカ道を使いとばして行く。Co1190が三股になっていて左を行く。Co1450二股を右に行きCo1520二股を左に行く。その後全て左を行き少し藪をこぐとちょうど夏道上のテン場のような開けたところに出た。テント設営後、ニペAt。ピークだけガスガスで展望なし。大雪の山は非情だ。いやLの人徳の不足ゆえか・・・。
8日目 C7(5:40)−登山口(6:45)−十勝三股
晴れ。夏道を下り登山口まで。林道を歩いていると途中で後ろからきた車が十勝三股まで乗せてくれた。各々ヒッチで帯広まで行きはげ天へ。
<パーティ>1年班夏メイン大雪 貫徹!
全体を通して天気が悪かった。特に前半は小雨〜雨の毎日で沢は常に若干増水気味であった。後半は曇りがちながら晴れることもあったが、ピークでは常にガスに捲かれた。
<時間とルート>
1日目 ポンカウンナイ出合(5:00)−Co980二股(10:30−50)−Co1320二股上(14::00)=C1
小雨。前日ポンカウンナイ出合でC0して入山。カウンナイ川下部の函は右岸捲く。Co1120の2つのFは1つ目左岸を捲き、2つ目は右岸を登る。Co1320オーバーハングFは右岸のFixロープをつかんで登る。M1人ザック吊り上げ。Co1340二股のFは中間尾根の捲き道を使い捲く。捲き途中にある、雨が降っていなければ快調そうなテン場で雨の中C1。増水に耐えられる。
2日目 C1(4:40)−天沼南コル(7:00)−北沼(8:00)−トムラウシAt(9:00)−地獄谷Co1080(15:00) =C22日目 C1(4:40)−天沼南コル(7:00)−北沼(8:00)−トムラウシAt(9:00)−地獄谷Co1080(15:00) =C2
小雨。天沼南コルの夏道まで上がり北沼へ。稜線上はガスガス。北沼にザックデポして水と食料もってトムラAt。ピークからはなにも見えず。北沼から東に行きワセダ沢を下る。上部の急な雪渓は横のガレジャリを行く。その後地図上の水線まで雪渓が断続的に続くが全て横をいけた。Co1400から小滝が続くがcdや捲き道で対処。下るに従い少し増水していた。地獄谷右岸の高台でC2。増水に耐えられ雨が降っても快調なテン場。
ワセダ沢Co1400の段差の連続
3日目 C2=C3
雨時々晴れ。発達する低気圧が北海道を通過するためStay。前日夜に温暖前線が通過し沢は濁流と化していた。テント内は地熱で暑く、Mの持ってきた肉類が次々と腐る。Lは21歳の初日を山の中で迎える。
4日目 C3(5:00)−五色岳(10:30)−忠別石室(12:00)=C4
雨時々曇り。寒冷前線はそれほど雨を降らせなかったため沢は1日で減水していた。五色沢はCo1120に10mのF、右岸草付を捲いてab10mで沢に戻る。Co1500付近の沢の最上部の岩の急登でM木城が足を踏み外し滑落。幸いたいした怪我はなかった。ルートを変えて隣の急なガレを行く。Co1600を過ぎると湿地帯になり五色沼まで水の流れをたどる。途中からシカ道となり夏道にあがり五色岳ピークまで。ピークからはかろうじて下の方が見えたが基本ガスガス。午前中の強めの雨と今後も降りそうであることからヌタプカンベツ川の増水への懸念、また悪天の中でのMの消耗と時間のかかり具合を考え、計画にはないが忠別石室に泊まることにした。夜、北海道上空に寒気が入る。と、ALが完全に腐った肉をおもむろにガスで調理し始めた。あまりの臭いに耐えかねた二階の登山者が窓を開ける音が聞こえ、途端隙間風が吹き込み、シュラフを持たないLは震える夜をすごした。
5日目 C4(5:30)−ヌタプカンベツ川林道終点(10:30)−大石狩沢出合林道上(12:00)=C5
雨時々晴れ。ヌタプカンベツ川を下る。Co1500からCo1350までFや小F、段差がいくつかあり、降りられないものは捲いた。この沢も少し増水していて歩きにくい。下部はだるい河原歩き。林道終点は地図上川の字の先あたりまで延びていた。
6日目C5(5:20)−石狩岳(9:30−10:00)−シュナイダー登山口(12:00)岩間温泉(13:00)=C6
曇り時々晴れ。大石狩沢はぬめった沢。Co1440の7mのFは右岸捲く。Co1600から雪渓が出てくるが左岸の雪渓横を行く。Co1700の二股を左に入り沢をつめて夏道まで。あとは石狩岳ピークまで。ピー缶の岡戸から例によって缶詰が出る。ピークからは時折大雪の山並みが垣間見えたが、まあガスガス。これで3つ目とぼやいてシュナイダー尾根を下る。林道をあるいて岩間温泉まで。途中渡渉1回。
7日目 C6(4:55)−天狗のコル(11:00−12:00)ニペソツ(13:45-14:00)−天狗のコル(15:30)=C7 晴れ。音更川は何もなく、シカ道豊富で倒木の多いブタ沢。途中ALが猿の腰掛けを拾った。Mの突き上げにより持ち帰ることに。ALは高値で売れたら猿の腰掛けコンパをやるなどと話している。下部はシカ道を使いとばして行く。Co1190が三股になっていて左を行く。Co1450二股を右に行きCo1520二股を左に行く。その後全て左を行き少し藪をこぐとちょうど夏道上のテン場のような開けたところに出た。テント設営後、ニペAt。ピークだけガスガスで展望なし。大雪の山は非情だ。いやLの人徳の不足ゆえか・・・。
8日目 C7(5:40)−登山口(6:45)−十勝三股
晴れ。夏道を下り登山口まで。林道を歩いていると途中で後ろからきた車が十勝三股まで乗せてくれた。各々ヒッチで帯広まで行きはげ天へ。
<パーティ>1年班夏メイン大雪 貫徹!
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現役の報告・ 2009年8月20日 (木)
【年月日】2009年8月5日〜8日(4-0)
【ルート】サッシビチャリ川1839峰南面右股直登沢〜コイカク夏道尾根esc.
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
Co1040付近多段滑滝と反り返り気味の雪渓
【ルート】サッシビチャリ川1839峰南面右股直登沢〜コイカク夏道尾根esc.
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
Co1040付近多段滑滝と反り返り気味の雪渓
<時間とルート>
1日目 サッシビチャリ川(9:00)西沢出合(11:00〜12:00)1839峰直登沢出合(12:30)=C1
晴れわたる中、サッシビチャリ川左岸の林道を歩く。林道を詰めて入渓するとすぐに函。中を泳いで行き、最後の段差は右岸を捲く。泳いでいる時にALは立て続けに3度も地図を流した挙句、無くしていた。河原を少し歩くとまた函。水量が多そうだったため右岸捲き。途中西沢出合でLのザックと10日分の食料をデポし、1839峰南面直登沢出合まで。Lは乗越して帰ってくるまでAt.装備。早く着いたので、行けるところまでLとALで偵察に行く。4m釜持段差でシュリンゲfix、つるりとしたぬめった7mは左岸軍手でクリーニングしつつ、フリクション利かせて登り、お助け紐をfixして帰る。後は入山祝い。月の明るい夜。
39南面前日夜。明るい満月と焚火
2日目 直登沢出合(5:15)Co1040多段大ナメ滝上(8:00)Co1440二股(13:00)前衛峰最低コル(14:45)1839峰(15:15)=C2
快晴。Co640付近左岸からの支沢の流れ込みとガレルンゼを見ると岩盤質の段差が連続する。逆噴射の段差や胸まで浸かる函があったりして楽しい。左股沢を過ぎると10m位の滑滝。先に寒い函と段差があることがわかっているので、右岸草付からまとめて捲く。お助け紐fixの滝上、ハング釜持段差は右岸から小さく捲き、バランスを強いられるc.d。いくつか段差を越すと雪渓。上を行くが降口悪く、バイルでステップ切って左岸岩と雪渓の脇を走る。崩壊したグズグズの雪渓を越えるとCo800三股のような所となって、右の本流には15mハング。右岸ルンゼ使って乗越す。
ニセヤオロ南西面直登沢との出合から長い雪渓が地図上Co1040二股になっている所まで。Co1040付近、本流からは大きな岩壁を滝が二条となって注いできていた。手前のほうの滝は多段の滑滝で直登可能、奥の滝は傾斜が強そうだった。2つの滝に挟まれた中央には広い岩壁が広がり、こちらも登れそう。雪渓は滝の2つの落口で崩壊していて、中央岩壁の所は残っているが、中央が陥没気味、クラックが走っていて崩れそうで不気味。雪渓のどん詰まりからは降りることができず、少し下より右岸を走る傾斜の緩い、長いバンドに乗る。
バンドからの降口に悩むが、ガバを使って立った岩壁をtrv.。お助け紐を引っ張っていって、途中支点を作り、ザックはこれを使って振り子trv.のようにして崩れた雪渓の上に下ろす。空身で一人ずつtrv.して、そこからc.dし、ザックを回収して崩れた雪渓の上を対岸まで走って多段ナメ滝の下へ。この通過は、上に中央岩壁に架かったクラックの走る雪渓を上に望みながらのもので、気持ち悪い。滑滝は快調に登る。上の屈曲先も合わせて10段位の滑滝が奥のほうの滝の落口まであった。
Co1140二股は上部狭い滑滝。上部のチムニー登りでMが足を滑らせてスリップ。途中の段差で止まり、約4mの滑落。残置使ってLがa.bし、駆けつけると幸い捻挫で済んだ。様子を聞いてみると、今までにない腫れだが、なんとか行けそうということであったので、LがMのザックを背負い、登ることにする。この滝を抜けたすぐ上にもチムニー登りを強いられる段差。ALが先行してお助け紐fix。少し行くと山谷の写真の滝で、上部はつるつる。右岸岩壁登って小さく捲くことにする。1p目、ザイル引っ張りお助けでピン取りながら岩壁登れそうなところを斜上するが細かい。細い潅木でザイルfixし、お助け紐でザック釣り上げ。M登攀中にお助け紐引っ張って2p目、岩に乗った草付をだまして登り、岩にハーケンを打ってそこから斜めにc.d。抜けるとCo1280二股、地図上は三股のようになっているが、最右股はほぼ水無し。最左股は5m垂壁、中股登って落石と土の乗った緩いところをtrv.して落ち口まで。悪いのでMは確保して垂壁をダイレクトに直上させると、途中残置があったそうだ。上は滑滝、スケールは上まで合わせると30m位。上が微妙で紐垂らす。その上も滑滝続くが、岩の層が斜めに走っていて、ホールドスタンスはほとんど外傾して細かく全て微妙、山谷の記述が頷けた。スケールもあるので、計3回紐を垂らし、ザックつり上げなども交える。水量は少ないのだが何故か深く釜を持つ滑り台のような滝を上部全身のフリクション使ってガッツで抜けると、相変わらず登り難い滑滝が続くが、核心は抜けたようで息を切らせながら登っていく。Co1440は水量は少ないが、広い草付が見えたので右に、その上も右に行くと、急な草付となりほぼ藪こぎなく前衛峰とのコルへ出た。空身でピークat.するが、結局荷物を取りに戻ることとなる。薪とポールをかき集め、ピークでC2。夕方にはブロッケン現象が見られ、夕焼け、満月の美しい夜。
遠く雲に浮かぶカムエク、幌尻を望む
3日目 C2(7:00)ヤオロマップ岳(10:30)コイカクシュ札内岳(14:00)コイカク沢河原(16:15)=C3
晴れ。Mの足の様子からサッシビチャリ川に下るのを諦め、計画にはないが携帯で下山連絡者に事情を伝えてコイカク夏尾根を下ることにする。出発直前に単独登山者が来て、ヤオロを10分下ると水が流れているという情報を教えてもらう。重荷と暑さに苦しみながらだるい道をヤオロまで。ヤオロからはL、Mがコイカクに向かい、ALは水を汲みに下まで行ってから向かうことに。だるい道をヒラヒラになりながらコイカク沢まで。ナナシ沢の奥二股までに雪渓が残り、39北面にもかなり下のほうから長い雪渓が架かっているのが見えた。沢を少し行ったところでC3。なんとALとMのザックからはパー食が出た。
4日目 C3(6:15)コイカク登山口(8:30)
沢を下って登山口へ。
<パーティー>
沢メイン2年班敗退。
1日目 サッシビチャリ川(9:00)西沢出合(11:00〜12:00)1839峰直登沢出合(12:30)=C1
晴れわたる中、サッシビチャリ川左岸の林道を歩く。林道を詰めて入渓するとすぐに函。中を泳いで行き、最後の段差は右岸を捲く。泳いでいる時にALは立て続けに3度も地図を流した挙句、無くしていた。河原を少し歩くとまた函。水量が多そうだったため右岸捲き。途中西沢出合でLのザックと10日分の食料をデポし、1839峰南面直登沢出合まで。Lは乗越して帰ってくるまでAt.装備。早く着いたので、行けるところまでLとALで偵察に行く。4m釜持段差でシュリンゲfix、つるりとしたぬめった7mは左岸軍手でクリーニングしつつ、フリクション利かせて登り、お助け紐をfixして帰る。後は入山祝い。月の明るい夜。
39南面前日夜。明るい満月と焚火
2日目 直登沢出合(5:15)Co1040多段大ナメ滝上(8:00)Co1440二股(13:00)前衛峰最低コル(14:45)1839峰(15:15)=C2
快晴。Co640付近左岸からの支沢の流れ込みとガレルンゼを見ると岩盤質の段差が連続する。逆噴射の段差や胸まで浸かる函があったりして楽しい。左股沢を過ぎると10m位の滑滝。先に寒い函と段差があることがわかっているので、右岸草付からまとめて捲く。お助け紐fixの滝上、ハング釜持段差は右岸から小さく捲き、バランスを強いられるc.d。いくつか段差を越すと雪渓。上を行くが降口悪く、バイルでステップ切って左岸岩と雪渓の脇を走る。崩壊したグズグズの雪渓を越えるとCo800三股のような所となって、右の本流には15mハング。右岸ルンゼ使って乗越す。
ニセヤオロ南西面直登沢との出合から長い雪渓が地図上Co1040二股になっている所まで。Co1040付近、本流からは大きな岩壁を滝が二条となって注いできていた。手前のほうの滝は多段の滑滝で直登可能、奥の滝は傾斜が強そうだった。2つの滝に挟まれた中央には広い岩壁が広がり、こちらも登れそう。雪渓は滝の2つの落口で崩壊していて、中央岩壁の所は残っているが、中央が陥没気味、クラックが走っていて崩れそうで不気味。雪渓のどん詰まりからは降りることができず、少し下より右岸を走る傾斜の緩い、長いバンドに乗る。
バンドからの降口に悩むが、ガバを使って立った岩壁をtrv.。お助け紐を引っ張っていって、途中支点を作り、ザックはこれを使って振り子trv.のようにして崩れた雪渓の上に下ろす。空身で一人ずつtrv.して、そこからc.dし、ザックを回収して崩れた雪渓の上を対岸まで走って多段ナメ滝の下へ。この通過は、上に中央岩壁に架かったクラックの走る雪渓を上に望みながらのもので、気持ち悪い。滑滝は快調に登る。上の屈曲先も合わせて10段位の滑滝が奥のほうの滝の落口まであった。
Co1140二股は上部狭い滑滝。上部のチムニー登りでMが足を滑らせてスリップ。途中の段差で止まり、約4mの滑落。残置使ってLがa.bし、駆けつけると幸い捻挫で済んだ。様子を聞いてみると、今までにない腫れだが、なんとか行けそうということであったので、LがMのザックを背負い、登ることにする。この滝を抜けたすぐ上にもチムニー登りを強いられる段差。ALが先行してお助け紐fix。少し行くと山谷の写真の滝で、上部はつるつる。右岸岩壁登って小さく捲くことにする。1p目、ザイル引っ張りお助けでピン取りながら岩壁登れそうなところを斜上するが細かい。細い潅木でザイルfixし、お助け紐でザック釣り上げ。M登攀中にお助け紐引っ張って2p目、岩に乗った草付をだまして登り、岩にハーケンを打ってそこから斜めにc.d。抜けるとCo1280二股、地図上は三股のようになっているが、最右股はほぼ水無し。最左股は5m垂壁、中股登って落石と土の乗った緩いところをtrv.して落ち口まで。悪いのでMは確保して垂壁をダイレクトに直上させると、途中残置があったそうだ。上は滑滝、スケールは上まで合わせると30m位。上が微妙で紐垂らす。その上も滑滝続くが、岩の層が斜めに走っていて、ホールドスタンスはほとんど外傾して細かく全て微妙、山谷の記述が頷けた。スケールもあるので、計3回紐を垂らし、ザックつり上げなども交える。水量は少ないのだが何故か深く釜を持つ滑り台のような滝を上部全身のフリクション使ってガッツで抜けると、相変わらず登り難い滑滝が続くが、核心は抜けたようで息を切らせながら登っていく。Co1440は水量は少ないが、広い草付が見えたので右に、その上も右に行くと、急な草付となりほぼ藪こぎなく前衛峰とのコルへ出た。空身でピークat.するが、結局荷物を取りに戻ることとなる。薪とポールをかき集め、ピークでC2。夕方にはブロッケン現象が見られ、夕焼け、満月の美しい夜。
遠く雲に浮かぶカムエク、幌尻を望む
3日目 C2(7:00)ヤオロマップ岳(10:30)コイカクシュ札内岳(14:00)コイカク沢河原(16:15)=C3
晴れ。Mの足の様子からサッシビチャリ川に下るのを諦め、計画にはないが携帯で下山連絡者に事情を伝えてコイカク夏尾根を下ることにする。出発直前に単独登山者が来て、ヤオロを10分下ると水が流れているという情報を教えてもらう。重荷と暑さに苦しみながらだるい道をヤオロまで。ヤオロからはL、Mがコイカクに向かい、ALは水を汲みに下まで行ってから向かうことに。だるい道をヒラヒラになりながらコイカク沢まで。ナナシ沢の奥二股までに雪渓が残り、39北面にもかなり下のほうから長い雪渓が架かっているのが見えた。沢を少し行ったところでC3。なんとALとMのザックからはパー食が出た。
4日目 C3(6:15)コイカク登山口(8:30)
沢を下って登山口へ。
<パーティー>
沢メイン2年班敗退。
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現役の報告・ 2009年8月5日 (水)
【年月日】2009/7/31-8/2(3-0)
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
ポントナシベツ南喜東面大滝1p目
<時間とルート>
7/31 夕張登山口分岐(17:00)滝の沢川過ぎ(18:30)=C1
晴れ。夕張登山口分岐を過ぎるとすぐにゲート。ここより林道を歩くことになる。桔梗川に架かる橋を過ぎ、しばらく行った分岐から入渓。河原は幅があり、浅いが河原いっぱいに水が流れている。滝の沢川過ぎでC1。流木豊富。
8/1 C1(5:00)肌寒沢(6:00)Co付近函手前(7:00)直登沢大滝下(12:30)-大滝上(16:00)F2手前雪渓(16:20)−左岸尾根捲き途中=B.V.2
晴れ。肌寒沢過ぎ左岸の土砂の壁過ぎよりゴーロ状。Co690付近支沢手前に2段段差、Co690付近支沢に雪渓。Co750付近支沢(コルの沢)手前に函と崩壊した雪渓。函は少し先までで、途中段差いくつか。Co800付近に2段15m、右岸のバンド進み、リス沿いに登って、そこから岩のフェースを直上できそうだったが、バンド上・リス内に土砂が堆積していやらしそう。右岸上のほうには笹の緩傾斜帯があり、支沢入ってtrv.してそこに入れそうだったので、捲くことにする。思いのほか支沢からの泥壁草付が悪く、お助け紐垂らす。樹林内をtrv.して笹帯にab.7m、そこからbush trv.して滝落口まで。降口は一つしかない。Co840手前右岸ルンゼ付近に雪渓あり、降口悪い。Co840右岸からの大きな支沢過ぎに釜持2段15m、共に左岸直登、2段目はtop空身でお助け紐引っ張りザック釣り上げ。
釜持2段の登攀
少し行くと函状、入口は釜持段差、泳いで左岸水流際行く。先に雪渓、乗降口悪い。すぐに釜持C.S 7m、右岸空身でお助け紐垂らす。すぐに雪渓、詰めるとCo880の右岸支沢。降口に5mの滝、雪渓上からは登れるか判断できなかった。支沢の雪渓少し行って、泥壁trv.後、少し下ってab.。先にも雪渓、途中途切れてた。詰めるとCo980支沢を正面に見て、本流は左に屈曲。降口に函滝あるが、雪渓上から左岸捲く。すぐに7mの滝、直登不能で左岸から捲く。土砂堆積した岩から草付に移ってお助け紐1p、そこから水平にtrv.に1p。trv.は岩の上に土砂が堆積していて悪い。
そこから大雪渓、本流は右に折れて大滝が架かっている。詰めると二股になっていて、大きな滝が2つ架かっている。
大雪渓を詰めて、黒光りする大滝へ
直登沢の大滝左側から雪渓を降り、左手のルンゼ内でビレーをしてもらい、大滝を直登する。1p目、緩い岩をtrv.して、岩のフェース内の水の流れるルンゼを跨ぎ、土砂の堆積した岩のクラックを3m直上してテラスへ(20m)。リードは空身でザック釣り上げ。
2p目、フェースを直上して、大滝最上部のハングを右手に見つつ、ハング横の脆いクラックを2m直上して草付に逃げる(50m)。ハング横までは色々ルートが取れそう。2p目フォロー登攀中に、先程通過した雪渓が崩壊する。大滝すぐ上に5mの滝、右岸斜上。微妙なためお助け紐垂らす。上には段差いくつか。1回お助け紐垂らす。C.Sの段差上には雪渓。乗口悪く、左岸の緩い岩壁から草付までお助け紐1p。雪渓に乗って詰めるとまた3段60m大滝(F2だと思われる)。時間を見つつ、ルートを探すが、取り付き難い。左岸は緩い岩壁が尾根まで続いているのでそこを登り、尾根から捲くことにする。尾根までお助け紐1p。途中で時間切れとなり、笹を切り開いてB.V.2。暗闇の中、Lはルンゼを70m ab.して水を汲みに行く。暗くなる前に偵察に行くと、F2の上にも大きそうな滝があった。
8/2 B.V.2(5:00)稜上(10:30)芦別(13:00)新道登山口(15:30)
1時から雨。出発時に一時止むが、その後はずっと土砂降り。尾根を進み、a.bできるところを探す。直登沢の斜面にa.b.25m。下に雪渓と大きな滝が見える。雨の強さやこの先に見える大きな滝の処理等時間がかかることが予想されたため、直登を諦め尾根を進むことにする。概ね漕ぎやすいbushだが所々ハイマツがうざい。大雨降る中、ガスガスで風強く消耗。稜上からは踏み後などなく、ガスガスの中迷いつつ芦別へ。後は新道を下山。
<パーティー>
2年班沢メイン最終準山。ルート調べ不足、滝の判断一部ミス、大滝に時間かけすぎた。厳しい沢を対処できた。雪渓の状態に左右されるところが大きいと感じた。
7/31 夕張登山口分岐(17:00)滝の沢川過ぎ(18:30)=C1
晴れ。夕張登山口分岐を過ぎるとすぐにゲート。ここより林道を歩くことになる。桔梗川に架かる橋を過ぎ、しばらく行った分岐から入渓。河原は幅があり、浅いが河原いっぱいに水が流れている。滝の沢川過ぎでC1。流木豊富。
8/1 C1(5:00)肌寒沢(6:00)Co付近函手前(7:00)直登沢大滝下(12:30)-大滝上(16:00)F2手前雪渓(16:20)−左岸尾根捲き途中=B.V.2
晴れ。肌寒沢過ぎ左岸の土砂の壁過ぎよりゴーロ状。Co690付近支沢手前に2段段差、Co690付近支沢に雪渓。Co750付近支沢(コルの沢)手前に函と崩壊した雪渓。函は少し先までで、途中段差いくつか。Co800付近に2段15m、右岸のバンド進み、リス沿いに登って、そこから岩のフェースを直上できそうだったが、バンド上・リス内に土砂が堆積していやらしそう。右岸上のほうには笹の緩傾斜帯があり、支沢入ってtrv.してそこに入れそうだったので、捲くことにする。思いのほか支沢からの泥壁草付が悪く、お助け紐垂らす。樹林内をtrv.して笹帯にab.7m、そこからbush trv.して滝落口まで。降口は一つしかない。Co840手前右岸ルンゼ付近に雪渓あり、降口悪い。Co840右岸からの大きな支沢過ぎに釜持2段15m、共に左岸直登、2段目はtop空身でお助け紐引っ張りザック釣り上げ。
釜持2段の登攀
少し行くと函状、入口は釜持段差、泳いで左岸水流際行く。先に雪渓、乗降口悪い。すぐに釜持C.S 7m、右岸空身でお助け紐垂らす。すぐに雪渓、詰めるとCo880の右岸支沢。降口に5mの滝、雪渓上からは登れるか判断できなかった。支沢の雪渓少し行って、泥壁trv.後、少し下ってab.。先にも雪渓、途中途切れてた。詰めるとCo980支沢を正面に見て、本流は左に屈曲。降口に函滝あるが、雪渓上から左岸捲く。すぐに7mの滝、直登不能で左岸から捲く。土砂堆積した岩から草付に移ってお助け紐1p、そこから水平にtrv.に1p。trv.は岩の上に土砂が堆積していて悪い。
そこから大雪渓、本流は右に折れて大滝が架かっている。詰めると二股になっていて、大きな滝が2つ架かっている。
大雪渓を詰めて、黒光りする大滝へ
直登沢の大滝左側から雪渓を降り、左手のルンゼ内でビレーをしてもらい、大滝を直登する。1p目、緩い岩をtrv.して、岩のフェース内の水の流れるルンゼを跨ぎ、土砂の堆積した岩のクラックを3m直上してテラスへ(20m)。リードは空身でザック釣り上げ。
2p目、フェースを直上して、大滝最上部のハングを右手に見つつ、ハング横の脆いクラックを2m直上して草付に逃げる(50m)。ハング横までは色々ルートが取れそう。2p目フォロー登攀中に、先程通過した雪渓が崩壊する。大滝すぐ上に5mの滝、右岸斜上。微妙なためお助け紐垂らす。上には段差いくつか。1回お助け紐垂らす。C.Sの段差上には雪渓。乗口悪く、左岸の緩い岩壁から草付までお助け紐1p。雪渓に乗って詰めるとまた3段60m大滝(F2だと思われる)。時間を見つつ、ルートを探すが、取り付き難い。左岸は緩い岩壁が尾根まで続いているのでそこを登り、尾根から捲くことにする。尾根までお助け紐1p。途中で時間切れとなり、笹を切り開いてB.V.2。暗闇の中、Lはルンゼを70m ab.して水を汲みに行く。暗くなる前に偵察に行くと、F2の上にも大きそうな滝があった。
8/2 B.V.2(5:00)稜上(10:30)芦別(13:00)新道登山口(15:30)
1時から雨。出発時に一時止むが、その後はずっと土砂降り。尾根を進み、a.bできるところを探す。直登沢の斜面にa.b.25m。下に雪渓と大きな滝が見える。雨の強さやこの先に見える大きな滝の処理等時間がかかることが予想されたため、直登を諦め尾根を進むことにする。概ね漕ぎやすいbushだが所々ハイマツがうざい。大雨降る中、ガスガスで風強く消耗。稜上からは踏み後などなく、ガスガスの中迷いつつ芦別へ。後は新道を下山。
<パーティー>
2年班沢メイン最終準山。ルート調べ不足、滝の判断一部ミス、大滝に時間かけすぎた。厳しい沢を対処できた。雪渓の状態に左右されるところが大きいと感じた。
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現役の報告・ 2009年8月4日 (火)
【年月日】2009年8月1−2日(2−0)
【メンバー】L平塚(6 AL田中省(3 M井ノ上 木城(1
【メンバー】L平塚(6 AL田中省(3 M井ノ上 木城(1
<時間とルート>
登山口駐車場4:25→入渓4:30→CS滝終了6:30→夏道8:30→狩場山頂9:20-40→夏道10:10-30→Co.700付近13:30=C1→C1発7:05→車7:15
駐車場は、林道が本流Co680を渡る所=新道登山口にある。そこにC0。入渓してちょっと歩くと7mのF、右岸直登。一応ゴボウ用にザイルfixしたが、誰も使わなかった。その後2段15m、ちょっと泳いで左岸直登。ザイルfixプルージック。Co760に函F、落差3〜4m。LとM井は空身で泳いで取り付き、突っ張って登る。ザックつり上げ。ALとM木は右岸を捲く。直後にCSのF、2〜3m。Lが右岸側璧を登るも微妙なので、F手前の左岸登る。シュリンゲ垂らす。あとは河原。10分足らずの藪漕ぎで、コル北Co1200ぐらいの夏道に出る。荷物depoしてピークAt.。帰りも同じ所から下る。上部ちょっと歩きづらい。CSのFはブッシュつかんでc.d.。函Fは右岸捲く。2段15mは左岸abしてちょっと泳ぐ。7mF右岸ab。右岸の木には残置シュリンゲがあった。7mFを降りた所に良いテン場があったのでC1。大きな増水には耐えられそうにないが、逃げられそうな場所。夜から翌日にかけ、雨が降ったりやんだり。翌日下山。
<パーティ>南日高プチメイン準山。Fの対処、井ノ上の沢慣れできた。
登山口駐車場4:25→入渓4:30→CS滝終了6:30→夏道8:30→狩場山頂9:20-40→夏道10:10-30→Co.700付近13:30=C1→C1発7:05→車7:15
駐車場は、林道が本流Co680を渡る所=新道登山口にある。そこにC0。入渓してちょっと歩くと7mのF、右岸直登。一応ゴボウ用にザイルfixしたが、誰も使わなかった。その後2段15m、ちょっと泳いで左岸直登。ザイルfixプルージック。Co760に函F、落差3〜4m。LとM井は空身で泳いで取り付き、突っ張って登る。ザックつり上げ。ALとM木は右岸を捲く。直後にCSのF、2〜3m。Lが右岸側璧を登るも微妙なので、F手前の左岸登る。シュリンゲ垂らす。あとは河原。10分足らずの藪漕ぎで、コル北Co1200ぐらいの夏道に出る。荷物depoしてピークAt.。帰りも同じ所から下る。上部ちょっと歩きづらい。CSのFはブッシュつかんでc.d.。函Fは右岸捲く。2段15mは左岸abしてちょっと泳ぐ。7mF右岸ab。右岸の木には残置シュリンゲがあった。7mFを降りた所に良いテン場があったのでC1。大きな増水には耐えられそうにないが、逃げられそうな場所。夜から翌日にかけ、雨が降ったりやんだり。翌日下山。
<パーティ>南日高プチメイン準山。Fの対処、井ノ上の沢慣れできた。
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現役の報告・ 2009年7月24日 (金)
【年月日】2009年7月17−18日(2−0)
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:井村、鹿島(2
<時間とルート>
オコツナイ川河口(5:00)Co320滝上(10:30〜10:50)オコツナイ岳(16:00)小田西川Co560付近=C1(18:30 /7:00)小田西本流出合(7:45)小田西川林道終点(9:00)
晴れ。河口から右岸踏み後を辿って入渓。河口付近の為か水量多く、また巨岩のゴーロ地帯の為徒渉や捲きを繰り返しながら進む。Co210の地図上の滝マークに直瀑25mの滝。右岸草付を捲く。泥壁のステップが決まらず、途中シュリンゲ垂らす。しばらく行くと函状になり、へつったりしながら行くと、水流が強くなってきてお助け紐1p fix。記録と照らし合わせて水量が多いことを認識する。すぐ8mの滝。ザイル出して左岸を直登しfix。途中RCCがあった。すぐ上に釜持段差。中行くには水量多く、左岸へつるも失敗し、右岸を小さく捲くことにする。出だし脆く細かい岩と泥壁をお助け紐1p出しfix。ワンポイントだが悪い。抜けるとすぐに次の釜持段差。水量強く、釜にすごい泡が立っている。右岸左岸を見つつ、散々悩んだ挙句泳いで右岸から水際を斜上。ハーケン打ってA1。お助け紐引っ張って fix。段差のすぐ先にも段差があり、屈曲しているが、屈曲部で跳ね返った大量の水がすごい勢いで跳ね上がってきていてその先を覗けない。残念だが諦めて右岸泥壁草付を捲くことにしてザイル1p 50m出しfix。泥が粘土質でよく滑りステップ決まらず、また岩肌の上に泥がベルグラ状に乗っただけのような箇所がいくつかあり悪い。屈曲段差先は記録通り大滝であった。大滝下の釜も洗濯機のようにグルグル回っている。大滝上の釜持段差も水量強く、時間がかかりそうだったので、その落口を目指して捲くことにする。高度感あるtrv.をお助け紐2p伸ばして落口まで。落口すぐ上に何でもない釜があるが、水量多く、流されると滝を落ちて釜につかまってしまうので気を遣う。
すぐ上で小休止。時間読みをオーバーしているが、水量が強かったり、ザイル判断のミスが主な原因で、ここからは時間読み通り行けるだろうという読みで、小田西途中にテンパることにして先に進める。ここからは一変して河原歩きだが水量が多いようで周囲の草がなぎ倒されていた。Co470二股を左に入ると、bush近い釈然としない積丹系の河原歩き。途中段差がいくつか。Co740付近に2段20mの滝。右岸ルンゼ左脇にかかるハングした木にシュリンゲがかかっていたが、取り付いてみるとハングの木登りが非常に厳しく、木も全体重預けるのには信用ならないのでやめる。右岸ルンゼ上部ボロボロの泥の固まった岩壁を少し登り、左手の泥壁草付に逃げて直上。お助け紐1p fix。高度感はないが絶妙。この先はステップ切って泥壁trv.し、滝2段目の落口まで。その後もいくつかお助け紐垂らした似たような岩質のボロボロの小滝があった。Co820付近の草付スラブは、水量の多い正面右手草に隠された滑滝を登る。ザイル50m 1p引っ張りfix。沢型を詰めて、尾根上に出る。岩壁に当たり、基部をtrv.し、灌木、笹時々ハイマツのmixを漕いでオコツナイ岳まで。ピークからは北に進んで、小田西川の支流を下る。途中Mの一人がへばって、Lがザックを背負う。水が出てきたと思ったら伏流し、大分下ってから再度水が出る。Co800〜700付近の滝でab. 20m 1p。残置があった。この先少し行くと平坦になってbush近く、切り開けばどこでも泊まれそう。Co580付近左岸を切り開いてC1。
C1からは苔むした河原歩き。途中再度伏流し、本流出合近くで流れが戻る。途中ぱらぱらと雨が降ってきて焦るが一時的なものだった。本流からは何故か水量が多い巨岩帯を、渡渉と捲きを繰り返して堤防まで。捲きの途中にはfixロープや所々ピンクテープがあった。堤防からは左岸を走る林道にのり、下山。
<パーティー>
2年班準山2.5回目。沢に対して、総合的に判断・対処できた。水流の強い釜や釜持段差・捲き等の泥壁草付・脆い滝等いやらしい所の通過できた。また、体力・緊張感持続の確認、長時間行動できた。パーティー全体として沢の危険認識甘い。
・ウエストポーチについて
今回はLがザックを持っていかず、ウエストポーチのみであるという空荷同然で行ったが、連暴帯通過のザック釣り上げやそれに使う体力等、突破力・機動力といった面から、非常に進めやすかった。慣れればより突破力、スピードが上がると思う。反面重いものをウエストポーチに入れて歩いていると腹部・背部が締め付けられ、かつ普段使わない筋肉が痛くなり、不快調だった。また、重荷を背負っていないので、バランスを強いられる滝・捲きでのザイル・M判断が難しかった。今後は肩に背負えるずだ袋タイプのもので慣れて、メインに備えたい。
オコツナイ川河口(5:00)Co320滝上(10:30〜10:50)オコツナイ岳(16:00)小田西川Co560付近=C1(18:30 /7:00)小田西本流出合(7:45)小田西川林道終点(9:00)
晴れ。河口から右岸踏み後を辿って入渓。河口付近の為か水量多く、また巨岩のゴーロ地帯の為徒渉や捲きを繰り返しながら進む。Co210の地図上の滝マークに直瀑25mの滝。右岸草付を捲く。泥壁のステップが決まらず、途中シュリンゲ垂らす。しばらく行くと函状になり、へつったりしながら行くと、水流が強くなってきてお助け紐1p fix。記録と照らし合わせて水量が多いことを認識する。すぐ8mの滝。ザイル出して左岸を直登しfix。途中RCCがあった。すぐ上に釜持段差。中行くには水量多く、左岸へつるも失敗し、右岸を小さく捲くことにする。出だし脆く細かい岩と泥壁をお助け紐1p出しfix。ワンポイントだが悪い。抜けるとすぐに次の釜持段差。水量強く、釜にすごい泡が立っている。右岸左岸を見つつ、散々悩んだ挙句泳いで右岸から水際を斜上。ハーケン打ってA1。お助け紐引っ張って fix。段差のすぐ先にも段差があり、屈曲しているが、屈曲部で跳ね返った大量の水がすごい勢いで跳ね上がってきていてその先を覗けない。残念だが諦めて右岸泥壁草付を捲くことにしてザイル1p 50m出しfix。泥が粘土質でよく滑りステップ決まらず、また岩肌の上に泥がベルグラ状に乗っただけのような箇所がいくつかあり悪い。屈曲段差先は記録通り大滝であった。大滝下の釜も洗濯機のようにグルグル回っている。大滝上の釜持段差も水量強く、時間がかかりそうだったので、その落口を目指して捲くことにする。高度感あるtrv.をお助け紐2p伸ばして落口まで。落口すぐ上に何でもない釜があるが、水量多く、流されると滝を落ちて釜につかまってしまうので気を遣う。
すぐ上で小休止。時間読みをオーバーしているが、水量が強かったり、ザイル判断のミスが主な原因で、ここからは時間読み通り行けるだろうという読みで、小田西途中にテンパることにして先に進める。ここからは一変して河原歩きだが水量が多いようで周囲の草がなぎ倒されていた。Co470二股を左に入ると、bush近い釈然としない積丹系の河原歩き。途中段差がいくつか。Co740付近に2段20mの滝。右岸ルンゼ左脇にかかるハングした木にシュリンゲがかかっていたが、取り付いてみるとハングの木登りが非常に厳しく、木も全体重預けるのには信用ならないのでやめる。右岸ルンゼ上部ボロボロの泥の固まった岩壁を少し登り、左手の泥壁草付に逃げて直上。お助け紐1p fix。高度感はないが絶妙。この先はステップ切って泥壁trv.し、滝2段目の落口まで。その後もいくつかお助け紐垂らした似たような岩質のボロボロの小滝があった。Co820付近の草付スラブは、水量の多い正面右手草に隠された滑滝を登る。ザイル50m 1p引っ張りfix。沢型を詰めて、尾根上に出る。岩壁に当たり、基部をtrv.し、灌木、笹時々ハイマツのmixを漕いでオコツナイ岳まで。ピークからは北に進んで、小田西川の支流を下る。途中Mの一人がへばって、Lがザックを背負う。水が出てきたと思ったら伏流し、大分下ってから再度水が出る。Co800〜700付近の滝でab. 20m 1p。残置があった。この先少し行くと平坦になってbush近く、切り開けばどこでも泊まれそう。Co580付近左岸を切り開いてC1。
C1からは苔むした河原歩き。途中再度伏流し、本流出合近くで流れが戻る。途中ぱらぱらと雨が降ってきて焦るが一時的なものだった。本流からは何故か水量が多い巨岩帯を、渡渉と捲きを繰り返して堤防まで。捲きの途中にはfixロープや所々ピンクテープがあった。堤防からは左岸を走る林道にのり、下山。
<パーティー>
2年班準山2.5回目。沢に対して、総合的に判断・対処できた。水流の強い釜や釜持段差・捲き等の泥壁草付・脆い滝等いやらしい所の通過できた。また、体力・緊張感持続の確認、長時間行動できた。パーティー全体として沢の危険認識甘い。
・ウエストポーチについて
今回はLがザックを持っていかず、ウエストポーチのみであるという空荷同然で行ったが、連暴帯通過のザック釣り上げやそれに使う体力等、突破力・機動力といった面から、非常に進めやすかった。慣れればより突破力、スピードが上がると思う。反面重いものをウエストポーチに入れて歩いていると腹部・背部が締め付けられ、かつ普段使わない筋肉が痛くなり、不快調だった。また、重荷を背負っていないので、バランスを強いられる滝・捲きでのザイル・M判断が難しかった。今後は肩に背負えるずだ袋タイプのもので慣れて、メインに備えたい。
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現役の報告・ 2009年7月24日 (金)
【年月日】2009年7月19−21日(3−0)
【メンバー】L田中(3 AL平塚(6 M岡戸 木城 (1
【メンバー】L田中(3 AL平塚(6 M岡戸 木城 (1
<時間とルート>
1日目 林道(9:35)Co370二股(12:50)Co700二股(16:00)=C1
曇りのち雨。林道が伸びていたのでCo180にて入渓。Co370二股手前の滝はLがトップで泳いで1段目に取りつき左岸まき気味に登り2段目左岸草付を捲く。ザイル1p。Co370二股で左股に入り、雄冬に登る沢に入る。Co440に函。中にいくつか段差や釜があるが中を泳いだりして通過。Co560に7mの滝、右岸直登。シュリンゲ垂らした。Co700二股でC1。
2日目 C1(6:30)雄冬山(10:25-45)マルヒラ川Co700(14:20-30)Co200付近(18:50)=ビバーク2
雨。ALがアラームに気付かなかったのと、焚き火つけるのに手間取り、出発が遅れる。Co700二股を右に行く。Co900より長い藪漕ぎが始まる。雄冬山南尾根上途中に上がったため尾根上を行きピークまで。ピークの藪の中にちんけな看板を見つけ木に吊るし直した。ピークから北に磁石を切りマルヒラ川へ下る。マルヒラ川は上部急。いくつか微妙な段差がありabしたりシュリンゲ垂らしたりした。Co800に10m滝、下に滝つぼが口をあけた雪渓がかかっていたため左岸を高捲いた。Co760に10m滝がありabした。下部に行くにつれ増水しており渡渉に手間取る。Co200付近にて時間切れとなり右岸台地上に夏テンを張ってビバーク。
3日目 ビバーク2(4:30)林道(5:30)国道(5:50)
曇り。ネーベンとピン食を食らい出発。前日に比べて若干減水していた。Co60付近から林道が伸びておりそれにのって国道まで。
<パーティ>
1年班準山三回目。下山遅れ。滝の対処、ab、長時間行動できた。
1日目 林道(9:35)Co370二股(12:50)Co700二股(16:00)=C1
曇りのち雨。林道が伸びていたのでCo180にて入渓。Co370二股手前の滝はLがトップで泳いで1段目に取りつき左岸まき気味に登り2段目左岸草付を捲く。ザイル1p。Co370二股で左股に入り、雄冬に登る沢に入る。Co440に函。中にいくつか段差や釜があるが中を泳いだりして通過。Co560に7mの滝、右岸直登。シュリンゲ垂らした。Co700二股でC1。
2日目 C1(6:30)雄冬山(10:25-45)マルヒラ川Co700(14:20-30)Co200付近(18:50)=ビバーク2
雨。ALがアラームに気付かなかったのと、焚き火つけるのに手間取り、出発が遅れる。Co700二股を右に行く。Co900より長い藪漕ぎが始まる。雄冬山南尾根上途中に上がったため尾根上を行きピークまで。ピークの藪の中にちんけな看板を見つけ木に吊るし直した。ピークから北に磁石を切りマルヒラ川へ下る。マルヒラ川は上部急。いくつか微妙な段差がありabしたりシュリンゲ垂らしたりした。Co800に10m滝、下に滝つぼが口をあけた雪渓がかかっていたため左岸を高捲いた。Co760に10m滝がありabした。下部に行くにつれ増水しており渡渉に手間取る。Co200付近にて時間切れとなり右岸台地上に夏テンを張ってビバーク。
3日目 ビバーク2(4:30)林道(5:30)国道(5:50)
曇り。ネーベンとピン食を食らい出発。前日に比べて若干減水していた。Co60付近から林道が伸びておりそれにのって国道まで。
<パーティ>
1年班準山三回目。下山遅れ。滝の対処、ab、長時間行動できた。
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現役の報告・ 2009年7月9日 (木)
【年月日】2009年7月1−3日(3−0)
【メンバー】L小池(3 三木(OB M井村 鹿島(2 井ノ上(1
<1日目>
(12:30)小屋(15:00)偵察(17:30)
登山口からユーフレ小屋までL2人で本登山口谷の偵察に行く。函の手前に雪渓があり、左岸側に乗り、100mほど上を行く。左岸にFixロープあり、それを使って捲く。下りにもロープが張ってあり、ゴボウで降りた。その後は雪渓が断続的に出てき、適当なところで引き返した。
<2日目>
小屋(5:30)本峰西ポコ西コル=C2(11:00)
昨日偵察したように、函手前の雪渓は左岸側を乗り、左岸のFixがあるところでザイルを出し、メンバーをプルージックで登らせる。下りはFixを使い、ゴボウで降りる。その後の雪渓も捲いたり、乗ったりする。とくにいやらしくはなかった。Co800付近で雪渓が安定してきたので登山靴に履き替え、EPで登る。Co1300付近から急になってきたので、しっかりステップを切っていく。その後は本峰直下コルまで行き、西ポコ西コルのほうが快適なのでそこでC2とする。みんな大変疲労していたのと、視界が悪く、Rfが困難なことから登攀には行かないことにする。
<3日目>
C2(5:00)小池P一稜取り付き(5:40)
三木P一稜取り付き(6:30)
小池、三木P本峰ピーク(8:30)
小池Pが最初に取り付き、途中ロープを出すところでLが時間をかけすぎたため、三木Pも同時に登り、リッジに出たところで三木Pが先に行くことにする。リッジの出だしで三木Pがザイル出すが、その後は本峰までノーザイル。
(三木P)カフカズ取り付き(9:30)カフカズ終了(14:00)荷物デポ地(14:30)
カフカズの取り付きがよくわからずうろうろ探す。それらしいところがあったので、Lがノーザイルで偵察。1p目(2級)40m。ハーケンが打たれていたので鹿島リードで登った。2p目は3級のスラブ。25m。ピンは少ないし古い。鹿島リード。途中少しルートを間違い、戻ったところでビレー。3p目。25m。5級の凹角を鹿島リードで登るがむつかしく、1hほど頑張ったが、三木に交代。出だしがホールド細かく、むつかしい。その後はやさしいが岩はもろい。リッジに出て終了。
(小池P)ダイレクト取り付き(9:45)ダイレクト終了(12:15)荷物デポ地(12:45)
1p目。井村リード。40m。ゆるいジェードルからクラックの入ったカンテの右側を行く。カンテ右側まで残置はない。
2p目。小池リード。40m。少し直上し、左のバンドへ行く。上部のハングっているところで鼻をつかみ抜ける。後は上部のペツルボルトの終了点まで。新道にて下山。
<パーティ>岩メイン最終準山。雪渓対処&歩き出来た。リッジの行動できた。
(12:30)小屋(15:00)偵察(17:30)
登山口からユーフレ小屋までL2人で本登山口谷の偵察に行く。函の手前に雪渓があり、左岸側に乗り、100mほど上を行く。左岸にFixロープあり、それを使って捲く。下りにもロープが張ってあり、ゴボウで降りた。その後は雪渓が断続的に出てき、適当なところで引き返した。
<2日目>
小屋(5:30)本峰西ポコ西コル=C2(11:00)
昨日偵察したように、函手前の雪渓は左岸側を乗り、左岸のFixがあるところでザイルを出し、メンバーをプルージックで登らせる。下りはFixを使い、ゴボウで降りる。その後の雪渓も捲いたり、乗ったりする。とくにいやらしくはなかった。Co800付近で雪渓が安定してきたので登山靴に履き替え、EPで登る。Co1300付近から急になってきたので、しっかりステップを切っていく。その後は本峰直下コルまで行き、西ポコ西コルのほうが快適なのでそこでC2とする。みんな大変疲労していたのと、視界が悪く、Rfが困難なことから登攀には行かないことにする。
<3日目>
C2(5:00)小池P一稜取り付き(5:40)
三木P一稜取り付き(6:30)
小池、三木P本峰ピーク(8:30)
小池Pが最初に取り付き、途中ロープを出すところでLが時間をかけすぎたため、三木Pも同時に登り、リッジに出たところで三木Pが先に行くことにする。リッジの出だしで三木Pがザイル出すが、その後は本峰までノーザイル。
(三木P)カフカズ取り付き(9:30)カフカズ終了(14:00)荷物デポ地(14:30)
カフカズの取り付きがよくわからずうろうろ探す。それらしいところがあったので、Lがノーザイルで偵察。1p目(2級)40m。ハーケンが打たれていたので鹿島リードで登った。2p目は3級のスラブ。25m。ピンは少ないし古い。鹿島リード。途中少しルートを間違い、戻ったところでビレー。3p目。25m。5級の凹角を鹿島リードで登るがむつかしく、1hほど頑張ったが、三木に交代。出だしがホールド細かく、むつかしい。その後はやさしいが岩はもろい。リッジに出て終了。
(小池P)ダイレクト取り付き(9:45)ダイレクト終了(12:15)荷物デポ地(12:45)
1p目。井村リード。40m。ゆるいジェードルからクラックの入ったカンテの右側を行く。カンテ右側まで残置はない。
2p目。小池リード。40m。少し直上し、左のバンドへ行く。上部のハングっているところで鼻をつかみ抜ける。後は上部のペツルボルトの終了点まで。新道にて下山。
<パーティ>岩メイン最終準山。雪渓対処&歩き出来た。リッジの行動できた。
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