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山岳館より : 第4回山岳館ミニギャラリー開催のお知らせ
24年04月19日掲載 


 山岳館の周りはすっかり雪も融けて急速に春めいてまいりました。この明るい春の訪れに合わせて開催できるよう、第4回山岳館ミニギャラリーの準備作業を進めてまいりましたが、このたび開催の用意を整えることが出来ましたので、下記によりお知らせいたします。
 北大構内の散策がてら山岳館に足をお運びいただき、是非ご観覧くださいますよう心よりお待ち申し上げます。



1.名称:坂本直行 日高山脈パノラマスケッチ展
2.期間:2024年4月17日(水)〜5月25日(土)  
3.会場:北大山岳館1階ロビー
※観覧いただけるのは毎週水・土曜日(開館日)、午前10時から 午後4時までです。ただし連休期間中の4/27(土)、5/1(水)、5/4(土)は休館いたします。

4.目的:
 山岳館が所蔵する直行さんのスケッチブック136冊、スケッチ作品2500点余のうち、日高山脈の山々を原野・麓から描いた展望(パノラマ)作品は200点強にのぼります。
 昭和5年(1930年)直行さんは野崎牧場を訪れて「はじめて見る日高全山のパノラマは、当時心に動揺するものを抱いていた僕にとっては、まったく魅力的であり印象的であった」とその著書の中で述べており、以来十勝を離れ札幌に居を移すまでの「二十五年余りの間に、描きつづけてきた日高山脈はその数、千を越えることだけは確実である」と綴っています。
 今回はこの直行さんの日高山脈のパノラマスケッチに焦点を当てて「僕の青年時代から僕の情熱と心を原野の一隅に釘付にして、今日まで貧乏暮らしをさせた日高の山波」とまで言わしめたその魅力を、パノラマスケッチと補完対比する地図アプリ「カシミール3D」の画像とで迫ってみようと思います。

5.展示:
  同一地点で連続的に描いたスケッチ作品をつなぎ合わせた展望(パノラマ)画像と、同じ地点から撮影したカシミール画像を対比させ展示します。スケッチ作品の制作時期に合わせおおむね次のテーマごとに展示展開します。
(1)十勝側から見たパノラマスケッチ
 ?はじめて見る原野と日高の山々
 ?野崎牧場裏の丘(誓いの丘)から見た日高山脈
 ?下野塚(入植地)から見た日高山脈
 ?離農の決意
 ・忠類丸山発見・丸山通い
 ・回想のスケッチポイントめぐり
 ?新たなスケッチポイントを求めて
(2)日高側から見たパノラマスケッチ
※あわせて、道立帯広美術館から寄贈された横4m大のカシミール3Dパネルをロビー内に掲示する予定です
 

 
 
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