2012年1月15日(1-0)
L井村(4 AL井ノ上(3 M高橋 田中(2
天気:晴れのち小雪、気にならない風
【時間とルート】
井村・高橋P
駐車場(7:55)取りつき(9:00)ピーク(14:25-40)駐車場(15:00)
井ノ上・田中P(ルートは同じなので省略)
八剣山ピーク(13:45~14:20)―車(14:40)
ベチアの女神、クイーン吉澤を道路交通情報センターに降ろしていざ八剣に向かう。駐車場で準備していた時、同じく八剣を登るらしい社会人パーティ3人組に出会う。登山道は結構新し目のトレースがあり、急登部分まではほとんどラッセルなし。ごっつあんである。取りついてからは、先に井村Pが登ることにする。
1P目40m 雪の付いた、ところどころ草つきの岩を登る。前爪を結構立てた。結構緊張する。技術的にはここが核心。リスは結構あり、ハーケンはその気になれば打てる。傾斜がゆるくなったら雪稜を20mくらい。
2P目40m 計画の2,3p目をつなげて、雪稜を3,4のコルまで行く。このコルからも降りられそう。
3P目 30m 雪の付いた登攀ちっくな斜面を登る。平らになったら所できる。
4p目 20m 6,7m稜上を行くと、ピークから三人組の若者が立ってこちらを見ていることに気づく。その視線を受けながら、コルへとクライムダウン。このクライムダウンはabしたいくらい急であった。バックステップ(BS)で対処。途中ステップが決まらなくなってきたところに、ちょうどよく、しっかりした木が一本があったのでこれを使って降りることにする。フォローの高橋は、ブッシュを掴みに行こうとしたところで、ステップが崩れ、4mくらい落ちてしまった。幸い、下は傾斜も強くなく、木も多く生えていたのでこれにひっかかり無傷で済んだ。井ノ上Pは田中を確保してクライムダウンさせていた。今思えばこれが正解だった。降りたところは5,6のコルで、予定通りここで井ノ上Pと先頭を交替する。
5p目 45m 何でもない緩やかな雪稜を行く。
6p目 30m 同じ感じの雪稜をさらに行く。8,9のコルに降りる手前で切る。
7p目 25m 雪稜をコルに向かって降りる。BSで対処。
8p目 30m トップの井ノ上は猿のように素早く登った。傾斜もそれほどなく、比較的簡単な岩登りである。登ったところがピーク。
帰りは、ピークから稜上を伝って沢型に下りて速攻下山。
【パーティ】雪稜行けた。素早く抜けることができた。
L:ザイル判断ミス。
AL:登るのはやい。
M高橋:4mフォール。
【今回の八剣】
昨年Lが来た時よりは、雪は十分に付いていた。セッピは全体的に北側に50cm程。ブッシュが基本的に近く、どこからでも帰れそうな雰囲気があった。
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