現役の報告・ 2010年7月2日 (金)
【芦別・岩】 芦別夫婦岩岩登り
【年月日】2010年6月26−27日(2−0)
【メンバー】L-s 鹿島 井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1 G斎藤(OB
ここではL鹿島-M井ノ上-G斎藤Pの記録のみ掲載。斎藤さんの記録は↑のマップから。
<時間とルート> グレードは登ってみての感想
北峰 6/26 快晴 旧道登山口(6:30-10:30)夫婦岩基部BC(登攀11:30-17:00)BC
この夏一番の暑さの中旧道を登る。夫婦岩基部のBCより少し下ったところで水がとれたが、確実なのは夫婦岩への踏み跡と旧道の分岐点だろう。
南西カンテ(11:30-13:30)
1p ?- 40m(井):トポを持ってMに取り付きを探してもらう。落ち着いて登っていた。
2p ? 40m(井):2p目の終了点は本当に太い灌木があり安定した場所。今回はその5m手前でピッチを切ったが、もっとザイルを伸ばす方がよい。
下降路は中央ルンゼ側にトラバースした後、踏み跡のある急斜を下る。適当なところを見つけて30mラッペル1pで中央ルンゼまで。
洞穴スラブ(14:00-17:00)
1p ? 20m(井):上部の捨て縄のあるところ(終了点直下の草付下)を左に逃げると登りやすい。
2p ? 15m(鹿):終了点直下で確認のため足を置いた岩が崩れ落ちる。岩の大きさは野球盤程度。ルート自体の崩壊はないが、2p目の終了点のある微妙なテラスも危ない。
3p ? A1 30m(斎):A0でも行けそう。斎藤さんはフィフィでA1。芦別の中では比較的硬くて快適。
南峰南壁 6/27 晴れ時々うす曇り BC(登攀6:00-14:00)BC(14:50-18:00)旧道登山口
中央ルンゼを登る。全てノーザイルで登るが、微妙なところは2-3か所。コルからは中央ルンゼとは反対側に藪を漕ぎ、略奪点に出る。ここでMがバイルを忘れたことが発覚。とりあえず進めるところまで進むことにする。γルンゼから伸びる二股沢はとても急。BSして慎重に降りる。バイルなしで下ることの判断は斎藤さんが先に降りた後、ザイルでMにバイルを渡すことで対処した。南峰リッジの取り付きを確認した後、γルンゼを詰める。これもまた急。斎藤さんは木をバイル代わりに登る。しばらく登った後、比較的登りやすそうな凹角からとりついた。
1p ? 50m(斎):凹角の右のフェースを10mほど登り、ブッシュをつかみつつ傾斜の緩くなった岩を右上し、バンドに出てピッチを切る。
2p ?- 25m(鹿):凹角下までバンドを登る。立ち木2本でビレー。
3p ?- 35m(井):凹角を15m程登り、登りやすそうな左側の壁を登る。傾斜が緩くなりブッシュが生えている場所でビレー。
4p ? 40m(斎):左側のカンテを忠実に登り、登れなくなったところで左側にルートをとる。難しい。終了点は南峰直下の踏み跡上で岩でビレー。
南壁は総じて非常にもろい。岩がガンガン落ちる。たまに顔大の落石があった。自然落石も多いので注意が必要。また、残置ピンが1本もないので高いルートファインディング能力が要求される。以上にあるようにアプローチの困難さ、プロテクションの取り方、ルートファインディングなどの全てで高いレベルの山の総合力が求められる。
<パーティ>岩メイン準山4回目。本チャンを意識し岩の総合力を十分に確認できた。
北峰 6/26 快晴 旧道登山口(6:30-10:30)夫婦岩基部BC(登攀11:30-17:00)BC
この夏一番の暑さの中旧道を登る。夫婦岩基部のBCより少し下ったところで水がとれたが、確実なのは夫婦岩への踏み跡と旧道の分岐点だろう。
南西カンテ(11:30-13:30)
1p ?- 40m(井):トポを持ってMに取り付きを探してもらう。落ち着いて登っていた。
2p ? 40m(井):2p目の終了点は本当に太い灌木があり安定した場所。今回はその5m手前でピッチを切ったが、もっとザイルを伸ばす方がよい。
下降路は中央ルンゼ側にトラバースした後、踏み跡のある急斜を下る。適当なところを見つけて30mラッペル1pで中央ルンゼまで。
洞穴スラブ(14:00-17:00)
1p ? 20m(井):上部の捨て縄のあるところ(終了点直下の草付下)を左に逃げると登りやすい。
2p ? 15m(鹿):終了点直下で確認のため足を置いた岩が崩れ落ちる。岩の大きさは野球盤程度。ルート自体の崩壊はないが、2p目の終了点のある微妙なテラスも危ない。
3p ? A1 30m(斎):A0でも行けそう。斎藤さんはフィフィでA1。芦別の中では比較的硬くて快適。
南峰南壁 6/27 晴れ時々うす曇り BC(登攀6:00-14:00)BC(14:50-18:00)旧道登山口
中央ルンゼを登る。全てノーザイルで登るが、微妙なところは2-3か所。コルからは中央ルンゼとは反対側に藪を漕ぎ、略奪点に出る。ここでMがバイルを忘れたことが発覚。とりあえず進めるところまで進むことにする。γルンゼから伸びる二股沢はとても急。BSして慎重に降りる。バイルなしで下ることの判断は斎藤さんが先に降りた後、ザイルでMにバイルを渡すことで対処した。南峰リッジの取り付きを確認した後、γルンゼを詰める。これもまた急。斎藤さんは木をバイル代わりに登る。しばらく登った後、比較的登りやすそうな凹角からとりついた。
1p ? 50m(斎):凹角の右のフェースを10mほど登り、ブッシュをつかみつつ傾斜の緩くなった岩を右上し、バンドに出てピッチを切る。
2p ?- 25m(鹿):凹角下までバンドを登る。立ち木2本でビレー。
3p ?- 35m(井):凹角を15m程登り、登りやすそうな左側の壁を登る。傾斜が緩くなりブッシュが生えている場所でビレー。
4p ? 40m(斎):左側のカンテを忠実に登り、登れなくなったところで左側にルートをとる。難しい。終了点は南峰直下の踏み跡上で岩でビレー。
南壁は総じて非常にもろい。岩がガンガン落ちる。たまに顔大の落石があった。自然落石も多いので注意が必要。また、残置ピンが1本もないので高いルートファインディング能力が要求される。以上にあるようにアプローチの困難さ、プロテクションの取り方、ルートファインディングなどの全てで高いレベルの山の総合力が求められる。
<パーティ>岩メイン準山4回目。本チャンを意識し岩の総合力を十分に確認できた。
新しくコメントをつける
コメント一覧