現役の報告・ 2010年7月2日 (金)
【岩準山】剣山
剣山は芽室岳の東に位置する山。北海道の山には珍しい、花崗岩質の岩場を持ち、帯広の山岳会の方などがよく登られているようだ。写真は↑のマップから斎藤さんの記録を参照してください。
【年月日】2010年6月12日(1−0)
【メンバー】L-s 鹿島 井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1 G斎藤(OB
【年月日】2010年6月12日(1−0)
【メンバー】L-s 鹿島 井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1 G斎藤(OB
以下記録はL鹿島(3 M岩田(1 G斎藤 パーティのもの。
<アプローチ>
登山口(7:00-8:30)2の森岩場取り付き(登攀9:00-14:00)2の森岩場(14:00-15:15)頂上岩壁取り付き(登攀15:15-18:15)頂上(18:15-19:30)登山口
<登ったルート>(グレードは登ってみての感想)
2の森岩場
どのルートもきれいに整備されており、快適なクライミングを楽しむことができる。今回取り付いたルート以外にも登れそうなルートが多く開かれているようで、ボルトなどがしっかり打ってある。
?デコボコ→3本指(鹿島リード)
1p 25m ?+:赤いポストから下へ藪を進み、20m程下った藪の中の岩の基部が取り付き。記録では懸垂で取り付くと書いてあるが、藪を漕いで取り付くこともできた。ルート上は掃除がされており、快調なクライミングを楽しめる。残置プロテクションがほとんどないクラックを15m程直上すると、スプーンカット凹角に出る。ボルトに導かれて一番登りやすそうな箇所を登り立木でビレー。岩は硬く、総じて登りやすい。岩田テンション数回。
2p 25m ?:2m程登り、ハング下を左にトラバースする。ブッシュの左側を登り、大きなカバが連続するハングを越える。ボルトは新しく、衝撃荷重に耐えれそうであった。ザイルの流れが悪くなりやすい。終了点はしっかりしたボルト1つある。岩田テンション数回。
?白い蝶(斎藤さんリード)
1p 10m ?+:ポストのあるコルに対面しているフェースの、右下5mにあるクラックを登る。とても短く、一瞬で終わる。バンドに出て、白樺の木もしくはボルトでビレー。岩田テンション数回。
2p 20m ?:正面の外開チムニーを登る。木を使うと登りやすい。チムニーの中ほどから右に出てフェースを登り、さらにクラック沿いに登ると頭に出る。終了点は3本指の終了点のすぐ隣。
?ジュンジ(鹿島リード)
1p 25m ?- A1(すべてフリーで登ると?-):ポストのあるコルから10mほど下り、左側の広いバンドに出ると「白い蝶」の一段下に出る。3本指または白い蝶の終了点から懸垂して取り付いても良い。ルートはバンド中間の左上するクラック沿をフリーで登る(通常はA1)と「白い蝶」2p目のバンドに出た。ハングしたクラックをワンポイントA1で越えるとトポに記載してあるが、これも見た感じフリーで登れそうなのでとりあえずしっかりしたボルトのあるところまで登ってみることにする。クリップした後、次のムーブに移ろうとした時右足を滑らせ1mフォール。けがはなく、そのあとすぐにA1で抜ける。フェースを「白い蝶」の終了点に向かって左上気味に登るとトポに書いてあるが、これはイワタケに覆われておりぼろぼろ。3本指につなげる方がよい。岩田テンション数回。
頂上岩塔東壁
計画にある2の森のルートを全て登り、Mが消耗していたのでLとGが登りに頂上に向かうことにする。取り付きは頂上から2つはしごを降り、向かって左側に伸びる踏み跡をたどる。どのピッチもアブミルートであり。リングボルト間の距離は遠く、アブミの最上段に乗り込まないと次のボルトまで届かないことが多い。アブミのいい練習にはなる。全く整備されておらず、苔がびっしり張り付いたぼろぼろの岩との戦いになる。あと5年ほどすれば完全にルートしての機能を失うだろう。
?直上ルート(斎藤→鹿島敗退→斎藤)
1p 20m ?+ A1:右上するクラックを人工を交えて登り、立ち木でビレー。岩はもろく、慎重なクライミングが求められる。
2p 20m ?+ A2:ボルト連打のフェースを登るとトポに記載されているが、初めの4本くらいまでのボルトは明らかに衝撃荷重には耐えられなさそうなもの。1.5mのハング下までアブミで登りA2で越えるが、アブミからフリーへ切り替わるところから終了点まではピンがなく、ホールドはガバがあるもののぼろぼろでありLは敗退を決断2m程下の2つの比較的新しいリングボルトでビレイ点を作成することにする。リードを斎藤さんに代わってもらい終了点まで。
3p 25m ? A1:ボルトをA1で直上(フリーでは5.10cらしいが、苔が張り付き全く登れなさそう)すると、傾斜が緩くなって頂上へ抜ける。傾斜が緩くなった後、残置プロテクションはない。
<パーティ>芦別夫婦岩南峰南壁の調整。下山遅れ。
<アプローチ>
登山口(7:00-8:30)2の森岩場取り付き(登攀9:00-14:00)2の森岩場(14:00-15:15)頂上岩壁取り付き(登攀15:15-18:15)頂上(18:15-19:30)登山口
<登ったルート>(グレードは登ってみての感想)
2の森岩場
どのルートもきれいに整備されており、快適なクライミングを楽しむことができる。今回取り付いたルート以外にも登れそうなルートが多く開かれているようで、ボルトなどがしっかり打ってある。
?デコボコ→3本指(鹿島リード)
1p 25m ?+:赤いポストから下へ藪を進み、20m程下った藪の中の岩の基部が取り付き。記録では懸垂で取り付くと書いてあるが、藪を漕いで取り付くこともできた。ルート上は掃除がされており、快調なクライミングを楽しめる。残置プロテクションがほとんどないクラックを15m程直上すると、スプーンカット凹角に出る。ボルトに導かれて一番登りやすそうな箇所を登り立木でビレー。岩は硬く、総じて登りやすい。岩田テンション数回。
2p 25m ?:2m程登り、ハング下を左にトラバースする。ブッシュの左側を登り、大きなカバが連続するハングを越える。ボルトは新しく、衝撃荷重に耐えれそうであった。ザイルの流れが悪くなりやすい。終了点はしっかりしたボルト1つある。岩田テンション数回。
?白い蝶(斎藤さんリード)
1p 10m ?+:ポストのあるコルに対面しているフェースの、右下5mにあるクラックを登る。とても短く、一瞬で終わる。バンドに出て、白樺の木もしくはボルトでビレー。岩田テンション数回。
2p 20m ?:正面の外開チムニーを登る。木を使うと登りやすい。チムニーの中ほどから右に出てフェースを登り、さらにクラック沿いに登ると頭に出る。終了点は3本指の終了点のすぐ隣。
?ジュンジ(鹿島リード)
1p 25m ?- A1(すべてフリーで登ると?-):ポストのあるコルから10mほど下り、左側の広いバンドに出ると「白い蝶」の一段下に出る。3本指または白い蝶の終了点から懸垂して取り付いても良い。ルートはバンド中間の左上するクラック沿をフリーで登る(通常はA1)と「白い蝶」2p目のバンドに出た。ハングしたクラックをワンポイントA1で越えるとトポに記載してあるが、これも見た感じフリーで登れそうなのでとりあえずしっかりしたボルトのあるところまで登ってみることにする。クリップした後、次のムーブに移ろうとした時右足を滑らせ1mフォール。けがはなく、そのあとすぐにA1で抜ける。フェースを「白い蝶」の終了点に向かって左上気味に登るとトポに書いてあるが、これはイワタケに覆われておりぼろぼろ。3本指につなげる方がよい。岩田テンション数回。
頂上岩塔東壁
計画にある2の森のルートを全て登り、Mが消耗していたのでLとGが登りに頂上に向かうことにする。取り付きは頂上から2つはしごを降り、向かって左側に伸びる踏み跡をたどる。どのピッチもアブミルートであり。リングボルト間の距離は遠く、アブミの最上段に乗り込まないと次のボルトまで届かないことが多い。アブミのいい練習にはなる。全く整備されておらず、苔がびっしり張り付いたぼろぼろの岩との戦いになる。あと5年ほどすれば完全にルートしての機能を失うだろう。
?直上ルート(斎藤→鹿島敗退→斎藤)
1p 20m ?+ A1:右上するクラックを人工を交えて登り、立ち木でビレー。岩はもろく、慎重なクライミングが求められる。
2p 20m ?+ A2:ボルト連打のフェースを登るとトポに記載されているが、初めの4本くらいまでのボルトは明らかに衝撃荷重には耐えられなさそうなもの。1.5mのハング下までアブミで登りA2で越えるが、アブミからフリーへ切り替わるところから終了点まではピンがなく、ホールドはガバがあるもののぼろぼろでありLは敗退を決断2m程下の2つの比較的新しいリングボルトでビレイ点を作成することにする。リードを斎藤さんに代わってもらい終了点まで。
3p 25m ? A1:ボルトをA1で直上(フリーでは5.10cらしいが、苔が張り付き全く登れなさそう)すると、傾斜が緩くなって頂上へ抜ける。傾斜が緩くなった後、残置プロテクションはない。
<パーティ>芦別夫婦岩南峰南壁の調整。下山遅れ。
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