【年月日】2011年2月19−21日(2−1)
【メンバー】L小池(4 AL鹿島(3 M井村(3井ノ上(2
<時間とルート>
1日目:バーデン上富良野(10:00)ホコ岩先Co1720=∩1(12:40)
天気:雪 冬尾根まではトレースがついている。樹林限界はCo1450くらいでこのあたりにも、穴をほれそう。その上からは視界200の気になる風くらい。ホコ岩手前でEPにする。
ホコ岩付近風弱く、ザックつり下げで通過。
ホコ岩先のジャイアント尾根とぶつかるCo1720の吹き溜まりでイグルー(2.5h)。
2日目:停滞∩1=∩2
天気:ガス(風弱いが、視界は50m) 午前中Lが通過した。
3日目:∩2(6:20)富良野(7:10−7:20)H(9:10−20)旧Z(9:50)十勝岳温泉(10:35)
天気:快晴 風は気にならない〜気になる程度。イグルーからEP。
第1岩峰は東側を捲く。表面が硬かった。ナイフリッジには東側に吹き溜まりのテラスができていたのでそれをいく。
ナイフリッジ捲き終わったところの傾斜が平らになったところで先頭ALの先で雪屁が落ちる。写真はセッピ崩落箇所、奥側に崩落した。足跡を見るとなかなか際どい。
その先、細いところあるがノーザイルで通過。
後は富良野ピークまで。ピークからはH経由で旧Zを下る。後は温泉まで。
<パーティ>春メイン準山2回目。のっこしできた。
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【年月日】2011年2月15日(1−0)
【メンバー】L小池(4 AL鹿島(3 M井ノ上(2
<時間とルート詳細>
駐車場(7:30)取り付き(8:20)ピーク(15:10-15:20)駐車場(15:40)
雪が少ないが、AbするつもりでとりあえずLが登ることにする。1p目以外は雪稜の練習をする程度には積もっていた。雪は団子になる感じ。トップは全てL。
?三級の岩から雪稜。40m。雪が少なかった。
?細い雪稜をコルまで。45m。本来の2,3p
?雪稜から急なクライムダウン。クライムダウンはALとMは上から確保。Fixがある。40m+10m。本来の4,5p
?雪稜。45m。本来の6,7p。
?雪稜から最後クライムダウンしてコルまで。30m。本来の8p。
?やや岩が出ている雪稜。40m。
8・9のコルから頂上のやや東から夏道を用いてスノーシューで下る。
<パーティ>
雪稜に慣れた。
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【年月日】2011年2月11~12日(2−0)
【メンバー】L小池(4 AL鹿島(3 M井村(3 井ノ上(2
<時間とルート>
1日目:白銀荘(11:05)ナマコ尾根Co1450(12:30)=⋂1
天気−晴れ Co1160までトレースをたどる。そこからトレースを外れてナマコ尾根に乗る。ラッセルは基本スネで一時ヒザだった。Co1450の吹きだまりでイグルー。煙突を大きく作って作成に3hかかる。
2日目:⋂1(6:20)逆Z先(9:40)⋂1(11:40~12:00)白銀荘(12:30)
天気−晴れ OP尾根上気になる〜振られる風だったが、ある程度進めることにする。Co1600でEPにする。Gapは大沢側のテラスへロープfixのab。その先逆Zではザイル1p出してフリコ沢側を登る。その後風強いので引き返す。逆Zはab、Gapはfixを登り返す。あとはイグルーで休んで白銀荘まで。
<パーティ>
春2年班準山1回目。細いところ歩けた。ザイルワークできた。
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【年月日】2010/12/29~2011/1/4(7-0)
【メンバー】L小池(4 AL鹿島(3 M2井村(3 井ノ上(2 M1高橋 田中翔 窪田(1
<時間とルート>
12/29
車(9:45)中の沢二股(12:10)=C1
天気:曇り 三陸沖に南岸L
スノーモービルのトレースがテン場までついている。間違えて7人用のテントをもってきたので3人用のテントを戻しにジャンで負けたLとM2の1人が車へ戻る。往復3hかかる。
12/30
C1(6:20)Co640(10:30〜11:30)柵留山(13:00〜20)Co640(15:30)=C2
天気:曇り時々雪 本州東と日本海に低気圧 ラッセルはスネ
C1から林道を行く。トレースは地図上林道末端までついていた。その後も林道はCo480まで伸びていた。その後、徒渉数回(1回は橋かけ)し、沢中を行く。Lの間違えで・624北3本目の尾根を登ってしまう。そのまま稜上に出てC640でテント張り柵留山At。行きは三点鎖上をたどりピークまで行き、帰りはピークから直接Co700のコルへ向け下る。そっちの方がブッシュが少ないが数回沢型を超える。Co700のコルへ下っている途中でMがマット落としたことに気付き探す。ピークにあった。柵留山はピークまで木が生えている。Co700コルからトレースたどりテン場まで。
12/31
C2(6:30)藻瀬狩山(11:40〜50)上紋峠(12:10)Co925南コル(14:00)=C3
天気:雪時々曇り 二つ玉 ラッセルはスネ
C2より稜上を行く。藻瀬狩山の登りで一時吹雪になる。上紋峠から・925北Co870まで林道がついている。これより先の稜上でもたびたび林道に出会う。・925南コルでC3.タンネはしっかりある。C2〜C3までは基本的に木が生えている。・740北コル、藻瀬狩山北コルが他と比べ木が少なかった。C3で井ノ上、去年の雪辱をはらす会心の年越しそばを作る。
1/1
C3(8:30)・1094コル北Co1100(11:50)=C4
天気:雪 本州東に発達中のL ラッセルはスネ
昨日の天気図から今日渚滑岳をAtするのはあきらめ、遅く起きる。テン場から尾根に乗り南の斜面を見つつ・1276手前の急斜面まで。そこから磁石切って・1094コルへあてる。・1276は背の低いカンバがポツポツある。・1276で視界100m、気になる風であった。・1094コルはカンバが密生しており、タンネを探して泊まるかんじ。ブロックを積んで泊まる。
1/2
C4(6:45)1220台地(9:00)馬背山(10:20〜30)天塩岳ヒュッテ(12:40)=C5
天気:曇り 昨日より冬型ゆるむ ラッセルはくるぶし〜スネ 視界は500以上 微風
C4からCo1140あたりをトラバースしコルへ向かう。Co1220台地にのった後、1200ポコはねぐり、馬背山手前Co1160にザックデポして進む。ピーク手前意外と細く、ツボでAt。ザック回収し、左股沢の「股」の字へのびる尾根を下る。「左」の字でSB使い、支沢を徒渉する。あとは林道にのり、ヒュッテまで。快適なヒュッテ。植生はCo1220台地〜1200ポコまでの稜上がカンバぱやぱや。
1/3
ヒュッテ(6:30)避難小屋(10:15〜30)天塩岳(12:00)避難小屋(13:00)ヒュッテ(15:30)
天気:曇りのちガスのち雪 冬型ゆるむ ラッセルはスネ
林道を戻り、夏道のはしる尾根をのぼる。全体的に尾根上は固い雪の上に新雪が積もっており、シールワークに苦労する。Co1300が樹林限界。ここで視界2〜300.Co1400の台地は南の斜面を見つつコルへ。岩斜面近くのCo1480に避難小屋があり休憩する。避難小屋出たところで、視界1〜200。コル西側に止めデポ打ち、磁石切って肩へ当てる。肩までは低いカンバやブッシュが所々でてた。肩で止めデポ3本+シーデポしてピークアタック。肩へ出てから視界は2〜300、風は気にならない風。サクッとアタックして避難小屋へ戻る。Co1400台地下りは氷化していたため、シーズリで下る。あとはトレースをたどってヒュッテまで。
1/4
ヒュッテ(6:00)ポンテシオ湖(9:20〜30)
天気:雪のちくもり ラッセルはスネ〜ヒザ
もくもくと林道をラッセル。ポンテシオ湖まで行くと除雪が入ってた。ちょうどこの日の朝に除雪されたかんじだ。初日と同じくジャンで負けたLとM2の1人でノアの回収。少し進むと、おっちゃんがポンテシオ湖の施設を雪かきしており、なんと午前中には下山できた。
<パーティ>
冬メイン貫徹
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年月日:11月27日
メンバー:L小池(4 M井村(3 井ノ上(2
<時間とルート>
凌雲閣(8:15)新Z(9:05)取り付き(9:20〜50)3p目登り始め(11:10)トハン終了(13:50)化け物頭(14:05〜30)新Z(15:20)凌雲閣(15:35)
天気:快晴、無風 新Z近くにシーデポする。化け物岩途中まで先行トレースを使う。
トレースをそれて化け物岩右ルートに取りつく。
1p目:右斜上する凹角を少し登り、バンドをたどって右へ回り込み雪田まで。35m
2p目:上部岸壁まで。30m
3p目:顕著な凹角を行き、行き当たったら右へ回り込み雪壁を上がる。終了点を少し上げてもらっての50m。
3p目終了点より上は傾斜が緩やかになったので、ロープをしまい稜上までいく。
トレースがある旧DZを使いシーデポ地点まで行き、あとはスキーでサクッと温泉まで。
この日は山岳団体の講習会が多数開かれており、上ホロは人だらけだった。
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年月日:2010年12月4−5日(2−0)
メンバー:L小池(4 AL鹿島(3 M2井村(3 井ノ上(2 M1岩田 窪田 高橋 田中(1
<時間とルート>
4日:白井二股(9:15)白井小屋200m手前沢中(11:00)林道(13:00)ポコ手前Co960(15:15)=C1
天気:湿雪 白井二股に車を停めて入山し林道を行く。白井小屋一本手前の沢型の右岸にのびる林道に入ってしまい引き返す(10分ロス)。その後、右岸を行くが、前日の大雨で水量が多いため川原にも水が流れており右岸を進めなくなった。本流を徒渉するよりも高捲いた方がいいと考え、白井小屋200m手前の尾根をシートラで登る。途中で林道にあたり、その後は夏道に乗り降りしながらCoまで行きC1. ラッセルは林道で踝以下、夏道では足首上。
5日:C1(6:30)Co1250引き返し(10:15)Co1240EP訓練(10:45〜11;20)C1(13:15)白井小屋一本手前の沢出合(15:30)白井二股(16:20〜40)
天気:晴れ→ガス→晴れ→曇り
C1から尾根上をいくがブッシュが非常にうざく時間がかかる。その後、コンタ尾根にのり台地まで。コンタ尾根はところどころレインクラストしていた。台地では気にならない風で視界は100~300と変動していた。引き返し時間を早めていたためCo1250で時間切れとなり引き返す。Co1250のレインクラストしているところでEP訓練。C1手前で下山時刻に間に合わない可能性が大なので、何とかつながった携帯で下山連絡者に遅れる旨を伝える。その後来た道をたどる。高捲きしてのった林道を詰めたところ白井小屋一本手前の沢型右岸に延びる林道とつながっていた。ただし途中林道が崩壊しているので、1回徒渉する必要あり。出合からはシールはずして白井二股まで。
<パーティ>
準山3回目 EP訓練できた。
なぜ、下山が遅れたのか。
下りに大幅に時間がかかったことが主因であり、これまでのパーティとしての行動から、そのことを判断できなかったLsの責任である。アイゼン訓練する際にもパーティとして諸動作が遅かった。上級生がもっと1年目に諸動作のスピードアップをそれほど強く指導しなかったことも今回の下山遅れを防ぐ一因であると感じる。また、登りのシートラ藪こぎした箇所に関しても2万5千図であれば帰りに用いた林道が載っていたことから、ルート全体に対する下調べが足りなかった点も指摘される点である。
準山4回目・メインに向けて改善すべき点
・事前にルートの下調べを様々なメディアを用いて調査することを徹底する。
・パーティとして、諸動作認識の徹底。
*そのほか、準山4回目で意識すること。
装備チョンボをしないこと。チョンボしている人は限られているが再度徹底する。
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年月日:2010/11/20-21(2-0)
メンバー:L小池(4 AL鹿島(3 M2井村(3 M1窪田 田中 高橋(1
<時間とルート>
1日目:林道Co640(10:00)Co980(12:30)Co1330=C1(15:00)
晴れ、ラッセルは踝。林道は黒線の林道まで雪は少なく勧めそうだが、Co640の橋手前に車を止め出発することにする。Co716過ぎた後の渡渉は端がなく、倒木伝いに進む。林道をCo980まで行き、磁石を切りCo1330付近の台地に当てる。ブッシュが出ているが邪魔ではない。Co1330付近は夏テンの晴れるタンネ帯であった。
2日目:C1(6:00)有明山(7:30)天狗岳(8:40)C1(11:00-15)林道Co980(13:30)林道Co640(14:30)
晴れ一時ガス、ラッセルは踝。C1からは有明北尾根に取り付く。Co1600あたりから白くなる。有明山ピークまでスキーで進む。稜線は北川が切れており雪庇もできそうであった。天狗岳直下は急なのでスキーをデポ、ツボでアタック。帰りは有明山上部でガスがかかり一時視界100となる。天場を撤収し、トレース沿いをもう少し雪があれば非常に快適であったであろうスキーで車まで下る。倒木を使い渡渉したところは転石で渡渉した。
<パーティ>
準山2回目、生活技術できた。体力確認できた。
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年月日:2010/11/14(1-0)
メンバー:L小池(4 AL鹿島(3 M岩田 窪田 高橋(1
吹上温泉(7:00)Co1560引き返し(11:30)吹上温泉(14:30-15:00)
天気は前面で最初は薄曇り。積雪は去年の11月末より少しだけ少ないくらい。風はCo1400より上くらいから時折気になる風が吹いた。ほぼ夏道上を行き時間切れで引き返し。途中雨が降り出し非常になえる。
<パーティー>
1年班準山1.5回目 行動技術の向上できた。
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年月日:2010/10/11/6-7(2-0)
メンバー:L小池(4 AL鹿島(3 M2井村(3 井ノ上(2 M1岩田 高橋(1
<時間とルート>
6日:旭岳温泉(11:50)-Co1460=C1(14:30)
曇り。M1がストックを忘れたためビジターセンターに借りに行く。200円だった。
雪は例年より多く、木道は埋まっており、夏道も時たま不明瞭。途中M1のスキーがはずれまくる。C1はワンゲルと一緒。天場でビーコン練習をする。ラッセルはワンゲルのを使わせてもらう。
7日:C1(6:00)-Co1560台地手前引き返し(6:35)-C1(8:00-8:30)-旭岳温泉(12:50)
出発時から視界100以下。夏道は雪で見えず、ブッシュもわずかしか見えない。Co1500の屈曲でデポ旗を二本打つ。台地に上がる手前でも視界は50-100mで、棒っこも出てなさそうなので引き返す。
天場を撤収し下山。天人ヶ原手前でM1のビンディングが壊れたため、ALはスキーをM1に貸し、つぼで下山。途中、天人ヶ原でビーコン練習。
<パーティ>
全体:冬メイン1年班準山1回目。生活技術を体験できた。スキー歩行・ビーコン練習できた。
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年月日:2010/10/31
メンバー:L小池(4 AL井村 鹿島(3
窓岩リッジ 7 ps(グレードは体感による)
1p目 ?+ 30m 小池リード:残置ピンが1本ある堅いフェースを登る。赤岩本に記載されている2p目に合流する。顕著なテラスでビレー。
2p目 ?A2 25m 小池リード:5m程登り、そこから人工。ピンは比較的しっかりしている。ピン間の距離は近い。高度感満点の爽快な人工登攀が楽しめる。
3p目 ?+ 15m 井村リード:左へトラバースしてすぐにあわあわの岩を直上。岩がもろいので注意。
4p目 ? 30m 井村リード:?級程度のリッジを進み、フェースを右側から捲くように登る。残置が少なく、ランナウトを強いられる。P1のコルでビレー。
5p目 ? 40m 鹿島リード:赤岩本では2通りのルートがとれるが、左のルートは非常にもろそうなため右のルンゼルートを行く。プロテクションはほとんどカム。
6p目 ?〜? 20m 鹿島リード:窓岩の真下まで。トポとは異なるが、流れが悪くなるのでここで切ってもよいだろう。
7p目 ?- 15m 鹿島リード:窓岩を右側からトラバースし、窓の中へ。高度感がものすごい。終了点は窓の中にあり、大壁の終了点から見るとそれはもう壮観である。
<パーティ>
窓岩の風景になった。最高の赤岩収め。
<窓岩リッジについて>
全体的にもろいが、登れないことはない。ピンは3p目以降全体的に少なくぼろぼろのピンばかり。カム必携。全体的に高度感がものすごい。敗退しようと思えばどのピッチからでも懸垂で摩天の稜線側に降りることが可能。岩メインなどでA2を含むようなルートを狙っているのなら、窓岩リッジはいい練習になるだろう。4年間で1度は登っておきたいルートである。
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