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2015.9.15~9.23(8-1)

北アルプス岩登り

9/15~9.20 L平井(3 AL増田 羽月(4

9/21~9.23 L増田(4 AL羽月(4

1日目 晴れ

上高地(7:00)奥又白池(12:00)
夏道を奥又白池まで。奥又白は良いテンバ。
2日目 快晴

奥又白池(5:30)取り付き(8:10-8:50)ピーク(13:50-14:20)奥又白池(16:23)
テンバから奥又尾根をつめ、c沢詰めてのっこしてB沢さらに詰めて取り付きへ。ガレガレ。所々アプローチにⅢ級程度の岩を含む。ルートは余り登られていないらしく、残置はあてにできない。ハーケン、NP多用。以下体感グレード。
本峰東壁(北壁~Aフェース)
①40m増Ⅱ:易しい草付き。バンド左上。
②25m増Ⅳ:松高カミン超えテラス下まで。
③40m平Ⅱ:テラス上まで出て左にトラバース。
④40m平Ⅲ:階段状の岩
⑤45m平Ⅱ:Aフェース取り付きまで。
⑥57m羽Ⅲ+:快適なフェースを直上、ハングを左から回り込んで終了。
⑦20m羽Ⅳ:チムニーを直上し、緩傾斜帯まで。
帰りは三本槍のコルから、ガレガレのいやらしいルンゼを下る。落石多い。途中から踏み跡。
3日目 雨 停滞
ひたすら眠る。
4日目 晴れ~雨

奥又白池(8:20)涸沢(12:00)
パノラマコースを涸沢まで。涸沢はWi-Fi飛んでいる。
5日目 快晴~ガス

涸沢(7:35)北穂小屋(10:40-12:15)涸沢(13:30) 
朝、小雨が降っていたので、滝谷は止めにする。北穂東稜に行った。南稜登山道を行き、登山道が南稜側にトラバースする所をまっすぐ行き、ガレルンゼを詰めて東稜に乗る。ゴジラの背は高度感あるが、ロープを出すほどではない。残置は豊富。ゴジラの背中が終わると20mAB。ピンは残置ハーケン。そこから踏み跡たどり北穂小屋まで。滝谷の情報は北穂小屋の主人が詳しく、教えてもらう。聞かないと滝谷に行っても分からないと思う。夏道降りて、涸沢小屋でソフトクリームご馳走になる。
6日目 快晴

涸沢(0320)北穂小屋(0430-0510)取り付き(0710-0730)北穂(1500-1600)涸沢(1700)
北穂小屋から大キレット方面へ150mほど下ったところにある最初のコルがB沢への下降ポイント。降りて行くと工業用ボルト連打の壁面がある。ここが98年の地震で崩壊した取り付きへのバンド部分の跡。そこから壁面を右上凹角2m登り、ハンガー12m程度懸垂で下の草付きのバンドへ。バンドに沿って右上に登っていくと取り付き。以下体感グレード。

滝谷クラック尾根
1p平30Ⅲ  草付きから露岩
2p平45Ⅳ+ 凹角からフェースを登りリッジ
3p平15Ⅱ  メガネのコルまで
4p増30Ⅴ  フェースを登って抜け口はオフィズスクラック
5p増20Ⅳ  ジャンケンクラック左を登る。
6p増55Ⅲ  ボロい凹角からガレ。CSの下まで。
7p羽30Ⅲ  CSの右を登り、ガレを行く
8p羽40Ⅲ+  凹角。適当な所を登る。
9p羽20Ⅲ+  北穂小屋の裏に出てビレー。
北穂高ピークから夏道を涸沢まで。
7日目 快晴

涸沢(8:30)横尾岩小屋(10:20)T4尾根取り付き(11:00-11:45)横尾岩小屋(12:00)横尾(12:00-12:35)涸沢=C7(14:00)
平井は先に下山し、L増田、AL羽月として山行を継続する。屏風岩の偵察をする。岩小屋の所で川を渡渉する。1ルンゼをつめてT4尾根取り付きまで行く。1ルンゼの入口(枯れた沢型)にはピンクテープがあった。ルート偵察した後、横尾に寄って涸沢に戻る。
8日目 快晴

涸沢(4:10)1ルンゼ入口(5:10)T4尾根取り付き(5:40-6:00)T4(7:40-8:00)最終ピッチ終了点(16:00)屏風の頭(16:40)屏風のコル(17:30)涸沢=C8(17:50)
T4尾根の取り付きまでは昨日偵察した道と同じ。
T4尾根
1P目:Ⅳ30m羽 フェースを直上。出だしが砂っぽくて若干嫌。テラスまで。終了点にはペツルのボルト。
2P目:Ⅴ-40m羽 右側の階段状を登り、凹角の中のクラックを登る。
その後、コンテでT4まで150mくらい登る。
雲稜ルート
1P目:Ⅴ~Ⅴ+45m増 凹角から小ハング。右へ少しトラバースして、ピナクルテラスまで。
2P目:Ⅴ+ 25m増  ピナクルテラスから右に回り込んで扇岩テラスまで。扇岩テラスは立派なテラス。ビバークもできそう。このピッチ以降、リードもフォローも所々A0交えつつ登る。
3P目:A135m増   フリーで挑戦してみるも出だしが越えられずA1で登る。フリー用のペツルボルトが打ってある。その他のピンはボロボロのピンが多い。
4P目:Ⅳ+,A030増  フェース右上~フェース直上。直上するところは、はがれそうなフレークがホールド。のっ1段乗越してバンドの上へ出る。乗越手前にペツルボルト。バンドを右にトラバースする。高度感ある。
5P目:Ⅴ+45m 増  ルンゼ状スラブを登る。上部濡れていて、ホールドに乏しい。
6P目:Ⅳ?40増   ルンゼ状スラブ。ホールド乏しい。
7P目:Ⅳ45m増   ルンゼ状草付きスラブ。上部はボロボロで、急なルンゼ状草付き。ピン取れない。終了点はかなり老朽化。
8P目:Ⅲ+25m増  草付き~泥のルンゼ。灌木耐のテラスに出て終了。
屏風の頭までは踏み跡あるがハイマツが濃い。パノラマコースに出てダッシュで涸沢まで。
9日目 快晴

涸沢(5:10)上高地(9:00)
立派な夏道を歩いて下山。

 

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