2015.12/26-1/4
~遥かなるトムラウシ~
L工藤(4 AL五島(水産4 M成田神谷大竹
26日 トムラウシ温泉(6:30)コンタ尾根Co1100(15:00)=C1 曇り
ラッセル踝、快調に進む。夏道はところどころ不明瞭。ポコを超えて・143尾根をかわしながら行くと短縮登山道入り口にあたる。登山口から北に行き「カ」の字のあたりを渡渉、倒木をまたいで渡る。カムイサンケナイ左岸尾根をCo1000で乗越し林道へ出る。Co尾根への登りはクラストの上に新雪が乗っており手間取る。
27日C1(6:30)トムラウシ川支流(8:45)C1(9:45)=C2 雪
偵察。C1から・1115東のポコをネグりCo1000付近をトラバースして行く。ラッセル膝。トムラウシ川支流で渡渉点を探す予定だったが沢床からの登り返しが面倒なので引き返す。・1115からCo尾根を偵察しようとするがM成田がビーコンを無くしたことが発覚しテンバに戻る。探しても見つからず諦めムードが漂うが、ALが雪の中から見つけ出し一件落着。あとは停滞。
28日 C2(5:30)Co1450(8:00-10:00)C2(11:00)=C3 雪
雪が降っているがとりあえずAtに出る。Co1450で木がまばらになり風も強くなったので樺の陰で時間待ち。あとはC1まで。
29日C3(7:00)Co145(8:30)Co1590ポコ(9:10)C3(10:10)=C4 地吹雪
風が強そうだが東の空が青いので出てみる。Co1450過ぎたあたりから白いところにデポ旗やテープを打って進む。Co1500を過ぎたあたりから気になる風が吹き始める。Co1550ポコで雲の隙間から顔を出した太陽を久しぶりに拝んで引き返し。
30日 C4(5:15)Co1700(8:30-10:30)C4(12:00)=C5 曇り→快晴
予報が好天を告げ、空が次第に晴れ渡ってゆく。期待しながらトレースをルンルンで高度を上げる。しかしまたしてもCo1590ポコで風が強くなる。強めの気にならない風。EPに替えデポ旗やストックを打ちながらゆっくり進める。・1743ポコから延びる尾根に上がるころには気になる風、たまに突風が吹く。高度を少し下げて岩の陰で時間待ち。2hほどして出てみると空は快晴!風はビュービュー!さっきより強くなっている。青空に浮かぶトムラや東大雪を眺めながら引き返す。焚火をしながらホゲホゲ停滞。
31日C5(5:15)Co1590ポコ(7:45)Co1450(8:00-12:00)Co2100ポコ(14:00)C5(16:20)=C6 曇り
今日はトムラ方面が晴れている。しかしCo1590でEPに替えていると急に風が強まりガスってきたのでCo1450まで下り時間待ち。4hほど待つと風が弱まってきたので再度Atに出る。・1743以降もデポ旗を打ちながら進める。トムラのドームはガスっており時おり視界2~300。Co1900より上は立っており所々固い。入念にステップを切っていく。Co2100ポコ直下は岩が出ている。ポコに上がったところで時間切れ。無念。直下はBSでLsがMの下に入りつつ降る。あとはC1まで。
1日 C6(9:30 )トムラウシ川左岸Co1000付近(15:00)=C7 雪
新年は目標新たに沼の原へ。トムラウシ川の渡渉はいったんCo1020付近を目指して降るが下が切り立っていたので、登り返してCo1070付近から微尾根づたいに沢に降りる。トムラウシ川はCo990屈曲手前で倒木渡渉。1段上がってC7。
2日 C7(6:00)沼ノ原(12:00)クチャウンベツ川沿い沼の原登山口(16:30)=C8 雪
地獄谷まで沢沿いを行き、スゲ沢を少し進んでから六ツ沼山北コルの南のポコに磁石を切る。コルからは長沼に向けてトラバースするが沢の渡渉ができずに長沼よりだいぶ上に出たのでそのまま・1557付近に上がる。・1398コルへの降りは視界なくRfに手間取る。沼の原は視界50~100、磁石を切って進める。・1309を経由して尾根を下り、末端でクチャウンベツ川の林道に降りC7。
3日 C8(10:00)末廣橋(14:00)=C9
林道をラッセル。Mが靴擦れで消耗。夜は酒が足りないのかMが御乱心であった。
4日 C9(6:00)大雪湖(7:00)
大雪湖まで。正月でハゲ天がやっていないので、ぱんちょうの豚丼相手にもう一戦。
感想
工藤 なかなか晴れずピークも踏めなかったが、冬山らしい山行でした。
五島 天気に恵まれない中でもやれるだけのことはやった。そんな山行だった。 トムラは遠くピークは踏めなかったが、不思議と悔しくはない。メインに呼んでくれたLと最後までついてきてくれたMに感謝します。
成田 初めての長期山行。トムラウシは遠かった・・。酒はほどほどに。
神谷 ピークはひとつも踏めなかったが充実したいい山行だった。いつか機会があればトムラウシにリベンジし。たい
大竹 トムラウシは遠かった。また挑戦したい。
1 Comments
トムラウシ川の渡渉は懐かしいね
我々の時も丸太だったけど写真を見ると同じ場所かも