現役の報告・ 2010年10月11日 (月)
【年月日】2010年9月9-11日
【メンバー】L木城AL井ノ上(2
【メンバー】L木城AL井ノ上(2
1日目 上高地(1000-1230)横尾(1300-1600)涸沢ヒュッテ 晴れ
交通の都合で入山がおそくなるので、唐沢ヒュッテに泊まる予定で入山。上高地から山岳部に因む物しりとりをしながら横尾まで。結果はまぁどうでもよい。横尾からは黙々とヒュッテまで。
2日目 涸沢ヒュッテ(330-600)北穂(630-730)ドーム中央稜取り付き(800-1200)ドーム頭(…)北穂(1400-1530)穂高岳山荘 晴れ
ラテルネつけて出発。BC地に到着後、小屋に入金し、テントを立て、ドーム中央稜へ。ドームを通過して踏み後をみつける。やたらとあるケルンに導かれながらリッジをcdして懸垂ポイントへ。20m懸垂したあとバンドを歩き取り付きへ
<ドーム中央稜>
1p目 35m ? 井
チムニーに80Lザックが挟まり身動きができなくなったので、ザックを肩にかけたデイジーとランナーでつなぎ、つりあげる形で抜ける。フォローは挟まるザックにいらいらしてA0。終了点はCSのあとのテラス。
2p目 40m ? 木
リッジ〜スラブ
3p目 40m ? 井
リッジ、ガレ場をUの字を書くように行く
4p目 40m ? 木
凹角
5p目 25m ?+井
ハングを左の端を使って登るも、なんだか不完全燃焼。Lがフォローで登った後、ALはLにビレーしてもらい核心下までcd。核心部を少し右側からフォローの形でもう一度トライ、灰になった。
終了後少し岩稜を歩き、夏道に続くルンゼをcdして夏道へ
帰りながら吊尾根経由で下山することに決める。
時間があるので今日中に穂高岳山荘まで行くことにする。払ったお金を返してもらいテント撤収。去年も歩いた道を行く。
3日目 穂高岳山荘(400-930)上高地 晴れ
綺麗な朝日を見ながら稜線を歩く。ALのみ空身で前穂高へ。その後は岳沢パノラマを楽しみつつ下山。
交通の都合で入山がおそくなるので、唐沢ヒュッテに泊まる予定で入山。上高地から山岳部に因む物しりとりをしながら横尾まで。結果はまぁどうでもよい。横尾からは黙々とヒュッテまで。
2日目 涸沢ヒュッテ(330-600)北穂(630-730)ドーム中央稜取り付き(800-1200)ドーム頭(…)北穂(1400-1530)穂高岳山荘 晴れ
ラテルネつけて出発。BC地に到着後、小屋に入金し、テントを立て、ドーム中央稜へ。ドームを通過して踏み後をみつける。やたらとあるケルンに導かれながらリッジをcdして懸垂ポイントへ。20m懸垂したあとバンドを歩き取り付きへ
<ドーム中央稜>
1p目 35m ? 井
チムニーに80Lザックが挟まり身動きができなくなったので、ザックを肩にかけたデイジーとランナーでつなぎ、つりあげる形で抜ける。フォローは挟まるザックにいらいらしてA0。終了点はCSのあとのテラス。
2p目 40m ? 木
リッジ〜スラブ
3p目 40m ? 井
リッジ、ガレ場をUの字を書くように行く
4p目 40m ? 木
凹角
5p目 25m ?+井
ハングを左の端を使って登るも、なんだか不完全燃焼。Lがフォローで登った後、ALはLにビレーしてもらい核心下までcd。核心部を少し右側からフォローの形でもう一度トライ、灰になった。
終了後少し岩稜を歩き、夏道に続くルンゼをcdして夏道へ
帰りながら吊尾根経由で下山することに決める。
時間があるので今日中に穂高岳山荘まで行くことにする。払ったお金を返してもらいテント撤収。去年も歩いた道を行く。
3日目 穂高岳山荘(400-930)上高地 晴れ
綺麗な朝日を見ながら稜線を歩く。ALのみ空身で前穂高へ。その後は岳沢パノラマを楽しみつつ下山。
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現役の報告・ 2010年10月11日 (月)
【年月日】2010/9/1-4
【メンバー】L井村 AL鹿島(3
【メンバー】L井村 AL鹿島(3
[タイムとルート]
9/1 晴れ 槍見温泉登山口(8:00)錫状岩舎=BC(11:00)
槍見温泉付近の登山口から入る。錫状沢とクリヤ沢の出合から上部の道は急で悪目。錫状岩舎へは、前衛フェースにいく途中にピンクテープがあり分かりやすい。岩舎は、洞窟ではなく、ハングした大きな岩屋根。そのハングにはルートが開かれていた。下は平らで、晴天続きに関わらず水も取れる。テントは2張りぐらい張れそう。リーダーが暑さにばてたため、この日は登らず、お昼から前衛フェースに行き、取り付きなどの確認をする。
9/2 晴れ BC(7:30)左方カンテルート取り付き(7:45)登攀開始(08:20)7p目終了点(11:40)懸垂終了(12:30)BC(13:00)
前日の下見で登山道より北沢を詰めたほうが楽なことがわかりこの沢を詰めて左方カンテ取り付きまで。行くと先行パーティが2ついて、時間待ちした後登り始める。なお、核心を終えた後満足感を得たので正規の8p目は登らず、7p目の終了点から降りる。注文の多い料理店を50メートル懸垂三回。
【左方カンテ】
1p目 45m ?− 井村 :取り付きの目印は広場にある巨岩についた一個のリングボルト。トポによっては凹角とあるが、スラブっぽい。あとは、チャレンジアルパインクライミングを参照。
2p目 20m ?− 鹿島 :チムニーからフェース
3p目 15m ? 井村 :フェース。トポにあるボルトラダーはない。フリーで抜ける。
4p目 35m ? 鹿島 :狭く長いチムニールート。楽しい。終了点は木。
5p目 45m ? 井村 :珍しく残置の多いルート。フェース。要所要所でガバがあり快適。正規の6p目と継続。
6p目 35m ?A0(フリー?+。) 鹿島:核心。出だしのフェースは非常に細かいため、右のオフィズスを使えばフリーで突破できそう。リードはフェースを行きA0でぬける。あとはクラックの入ったフェースを抜ける。キャメ有効。
―講評― 岩質はとても硬く、総じて落石の心配はない。苔も生えていなかった。だがピンは総じて少なく、主にNPでの対処を強いられる。終了点はどれも強固なぺツルボルト。フェース、クラック、チムニーなどバラエティ豊かでとても楽しいルートだった。
9/3 晴れのち小雨 BC(5:15)無名ルート登攀開始(6:00)登攀終了(9:15)懸垂終了(10:00)1ルンゼ登り始め(10:50)1p目終了点(11:40)BC(12:00)
【無名ライン】
1p目 50m ?〜?+ 井村 :草付の凹角を直上し途中草付テラスを交えつつ大テラスまで。トポより少し右上気味にブッシュをつかみながら登る。スラブだが、全体的に草の印象。やらしい。終了点はぺツルボルト。
2p目 20m ?+ 井村 :大テラスから大岩へとフェースを右にトラバースをする。ぴんとれず緊張する。大岩を右上したあと階段状の岩を上がり、さらに右にトラバースした後、木の生えたテラスまで。木でビレー。
3p目45m AA1?+(フリー5,9+) 鹿島 :テラスから細かいフェースを直上し、中段バンドまで上がる。このバンドまで行くと、右上にハーケンが比較的打たれているハング気味のルートがありトポではこれをA1とある。だが残置がぼろいためにキャメを決めてAA1を二手セットすることに。ハングの乗越しが核心。乗越したあとは、上に見えるクラックの走ったフェースを登る。本来ならブッシュで切るところだが、延ばして左方カンテ1p目終了点まで。フォローはフリーでぬける。この後すぐそばの懸垂Pから50m2pで注文を下る。しかしかなりギリギリなので三回で降りたほうがよい。
―講評― 全体的に草が多くやらしい印象を持った。カムを重宝するルート。3p目を行く人は?+を余裕を持って登れるくらいの実力が必要。
【一ルンゼ】1p敗退。
1p目 35m ?+ 鹿島 :ルートはトポ通り。凹角とフェース。全体的にガバ多く硬い。残置多し。終了点は強固。
無名ルートで予想以上に消耗したうえ、登攀の途中から小雨が振り出し岩もぬれてきたため、1pを登って帰ることに。下降は、50m1pab 。
9/4 晴れ BC(05:55)槍見温泉登山口(7:30)
クライミングはお腹いっぱいになったので、来た道を早朝早々下山。
【パーティ】二回戦楽しめた。安全な判断できた。
L:夏バテ。
AL:AA1の判断できた。
9/1 晴れ 槍見温泉登山口(8:00)錫状岩舎=BC(11:00)
槍見温泉付近の登山口から入る。錫状沢とクリヤ沢の出合から上部の道は急で悪目。錫状岩舎へは、前衛フェースにいく途中にピンクテープがあり分かりやすい。岩舎は、洞窟ではなく、ハングした大きな岩屋根。そのハングにはルートが開かれていた。下は平らで、晴天続きに関わらず水も取れる。テントは2張りぐらい張れそう。リーダーが暑さにばてたため、この日は登らず、お昼から前衛フェースに行き、取り付きなどの確認をする。
9/2 晴れ BC(7:30)左方カンテルート取り付き(7:45)登攀開始(08:20)7p目終了点(11:40)懸垂終了(12:30)BC(13:00)
前日の下見で登山道より北沢を詰めたほうが楽なことがわかりこの沢を詰めて左方カンテ取り付きまで。行くと先行パーティが2ついて、時間待ちした後登り始める。なお、核心を終えた後満足感を得たので正規の8p目は登らず、7p目の終了点から降りる。注文の多い料理店を50メートル懸垂三回。
【左方カンテ】
1p目 45m ?− 井村 :取り付きの目印は広場にある巨岩についた一個のリングボルト。トポによっては凹角とあるが、スラブっぽい。あとは、チャレンジアルパインクライミングを参照。
2p目 20m ?− 鹿島 :チムニーからフェース
3p目 15m ? 井村 :フェース。トポにあるボルトラダーはない。フリーで抜ける。
4p目 35m ? 鹿島 :狭く長いチムニールート。楽しい。終了点は木。
5p目 45m ? 井村 :珍しく残置の多いルート。フェース。要所要所でガバがあり快適。正規の6p目と継続。
6p目 35m ?A0(フリー?+。) 鹿島:核心。出だしのフェースは非常に細かいため、右のオフィズスを使えばフリーで突破できそう。リードはフェースを行きA0でぬける。あとはクラックの入ったフェースを抜ける。キャメ有効。
―講評― 岩質はとても硬く、総じて落石の心配はない。苔も生えていなかった。だがピンは総じて少なく、主にNPでの対処を強いられる。終了点はどれも強固なぺツルボルト。フェース、クラック、チムニーなどバラエティ豊かでとても楽しいルートだった。
9/3 晴れのち小雨 BC(5:15)無名ルート登攀開始(6:00)登攀終了(9:15)懸垂終了(10:00)1ルンゼ登り始め(10:50)1p目終了点(11:40)BC(12:00)
【無名ライン】
1p目 50m ?〜?+ 井村 :草付の凹角を直上し途中草付テラスを交えつつ大テラスまで。トポより少し右上気味にブッシュをつかみながら登る。スラブだが、全体的に草の印象。やらしい。終了点はぺツルボルト。
2p目 20m ?+ 井村 :大テラスから大岩へとフェースを右にトラバースをする。ぴんとれず緊張する。大岩を右上したあと階段状の岩を上がり、さらに右にトラバースした後、木の生えたテラスまで。木でビレー。
3p目45m AA1?+(フリー5,9+) 鹿島 :テラスから細かいフェースを直上し、中段バンドまで上がる。このバンドまで行くと、右上にハーケンが比較的打たれているハング気味のルートがありトポではこれをA1とある。だが残置がぼろいためにキャメを決めてAA1を二手セットすることに。ハングの乗越しが核心。乗越したあとは、上に見えるクラックの走ったフェースを登る。本来ならブッシュで切るところだが、延ばして左方カンテ1p目終了点まで。フォローはフリーでぬける。この後すぐそばの懸垂Pから50m2pで注文を下る。しかしかなりギリギリなので三回で降りたほうがよい。
―講評― 全体的に草が多くやらしい印象を持った。カムを重宝するルート。3p目を行く人は?+を余裕を持って登れるくらいの実力が必要。
【一ルンゼ】1p敗退。
1p目 35m ?+ 鹿島 :ルートはトポ通り。凹角とフェース。全体的にガバ多く硬い。残置多し。終了点は強固。
無名ルートで予想以上に消耗したうえ、登攀の途中から小雨が振り出し岩もぬれてきたため、1pを登って帰ることに。下降は、50m1pab 。
9/4 晴れ BC(05:55)槍見温泉登山口(7:30)
クライミングはお腹いっぱいになったので、来た道を早朝早々下山。
【パーティ】二回戦楽しめた。安全な判断できた。
L:夏バテ。
AL:AA1の判断できた。
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現役の報告・ 2010年10月11日 (月)
【年月日】2010/8/24-8/30(7 days)
【メンバー】L鹿島(3 AL井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1
<感想>
L:初リーダー。新たな視点から山行を見つめなおすことができた。とりあえず、このメンバーに感謝です。
AL:初のLSとしてのメイン参加。いろいろ足らない点はあった。次回に生かしたい。
M井ノ上:あ〜おもしろかった。じりつできるようがんばあろうとおもった。
M木城:おもしろかったです。
M岩田:概ね諸動作は問題ないと思う。登攀力不足を痛感した。
【メンバー】L鹿島(3 AL井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1
<感想>
L:初リーダー。新たな視点から山行を見つめなおすことができた。とりあえず、このメンバーに感謝です。
AL:初のLSとしてのメイン参加。いろいろ足らない点はあった。次回に生かしたい。
M井ノ上:あ〜おもしろかった。じりつできるようがんばあろうとおもった。
M木城:おもしろかったです。
M岩田:概ね諸動作は問題ないと思う。登攀力不足を痛感した。
<時間とルート>
8/24 (Tue) 晴れ→曇り
広河原(8:00-11:25)白根御池小屋=BC
新潟から芦安駐車場までは頑張れば8 hくらいで着く。芦安駐車場からはバスの予定だったがタクシーを使うことにした。バスに比べ\ 100高い(\ 1200)が,時間にとらわれず運転手の方がとても親切であるのでぜひ利用することをお勧めする。
広河原からはきれいな夏道をBCまで。特に何もない。時間読みよりかかっているのは休憩を多く取ったから。テントを張った後,全員でC沢出合まで偵察に行く。明日のパーティ分けで鹿島-井ノ上,井村-木城-岩田のパーティに分かれる。井村パーティは飯をこぼすやら醤油をこぼすやらの大惨事だったそうな。
8/25 (Wed) ド快晴→曇り→雨
A:鹿島-井ノ上パーティ
BC(4:50-6:30/7:00登攀開始)bガリー大滝(8:00-8:30/8:40登攀開始)第四尾根主稜(12:40-13:20)北岳peak(13:30-15:00)BC
偵察を昨日していたのでスムーズにC沢まで。Bガリー大滝に取り付くと先行パーティが1組取り付いていた。30分ほど時間待ち。ルートは明瞭でチャレンジアルパインクライミング(以下CAと省略)のトポ通り。
・bガリー大滝(以下、全て体感グレード)
?20 m ? 井:右手の赤褐色のクラックを登る。
?40 m ? 鹿:階段状のスラブから凹角。
bガリー大滝の終了点から第四尾根主稜までの取り付きは計画書の通りであった。4オネと岩に書いてある。これもCAのトポ通り。
・第四尾根主稜
?15 m ?+ 井:ヒドンスラブを登る。その後はノーザイルで踏み跡まで。
?30 m ?- 鹿:つるりとしたクラックでクラックに足が入らない。左横のスラブを使う。その後の草付きフェースは簡単。右から捲いて登ることもできそう。ピンわずかだがビレイ点はしっかりしていた。
?35 m ? 井:草付き混じりのフェース。リッジの左気味35mさらに10m右上。白い岩の下に出る。ロープの流れが悪くなることに注意。
?40 m ? 鹿:緩傾斜の「白い岩」クラック。快適。
?20 m ?- 鹿:リッジ。実に簡単。
?35 m ? 井:3mの垂壁が厳しい。A0もできた(?)。その後リッジ(?)をマッチ箱の頭まで。ここでピッチを切る。
dガリー側へ10 m懸垂。
?30 m ?+ 鹿:バンドの右端から取り付き、フェースを登る。支点が少ない。CAでは?と?をつなげることも可能と書いてあるが厳しいだろう。なおこのピッチは懸垂の仕方を考えればカットできそう。
?20 m ?- 井:左へトラバース〜凹角で枯れ木のテラスまでが正規だが,右のスラブ状のカンテ(?‐)を行く。見た目より難しくなく,ロープの流れも良いのでお勧め。
?45m ? 鹿:バルジからザイルいっぱいまで。おそらくトポの?級を含む。
非常に多くの人が登っているルートなので他のパーティがいる可能性が非常に高い。そのことを考えた上で行動すべき。今回に関しても全体的に先行パーティを待つことが多かった。終了点からは20分ほどでピーク。途中の下りで雨が降り始める。萎えた。
B:井村-木城-岩田パーティ
BC(4:50-6:50/7:20登攀開始)bガリー大滝(8:20-10:20/10:30登攀開始)第四尾根主稜(14:00-14:30)北岳peak(15:00-16:50)BC
ルートの詳細はAパーティを参照。bガリー大滝を登り終えた後、第四尾根主稜に行く踏み跡を間違え,2尾根に上がる踏み跡に入る。ぼろぼろのルンゼをノーザイルで詰め、登りきったところでc沢側に草付の斜面を懸垂。25m。後は第四尾根終了を登る。
リード
bガリー大滝:井井 第四尾根主稜:井井井井井井木木木
8/26 (Thu) ド快晴
レスト。木城以外の4人は二股までボルダリングに出かけた。
8/27 (Fri) ド快晴→曇り→雨
A:鹿島-井ノ上-岩田パーティ
BC(4:00-5:30/6:00登攀開始)第五尾根支稜(7:00/7:10登攀開始)dガリー(10:00/10:10登攀開始) Dガリー奥壁(13:30-14:00)北岳peak(14:10-15:30)BC
c沢右岸を詰めると道があるとの情報だったがその道が分からずとりあえずd沢を詰める。d沢は登りやすいが途中Mにシュリンゲを垂らすところもありあまりお勧めできない。後にしっかりとした道を発見することになる。上部でc沢右岸の尾根の踏み跡に合流しそのまま取り付きまで。第五尾根支稜は非常に快適な好ルート。
・第五尾根支稜
?15 m ?- 鹿:広いバンドを左上。
?45 m ? 鹿:フェースからカンテ。終了点にブッシュ使用。
dガリーに出てすぐにルンゼ。簡単だが少し苔むしているので念のため岩田のみ確保。35 m。?〜?-くらい。その後ザイルをしまうが、20mほど上がったところでザイル出す。トポではノーザイルでも行けると書いてあったのでとりあえずザイル1本で井ノ上はプルージック、岩田は確保で登らせる。結局5p程?〜?+級程度の岩場が続いた。普通にザイルを出すべき。鹿島が3p、井ノ上が2pリード。途中のピンがほとんどないためRFが問われる。Dガリー奥壁の取り付きは顕著な4段ハングと広いテラスが目印。計画書通り「4」と赤ペンキで書いてある。
・Dガリー奥壁
?20 m ?+ 鹿:四段のハング〜クラック。四段目のハングを越えるところが核心。信用できるかどうかは微妙だが、要所にA0 用の残置スリング有。その気になればAA1もできそう。残置は少ないのでカム類は必須。最後のクラックは左のスラブを登ることもできる。岩田A0。
?30 m ? 井A0:クラック〜右上のつるつるスラブ。徐々に厳しくなっていくクラックを越えると最後につるつるのスラブが待ち構えている。右の遠いフットホールドを使うと楽。岩田A0。
?40 m ?+ 鹿:スラブ~枯れ木テラス。途中雨が降って来たのでD奥壁を諦め、四尾根の枯れ木テラスまでザイルを伸ばすことにする。
?20 m ?+ 井:チムニー。典型的な内面登攀。雨がやんだので枯れ木テラスからトラバースしてチムニーを登る。支点が少ない。
?20 m ? 井:ほとんど傾斜がない岩盤歩き。
Dガリー奥壁はバラエティに富んでいて非常に良いルート。1,2p目が特に快適。残置ピンは期待できないのでカムを多用する。ピークでメール受信に頑張るMを置いて草滑り経由でBCまで。途中雨が降り萎える。途中無線連絡をしようと思ったが連絡が取れず、BCに到着してから無線を開放しBパーティの連絡を待つ。16時を過ぎても連絡がないのでLが救助の準備をし始めた矢先に草滑りを降りるBパーティの姿を確認。無線の端子部分が変形して無線が使えなかったようだ。
B:井村-木城パーティ
BC(3:50-5:40/6:00登攀開始)ピラミッド下部(6:50-7:20/7:30登攀開始)下部フランケ(10:50/11:00登攀開始) Dガリー奥壁(14:30)北岳peak(14:40-16:50)BC
d沢を詰めて取り付きへ。dガリー大滝を登るつもりであったが、ピラミッドフェースの下部から横断バンドをトラバースしてつなげることにする。
・ピラミッドフェース下部
?35m ? 木:快適なフェース。
?50 m ? 井:横断バンドをトラバース。
下部フランケの取り付きまではフェースを登る必要があったのでザイル出して登った。(5.8~5.9程度)MはA0。しかしこれがあとになって間違いであったと発覚する。実際のところ正規の3p目から登っていた。下部フランケは全体的にピンがわずか。
・下部フランケ
?10 m ? 井:木城A0。
?40 m ?+ 木:脆いチムニー〜凹角。
?25 m ?+ 井:正規の5p目25m分を登る。
?45 m 木:10m左上し、トラバース。
Dガリー奥壁は2p目終了後雨が降ったため四尾根にトラバースして進むことにする。あとはBCまで。
Dガリー奥壁:木(A0)井木井 (3p目以降はAパーティと同様に第四尾根へ)
8/28 (Sat) ド快晴
レスト。岩田以外の4人は二股までボルダリングに出かけた。二股のボルダリングはところどころにリングボルトが打たれた岩などがあり支点を強化すればロープを張って遊ぶこともできる。
8/29 (Sun) 晴→曇り→雨
A:鹿島-井村-岩田パーティ
BC(3:45-5:30/5:45登攀開始)ピラミッドフェース(13:45)ピラミッドフェースの頭(第四尾根終了1p目終了点付近)(13:45-16:45) BC
時間がかかることが予想されたので朝早くに出発。取り付きは非常に明瞭。
・ピラミッドフェース
?35 m ? 鹿:快適なフェース。
?35 m ? 鹿:草付きバンドを左にトラバース。
?40 m ?- 鹿:右上してフェース。
?20 m ?- 井:右上してフェースを登る。崩壊したハング下バンドの右端に終了点がある。
?15 m ? 井:ぼろぼろのバンドを左へトラバース。
?15 m ? 井:ぼろぼろのバンドを右上。
?35 m ? 井:コーナークラック。岩田A0。
?20 m ? 鹿A0:最初の2手が厳しい。体を突っ張ると登れる。岩田Fall & A0。
?40 m ?- 鹿:逆層のフェース。支点が人工で登れるくらい豊富とのことだったがほとんどない。岩田A0。
?20 m ?+ 井:堅いフェースを左上〜垂直のコーナークラック。岩田A0。
?25 m ? 井:スラブ。今回はハーケンを打ち手前でピッチを切ったが、第四尾根主稜の1p目終了点のやや下に出るのでそこまで伸ばすとよい。(40m)
ピラミッドフェースは支点がかなりぼろぼろであったのであまり登られていない印象を受けた。しかし、登攀内容は素晴らしく、特に7p〜10p目の?級が連続する4pは最高である。下降は30 m懸垂1p。ヒドンスラブ25m懸垂1p。cガリーを降り、二尾根末端の踏み跡を越えてbガリー大滝へ。懸垂は25m→25m→50m→25mの計4p。先行していた2年生パーティが支点を補強してくれていた。上部の懸垂下降点付近は落石に注意。後はBCまで。1年目には少々厳しい。
8/30 (Mon) ド快晴
下山日。下降は二股に出てから大樺沢を下るルートをとった。下りはこっちのルートの方がおそらく快適。広河原のタクシーの運転手の方はとてもいい人でごみを引き取っていただきジュースもいただき、さらには芦安の温泉のタオルをプレゼントしていただいた。まさに至れり尽くせりである。次回訪れる時はぜひ利用したい。
<パーティ>
岩メイン貫徹!
L:全体的に慎重に判断できた。
AL:RF不足。
M2:よく頑張った。積極的なリード。
M1:ひたすら頑張った。
<天気について>
ほぼ毎日13時ころから夕立に襲われた。雨は1h程度でやむが、岩が完全に濡れてしまい登攀ができない状態になる。特にバットレスは濡れるとフリクションが全く効かず、しかも細かいホールドのルートが多いため敗退を余儀なくされる場合が十二分に考えられる。このような天気が1週間連続していたので、中央稜には行くことができなかった。なお、中央稜にどうしても行きたいのであれば少々ナンセンスではあるがピークから踏み跡を下り、懸垂1pで枯れ木テラスに降り登ることも可能である。
8/24 (Tue) 晴れ→曇り
広河原(8:00-11:25)白根御池小屋=BC
新潟から芦安駐車場までは頑張れば8 hくらいで着く。芦安駐車場からはバスの予定だったがタクシーを使うことにした。バスに比べ\ 100高い(\ 1200)が,時間にとらわれず運転手の方がとても親切であるのでぜひ利用することをお勧めする。
広河原からはきれいな夏道をBCまで。特に何もない。時間読みよりかかっているのは休憩を多く取ったから。テントを張った後,全員でC沢出合まで偵察に行く。明日のパーティ分けで鹿島-井ノ上,井村-木城-岩田のパーティに分かれる。井村パーティは飯をこぼすやら醤油をこぼすやらの大惨事だったそうな。
8/25 (Wed) ド快晴→曇り→雨
A:鹿島-井ノ上パーティ
BC(4:50-6:30/7:00登攀開始)bガリー大滝(8:00-8:30/8:40登攀開始)第四尾根主稜(12:40-13:20)北岳peak(13:30-15:00)BC
偵察を昨日していたのでスムーズにC沢まで。Bガリー大滝に取り付くと先行パーティが1組取り付いていた。30分ほど時間待ち。ルートは明瞭でチャレンジアルパインクライミング(以下CAと省略)のトポ通り。
・bガリー大滝(以下、全て体感グレード)
?20 m ? 井:右手の赤褐色のクラックを登る。
?40 m ? 鹿:階段状のスラブから凹角。
bガリー大滝の終了点から第四尾根主稜までの取り付きは計画書の通りであった。4オネと岩に書いてある。これもCAのトポ通り。
・第四尾根主稜
?15 m ?+ 井:ヒドンスラブを登る。その後はノーザイルで踏み跡まで。
?30 m ?- 鹿:つるりとしたクラックでクラックに足が入らない。左横のスラブを使う。その後の草付きフェースは簡単。右から捲いて登ることもできそう。ピンわずかだがビレイ点はしっかりしていた。
?35 m ? 井:草付き混じりのフェース。リッジの左気味35mさらに10m右上。白い岩の下に出る。ロープの流れが悪くなることに注意。
?40 m ? 鹿:緩傾斜の「白い岩」クラック。快適。
?20 m ?- 鹿:リッジ。実に簡単。
?35 m ? 井:3mの垂壁が厳しい。A0もできた(?)。その後リッジ(?)をマッチ箱の頭まで。ここでピッチを切る。
dガリー側へ10 m懸垂。
?30 m ?+ 鹿:バンドの右端から取り付き、フェースを登る。支点が少ない。CAでは?と?をつなげることも可能と書いてあるが厳しいだろう。なおこのピッチは懸垂の仕方を考えればカットできそう。
?20 m ?- 井:左へトラバース〜凹角で枯れ木のテラスまでが正規だが,右のスラブ状のカンテ(?‐)を行く。見た目より難しくなく,ロープの流れも良いのでお勧め。
?45m ? 鹿:バルジからザイルいっぱいまで。おそらくトポの?級を含む。
非常に多くの人が登っているルートなので他のパーティがいる可能性が非常に高い。そのことを考えた上で行動すべき。今回に関しても全体的に先行パーティを待つことが多かった。終了点からは20分ほどでピーク。途中の下りで雨が降り始める。萎えた。
B:井村-木城-岩田パーティ
BC(4:50-6:50/7:20登攀開始)bガリー大滝(8:20-10:20/10:30登攀開始)第四尾根主稜(14:00-14:30)北岳peak(15:00-16:50)BC
ルートの詳細はAパーティを参照。bガリー大滝を登り終えた後、第四尾根主稜に行く踏み跡を間違え,2尾根に上がる踏み跡に入る。ぼろぼろのルンゼをノーザイルで詰め、登りきったところでc沢側に草付の斜面を懸垂。25m。後は第四尾根終了を登る。
リード
bガリー大滝:井井 第四尾根主稜:井井井井井井木木木
8/26 (Thu) ド快晴
レスト。木城以外の4人は二股までボルダリングに出かけた。
8/27 (Fri) ド快晴→曇り→雨
A:鹿島-井ノ上-岩田パーティ
BC(4:00-5:30/6:00登攀開始)第五尾根支稜(7:00/7:10登攀開始)dガリー(10:00/10:10登攀開始) Dガリー奥壁(13:30-14:00)北岳peak(14:10-15:30)BC
c沢右岸を詰めると道があるとの情報だったがその道が分からずとりあえずd沢を詰める。d沢は登りやすいが途中Mにシュリンゲを垂らすところもありあまりお勧めできない。後にしっかりとした道を発見することになる。上部でc沢右岸の尾根の踏み跡に合流しそのまま取り付きまで。第五尾根支稜は非常に快適な好ルート。
・第五尾根支稜
?15 m ?- 鹿:広いバンドを左上。
?45 m ? 鹿:フェースからカンテ。終了点にブッシュ使用。
dガリーに出てすぐにルンゼ。簡単だが少し苔むしているので念のため岩田のみ確保。35 m。?〜?-くらい。その後ザイルをしまうが、20mほど上がったところでザイル出す。トポではノーザイルでも行けると書いてあったのでとりあえずザイル1本で井ノ上はプルージック、岩田は確保で登らせる。結局5p程?〜?+級程度の岩場が続いた。普通にザイルを出すべき。鹿島が3p、井ノ上が2pリード。途中のピンがほとんどないためRFが問われる。Dガリー奥壁の取り付きは顕著な4段ハングと広いテラスが目印。計画書通り「4」と赤ペンキで書いてある。
・Dガリー奥壁
?20 m ?+ 鹿:四段のハング〜クラック。四段目のハングを越えるところが核心。信用できるかどうかは微妙だが、要所にA0 用の残置スリング有。その気になればAA1もできそう。残置は少ないのでカム類は必須。最後のクラックは左のスラブを登ることもできる。岩田A0。
?30 m ? 井A0:クラック〜右上のつるつるスラブ。徐々に厳しくなっていくクラックを越えると最後につるつるのスラブが待ち構えている。右の遠いフットホールドを使うと楽。岩田A0。
?40 m ?+ 鹿:スラブ~枯れ木テラス。途中雨が降って来たのでD奥壁を諦め、四尾根の枯れ木テラスまでザイルを伸ばすことにする。
?20 m ?+ 井:チムニー。典型的な内面登攀。雨がやんだので枯れ木テラスからトラバースしてチムニーを登る。支点が少ない。
?20 m ? 井:ほとんど傾斜がない岩盤歩き。
Dガリー奥壁はバラエティに富んでいて非常に良いルート。1,2p目が特に快適。残置ピンは期待できないのでカムを多用する。ピークでメール受信に頑張るMを置いて草滑り経由でBCまで。途中雨が降り萎える。途中無線連絡をしようと思ったが連絡が取れず、BCに到着してから無線を開放しBパーティの連絡を待つ。16時を過ぎても連絡がないのでLが救助の準備をし始めた矢先に草滑りを降りるBパーティの姿を確認。無線の端子部分が変形して無線が使えなかったようだ。
B:井村-木城パーティ
BC(3:50-5:40/6:00登攀開始)ピラミッド下部(6:50-7:20/7:30登攀開始)下部フランケ(10:50/11:00登攀開始) Dガリー奥壁(14:30)北岳peak(14:40-16:50)BC
d沢を詰めて取り付きへ。dガリー大滝を登るつもりであったが、ピラミッドフェースの下部から横断バンドをトラバースしてつなげることにする。
・ピラミッドフェース下部
?35m ? 木:快適なフェース。
?50 m ? 井:横断バンドをトラバース。
下部フランケの取り付きまではフェースを登る必要があったのでザイル出して登った。(5.8~5.9程度)MはA0。しかしこれがあとになって間違いであったと発覚する。実際のところ正規の3p目から登っていた。下部フランケは全体的にピンがわずか。
・下部フランケ
?10 m ? 井:木城A0。
?40 m ?+ 木:脆いチムニー〜凹角。
?25 m ?+ 井:正規の5p目25m分を登る。
?45 m 木:10m左上し、トラバース。
Dガリー奥壁は2p目終了後雨が降ったため四尾根にトラバースして進むことにする。あとはBCまで。
Dガリー奥壁:木(A0)井木井 (3p目以降はAパーティと同様に第四尾根へ)
8/28 (Sat) ド快晴
レスト。岩田以外の4人は二股までボルダリングに出かけた。二股のボルダリングはところどころにリングボルトが打たれた岩などがあり支点を強化すればロープを張って遊ぶこともできる。
8/29 (Sun) 晴→曇り→雨
A:鹿島-井村-岩田パーティ
BC(3:45-5:30/5:45登攀開始)ピラミッドフェース(13:45)ピラミッドフェースの頭(第四尾根終了1p目終了点付近)(13:45-16:45) BC
時間がかかることが予想されたので朝早くに出発。取り付きは非常に明瞭。
・ピラミッドフェース
?35 m ? 鹿:快適なフェース。
?35 m ? 鹿:草付きバンドを左にトラバース。
?40 m ?- 鹿:右上してフェース。
?20 m ?- 井:右上してフェースを登る。崩壊したハング下バンドの右端に終了点がある。
?15 m ? 井:ぼろぼろのバンドを左へトラバース。
?15 m ? 井:ぼろぼろのバンドを右上。
?35 m ? 井:コーナークラック。岩田A0。
?20 m ? 鹿A0:最初の2手が厳しい。体を突っ張ると登れる。岩田Fall & A0。
?40 m ?- 鹿:逆層のフェース。支点が人工で登れるくらい豊富とのことだったがほとんどない。岩田A0。
?20 m ?+ 井:堅いフェースを左上〜垂直のコーナークラック。岩田A0。
?25 m ? 井:スラブ。今回はハーケンを打ち手前でピッチを切ったが、第四尾根主稜の1p目終了点のやや下に出るのでそこまで伸ばすとよい。(40m)
ピラミッドフェースは支点がかなりぼろぼろであったのであまり登られていない印象を受けた。しかし、登攀内容は素晴らしく、特に7p〜10p目の?級が連続する4pは最高である。下降は30 m懸垂1p。ヒドンスラブ25m懸垂1p。cガリーを降り、二尾根末端の踏み跡を越えてbガリー大滝へ。懸垂は25m→25m→50m→25mの計4p。先行していた2年生パーティが支点を補強してくれていた。上部の懸垂下降点付近は落石に注意。後はBCまで。1年目には少々厳しい。
8/30 (Mon) ド快晴
下山日。下降は二股に出てから大樺沢を下るルートをとった。下りはこっちのルートの方がおそらく快適。広河原のタクシーの運転手の方はとてもいい人でごみを引き取っていただきジュースもいただき、さらには芦安の温泉のタオルをプレゼントしていただいた。まさに至れり尽くせりである。次回訪れる時はぜひ利用したい。
<パーティ>
岩メイン貫徹!
L:全体的に慎重に判断できた。
AL:RF不足。
M2:よく頑張った。積極的なリード。
M1:ひたすら頑張った。
<天気について>
ほぼ毎日13時ころから夕立に襲われた。雨は1h程度でやむが、岩が完全に濡れてしまい登攀ができない状態になる。特にバットレスは濡れるとフリクションが全く効かず、しかも細かいホールドのルートが多いため敗退を余儀なくされる場合が十二分に考えられる。このような天気が1週間連続していたので、中央稜には行くことができなかった。なお、中央稜にどうしても行きたいのであれば少々ナンセンスではあるがピークから踏み跡を下り、懸垂1pで枯れ木テラスに降り登ることも可能である。
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現役の報告・ 2010年10月6日 (水)
【ルート】トッタベツ川〜トッタベツ岳〜新冠川〜ポンベツ沢〜ナメワッカJP〜十の沢〜カムエクAt
【年月日】2010年8月11−19日(7−2)
【メンバー】L小池(4 AL澤田(OB M高橋 田中翔(1
<感想>
L:念願の長い沢旅ができた。沢をのぼり沢をくだる、これぞ日高の歩き方。テンバではよく喋るALと、無口なMの両方にいじられた。
AL:貫徹でき魚も釣れて、いいメインだった。ポンベツはきれいだった。Lは汚かった。
M田中:大変なこともあったけれど、魚を釣ったり、山で泊まったり、楽しく山に行けました。楽しい山に連れて行ってくれたリーダースタッフに感謝です。
高橋:熊に遭遇した日の晩が一番寒かった。星が綺麗だった。修羅場になったらリーダーが闘ってくれると信じてました。
<時間とルート>
8/11:ゲート(6:00)八の沢出合(7:30)Co990=C1(10:10) 曇りのち雨
・604手前ゲートまでデリカで行く。八の沢出合まで林道をいき、入渓する。
入渓してすぐに雨が降りだす。降り出してから1時間もすると沢は増水し始めて渡渉するのに苦労する。
Co1000から若干函地形になり、これ以上進めるのは不可能であるから、Co990二股少しいったところの右岸テラスにテンバることにする。増水に耐えられるテンバ。
8/12:C1=C2停滞 停滞前線の通過による大雨
8/13:C2(12:00)Bカール=C3(15:10) 朝方雨で昼前から晴れ
台風は襟裳岬の南を通過し、影響はなかった。朝までは雨が降ったが、その後はやむ。今山行初めての焚き火をつけて、雑炊をたべつつ減水待ちをする。
若干増水気味の中出発する。Co1000、Co1120のFはともに右岸の捲き道をつかってまく。Co1400の二股は左股をいき、Bカールまで。薪、ポール、水が取れるテンバ。
8/14:C3(5:10)トッタベツ(6:15〜40)七つ沼カール(7:30)Co1220二股(9:15)エサオマン入りの沢出合=C4(14:10) ガスのち晴れ
テンバからガレをつめて稜上へ出る。夏道をトッタベツまで。七つ沼へは「七」の字の踏み跡から降りる。おとといの大雨のせいで七つ沼にはしっかりと七つの沼が存在していた。
新冠川上流Co1520に小滝あるが右岸をまける。Co1150のFは左岸捲く。
川は増水しており、Co1150からの函を中いくことは無理だったので、右岸を高捲く。踏み跡っぽいのがあった。Co1100で一回沢に降りるが、その先の巨岩帯も増水のため通過に苦労しそうなので、また右岸を高捲きCo1040二股に降りる。
その後の川原も慎重に渡渉をし、エサオマン入りの沢出合まで。増水に耐えられる快適なテンバ。夜ALのもってきた塩ホルモンが腐っており、ALが1人でさびしく食べていた。
8/15:C4(5:00)ポンベツ出合=C5(6:40)
曇りのち雨 昨夜の概況より日高地方は夜から雨が降り出す予報であったので、ポンベツ沢Co1060二股まで行くつもりで出発する。テンバからポンベツ出合までは川原。
ポンベツ出合で概況を聞くと昼から雨が降り出すということなので、ポンベツ沢へ行くのをやめて、出合左岸の少し斜面をのぼった高台でC5。昼からは温暖前線の影響がではじまる。
8/16:C5=C6 減水待ち停滞 前線の影響で夜明けまで雨が降る。
みんなで釣りをする。高橋が30cmほどの主を釣り上げる。ポンベツ出合では計20匹ほど魚を釣る。昼にはOBの方から頂いたそうめんを食べる。
8/17:C6(5:10)Co1060二股(10:15)ナメワッカ北カール(12:00~30)ナメワッカJP
(14:00)春別岳(15:00~15)十の沢カール(16:00~45)Co1380=C7(17:35)
晴れ一時ガス
ポンベツはポンベツ出合上の一本目の水線から二本目の水線までと、三本目の水線手前が函状となっており釜持ち段差、函段差がいくつかある。
一本目の水線直後の函はMのみザックを引き上げ空身でへつらせる。三本目の水線手前にある2段段差では、1,2段ともMのザックを吊り上げ、空身で登らせる。捲くこともできる。ほかの函段差なども全て中をいくか、へつる。実にきれいで楽しい。下りにもとれる沢である。
三本目の水線からは川原。Co1340付近には10mのFがある。支沢をのぼって、途中からF上部へ移り直登できる。カールをつめてナメワッカJP西肩Co1730へ出る。JPまで踏み跡はないに等しい。ポンベツ沢のCo1360二股を左にとり、よりJPに近いところへあがった方が楽だったかもしれない。
JPから春別までは踏み跡をたどる。途中春別に一番近いコルにザックをデポしてAtする。ピークで丁度ガスる。ザックデポ地点から十の沢カールへ下る。カールでテントを張っていると茂みから熊の「ウー」といううなり声が聞こえ、テンバを移すことにする。Co1380付近を切り開いてC7。
8/18:C7(6:30)十の沢出合(7:40)八の沢出合=C8(12:40)
快晴 十の沢は小滝が出てくるがブッシュつかんで降りられる。十の沢出合から八の沢出合まで釣りをしながらほげほげと行く。
8/19:C8(5:00)カムエク(8:00〜9:15)C8(12:30〜13:00)七の沢出合(14:00)アカシヤトンネル北口ゲート(15:30~40) 晴れのちくもり
八の沢下部の川原は沢中いったり、台地についてる踏み跡をいったりする。上部にでてくる滝は捲き道を使い八の沢カールまで。カムエクで今までの道を振り返ったあと、来た道を帰る。
テンバを撤収して七の沢出合まで川原をいき、あとはゲートまで。はげ天では帯広在住のOB田戸岡さんにごっつあんしてもらう。
<パーティ>
沢1年班貫徹。
L:安物のラジオで沢中では使えず
AL:同上。マット忘れ
M:よく歩いた。地図読み、天気図を今後も向上させてくように。
8/11:ゲート(6:00)八の沢出合(7:30)Co990=C1(10:10) 曇りのち雨
・604手前ゲートまでデリカで行く。八の沢出合まで林道をいき、入渓する。
入渓してすぐに雨が降りだす。降り出してから1時間もすると沢は増水し始めて渡渉するのに苦労する。
Co1000から若干函地形になり、これ以上進めるのは不可能であるから、Co990二股少しいったところの右岸テラスにテンバることにする。増水に耐えられるテンバ。
8/12:C1=C2停滞 停滞前線の通過による大雨
8/13:C2(12:00)Bカール=C3(15:10) 朝方雨で昼前から晴れ
台風は襟裳岬の南を通過し、影響はなかった。朝までは雨が降ったが、その後はやむ。今山行初めての焚き火をつけて、雑炊をたべつつ減水待ちをする。
若干増水気味の中出発する。Co1000、Co1120のFはともに右岸の捲き道をつかってまく。Co1400の二股は左股をいき、Bカールまで。薪、ポール、水が取れるテンバ。
8/14:C3(5:10)トッタベツ(6:15〜40)七つ沼カール(7:30)Co1220二股(9:15)エサオマン入りの沢出合=C4(14:10) ガスのち晴れ
テンバからガレをつめて稜上へ出る。夏道をトッタベツまで。七つ沼へは「七」の字の踏み跡から降りる。おとといの大雨のせいで七つ沼にはしっかりと七つの沼が存在していた。
新冠川上流Co1520に小滝あるが右岸をまける。Co1150のFは左岸捲く。
川は増水しており、Co1150からの函を中いくことは無理だったので、右岸を高捲く。踏み跡っぽいのがあった。Co1100で一回沢に降りるが、その先の巨岩帯も増水のため通過に苦労しそうなので、また右岸を高捲きCo1040二股に降りる。
その後の川原も慎重に渡渉をし、エサオマン入りの沢出合まで。増水に耐えられる快適なテンバ。夜ALのもってきた塩ホルモンが腐っており、ALが1人でさびしく食べていた。
8/15:C4(5:00)ポンベツ出合=C5(6:40)
曇りのち雨 昨夜の概況より日高地方は夜から雨が降り出す予報であったので、ポンベツ沢Co1060二股まで行くつもりで出発する。テンバからポンベツ出合までは川原。
ポンベツ出合で概況を聞くと昼から雨が降り出すということなので、ポンベツ沢へ行くのをやめて、出合左岸の少し斜面をのぼった高台でC5。昼からは温暖前線の影響がではじまる。
8/16:C5=C6 減水待ち停滞 前線の影響で夜明けまで雨が降る。
みんなで釣りをする。高橋が30cmほどの主を釣り上げる。ポンベツ出合では計20匹ほど魚を釣る。昼にはOBの方から頂いたそうめんを食べる。
8/17:C6(5:10)Co1060二股(10:15)ナメワッカ北カール(12:00~30)ナメワッカJP
(14:00)春別岳(15:00~15)十の沢カール(16:00~45)Co1380=C7(17:35)
晴れ一時ガス
ポンベツはポンベツ出合上の一本目の水線から二本目の水線までと、三本目の水線手前が函状となっており釜持ち段差、函段差がいくつかある。
一本目の水線直後の函はMのみザックを引き上げ空身でへつらせる。三本目の水線手前にある2段段差では、1,2段ともMのザックを吊り上げ、空身で登らせる。捲くこともできる。ほかの函段差なども全て中をいくか、へつる。実にきれいで楽しい。下りにもとれる沢である。
三本目の水線からは川原。Co1340付近には10mのFがある。支沢をのぼって、途中からF上部へ移り直登できる。カールをつめてナメワッカJP西肩Co1730へ出る。JPまで踏み跡はないに等しい。ポンベツ沢のCo1360二股を左にとり、よりJPに近いところへあがった方が楽だったかもしれない。
JPから春別までは踏み跡をたどる。途中春別に一番近いコルにザックをデポしてAtする。ピークで丁度ガスる。ザックデポ地点から十の沢カールへ下る。カールでテントを張っていると茂みから熊の「ウー」といううなり声が聞こえ、テンバを移すことにする。Co1380付近を切り開いてC7。
8/18:C7(6:30)十の沢出合(7:40)八の沢出合=C8(12:40)
快晴 十の沢は小滝が出てくるがブッシュつかんで降りられる。十の沢出合から八の沢出合まで釣りをしながらほげほげと行く。
8/19:C8(5:00)カムエク(8:00〜9:15)C8(12:30〜13:00)七の沢出合(14:00)アカシヤトンネル北口ゲート(15:30~40) 晴れのちくもり
八の沢下部の川原は沢中いったり、台地についてる踏み跡をいったりする。上部にでてくる滝は捲き道を使い八の沢カールまで。カムエクで今までの道を振り返ったあと、来た道を帰る。
テンバを撤収して七の沢出合まで川原をいき、あとはゲートまで。はげ天では帯広在住のOB田戸岡さんにごっつあんしてもらう。
<パーティ>
沢1年班貫徹。
L:安物のラジオで沢中では使えず
AL:同上。マット忘れ
M:よく歩いた。地図読み、天気図を今後も向上させてくように。
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現役の報告・ 2010年8月7日 (土)
【年月日】2010/7/31(1-0)
【メンバー】L小池(4 AL鹿島(3 M 高橋 田中翔(1
<時間とルート>
野塚トンネル南口駐車場(6:15)Co920(8:00〜8:15)野塚ピーク(10:00〜10:20)トンネル北口駐車場(12:40)
曇り時々晴れ。翌日の雨予想から短縮計画でニオベツ川に入ることに。
トンネル南口駐車場に駐車、堰堤をabして入渓。若干増水気味であった。Co730過ぎてから滝が出てくる。Co780付近の10mFは左岸まき。途中でシュリンゲ垂らす。
Co920二股を右股にとり、過ぎた後4段F。1段目直登。2段目・3段目はつなげて、右岸をまく。
約30m、ホールドあるが高度感あり。4段目直登し、Mのみ確保。その後は滑滝が連続。直登したりまいたりして対処。上部水流が同じ二股では右股を行く。藪漕ぎなくピークまで。ピークから西のコルまで踏み跡をたどり、そこからポン3の沢へ下る。ほとんど前向いて下れる。5mFは、左岸をクライムダウン。トンネル北口駐車場へ出る。
〈Party〉
準山3回目。行動技術など総合確認できた。
野塚トンネル南口駐車場(6:15)Co920(8:00〜8:15)野塚ピーク(10:00〜10:20)トンネル北口駐車場(12:40)
曇り時々晴れ。翌日の雨予想から短縮計画でニオベツ川に入ることに。
トンネル南口駐車場に駐車、堰堤をabして入渓。若干増水気味であった。Co730過ぎてから滝が出てくる。Co780付近の10mFは左岸まき。途中でシュリンゲ垂らす。
Co920二股を右股にとり、過ぎた後4段F。1段目直登。2段目・3段目はつなげて、右岸をまく。
約30m、ホールドあるが高度感あり。4段目直登し、Mのみ確保。その後は滑滝が連続。直登したりまいたりして対処。上部水流が同じ二股では右股を行く。藪漕ぎなくピークまで。ピークから西のコルまで踏み跡をたどり、そこからポン3の沢へ下る。ほとんど前向いて下れる。5mFは、左岸をクライムダウン。トンネル北口駐車場へ出る。
〈Party〉
準山3回目。行動技術など総合確認できた。
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現役の報告・ 2010年8月6日 (金)
2010年7月24〜25日(2−0)
L小池(4 AL澤田(OB M高橋 田中翔(1
L小池(4 AL澤田(OB M高橋 田中翔(1
<時間とルート>
24日:ゲート手前車デポ地(8:10)幌内府橋(8:50)Co840=C1(16:50)
朝、札幌は本降りであった。幌内府川左岸の林道ゲートまで、行く予定であったが道が荒れだしたので、途中で車をとめる。途中から林道はよくなり、車の通行も可能。たぶん来岸町あたりの林道とつながっていると思われる。Co200の幌内府橋から入渓。朝までの雨で10cm程増水している。Co500までは川原。Co620~760までが函状。1つ目CSのFは左岸チムニー状、2つ目のFは右岸水流際直登、3つ目のFは右岸捲き、4つ目も右岸捲き。3つ目以外はMを確保した。他にも函状の中に釜や段差があるが中を行ける。Co840左岸テラスでC1.
25日:C1(5:30)余別岳(8:20〜50)ウエンドCo620(11:40)林道終点(17:00)国道
テンバを出るとすぐに滑状になる。少し行ったところに10mのなめ滝。ロープフィックスで右岸捲き。その後藪こいでピークまで。ピークから東コル方面の踏み跡をたどるが途中でなくなったので東コル手前からウエンド川へ下る。ウエンド川はCo500~440が函状、滝が3つある。最初の15mFは左岸を巻き下る。ロープフィックス。2つ目のFは左岸を少しトラバースして、少し上の方にあるブッシュをピンにしてab。あとは川原を堰堤まで。堰堤から左岸を登り林道を探すが見当たらず少々探す。堰堤少し下流に伸びているようであった。あとは国道まで歩いて下山。
<パーティ>
準山2回目 体力、行動技術の確認できた 1年班の動きを確認できた
*携帯はauが天気良ければ入る。
24日:ゲート手前車デポ地(8:10)幌内府橋(8:50)Co840=C1(16:50)
朝、札幌は本降りであった。幌内府川左岸の林道ゲートまで、行く予定であったが道が荒れだしたので、途中で車をとめる。途中から林道はよくなり、車の通行も可能。たぶん来岸町あたりの林道とつながっていると思われる。Co200の幌内府橋から入渓。朝までの雨で10cm程増水している。Co500までは川原。Co620~760までが函状。1つ目CSのFは左岸チムニー状、2つ目のFは右岸水流際直登、3つ目のFは右岸捲き、4つ目も右岸捲き。3つ目以外はMを確保した。他にも函状の中に釜や段差があるが中を行ける。Co840左岸テラスでC1.
25日:C1(5:30)余別岳(8:20〜50)ウエンドCo620(11:40)林道終点(17:00)国道
テンバを出るとすぐに滑状になる。少し行ったところに10mのなめ滝。ロープフィックスで右岸捲き。その後藪こいでピークまで。ピークから東コル方面の踏み跡をたどるが途中でなくなったので東コル手前からウエンド川へ下る。ウエンド川はCo500~440が函状、滝が3つある。最初の15mFは左岸を巻き下る。ロープフィックス。2つ目のFは左岸を少しトラバースして、少し上の方にあるブッシュをピンにしてab。あとは川原を堰堤まで。堰堤から左岸を登り林道を探すが見当たらず少々探す。堰堤少し下流に伸びているようであった。あとは国道まで歩いて下山。
<パーティ>
準山2回目 体力、行動技術の確認できた 1年班の動きを確認できた
*携帯はauが天気良ければ入る。
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現役の報告・ 2010年7月2日 (金)
昨年は南日高の準山で使った千走川本流。
滝のレベルや質、また綺麗な沢ということで沢1年班の準山1回目に最適ではないかと考え今回は下部から登る計画にした。脱・漁川。
【年月日】2010年6月26−27日(2−0)
【メンバー】L小池(4 AL田中(4 M高橋、田中翔、村田(1
<時間とルート>
1日目:駐車場(10:00)、賀老の滝上二股(10:30)Co700=C1(14:45)
賀老高原キャンプ場の先ドラゴンウォーターの沢から入渓し、少し下ると賀老の滝上の二股に出る。
二股すぐ上に滑滝があり左岸をのぼる。あとは長い河原歩き。倒木も少なく1年班としては良渓だが上部の雪渓のせいか白いところてんが繁殖していた。狩場山南東直登沢すぎてから、滑段差が出てくる。
Co620に2段8mの滑F。丸太を使い左岸をのぼる。あとは段差程度。途中でALの膝痛が再発。やっぱりまだ完治していなかった。登山道入り口付近の峰千走橋をこえ、Co700の8m滑Fの下でC1。滑滝をみると雪渓による増水だろう、午後に登ればこの時期はしょっぱいシャワークライムになりそう。テン場は増水には耐えられない。
2日目:C1(7:15)、Co750 15mのF上を引き返し(8:45〜9:45)、C1(11:00)、林道上(11:15)、駐車場(12:15)
AL膝痛のため、上まで行くことができないと考え出発を遅らせる。
Co700の8m滑Fはザイル出して右岸をのぼる。朝ともあって昨日に比べて水量は少ない。Co750の15mFは少し泳いでザイル出して左岸をのぼる。ALの膝痛のため、引き返し。
15mF、8mの滑Fともに、abでおりる。ピンはブッシュ。峰千走橋の下から林道へ上がり、林道を駐車場まで。
<パーティ>1年沢メイン準山1回目。滝のぼり、ab、生活技術できた。ALは要精密検査
滝のレベルや質、また綺麗な沢ということで沢1年班の準山1回目に最適ではないかと考え今回は下部から登る計画にした。脱・漁川。
【年月日】2010年6月26−27日(2−0)
【メンバー】L小池(4 AL田中(4 M高橋、田中翔、村田(1
<時間とルート>
1日目:駐車場(10:00)、賀老の滝上二股(10:30)Co700=C1(14:45)
賀老高原キャンプ場の先ドラゴンウォーターの沢から入渓し、少し下ると賀老の滝上の二股に出る。
二股すぐ上に滑滝があり左岸をのぼる。あとは長い河原歩き。倒木も少なく1年班としては良渓だが上部の雪渓のせいか白いところてんが繁殖していた。狩場山南東直登沢すぎてから、滑段差が出てくる。
Co620に2段8mの滑F。丸太を使い左岸をのぼる。あとは段差程度。途中でALの膝痛が再発。やっぱりまだ完治していなかった。登山道入り口付近の峰千走橋をこえ、Co700の8m滑Fの下でC1。滑滝をみると雪渓による増水だろう、午後に登ればこの時期はしょっぱいシャワークライムになりそう。テン場は増水には耐えられない。
2日目:C1(7:15)、Co750 15mのF上を引き返し(8:45〜9:45)、C1(11:00)、林道上(11:15)、駐車場(12:15)
AL膝痛のため、上まで行くことができないと考え出発を遅らせる。
Co700の8m滑Fはザイル出して右岸をのぼる。朝ともあって昨日に比べて水量は少ない。Co750の15mFは少し泳いでザイル出して左岸をのぼる。ALの膝痛のため、引き返し。
15mF、8mの滑Fともに、abでおりる。ピンはブッシュ。峰千走橋の下から林道へ上がり、林道を駐車場まで。
<パーティ>1年沢メイン準山1回目。滝のぼり、ab、生活技術できた。ALは要精密検査
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現役の報告・ 2010年7月2日 (金)
【年月日】2010年6月26−27日(2−0)
【メンバー】L-s 鹿島 井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1 G斎藤(OB
ここではL鹿島-M井ノ上-G斎藤Pの記録のみ掲載。斎藤さんの記録は↑のマップから。
<時間とルート> グレードは登ってみての感想
北峰 6/26 快晴 旧道登山口(6:30-10:30)夫婦岩基部BC(登攀11:30-17:00)BC
この夏一番の暑さの中旧道を登る。夫婦岩基部のBCより少し下ったところで水がとれたが、確実なのは夫婦岩への踏み跡と旧道の分岐点だろう。
南西カンテ(11:30-13:30)
1p ?- 40m(井):トポを持ってMに取り付きを探してもらう。落ち着いて登っていた。
2p ? 40m(井):2p目の終了点は本当に太い灌木があり安定した場所。今回はその5m手前でピッチを切ったが、もっとザイルを伸ばす方がよい。
下降路は中央ルンゼ側にトラバースした後、踏み跡のある急斜を下る。適当なところを見つけて30mラッペル1pで中央ルンゼまで。
洞穴スラブ(14:00-17:00)
1p ? 20m(井):上部の捨て縄のあるところ(終了点直下の草付下)を左に逃げると登りやすい。
2p ? 15m(鹿):終了点直下で確認のため足を置いた岩が崩れ落ちる。岩の大きさは野球盤程度。ルート自体の崩壊はないが、2p目の終了点のある微妙なテラスも危ない。
3p ? A1 30m(斎):A0でも行けそう。斎藤さんはフィフィでA1。芦別の中では比較的硬くて快適。
南峰南壁 6/27 晴れ時々うす曇り BC(登攀6:00-14:00)BC(14:50-18:00)旧道登山口
中央ルンゼを登る。全てノーザイルで登るが、微妙なところは2-3か所。コルからは中央ルンゼとは反対側に藪を漕ぎ、略奪点に出る。ここでMがバイルを忘れたことが発覚。とりあえず進めるところまで進むことにする。γルンゼから伸びる二股沢はとても急。BSして慎重に降りる。バイルなしで下ることの判断は斎藤さんが先に降りた後、ザイルでMにバイルを渡すことで対処した。南峰リッジの取り付きを確認した後、γルンゼを詰める。これもまた急。斎藤さんは木をバイル代わりに登る。しばらく登った後、比較的登りやすそうな凹角からとりついた。
1p ? 50m(斎):凹角の右のフェースを10mほど登り、ブッシュをつかみつつ傾斜の緩くなった岩を右上し、バンドに出てピッチを切る。
2p ?- 25m(鹿):凹角下までバンドを登る。立ち木2本でビレー。
3p ?- 35m(井):凹角を15m程登り、登りやすそうな左側の壁を登る。傾斜が緩くなりブッシュが生えている場所でビレー。
4p ? 40m(斎):左側のカンテを忠実に登り、登れなくなったところで左側にルートをとる。難しい。終了点は南峰直下の踏み跡上で岩でビレー。
南壁は総じて非常にもろい。岩がガンガン落ちる。たまに顔大の落石があった。自然落石も多いので注意が必要。また、残置ピンが1本もないので高いルートファインディング能力が要求される。以上にあるようにアプローチの困難さ、プロテクションの取り方、ルートファインディングなどの全てで高いレベルの山の総合力が求められる。
<パーティ>岩メイン準山4回目。本チャンを意識し岩の総合力を十分に確認できた。
北峰 6/26 快晴 旧道登山口(6:30-10:30)夫婦岩基部BC(登攀11:30-17:00)BC
この夏一番の暑さの中旧道を登る。夫婦岩基部のBCより少し下ったところで水がとれたが、確実なのは夫婦岩への踏み跡と旧道の分岐点だろう。
南西カンテ(11:30-13:30)
1p ?- 40m(井):トポを持ってMに取り付きを探してもらう。落ち着いて登っていた。
2p ? 40m(井):2p目の終了点は本当に太い灌木があり安定した場所。今回はその5m手前でピッチを切ったが、もっとザイルを伸ばす方がよい。
下降路は中央ルンゼ側にトラバースした後、踏み跡のある急斜を下る。適当なところを見つけて30mラッペル1pで中央ルンゼまで。
洞穴スラブ(14:00-17:00)
1p ? 20m(井):上部の捨て縄のあるところ(終了点直下の草付下)を左に逃げると登りやすい。
2p ? 15m(鹿):終了点直下で確認のため足を置いた岩が崩れ落ちる。岩の大きさは野球盤程度。ルート自体の崩壊はないが、2p目の終了点のある微妙なテラスも危ない。
3p ? A1 30m(斎):A0でも行けそう。斎藤さんはフィフィでA1。芦別の中では比較的硬くて快適。
南峰南壁 6/27 晴れ時々うす曇り BC(登攀6:00-14:00)BC(14:50-18:00)旧道登山口
中央ルンゼを登る。全てノーザイルで登るが、微妙なところは2-3か所。コルからは中央ルンゼとは反対側に藪を漕ぎ、略奪点に出る。ここでMがバイルを忘れたことが発覚。とりあえず進めるところまで進むことにする。γルンゼから伸びる二股沢はとても急。BSして慎重に降りる。バイルなしで下ることの判断は斎藤さんが先に降りた後、ザイルでMにバイルを渡すことで対処した。南峰リッジの取り付きを確認した後、γルンゼを詰める。これもまた急。斎藤さんは木をバイル代わりに登る。しばらく登った後、比較的登りやすそうな凹角からとりついた。
1p ? 50m(斎):凹角の右のフェースを10mほど登り、ブッシュをつかみつつ傾斜の緩くなった岩を右上し、バンドに出てピッチを切る。
2p ?- 25m(鹿):凹角下までバンドを登る。立ち木2本でビレー。
3p ?- 35m(井):凹角を15m程登り、登りやすそうな左側の壁を登る。傾斜が緩くなりブッシュが生えている場所でビレー。
4p ? 40m(斎):左側のカンテを忠実に登り、登れなくなったところで左側にルートをとる。難しい。終了点は南峰直下の踏み跡上で岩でビレー。
南壁は総じて非常にもろい。岩がガンガン落ちる。たまに顔大の落石があった。自然落石も多いので注意が必要。また、残置ピンが1本もないので高いルートファインディング能力が要求される。以上にあるようにアプローチの困難さ、プロテクションの取り方、ルートファインディングなどの全てで高いレベルの山の総合力が求められる。
<パーティ>岩メイン準山4回目。本チャンを意識し岩の総合力を十分に確認できた。
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現役の報告・ 2010年7月2日 (金)
剣山は芽室岳の東に位置する山。北海道の山には珍しい、花崗岩質の岩場を持ち、帯広の山岳会の方などがよく登られているようだ。写真は↑のマップから斎藤さんの記録を参照してください。
【年月日】2010年6月12日(1−0)
【メンバー】L-s 鹿島 井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1 G斎藤(OB
【年月日】2010年6月12日(1−0)
【メンバー】L-s 鹿島 井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1 G斎藤(OB
以下記録はL鹿島(3 M岩田(1 G斎藤 パーティのもの。
<アプローチ>
登山口(7:00-8:30)2の森岩場取り付き(登攀9:00-14:00)2の森岩場(14:00-15:15)頂上岩壁取り付き(登攀15:15-18:15)頂上(18:15-19:30)登山口
<登ったルート>(グレードは登ってみての感想)
2の森岩場
どのルートもきれいに整備されており、快適なクライミングを楽しむことができる。今回取り付いたルート以外にも登れそうなルートが多く開かれているようで、ボルトなどがしっかり打ってある。
?デコボコ→3本指(鹿島リード)
1p 25m ?+:赤いポストから下へ藪を進み、20m程下った藪の中の岩の基部が取り付き。記録では懸垂で取り付くと書いてあるが、藪を漕いで取り付くこともできた。ルート上は掃除がされており、快調なクライミングを楽しめる。残置プロテクションがほとんどないクラックを15m程直上すると、スプーンカット凹角に出る。ボルトに導かれて一番登りやすそうな箇所を登り立木でビレー。岩は硬く、総じて登りやすい。岩田テンション数回。
2p 25m ?:2m程登り、ハング下を左にトラバースする。ブッシュの左側を登り、大きなカバが連続するハングを越える。ボルトは新しく、衝撃荷重に耐えれそうであった。ザイルの流れが悪くなりやすい。終了点はしっかりしたボルト1つある。岩田テンション数回。
?白い蝶(斎藤さんリード)
1p 10m ?+:ポストのあるコルに対面しているフェースの、右下5mにあるクラックを登る。とても短く、一瞬で終わる。バンドに出て、白樺の木もしくはボルトでビレー。岩田テンション数回。
2p 20m ?:正面の外開チムニーを登る。木を使うと登りやすい。チムニーの中ほどから右に出てフェースを登り、さらにクラック沿いに登ると頭に出る。終了点は3本指の終了点のすぐ隣。
?ジュンジ(鹿島リード)
1p 25m ?- A1(すべてフリーで登ると?-):ポストのあるコルから10mほど下り、左側の広いバンドに出ると「白い蝶」の一段下に出る。3本指または白い蝶の終了点から懸垂して取り付いても良い。ルートはバンド中間の左上するクラック沿をフリーで登る(通常はA1)と「白い蝶」2p目のバンドに出た。ハングしたクラックをワンポイントA1で越えるとトポに記載してあるが、これも見た感じフリーで登れそうなのでとりあえずしっかりしたボルトのあるところまで登ってみることにする。クリップした後、次のムーブに移ろうとした時右足を滑らせ1mフォール。けがはなく、そのあとすぐにA1で抜ける。フェースを「白い蝶」の終了点に向かって左上気味に登るとトポに書いてあるが、これはイワタケに覆われておりぼろぼろ。3本指につなげる方がよい。岩田テンション数回。
頂上岩塔東壁
計画にある2の森のルートを全て登り、Mが消耗していたのでLとGが登りに頂上に向かうことにする。取り付きは頂上から2つはしごを降り、向かって左側に伸びる踏み跡をたどる。どのピッチもアブミルートであり。リングボルト間の距離は遠く、アブミの最上段に乗り込まないと次のボルトまで届かないことが多い。アブミのいい練習にはなる。全く整備されておらず、苔がびっしり張り付いたぼろぼろの岩との戦いになる。あと5年ほどすれば完全にルートしての機能を失うだろう。
?直上ルート(斎藤→鹿島敗退→斎藤)
1p 20m ?+ A1:右上するクラックを人工を交えて登り、立ち木でビレー。岩はもろく、慎重なクライミングが求められる。
2p 20m ?+ A2:ボルト連打のフェースを登るとトポに記載されているが、初めの4本くらいまでのボルトは明らかに衝撃荷重には耐えられなさそうなもの。1.5mのハング下までアブミで登りA2で越えるが、アブミからフリーへ切り替わるところから終了点まではピンがなく、ホールドはガバがあるもののぼろぼろでありLは敗退を決断2m程下の2つの比較的新しいリングボルトでビレイ点を作成することにする。リードを斎藤さんに代わってもらい終了点まで。
3p 25m ? A1:ボルトをA1で直上(フリーでは5.10cらしいが、苔が張り付き全く登れなさそう)すると、傾斜が緩くなって頂上へ抜ける。傾斜が緩くなった後、残置プロテクションはない。
<パーティ>芦別夫婦岩南峰南壁の調整。下山遅れ。
<アプローチ>
登山口(7:00-8:30)2の森岩場取り付き(登攀9:00-14:00)2の森岩場(14:00-15:15)頂上岩壁取り付き(登攀15:15-18:15)頂上(18:15-19:30)登山口
<登ったルート>(グレードは登ってみての感想)
2の森岩場
どのルートもきれいに整備されており、快適なクライミングを楽しむことができる。今回取り付いたルート以外にも登れそうなルートが多く開かれているようで、ボルトなどがしっかり打ってある。
?デコボコ→3本指(鹿島リード)
1p 25m ?+:赤いポストから下へ藪を進み、20m程下った藪の中の岩の基部が取り付き。記録では懸垂で取り付くと書いてあるが、藪を漕いで取り付くこともできた。ルート上は掃除がされており、快調なクライミングを楽しめる。残置プロテクションがほとんどないクラックを15m程直上すると、スプーンカット凹角に出る。ボルトに導かれて一番登りやすそうな箇所を登り立木でビレー。岩は硬く、総じて登りやすい。岩田テンション数回。
2p 25m ?:2m程登り、ハング下を左にトラバースする。ブッシュの左側を登り、大きなカバが連続するハングを越える。ボルトは新しく、衝撃荷重に耐えれそうであった。ザイルの流れが悪くなりやすい。終了点はしっかりしたボルト1つある。岩田テンション数回。
?白い蝶(斎藤さんリード)
1p 10m ?+:ポストのあるコルに対面しているフェースの、右下5mにあるクラックを登る。とても短く、一瞬で終わる。バンドに出て、白樺の木もしくはボルトでビレー。岩田テンション数回。
2p 20m ?:正面の外開チムニーを登る。木を使うと登りやすい。チムニーの中ほどから右に出てフェースを登り、さらにクラック沿いに登ると頭に出る。終了点は3本指の終了点のすぐ隣。
?ジュンジ(鹿島リード)
1p 25m ?- A1(すべてフリーで登ると?-):ポストのあるコルから10mほど下り、左側の広いバンドに出ると「白い蝶」の一段下に出る。3本指または白い蝶の終了点から懸垂して取り付いても良い。ルートはバンド中間の左上するクラック沿をフリーで登る(通常はA1)と「白い蝶」2p目のバンドに出た。ハングしたクラックをワンポイントA1で越えるとトポに記載してあるが、これも見た感じフリーで登れそうなのでとりあえずしっかりしたボルトのあるところまで登ってみることにする。クリップした後、次のムーブに移ろうとした時右足を滑らせ1mフォール。けがはなく、そのあとすぐにA1で抜ける。フェースを「白い蝶」の終了点に向かって左上気味に登るとトポに書いてあるが、これはイワタケに覆われておりぼろぼろ。3本指につなげる方がよい。岩田テンション数回。
頂上岩塔東壁
計画にある2の森のルートを全て登り、Mが消耗していたのでLとGが登りに頂上に向かうことにする。取り付きは頂上から2つはしごを降り、向かって左側に伸びる踏み跡をたどる。どのピッチもアブミルートであり。リングボルト間の距離は遠く、アブミの最上段に乗り込まないと次のボルトまで届かないことが多い。アブミのいい練習にはなる。全く整備されておらず、苔がびっしり張り付いたぼろぼろの岩との戦いになる。あと5年ほどすれば完全にルートしての機能を失うだろう。
?直上ルート(斎藤→鹿島敗退→斎藤)
1p 20m ?+ A1:右上するクラックを人工を交えて登り、立ち木でビレー。岩はもろく、慎重なクライミングが求められる。
2p 20m ?+ A2:ボルト連打のフェースを登るとトポに記載されているが、初めの4本くらいまでのボルトは明らかに衝撃荷重には耐えられなさそうなもの。1.5mのハング下までアブミで登りA2で越えるが、アブミからフリーへ切り替わるところから終了点まではピンがなく、ホールドはガバがあるもののぼろぼろでありLは敗退を決断2m程下の2つの比較的新しいリングボルトでビレイ点を作成することにする。リードを斎藤さんに代わってもらい終了点まで。
3p 25m ? A1:ボルトをA1で直上(フリーでは5.10cらしいが、苔が張り付き全く登れなさそう)すると、傾斜が緩くなって頂上へ抜ける。傾斜が緩くなった後、残置プロテクションはない。
<パーティ>芦別夫婦岩南峰南壁の調整。下山遅れ。
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現役の報告・ 2010年7月2日 (金)
【年月日】2010年6月3−6日(4−0)
【メンバー】L田中省(4 AL井ノ上 木城(2 M岩田 田中翔(1
【ルート】ペテカリ西尾根〜ペテカリ〜ルベツネ〜ヤオロ〜コイカク〜札内ヒュッテ
←ルベツネより1599へ
【メンバー】L田中省(4 AL井ノ上 木城(2 M岩田 田中翔(1
【ルート】ペテカリ西尾根〜ペテカリ〜ルベツネ〜ヤオロ〜コイカク〜札内ヒュッテ
←ルベツネより1599へ
<時間とルート>
3日 曇 ペテカリ山荘(9:00)−・1031北東コル(13:30)=C1
ペテカリ山荘から西尾根の登山道を行く。途中雪堤が数箇所、特に・1293付近は雪べったり。たまに細尾根になりM注意。アップダウン激しく、なぜこうも忠実に尾根上をたどっているのか皆首をかしげる。道が崩壊しにくいのかな。
・1031北東コルに着き、主にMが消耗しているとの理由からコルでC1とする。残雪大量で平らなテン場。写真は翌日のペテカリへの登り。夜半から雨となる。ALの脇にダニが食い込んでいるのが見つかりAL初日から萎える。
4日 ガス時々雨 C1(7:30)−ペテカリ(9:15−30)−ルベツネ(12:20)−C2(12:25)
朝起きるとMの腹にもダニが!自ら切除するM。コルからの登りは雪がべったりで下りだとアイゼンいるだろう。やはり今年は雪解けが遅い。ガスガスのペテカリピークには3人ほど泊まれそうなテン場がある。
ピークから一路ルベツネへ。カール側に泊まれそうな雪堤がたくさんある。ふみ跡は明瞭。ルベツネ南ポコまで両側が切れ気味なのでMに注意していく。日高側からガスが猛烈な勢いで上がってきており、びしょぬれになった。
ルベツネに着きテン場を探すと確かにテン場はあるのだが少し狭い。20分ほど前にいい雪堤があったがいまさら戻る気も起きず、周りを探すと北西尾根にすぐ入ったところに雪堤があり土木工事して泊まることにした。おそらく残雪の多い今年だから泊まれたテン場。
5日 快晴後ガス C2(6:00)−1599峰(9:10−30)−ヤオロマップ(14:00)=C3
今山行初の晴れとなったこの日、テントを出るとそこは雲海の上。見渡す限り山しか見えない世界にしばし浸り出発する。ヤオロが遠い・・・。写真はペテカリ。
ALはほっかむりを被り先頭で藪をこぐ。1599まではよわっちい藪。その先は少し強くなるが基本的にずっと踏み跡が見えているのでどうということはない。雪堤が断続的にあり楽チン。1599先でALが滑落する。細い雪堤を無理に攻めたためで危なっかしい。ヤオロ手前でLの右膝が壊れる。Lのみヒイヒイ言いながらヤオロマップのピークに着き、C3。
6日 快晴 C3(5:30)−コイカク(7:30)−夏尾根末端(9:45−11:20)−道々(13:50)
1839峰はLの膝痛のため泣く泣くカット。快晴なんだがなー。と、よく見ると東西稜線の場所が雪稜のようになっているのが見える。どの道行けなかったかな。
コイカクまで夏道のようなふみ跡をたどり、コイカクにつく。今までの道程を振り返りパシャリ。
日高の稜線を後にし夏尾根を下る。今年は雪が多いのでコイカクピーク直下の急なところにもあるかと思ったが、まったくない。せっかく持ってきたピッケルを担ぎ末端まで。Lの膝は下りには問題なし。沢に降り立ち大休止してダニを払う。先頭を行ったLには19匹付着していた。
コイカク沢は登山靴を履いたまま渡渉を繰り返し道々まで。各々ヒッチして帯広に集合しはげ天へ赴く。豚天丼なるものが新しく出ていて食べてみるがLの個人的な感想としてはいまいちだった。
<パーティ>6月山行日高入門編。なんとか貫徹。核心はダニ。
※5人泊まれそうなテン場は↑の他に・・・
ルベツネ南ポコ、1599峰、1599峰先ポコ、その先のコル、1569、ヤオロ先Co1600、・1560
3日 曇 ペテカリ山荘(9:00)−・1031北東コル(13:30)=C1
ペテカリ山荘から西尾根の登山道を行く。途中雪堤が数箇所、特に・1293付近は雪べったり。たまに細尾根になりM注意。アップダウン激しく、なぜこうも忠実に尾根上をたどっているのか皆首をかしげる。道が崩壊しにくいのかな。
・1031北東コルに着き、主にMが消耗しているとの理由からコルでC1とする。残雪大量で平らなテン場。写真は翌日のペテカリへの登り。夜半から雨となる。ALの脇にダニが食い込んでいるのが見つかりAL初日から萎える。
4日 ガス時々雨 C1(7:30)−ペテカリ(9:15−30)−ルベツネ(12:20)−C2(12:25)
朝起きるとMの腹にもダニが!自ら切除するM。コルからの登りは雪がべったりで下りだとアイゼンいるだろう。やはり今年は雪解けが遅い。ガスガスのペテカリピークには3人ほど泊まれそうなテン場がある。
ピークから一路ルベツネへ。カール側に泊まれそうな雪堤がたくさんある。ふみ跡は明瞭。ルベツネ南ポコまで両側が切れ気味なのでMに注意していく。日高側からガスが猛烈な勢いで上がってきており、びしょぬれになった。
ルベツネに着きテン場を探すと確かにテン場はあるのだが少し狭い。20分ほど前にいい雪堤があったがいまさら戻る気も起きず、周りを探すと北西尾根にすぐ入ったところに雪堤があり土木工事して泊まることにした。おそらく残雪の多い今年だから泊まれたテン場。
5日 快晴後ガス C2(6:00)−1599峰(9:10−30)−ヤオロマップ(14:00)=C3
今山行初の晴れとなったこの日、テントを出るとそこは雲海の上。見渡す限り山しか見えない世界にしばし浸り出発する。ヤオロが遠い・・・。写真はペテカリ。
ALはほっかむりを被り先頭で藪をこぐ。1599まではよわっちい藪。その先は少し強くなるが基本的にずっと踏み跡が見えているのでどうということはない。雪堤が断続的にあり楽チン。1599先でALが滑落する。細い雪堤を無理に攻めたためで危なっかしい。ヤオロ手前でLの右膝が壊れる。Lのみヒイヒイ言いながらヤオロマップのピークに着き、C3。
6日 快晴 C3(5:30)−コイカク(7:30)−夏尾根末端(9:45−11:20)−道々(13:50)
1839峰はLの膝痛のため泣く泣くカット。快晴なんだがなー。と、よく見ると東西稜線の場所が雪稜のようになっているのが見える。どの道行けなかったかな。
コイカクまで夏道のようなふみ跡をたどり、コイカクにつく。今までの道程を振り返りパシャリ。
日高の稜線を後にし夏尾根を下る。今年は雪が多いのでコイカクピーク直下の急なところにもあるかと思ったが、まったくない。せっかく持ってきたピッケルを担ぎ末端まで。Lの膝は下りには問題なし。沢に降り立ち大休止してダニを払う。先頭を行ったLには19匹付着していた。
コイカク沢は登山靴を履いたまま渡渉を繰り返し道々まで。各々ヒッチして帯広に集合しはげ天へ赴く。豚天丼なるものが新しく出ていて食べてみるがLの個人的な感想としてはいまいちだった。
<パーティ>6月山行日高入門編。なんとか貫徹。核心はダニ。
※5人泊まれそうなテン場は↑の他に・・・
ルベツネ南ポコ、1599峰、1599峰先ポコ、その先のコル、1569、ヤオロ先Co1600、・1560
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