報告 7/28-29(2-0)
赤岳沢
L高橋AL田中翔(3 M佐藤 吉澤(2 G井ノ上(4 G斎藤(OB
もともとLとGで小山行で行く予定であったが、2年班で行く事にした計画。赤岳沢は流星の滝となって石狩川に落ちる支流で最近の地図では雄滝の沢と表記が変わっている。
<時間とルート>
1日目 晴れ
駐車場(8:40)流星の滝落ち口(10:20) CS滝のまき終わり(11:30)Co1030二股=C1(14:00)
観光客の脇を通り抜け石狩川を渡渉し右岸尾根にのる。先日通報されてしまったクライマーの様に通報されるんじゃないかと冗談を言い豪快な流星の滝を間近に仰ぎながら林の中のあやふやなシカ道をたどっていくとなんとか落ち口にでる。降り口に立つと函状となり目前にCS滝が2つ。1つめは右側のチムニーから斎藤OBがズリズリ這い上がって突破。LとG井ノ上はショルダーも使い格闘するが敗退。結局次の滝がハングしているということで戻って再び高捲く。高捲きでシュリンゲ2回たらす。1箇所Mをショルダーで越えさせた。あとはCo950まで函が続く。全身ずぶ濡れ突破するのが続いたりで先週の電気の沢よりぶるぶるになった。ザックつり上げ、一部まいたりして対処。C1までの函の通過は電気の沢よりてこずった。函が終わると二股まできれいな河原。二股は良いテンバで逃げられる。
二日目 曇り時々晴れ
C1(4:40)三俣(5:50)Co1900遡行終了(13:00)赤岳(14:30-40)銀泉台(16:00)
C1から三俣まで河原。中俣行くとすぐ2段F、左岸登る。そのあと雪渓が現れる。どうやらCo1300の滝は雪渓の下らしい。上を行き途中から右岸の脆い草付きに移って捲く。ALトップでザイル1p、Fix。その後、G井ノ上が安定した雪渓の端にいる時に雪渓末端左岸側が10mくらいに渡りドーンと崩壊した。あの23南面事故の現場写真に比べて大分厚く、一見してもしっかりしているように見えたが分からないものだ。雪渓をくぐってはならない事を痛感する。雪渓の安定した端を渡り右岸を登ってCo14504段Fの上まで高捲く。途中でお助け紐一回出す。降りるとCSの滝5m、G井ノ上トップで後続は空身、ロープ出す。M吉澤の番になった時になぜか水流が増して抜けられず左岸の岩壁にザイルFixし岩登りして捲く。直後Co1500に赤壁の30mF、左岸をLが登った後、斎藤OBにザイル引っ張ってもらいFix。2段目5mもお助け紐たらす。越えると岩盤状の沢となりすぐ10mF、左岸の草付きから捲く。あとは美しいナメが続きCo1620二俣で一息ついて核心終わりかと和む。ところがCo1700ゲジゲジマークから雪渓とガレの荒々しい沢相と化し正面に立ち塞がるかのように最後の15mハング滝が待ち構えていた。左岸の凹角をLが空身で岩登りしてビレイ。ピンは木。セカンド井ノ上がハーケンにシュリンゲたらし後続はA0まじえて通過。ザックは引き上げ。引き上げ時に落石を誘発する。ビレイ点から抜け口まではお助け紐一部出して降り雪渓を越えると奇麗な清流になり上部の雪渓をポクポク詰めてお花畑に出る。夏道から赤岳アタックして下山。帰りの車ではいつもやかましいMが珍しく弱音を呟き皆にフォローされる可愛気な一面を見せた。
【Party】
2年班準山4回目(最終準山)。ザックつりあげ、ザイルワーク、ショルダー、滝登り、函、やらしいまき。全体的な底上げになった。
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1 Comments
ごるごる先生は流行る