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報告_2019.08.18-22(5-0)

大雪・沢

カウンナイ~トムラウシ~ワセダ沢~地獄谷~五色沢~五色岳~ヌタプカンベツ川~

大石狩沢~石狩岳~岩間♨

~お花畑に包まれて 夢見心地の カムイミンタラ~

L吉田(4 AL高崎(2015

 

8/18 小雨後曇り 天人峡(7:00)Co1070魚止めの滝下(12:30)=C1

前日の低気圧の通過による増水を心配していたが、水量多くなさそうで濁ってもいないので、行くことにする。膝~股下の渡渉は20回以上ある。深く水流強いところはスクラム渡渉した。Co630に函地形。右岸の捲き道行く。途中、川から黒く胴長の動物が現れる。カワウソ発見(!!)と思ったがどうやらミンクだった。かわいいが外来種で害獣。Co1070魚止めの滝下の左岸にてC1。芝生敷かれた快適テンバ。増水耐えられる。きりがないほど釣れてオショロコ祭り。

快適テンバ

 

8/19 快晴のち曇り C1(4:30)コル(8:40)北沼(9:40~50)地獄谷(14:40)=C2

起きると星空。Co1070魚止めの滝はテンバから続く左岸捲き道使う。その後滑床始まる。Co1120に15mFは右岸水流際登る。そこからかの有名なナメ。幅広で長く壮大。Co1320のオーバーハングのFは右岸の捲き道使う。Fixあるが根本腐りかけているので使わないほうが良い。Co1360二股にF、中間尾根の捲き道に入り、左股に降りる。その後の小滝は全て捲き道あった。源頭部は花畑と池塘が美しい。ナキウサギの声が響き渡るゴーロ帯を抜け夏道に上がる。北沼に荷物デポしてトムラにポン。天気良く大雪の山々が見渡せた。北沼からワセダ沢下る。上部雪渓残っていたがおそらく少ない。雪渓右側の、やや急なザレ斜面を下る。ワセダ沢は上部しばらく枯れていて、1時間ほど下ってやっと水が出る。Co1400からの小滝は3つほど捲いた。捲き道不明瞭。Ab用残置シュリンゲもあった。あとは長い河原歩き。地獄谷は、あちこちからグツグツと熱湯が湧き出で、湯気が噴き上がる。足湯程度の深さの温泉が作られており、旅の疲れを足湯で癒やす。湯加減もちょうどいい。右岸一段上がったところでC2。増水耐えられる。夜は霧ション。タープを持っていなかったので、各自ツェルト張って寝る。

ナメさんぽ

 

桃源郷

夏のトムラは初めて

8/20 曇り C2(6:00)五色岳(10:50)忠別岳避難小屋(11:40)=C3

五色沢Co1170の10mFは右岸捲いて10mほどのabで沢に戻る。左岸捲いている記録も多かったが、見た感じ面倒そうだった。あとは河原歩きと急なガレ抜けて五色ヶ原へ出る。湿原が広がっていることを期待していたが、普通に藪。水流たどるが、笹とハイマツが覆いかぶさっており、おまけにぬかるみに足を取られ不快調。五色沼に出ることなく夏道手前の広大な草原に出る。チングルマの花畑、確­­­­かにこれはカムイが遊んでいそうな庭。五色沼は枯れて無くなったんだと思うことにしたが、夏道から大きな沼がはっきりと見えてしまった。上部の詰める沢を間違えたか。あとは五色岳ピーク踏み夏道歩いて忠別岳避難小屋まで。計画には入れていなかったが、西側切れ落ちた忠別岳がかっこよく見えたのでL一人で忠別岳に夏道Atした。小屋には愛知教育大WV、千葉工業大、関西学院?の方と一般登山客で計12人ほどいて大賑わい。

 

かわいい忠別避難小屋とヨツバシオガマ

8/22 快晴のち曇り時々雨 C3(7:20)林道(10:20)大石狩沢出合(12:30)=C4

のんびり起きると、外は快晴。小屋前からヌタプカンベツ川下る。上部は開けた気持ちの良い沢。Co1360付近に2段8mF。右岸水流際慎重にCd。あとは河原歩き。計画ではCo110から右岸の林道に乗れるはずだったが、崩壊・廃道化しており結局地図に載ってるあたりからしか使えなかった。ところどころ崩壊しており何度か沢に降りた。石狩沢沿いの林道もほぼ廃道。大石狩沢出合は沢に開けた林道上の快適テンバ。ここも釣れる。6匹で我慢した。薪取れるがすべて湿っている。二人とも髪の毛を少々犠牲にして火をつける。夜は霧ション。ツェルト張って寝る寒い夜。

ヌタプヤンベ上部

8/23 曇り C4(5:00)稜線(8:10-25)石狩岳(8:45-9:00)石狩岳登山口(12:00)

起きると霧ション。残っているガスを使いツェルトの中で朝食作る。大石狩沢下部は倒木多く荒れている。Co1440の7mFは右岸水流際登る。そこからだんだん両岸立ってくる。雪渓はなし。Co1700で左股に入り、藪こぎほぼ無く夏道へ出る。そこはコマクサの群生地。風冷たく極寒。電波キャッチし迎えを頼んでからピークへ向かう。ピークはガスガスだが時折大雪のどこかの原っぱが見えた。あとは夏道下山。車は石狩岳登山口まで入れた。糠平温泉寄ってから帰札。井上迎えアリガトウ!

極寒ピーク!

 

<パーティ>

L スパ味&コンタクト洗浄液忘れ(どちらもALから頂戴)

 

<所感>

藪こぎなし・へつりなし・滝登り(ほぼ)なしの、終始簡単な沢だった。どのテンバからも1日で下山できるので進め方も単純だし、ピン食減らして軽量化できる。準山の回数をこなせなかった1年目でも、ab・cd確認できていれば行けると思った。

 

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