今回、かねてから目をつけていたラインを完登することができた。

クライマーを吸い寄せるこのチムニー。

取り付き付近からルートを見渡す。ラインは明瞭だ。

取り付き

1p目は台座でビレー。

核心のチムニーを見上げる。肝が縮み上がる。
ルートの内容はフレアしたチムニーを突っ張りながら登るものだったが、触れただけで落ちるような浮石が多々ありエキサイティングだった。「クレイジーチムニールート」と名付けたい。(ボツ:Drinker’s Chimny、便所チムニー等)
ゲレンデとして通い詰めた赤岩でこんな経験ができるとは思わなかった。ここにはまだまだ無限の可能性がある。
挑戦し続けよう。すり減ったカムナッツとパンパンの肝っ玉をぶら下げて。
2 Comments
相変わらずツッパってますね。割れ目があったら入りたい、男のサガですな。
あの頃の温もりに包まれたい、と出てきた道を戻ろうとする僕らの儚い試みは、チムニーに入り込みすぎた時の絶望、叶うことがありません。