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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2020-10-3 7:13
- 見出し
- 小樽赤岩開拓 クレイジーチムニールート
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2619042.html
- 記事詳細
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小樽赤岩開拓 クレイジーチムニールート(アルパインクライミング/札幌近郊)日程:2020-10-02(日帰り)メンバー: kasaisnt mizushu2016写真:1p目終了点、外傾した台座でビレー中央に見える洞穴がルート取り付き取り付き付近から見上げる2p目、核心となるチムニーを見上げる。奥に詰まった岩が不安定で、手前にせり出してくる。感想:ピナクルリッジ取り付きからガレを数メートル上がって取り付く。1p目:?+ 顕著な凹角ののち草付きを岩の基部に沿ってトラバースし、浅い凹角を直上して外傾した台座でビレー2p目:?+ 顕著なチムニーを登る。終始ツッパリで登るが、全体的に岩が不安定でデンジャー。リードフォローともにゴロゴロ落としながら奮闘。抜け口では共にA0。カラカラ。3,4p目:ピナクルリッジに同じ数多くのルートが拓かれ開拓の余地が少なくなってきた赤岩も、なんとなしに見渡すと登られていないであろう壁は意外とある。ただそれらが今回のルート程、顕著で魅力的なラインを示してくれることはあまりないのではないか。赤岩のほとんどのエリアから見ることができるこのラインは、一見ルートとはなりえないように思われるが、真下まで降りてみると意外と登攀の可能性を感じさせる。今回、初めての開拓ということで、未知の難易度やプロテクションの不安に悩まされ、改めてベルギー岩大チムニーを初登したRoomの先人の肝っ玉に尊敬の念を感じた。当日ザイルを組んでくれた兄と、偵察段階で同行してもらったルームの後輩、そして赤岩に感謝。グレードは?+としたものの、垂直でかなり脆くエキサイティングだった。クレイジーチムニールートと名付けたい。当ルートは、調べた限りでは記録はなく、登っていて残置類も見当たらなかったため初登だと思われますが、何か情報をお持ちの方はお教えください。