第75回OneDay里山Hike 官ノ倉山の報告
平成20年12月27日
参加者:大井、松下、渡辺、石本、石村夫人、佐藤、木村
頂上も快晴
コース
東武東上線竹沢駅を出て左手の地下道をくぐって線路の向う側に出れば矢印がある。舗装道路を行き三光神社の前を左に進めば、あとは一本道。手頃な登りで頑張れば休まずに頂上に着くが少し手前に手頃な休憩用の腰掛がある。展望はよく飯能の平野の向うに筑波が広がっている。
下りは、頂上から東に向かい北向き不動へ降りるとよい。鎖場があり少々急だが、面白い下りである。諏訪神社の300m程手前で竹沢駅方面とJR八高線小川町方面とに別れる。竹沢駅へ行くほうが小一時間近いが、列車の本数が少ないので中央線で帰るなら時刻によっては小川町へ行ったほうがよいだろう。
その日のこと
平成二十年十二月二十七日、年末年始の関東の典型な気象で、当地は快晴、日本海側は雪で、翌日には雪崩や滑落の遭難が発生した。官ノ倉山への歩道脇で目敏く、膨らんだ蝋梅の蕾を見つけた人も。しかし尾根に出ると強い寒風。降りは例によって昔話や忘年会での話の続きに湧く。それも、ゆったりとした山で、快晴にめぐまれたせいだろう。今回は珍しく二、三のパーティーの人に出会った。一行は大井、松下、渡辺、石本、石村夫人、佐藤、小生の七名。恒例の「裏ばなし」は(36)。
所要時間:三時間半 (駅から駅まで)
正味歩行 二時間四十分
まさに東京の裏山という感じの官ノ倉山方面
飯能の平野の向う側は筑波の山並み
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第76回OneDay里山Hike 金比羅山の報告
平成21年1月10日
参加者:石村夫妻、大井、渡辺、石本、佐々木(正)、山森、佐藤、尾白、木村
金比羅山へ。緩いのぼりだが、尾根では季節特有の強風に
煽られて、どんどん歩く。
コース
東飯能駅前バス停から名郷又は湯ノ沢行きにて、やすらぎの湯で下車。向かい側の墓地の脇が登山口になる。標識は小さく不明瞭だがここからは一本道。林間の緩い登りが続く。頂上は扁平で標識なるものもない。平らな頂上を過ぎ七百十七メートルの隆起を過ぎた辺りから南に下る踏み跡を行けば名栗湖の頭に下り着く。しかし、傾斜はかなり急で岩も混じり、トラ縄の手すりなどの設置もある。
その日のこと
一月十日、今年最初のハイクは年末に引き続き、特有の冬型の気象。よく晴れたが尾根では相当の強風に煽られた。雪も薄く積もり、少々寒かったけれど快適な歩きができた。但し金比羅山の頂上は余りにも平だったせいもあって。気ずかずに通り過ぎてしまった次第。失敗だったとは誰一人口にも出さず強風と急峻な下りを堪能して名栗湖の湖面レベルまで一気に下りついた。一行は石村夫妻、大井、渡辺、石本、佐々木(正)、山森、会友の佐藤、尾白に小生を合わせて十名。今年は春から賑やかで縁起がいいぜ!といったところ。「裏ばなし」は(37)。
所要時間:五時間四十分 (駅から駅まで)
正味歩行 三時間五十分
頂上が余りにも扁平で見逃して、沢の隆起から降る。
岩混じりで急峻。結構な山歩きの一日となった。
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第69回OneDay里山Hike 陣馬山の報告
平成20年1月19日
参加者:坂野、石村夫妻、滝沢、大井、松下、木村
陣馬山頂上にて
コース
東京支部編「日帰り縦走36ルート集」No.17による。すなわち、頂上から和田峠に下る逃げ道を記したが、このハイクでは未だ歩いていなかったので試みた。展望も良く人けの少ない一月が絶好というわけ。頂上から峠までは丸太を並べて階段が殆どで峠からはバス停まで三キロ余りの舗装道路が続く。
その日のこと
一月十九日、終日快晴。登山口からは彼はと霜柱を踏み、一際白い富士山も現れ集まった七名はご満悦。坂野、石村夫妻、滝沢、大井、松下に小生木村。春には満員になるこの頂上も、今は人影やや少なし。展望はよく、丹沢方面から三ツ峠山、滝子山、雁ガ腹摺山、大岳、権現山などワンデーハイクで歩いた山々が次々と見渡せた。
和田峠で二度目の昼食。「エッセンは必ず少し残しておくものだ」と往時の鉄則が頭にこびりついていて、頂上での陽気につられて食べ尽くさなかった御仁もいたようだ。
「よくもこんな所に来るもんだ。でも今日は有閑な、文人墨客ばかり。気楽でのんびりだ」
との声や
「でも、書も画もさっぱりだな」
との声も。
路線バスの発車時刻に合わせたようにバス停に着いた。バスは路線変更になっていて終点は高尾駅北口。
「裏ばなし」は(30)へと進んだ。
所要時間 五時間(上野原駅発高尾着)
正味歩行 二時間四十分
登山口からじきに落ち葉と霜柱の道となる
頂上前の急登に備えて一寸たむろする
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第68回OneDay里山Hike 蓑山の報告
平成19年12月29日
参加者:大井、渡辺、石本、石村夫人、木村
蓑山頂上で昼食
コース
秩父鉄道、皆野駅前の道路に「美の山」へとの矢印あり、自動車道路を渡って南々東へ舗道を五百メートルほど行き細い車道を渡れば蓑山神社への登山口となる。道は頂上まで簡易舗装されていて間違うところはない。緩い登りの連続で頂上は公園になっている。
下りは車道と、これをショートカットするように歩き道とがあり途中には「和銅開弥」の鋳造遺跡があり銅の採取跡の表示とがある。道なりに行けば皆野の隣駅、黒谷に出る。
その日のこと
十二月二十九日、天気の変わり目で雨の予報が少し動いていたが日中は降らないとみた大井、渡辺、石本、石村夫人が現れて定刻に歩き始める。この山はハイキングコースだが忘年会の日程のため年末にずれ込んでの計悪だったので軽く秩父を歩く計画にしておいた訳である。
時期的に人出は殆どなく、悠々と駄べりながら歩く。黒谷は自然銅を掘って朝廷に献上した史実があり、砂金のように大量に出る自然金よりも珍しいもの。この堀跡を見るのが目的ではなかったのだが帰り道には遺跡としての看板や説明も見てきた次第。幸いにして雨にも当たらず軽いハイキングになったが、陽も短いので手頃な歩き心地を満喫した筈である。「裏ばなしは」は(29)へと進む。
所要時間 三時間半
正味歩行 二時間四十分
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第67回OneDay里山Hike 御林山、近辺(浅間尾根)の報告
平成19年12月22日
参加者:滝沢、大森、大井、坂本、石本とご子息1、石村夫人、佐藤、木村
浅間尾根にて一休み(石本会員撮影)
コース
武蔵五日市駅からバスにて鎌倉で降り、少し戻って橋を渡るとすぐ右手の石段から登り始める。藪に付けられた細道は、かなり急な登り。三十分も登ると登山道らしくなり、傾斜は強いが変化があって結構なものである。1時間半ほどで浅間尾根に出る。尾根道は往時は商業路だったというハイキングコースである。道は風張峠に向かうものでこの表示に従って数馬分岐を越え、一度舗道を渡ってから数馬峠を過ぎると次の分岐が仲ノ平への下り口である。右手、尾根伝いに五百メートル進めば御林山。数馬バス停に出るには前述の分岐から下ればよい。
その日のこと
十二月二十二日、定刻に集まったのは滝沢、大森、大井、坂本、石本とご子息1、石村夫人、佐藤、小生の九人。しかし、予定していた数馬行きのバスは無し。ダイヤが変更になっていたのだ。でも九人もいれば文殊の知恵が出ない筈はない。鎌倉行きで終点から一本杉へ登るルートに切り替えて浅間尾根に上がって目的の山に向かい、時間をみて途中からでも予定の仲ノ平(数馬)に下ることにした。
曇天ながら夕方まで雨は降らず、裸木の下、枯れ葉を踏みつつ急坂に喘ぎ、尾根に出ては水平の散歩を堪能。
「今秋は風が弱かったせいか落ち葉が厚い」
と誰かが言う。そう言えば今年は柚子の実が綺麗だった。葉に擦られる傷があまり付かなかったのだろう。風もなく御林山と数馬の分岐に着く。終バスまでには少々時間はあったが、今日は
冬至でもあるし、御林山へは「あらためて、此処からもう一局」として、数馬方面へ岩の露出する急坂を悠々と下る。
バス停は老舗「蛇の湯」のすぐ前。次のバスまでに湯に漬かって過ごす通人も数人。
裏ばなしは(28)へと進む。
所要時間 五時間四十分
正味歩行 三時間
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第66回OneDay里山Hike 臼杵山の報告
平成19年10月13日
参加者:滝沢、坂本、黒川、木村
臼杵山頂上にて昼食
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第65回OneDay里山Hike 高取山の報告
平成19年8月18日
参加者:坂野、石村夫妻、滝沢、大森、渡辺(ダン吉)、石本、大村、山崎、佐藤、木村
高取山頂上
コース
小田急線、伊勢原駅から栗原行きのバスにて比々多(ひびた)神社を過ぎ終点で下車。
舗装された道が聖峰まで続く。整備された少々急な一本道を行き五五六.三メートルの三角が高取山の頂上である。下り道は三本あるが、三〇〇メートルほど真北に進んでから東に折れて栗原に戻る道は快適である。
その日のこと
平成十九年八月十八日。
一昨日は多治見市と熊谷市で四〇.九度になり、七十四年ぶりに日本列島の最高気温が塗りかえられた。連日の猛暑だったがこの日はどうしたことか気温は十度近くも低かった。しかも総勢十一人。久々の大人数。だがバスはこれで貸切り状態。坂野、石村夫妻、滝沢、大森、渡辺(ダン吉)、石本、大村、山崎、佐藤に小生と錚々たる面々。話題も札幌の大先輩の消息、東京支部の日頃顔を合わせない人達の噂から、カイラス山へリベンジを企てる大森君、ZOOKINワインがかなりの量に達しサンプル持参の石村君の話など多岐に渡り、ここで述べきれるものではない。
ともあれ、思いのほか快適だったコースを満喫した次第。裏話は(25)へと進む。
所要時間 四時間二十分
正味歩行 三時間半
途中の聖峯から関東平野を見下ろす。雷雲は無事通過した模様
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第64回OneDay里山Hike 鷹取山の報告
平成19年7月21日
参加者:坂野、滝沢、渡辺(ダン吉)、木村
頂上は狼煙台の跡だった(渡辺ダン吉氏撮影)
コース
JR中央線、藤野駅から和田行きのバスにて上沢井で下車。二キロ程なので徒歩でもよい。バス停付近には車も置ける。古い小さなコンクリート橋の上沢井橋を渡り左に廻り込むように舗装された農道を行くと山道になり踏跡になって頂上に続く一本道。狼煙台の跡が頂上で祠もある。あまり人の訪れない静かな所である。
下りは北に向う登山道がり、最近の案内図には記載されていて境川沿いの石楯尾神社―上野原バス路線に出る。
その日のこと
平成十九年七月二十一日。
藤野駅前では坂野、滝沢、渡辺の三人が待っていた。小生木村はホリデー快速は藤野駅は停車しないのに気づき後の鈍行に乗って少々遅刻。しかし渡辺ダン吉君の提案で一分待っていてくれたそうでこれでズボシ。滝沢君は体のメンテナンスが終わったので、登り残していた郷里の山、白砂山に登るための足馴らしに来たという。久々の対面でこのワンデーハイクの醍醐味というもの。
少し登ると小さな露頭あり、「これは?」と、滝沢君
「砂岩」と答えると、
「ラテン語で何という」ときた。山の会只一人の詩人は喧しい。
「スペイン語ではアレニスカなので、アレーナ○○ぐらいだろう」と答えて難を逃れる。頂上には狼煙台跡を示す表示があった。下りは、やや急だが道幅もあって、じきに車道に出る。
梅雨明けにはい未だだったが、降られることもない順調な一日だった。この日で「裏ばなし」は(24)になった。
所要時間 二時間半
正味歩行 二時間
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第63回OneDay里山Hike 御坂山の報告
平成19年5月26日
参加者:石本、石村夫人、木村
コース
極めて一般的なコースで山岳会やハイキングクラブが行く山なので道標もしっかりしているのでルートについての解説は不要であろう。富士急、河口湖駅からバスで終点の天下茶屋が登山口になる。東京支部の関東山地のルート集P.76には三ツ峠までのアクセスが記されていて、その先の終点が天下茶屋なので参考になる。
御坂峠は江戸と甲斐を結ぶ官道で経済、軍事の主要街道だったそうである。御坂峠から藤野木の下りは橡の木の老木などが残り、往古の景観を残している。
その日のこと
平成十九年五月二十六日。
集まったのは石本君と石村夫人の紅白一点ずつだけ。新緑に残雪の富士。絶好の日和だったが下界では運動会が多かったらしく、足を取られた模様である。
しかし、集まったのは中枢の人達でメンバーに異存はない。話題はなんと言っても、東京支部での海外登山計画の動きだった。すでに企画担当も決まったようでその一人、石本君の話を聞くことができた。先ずはカンジロバ山群、コンロン山脈を模索、第二回の会合日も決まったとやら、なんとも頼もしい。
「裏ばなし」は前回で小生の現役時代は終わったので赴任した飛騨でお話に入る。そのつなぎに、閑話ながら(23)を披露。
所要時間 三時間
正味歩行 二時間
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●2008年4月19日(土) 高松山(801.4m)
【ルート】 夏道 / 神奈川県
(松田町)田代向→第六天→高松山→ビリ堂→(山北町)尺里
【メンバ】 12名
L:木村ヤシ(AACH1950)、M:安藤アンチン、(AACH1953)石村ゾーキン(AACH1953)、石村さんの奥様、坂野チャラ(AACH1953)、滝沢(AACH1954)、渡辺ダン吉(AACH1958)、坂本(AACH1959)、石本(AACH1961)、佐藤、井上、山森(AACH1986)