現役の計画・ 2011年8月22日 (月)
【年月日】2011年8月26日〜9月7日(9−4)
【メンバー】L鹿島(4 AL井村(4 M窪田(2 古谷 吉澤(1
【ルート】イダシュベツ川〜知円別岳〜ポンルシャ川 〜コタキ川 〜 知床岳 〜オッチキウシ川 〜知床岬〜相泊
【メンバー】L鹿島(4 AL井村(4 M窪田(2 古谷 吉澤(1
【ルート】イダシュベツ川〜知円別岳〜ポンルシャ川 〜コタキ川 〜 知床岳 〜オッチキウシ川 〜知床岬〜相泊
<時間とルート>
1日目 イダシュベツ川Co310(イダシュベツ橋)(8h)知円別岳西Co1320のコル付近=C1
知床五湖から徒歩でイダシュベツ橋まで。橋から入渓。Co390に2段20−30mのF。左岸を捲く。その後に出てくる釜地形は中を行った方がよい。Co510の二股には支沢に外傾大滝があるのが目印。Co700に15mのF。右岸直登。Co850に10mのF。左岸の岩壁がなくなるところから右岸を捲く。野球場(Co1100―1200の平坦な地形)を過ぎ,知円別岳西Co1320のコル付近でC1。
2日目 C1(1h)知円別岳(1.5h)東岳北ポコ(6h)ポンルシャ川Co520=C2
知円別岳と硫黄岳と中間くらいの稜線に上がり,東岳まで。東岳からは3点鎖線を進む。 一部固い雪渓が残っているかも。3点鎖線より1つ南の尾根の踏み跡をたどり徐々に3点鎖線すぐ南の沢型を辿ってCo900まで。Co900には至る所にピンクテープがありあまりあてにできないようだ。ポンルシャ川側に尾根を1つのっこし,ポンルシャ川を下る。のっこす所はわかりにくいので地図読みの見通しを立てるためにも視界が必要。ポンルシャ川をできるだけ降りてC2。
※他に泊まっているところ→ポンルシャ川Co680,Co640,Co620,開けたところ
3日目 C2(5h)Co80二股(2h)ルシャ川河口(30min)コタキ川Co40=C3
ポンルシャ・ルシャを下る。特に何もない。河口に出るとそこは熊のすみか。コタキ川Co40でC3。コタキ川右岸に沿って,林道がCo60くらいまで入っている
※他に泊まっているところ→Co80二股(ルシャ川とポンルシャ川の二股)
4日目 C3(7.5h)コタキ川Co680三股=C4
コタキ川Co180に函地形。左岸をへつる。Co240−260にも函。中を行くか,左岸を行く。Co330―370に函とFがある。踏み跡利用して右岸捲く。その後いくつかの函とFが出てくるが問題ない。Co680三股でC4。
※他に泊まっているところ→Co460,Co500
5日目 C4(6h)知床岳(1h)知床池(2h)知床沼=C5
三股は中股を行く。三股からすぐのFは左岸を捲く。直後に5mの段差。シュリンゲを垂らして通過できる。Co850に小Fがあるが,真ん中を直登できる。沢型を忠実に辿ると稜線に出る。忠実に辿った方が,薮こぎが楽。知床岳をアタックして,知床池(・1182.1北東の湿地マーク)を経由して知床沼まで。沼までは踏み跡(切り開きがある)があるらしい。知床沼でC5。良い天場。
6日目 C5(1.5h)ポロモイ岳Co860南コル(6h)オッチキウシ川河口(1h)イタシュベワタラ手前=C6
踏み跡を辿ってポロモイ岳南コルまで。コルからオッチキウシ川に下る。Co450に20mのF。右岸の支沢に入ってFixロープを使う。河口までは特に何もない。河口に出て海岸を歩き,イベシュワタラ手前でC6。
7日目 C6(7h)知床岬=C7
海岸歩き。イベシュワタラで1回,ウニの沢(アウンモイ川より1つ北の支沢)で2回,獅子岩手前で1回泳ぐ。熊が泳いでいるかも。文吉湾から岬までは踏み跡がある。岬から少し外れた所でC7。
8日目 C7(7h)モイレウシ川河口=C8
海岸歩き第2弾。相泊を目指す。カブト岩の急な登りはFixを使う。ペキンノ鼻は捲き道がある。メガネ岩はへつって通過。
9日目 C8(6h)相泊
ガッツで相泊まで。
<進め方>
天気:南西から北東に細くて高い半島であることがポイント。太平洋Hで晴れ(南風)。
オホーツク海Hでガス・低温(北風)。オホーツク海の天気の影響を受けやすい。
一般に道内の天気より1日遅い傾向にある。回復傾向でもガス,北風,低温など。
また,オホーツク海にLが抜けた後に風が強いことが多い。南岸低気圧で最悪。標高が低いが,前線などを伴うLの通過の前は早い段階で天気が悪くなる。(温暖前線の影響)
しかし,北をLが通過する場合はなぜか影響が薄い傾向。
ともかく…基本的に8月下旬はめちゃくちゃ寒い。シュラフ持っていく。
停滞:できるだけ天気読んで入山する。4日持っていく。
のっこし前の天場のC2とC4にそれぞれ1日。
あとは海岸線の天場で2日。連続2日以上停滞することはまれ。
C6以外は2日以内で下山可能。
ルート:Co600がカンバ限界。視界が欲しいのは2日目と5日目と6日目。
エスケープ:硫黄山夏道(カムイワッカまで3h),
ルシャ河口から林道(知床林道:カムイワッカまで4h)
ウナキベツ川北側の道(踏み跡程度。途中に青沼と呼ばれる沼がある。
(2002/8,2008/8,9,2009/9,2010/8に記録あり。河口まで平均3.5h)
ヒグマ:特に朝晩に行動する。河口などにうじゃうじゃいる。
食料はしっかりパッキングしておく。
干潮満潮 :2週間前から調べることができる。
<パーティ> 2011年度沢1年班メイン山行。
Ls:判断全般。Mをみる。
M:体力。しっかり歩いて泳ぐ。
<装備>
夏テン1,ポール,のこ2,なた,鍋,茶食器,無線,ろうそく,蚊取り線香,ザイル50m,お助け紐10m,熊スプレー,その他シュラフ含む夏山個人装備(Lsはハーケンとバイル含む)
<準備山行>
1回目:千走川本流(2-0) 生活技術体験,滝登り,泳ぎ,雪渓の対処できた。長時間行動。
2回目:白水川→無意根山夏道(2-0) 生活技術,滝登り,薮こぎできた。(ALは田中省)
3回目:クヮウンナイ川往復(2-0) 総合確認 体力確認 クライムダウン アプザイレン
1日目 イダシュベツ川Co310(イダシュベツ橋)(8h)知円別岳西Co1320のコル付近=C1
知床五湖から徒歩でイダシュベツ橋まで。橋から入渓。Co390に2段20−30mのF。左岸を捲く。その後に出てくる釜地形は中を行った方がよい。Co510の二股には支沢に外傾大滝があるのが目印。Co700に15mのF。右岸直登。Co850に10mのF。左岸の岩壁がなくなるところから右岸を捲く。野球場(Co1100―1200の平坦な地形)を過ぎ,知円別岳西Co1320のコル付近でC1。
2日目 C1(1h)知円別岳(1.5h)東岳北ポコ(6h)ポンルシャ川Co520=C2
知円別岳と硫黄岳と中間くらいの稜線に上がり,東岳まで。東岳からは3点鎖線を進む。 一部固い雪渓が残っているかも。3点鎖線より1つ南の尾根の踏み跡をたどり徐々に3点鎖線すぐ南の沢型を辿ってCo900まで。Co900には至る所にピンクテープがありあまりあてにできないようだ。ポンルシャ川側に尾根を1つのっこし,ポンルシャ川を下る。のっこす所はわかりにくいので地図読みの見通しを立てるためにも視界が必要。ポンルシャ川をできるだけ降りてC2。
※他に泊まっているところ→ポンルシャ川Co680,Co640,Co620,開けたところ
3日目 C2(5h)Co80二股(2h)ルシャ川河口(30min)コタキ川Co40=C3
ポンルシャ・ルシャを下る。特に何もない。河口に出るとそこは熊のすみか。コタキ川Co40でC3。コタキ川右岸に沿って,林道がCo60くらいまで入っている
※他に泊まっているところ→Co80二股(ルシャ川とポンルシャ川の二股)
4日目 C3(7.5h)コタキ川Co680三股=C4
コタキ川Co180に函地形。左岸をへつる。Co240−260にも函。中を行くか,左岸を行く。Co330―370に函とFがある。踏み跡利用して右岸捲く。その後いくつかの函とFが出てくるが問題ない。Co680三股でC4。
※他に泊まっているところ→Co460,Co500
5日目 C4(6h)知床岳(1h)知床池(2h)知床沼=C5
三股は中股を行く。三股からすぐのFは左岸を捲く。直後に5mの段差。シュリンゲを垂らして通過できる。Co850に小Fがあるが,真ん中を直登できる。沢型を忠実に辿ると稜線に出る。忠実に辿った方が,薮こぎが楽。知床岳をアタックして,知床池(・1182.1北東の湿地マーク)を経由して知床沼まで。沼までは踏み跡(切り開きがある)があるらしい。知床沼でC5。良い天場。
6日目 C5(1.5h)ポロモイ岳Co860南コル(6h)オッチキウシ川河口(1h)イタシュベワタラ手前=C6
踏み跡を辿ってポロモイ岳南コルまで。コルからオッチキウシ川に下る。Co450に20mのF。右岸の支沢に入ってFixロープを使う。河口までは特に何もない。河口に出て海岸を歩き,イベシュワタラ手前でC6。
7日目 C6(7h)知床岬=C7
海岸歩き。イベシュワタラで1回,ウニの沢(アウンモイ川より1つ北の支沢)で2回,獅子岩手前で1回泳ぐ。熊が泳いでいるかも。文吉湾から岬までは踏み跡がある。岬から少し外れた所でC7。
8日目 C7(7h)モイレウシ川河口=C8
海岸歩き第2弾。相泊を目指す。カブト岩の急な登りはFixを使う。ペキンノ鼻は捲き道がある。メガネ岩はへつって通過。
9日目 C8(6h)相泊
ガッツで相泊まで。
<進め方>
天気:南西から北東に細くて高い半島であることがポイント。太平洋Hで晴れ(南風)。
オホーツク海Hでガス・低温(北風)。オホーツク海の天気の影響を受けやすい。
一般に道内の天気より1日遅い傾向にある。回復傾向でもガス,北風,低温など。
また,オホーツク海にLが抜けた後に風が強いことが多い。南岸低気圧で最悪。標高が低いが,前線などを伴うLの通過の前は早い段階で天気が悪くなる。(温暖前線の影響)
しかし,北をLが通過する場合はなぜか影響が薄い傾向。
ともかく…基本的に8月下旬はめちゃくちゃ寒い。シュラフ持っていく。
停滞:できるだけ天気読んで入山する。4日持っていく。
のっこし前の天場のC2とC4にそれぞれ1日。
あとは海岸線の天場で2日。連続2日以上停滞することはまれ。
C6以外は2日以内で下山可能。
ルート:Co600がカンバ限界。視界が欲しいのは2日目と5日目と6日目。
エスケープ:硫黄山夏道(カムイワッカまで3h),
ルシャ河口から林道(知床林道:カムイワッカまで4h)
ウナキベツ川北側の道(踏み跡程度。途中に青沼と呼ばれる沼がある。
(2002/8,2008/8,9,2009/9,2010/8に記録あり。河口まで平均3.5h)
ヒグマ:特に朝晩に行動する。河口などにうじゃうじゃいる。
食料はしっかりパッキングしておく。
干潮満潮 :2週間前から調べることができる。
<パーティ> 2011年度沢1年班メイン山行。
Ls:判断全般。Mをみる。
M:体力。しっかり歩いて泳ぐ。
<装備>
夏テン1,ポール,のこ2,なた,鍋,茶食器,無線,ろうそく,蚊取り線香,ザイル50m,お助け紐10m,熊スプレー,その他シュラフ含む夏山個人装備(Lsはハーケンとバイル含む)
<準備山行>
1回目:千走川本流(2-0) 生活技術体験,滝登り,泳ぎ,雪渓の対処できた。長時間行動。
2回目:白水川→無意根山夏道(2-0) 生活技術,滝登り,薮こぎできた。(ALは田中省)
3回目:クヮウンナイ川往復(2-0) 総合確認 体力確認 クライムダウン アプザイレン
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現役の計画・ 2010年12月26日 (日)
【年月日】2010/12/29-2011/1/8 (7-4)
【メンバー】L小池(4 AL鹿島(3 M2井村(3 井ノ上(2 M1岩田 窪田 高橋 田中翔(1
地図でのルート表示
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/showmap.php?plid=9886&mode=yahoo
【メンバー】L小池(4 AL鹿島(3 M2井村(3 井ノ上(2 M1岩田 窪田 高橋 田中翔(1
地図でのルート表示
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/showmap.php?plid=9886&mode=yahoo
<時間とルート>
1日目 岩尾内湖(2h)中の沢出合=C1
岩尾内ダムから入山。中の沢出合まで林道を行く。中の沢はCo480まで林道がある。
2日目 C1(3,5h)Co624北コル(1,5h)柵留山(1h)Co624北コル=C2
林道を進み、数回SB渡渉を繰り返して稜線に上がる。どこからでも上がれる。・624北コルに夏天を張り、柵留山(さっくるやま)アタック。・624北コルでC2。
3日目 C2(3,5h)藻瀬狩山(2h)Co925南コル=C3
稜線を行き藻瀬狩山まで。木は生えている。途中藻瀬狩川源頭に細い所あり。そこから・925まで行きC3.
4日目 C3(3,5h)・1094(1,5h)渚滑岳(1h)・1094=C4
・1276は上部の平らなところだけ白く、他は太いカンバが生えている。渚滑岳はCo1220までカンバが生えていて、それより上は白い。・1094はタンネが少ないので選んでC4。
5日目 C4(4h)馬背山(2,5h)天塩岳ヒュッテ=C5
C4からは・1276をねぐるように稜上に上がる。馬背山まではカンバの疎林。天気が良い場合は馬背山手前にザックをデポしてアタック。ピーク手前は細い。そこからは・1200ポコから派生する尾根を使い、左股沢の「股」の字に降りる。あとはヒュッテまで行きC5。
6日目 C5(4,5h)天塩岳(3h)C5=C6
夏道の走る尾根の末端から取り付く。樹林限界はCo1300。Co1400台地に2本、肩に3本それぞれ止めデポを打つ。稜上近くでシーデポしてピークまで。帰りは来た道。
7日目 C6(4h)ポンテシオ湖(4h)最終人家
ヒュッテから林道を行き、最終人家まで。最終人家は道道を出て北に進んだところにある。ポンテシオ湖からは週1ほどで除雪が入っている。
<進め方>
天気傾向は2日悪くてその後視界2-300程度になる周期。冬型の緩み、高気圧の通過で晴れ。札幌の天気傾向に似ている。
C3までは全天でいける。C3-C4間は上部のみ白く、よほどのことがない限り視界がなくても進めることができる。渚滑岳は視界2-300。C4-C5間は視界2-300持つ天気が必要で風は気にならない程度。天塩アタックの視界は2-300持つ天気。Co1400台地と稜上にそれぞれ止めデポ。全体的に風は気にならない程度。
停滞の使い方はC4-C5間に2日、天塩アタックに2日。C4まで停滞を使う場合は随時判断する。
天場着15時、最終下山16時。
<パーティ>2010年度冬メイン。
Ls:判断全般、Mを見る。
M2:前を行く。口出し。
M1:生活・行動技術。体力。
<装備>
夏テン2 鍋2 茶食器2、DF2、灯油(110ml×人数分×10日分)スキー修理具、無線、デポ旗(現地製作)、ツェルト2、魔法瓶他スキー・ストック・EP含む冬山個人装備
<準備山行>
1回目:旭岳Co1560引き返し(11/6-7) *M1窪田、田中不参加
1,5回目:三段山Co1560引き返し(11/14) 窪田の補山行。*M2井村、井ノ上、M1田中不参加
2回目:有明・天狗岳At(11/20-21) *M2井ノ上不参加
3回目:余市岳Co1250引き返し(12/4-5)
4回目:ベベルイ〜原始が原〜前富良野岳〜南尾根(12/19-20) *M1高橋不参加
<記録>
1) 部報14号 p264:H8/12/29-H9/1/5:上紋峠⇔藻瀬狩山→渚滑岳→馬背山→天塩岳→ポンテシオ:M×3
2) 部報14号 p262:H4/12/27-H5/1/2:柵留山→藻瀬狩山→渚滑岳→馬背山→天塩岳→岩尾内温泉:M×5
3) 部報13号 p44:S59/1/1-1/7:柵留山→藻瀬狩山→渚滑岳→馬背山→天塩岳→ポンテシオ:M×3
4) 部報12号 p30:S48/12/25-12/29:士別→岩尾別→藻瀬狩山→渚滑岳→天塩岳→天幕:M×4
1日目 岩尾内湖(2h)中の沢出合=C1
岩尾内ダムから入山。中の沢出合まで林道を行く。中の沢はCo480まで林道がある。
2日目 C1(3,5h)Co624北コル(1,5h)柵留山(1h)Co624北コル=C2
林道を進み、数回SB渡渉を繰り返して稜線に上がる。どこからでも上がれる。・624北コルに夏天を張り、柵留山(さっくるやま)アタック。・624北コルでC2。
3日目 C2(3,5h)藻瀬狩山(2h)Co925南コル=C3
稜線を行き藻瀬狩山まで。木は生えている。途中藻瀬狩川源頭に細い所あり。そこから・925まで行きC3.
4日目 C3(3,5h)・1094(1,5h)渚滑岳(1h)・1094=C4
・1276は上部の平らなところだけ白く、他は太いカンバが生えている。渚滑岳はCo1220までカンバが生えていて、それより上は白い。・1094はタンネが少ないので選んでC4。
5日目 C4(4h)馬背山(2,5h)天塩岳ヒュッテ=C5
C4からは・1276をねぐるように稜上に上がる。馬背山まではカンバの疎林。天気が良い場合は馬背山手前にザックをデポしてアタック。ピーク手前は細い。そこからは・1200ポコから派生する尾根を使い、左股沢の「股」の字に降りる。あとはヒュッテまで行きC5。
6日目 C5(4,5h)天塩岳(3h)C5=C6
夏道の走る尾根の末端から取り付く。樹林限界はCo1300。Co1400台地に2本、肩に3本それぞれ止めデポを打つ。稜上近くでシーデポしてピークまで。帰りは来た道。
7日目 C6(4h)ポンテシオ湖(4h)最終人家
ヒュッテから林道を行き、最終人家まで。最終人家は道道を出て北に進んだところにある。ポンテシオ湖からは週1ほどで除雪が入っている。
<進め方>
天気傾向は2日悪くてその後視界2-300程度になる周期。冬型の緩み、高気圧の通過で晴れ。札幌の天気傾向に似ている。
C3までは全天でいける。C3-C4間は上部のみ白く、よほどのことがない限り視界がなくても進めることができる。渚滑岳は視界2-300。C4-C5間は視界2-300持つ天気が必要で風は気にならない程度。天塩アタックの視界は2-300持つ天気。Co1400台地と稜上にそれぞれ止めデポ。全体的に風は気にならない程度。
停滞の使い方はC4-C5間に2日、天塩アタックに2日。C4まで停滞を使う場合は随時判断する。
天場着15時、最終下山16時。
<パーティ>2010年度冬メイン。
Ls:判断全般、Mを見る。
M2:前を行く。口出し。
M1:生活・行動技術。体力。
<装備>
夏テン2 鍋2 茶食器2、DF2、灯油(110ml×人数分×10日分)スキー修理具、無線、デポ旗(現地製作)、ツェルト2、魔法瓶他スキー・ストック・EP含む冬山個人装備
<準備山行>
1回目:旭岳Co1560引き返し(11/6-7) *M1窪田、田中不参加
1,5回目:三段山Co1560引き返し(11/14) 窪田の補山行。*M2井村、井ノ上、M1田中不参加
2回目:有明・天狗岳At(11/20-21) *M2井ノ上不参加
3回目:余市岳Co1250引き返し(12/4-5)
4回目:ベベルイ〜原始が原〜前富良野岳〜南尾根(12/19-20) *M1高橋不参加
<記録>
1) 部報14号 p264:H8/12/29-H9/1/5:上紋峠⇔藻瀬狩山→渚滑岳→馬背山→天塩岳→ポンテシオ:M×3
2) 部報14号 p262:H4/12/27-H5/1/2:柵留山→藻瀬狩山→渚滑岳→馬背山→天塩岳→岩尾内温泉:M×5
3) 部報13号 p44:S59/1/1-1/7:柵留山→藻瀬狩山→渚滑岳→馬背山→天塩岳→ポンテシオ:M×3
4) 部報12号 p30:S48/12/25-12/29:士別→岩尾別→藻瀬狩山→渚滑岳→天塩岳→天幕:M×4
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現役の計画・ 2010年8月7日 (土)
↑なぜか地図とズレます。正しいものは「山行計画のページへ」からヤマレコのページに飛んで見てください。
【入山予定】2010年8月11〜21日(7-4)
【メンバー】L小池(4 AL澤田(OB M高橋 田中翔(1
【ルート】トッタベツ川〜幌尻〜新冠本流〜ポンベツ沢〜ナメワッカJP〜十の沢〜札内川〜カムエク
<時間とルート>
1日目 ・604付近駐車場(1.5h)八の沢出合=林道終点(5.5h)Bカール=C1
・604付近まで車で入れる。八の沢出合まで林道を行く、問題ない。Co1000とCo1120に10m程度の小滝、右岸の捲き道で捲く。上部支沢を詰めてちょっとヤブ漕いでBカールへ。
2日目 Bカール(1h)トッタベツ(1.5h)幌尻(1h)七つ沼カール(1.5h)Co1220二股
Bカールから稜線へは急。七つ沼カールへの降り口は七の字のところと幌尻登り手前コルがある。上部小滝あるが問題ない、シュリンゲ垂らしたりして対処。Co1220二股でC2。
3日目 Co1220二股(4.5h)エサオマン入りの沢出合(2.5h)ポンベツ出合
Co1150二股に7mの滝、左岸まく。ここからCo1100まで函状。Co1100に滝、左岸まき。ここからCo1040二股まで巨岩帯。cdなどで対処。あとは河原をエサオマン入りの沢出合まで。ここから、ポンベツ出合までは特に問題ない。ポンベツ出合でC3、釣れるらしい。
4日目 ポンベツ出合(5h)Co1060二股
ポンベツ出合の一つ上の水線の二股から函状。Co860二股手前に5mの滝。へつったりして、基本的に中を行く。小さく捲くことも。Co1060二股付近でC4。
5日目 Co1060二股(3h)ナメワッカJP(1h)春別(0.5h)10の沢カール
上部10mほどの滝があるが問題ない。JPの西の稜線にでて、踏み跡をつかって春別へ。春別よりコルの踏跡から10の沢カールへ下る。10の沢カールでC5。
6日目 10の沢カール(3h)10の沢出合(2h)八の沢出合
10の沢Co1300〜1100は小滝が続くがブッシュ掴んでcdできる。八の沢出合までいきC6。
7日目 八の沢出合(3.5h)カムエク(4.5h)7の沢出合(1,5h)アカシヤトンネル北口ゲート
カムエクアタック。八の沢は直登不能の滝があるが捲き道があり、特に問題ない。Co880には雪渓がある。来た道戻って下山。アカシヤトンネル北口ゲートの駐車場に車をデポしておく。
<進め方・天気傾向>
天気周期は4日良くて1日悪い。雨+減水待ちで通常2日停滞、悪くて3日停滞。2回やり過ごすのに5日必要であるが、カムエクカットを考えて停滞は4日持っていく。C3には6日持ってはいる。入れない場合、C2から来た道を下山する。C2(3、5h)Bカール(8h)車
テン場はすべて増水に耐えられる。他にも泊まれるテン場は七つ沼カール、エサオマン入りの沢出合、ナメワッカJP北カール、十の沢出合。
テン場着15時、最終下山は19時半。
<パーティー>
沢1年班夏メイン
L-s:判断全般
M:しっかり歩く
<装備>
夏天 なべ 茶食器 のこ3 蚊取線香 熊スプレー ザイル50m 無線 ガスヘッド ガス缶(大1)Lsはバイル・ハーケン 他夏山個人装備
<準山>
1回目:千走川本流Co750引き返し(6/26-27) 滝のぼり、ab、(ALは田中(4)
1,5回目:漁川(7/17-18) (M田中翔 のみ参加)
2回目:幌内府〜ウエンド(7/24-25) 長時間行動 行動・生活技術の確認
3回目:南日高 野塚南面沢〜ポン三の沢(7/31) 総合確認(ALは鹿島)
1日目 ・604付近駐車場(1.5h)八の沢出合=林道終点(5.5h)Bカール=C1
・604付近まで車で入れる。八の沢出合まで林道を行く、問題ない。Co1000とCo1120に10m程度の小滝、右岸の捲き道で捲く。上部支沢を詰めてちょっとヤブ漕いでBカールへ。
2日目 Bカール(1h)トッタベツ(1.5h)幌尻(1h)七つ沼カール(1.5h)Co1220二股
Bカールから稜線へは急。七つ沼カールへの降り口は七の字のところと幌尻登り手前コルがある。上部小滝あるが問題ない、シュリンゲ垂らしたりして対処。Co1220二股でC2。
3日目 Co1220二股(4.5h)エサオマン入りの沢出合(2.5h)ポンベツ出合
Co1150二股に7mの滝、左岸まく。ここからCo1100まで函状。Co1100に滝、左岸まき。ここからCo1040二股まで巨岩帯。cdなどで対処。あとは河原をエサオマン入りの沢出合まで。ここから、ポンベツ出合までは特に問題ない。ポンベツ出合でC3、釣れるらしい。
4日目 ポンベツ出合(5h)Co1060二股
ポンベツ出合の一つ上の水線の二股から函状。Co860二股手前に5mの滝。へつったりして、基本的に中を行く。小さく捲くことも。Co1060二股付近でC4。
5日目 Co1060二股(3h)ナメワッカJP(1h)春別(0.5h)10の沢カール
上部10mほどの滝があるが問題ない。JPの西の稜線にでて、踏み跡をつかって春別へ。春別よりコルの踏跡から10の沢カールへ下る。10の沢カールでC5。
6日目 10の沢カール(3h)10の沢出合(2h)八の沢出合
10の沢Co1300〜1100は小滝が続くがブッシュ掴んでcdできる。八の沢出合までいきC6。
7日目 八の沢出合(3.5h)カムエク(4.5h)7の沢出合(1,5h)アカシヤトンネル北口ゲート
カムエクアタック。八の沢は直登不能の滝があるが捲き道があり、特に問題ない。Co880には雪渓がある。来た道戻って下山。アカシヤトンネル北口ゲートの駐車場に車をデポしておく。
<進め方・天気傾向>
天気周期は4日良くて1日悪い。雨+減水待ちで通常2日停滞、悪くて3日停滞。2回やり過ごすのに5日必要であるが、カムエクカットを考えて停滞は4日持っていく。C3には6日持ってはいる。入れない場合、C2から来た道を下山する。C2(3、5h)Bカール(8h)車
テン場はすべて増水に耐えられる。他にも泊まれるテン場は七つ沼カール、エサオマン入りの沢出合、ナメワッカJP北カール、十の沢出合。
テン場着15時、最終下山は19時半。
<パーティー>
沢1年班夏メイン
L-s:判断全般
M:しっかり歩く
<装備>
夏天 なべ 茶食器 のこ3 蚊取線香 熊スプレー ザイル50m 無線 ガスヘッド ガス缶(大1)Lsはバイル・ハーケン 他夏山個人装備
<準山>
1回目:千走川本流Co750引き返し(6/26-27) 滝のぼり、ab、(ALは田中(4)
1,5回目:漁川(7/17-18) (M田中翔 のみ参加)
2回目:幌内府〜ウエンド(7/24-25) 長時間行動 行動・生活技術の確認
3回目:南日高 野塚南面沢〜ポン三の沢(7/31) 総合確認(ALは鹿島)
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現役の計画・ 2010年8月7日 (土)
【入山予定】9月上旬〜中旬(7日間)
L木城 AL井ノ上(2
L木城 AL井ノ上(2
<アプローチ>
アプローチ to B.C
BCは北穂高岳テント場。台風時は北穂高小屋に避難
?上高地(3h)横尾(3h)涸沢ヒュッテ(2.5h)北穂高岳/B.C(6h)上高地
登山道
?吊尾根ルート
上高地(2h)岳沢ヒュッテ(2h)紀美子平(0.5h)前穂高岳(0.5h)紀美子平(1.5h)奥穂高岳(3h)北穂高岳/B.C(7h)上高地
岳沢〜北穂間はハシゴ、鎖場ありの登山道
?白出沢ルート
新穂高温泉(2h)白出沢出会い(4.5h)穂高岳山荘(2.5h)北穂高岳/B.C(6.5h)新穂高温泉
登山道。白出沢出会いからガレ場
・入下山に関しての進め方
入下山のルート取りは入山時、およびBCから下山連絡者に連絡する。特に下山時の連絡が万が一出来ない場合は北穂高小屋にルートを書置きする。
天気
?全天
?稜線に出るまで全天。稜線に出てからは強雨強風雷の場合を除いて行く。テン場は岳沢小屋(2010年8月にオープン予定)、穂高岳山荘。前穂At.カットあり。
?大雨なら行かない。増水で重太郎橋が渡れない。
アプローチ to 取り付き from B.C
・ドーム中央稜取り付き 1-2h
涸沢岳への縦走路をたどり、南峰を越えてドームの頭の脇を通過すると3尾根に下降する踏み跡がある。コルから草付き帯を右下へ2〜3級のcd。脆い岩場から右のリッジを下ると、懸垂ポイントがある。20m程度懸垂すると、3尾根下部からドーム中央稜への横断バンドに出る。バンドをトラバ−スすると顕著な凹角のあるテラスに。
・ドーム北壁・西壁取り付き 1h
縦走路の右下にドーム北壁を見ながらコルへ下り、しっかりした踏み跡を行く。少し下ると、懸垂用の支点がある。10m程度懸垂orクライムダウンし、安定した緩傾斜帯を少し歩くと北壁基部のテラスに到着。
・クラック尾根取り付き 2h
北穂小屋から大キレット方面へ150mほど下ったところにある最初のコルがB沢への下降ポイント。降りて行くとB沢のクラック尾根側に大きな矢印のペイントとボルト連打の壁面がある。ここが98年の地震で崩壊した取り付きへのバンド部分の跡。そこから壁面を右上方へ20m程度ほど登ってから出来るだけ右の支点を使って30m程度懸垂で下の草付きのバンドへ。バンドに沿って右上に登っていくと取り付き。
・第4尾根取り付き 1-2h
北穂ピーク手前の松濤岩の基部を回り込んでガレたC沢左俣を下降。ガレ場を下ると、C沢二俣。ここからは踏み跡が明瞭で、取り付きのノースコルまで。
<登るルート>
ドーム中央稜 4h 190m 5ps 3級、?+A0(?)
? 40m ?:チムニー〜カンテを少しのぼりテラスまで、アンカーは岩角
? 20m ?+〜?:リッジ〜左のスラブ〜テラス
? 40m ?:リッジ
? 15m ?:凹角〜チムニー
? 20m ?:凹角からCSのチムニー〜テラス
? 25m ?:凹角を登りハング直上 核心!
目と鼻の先にドームの頭があり、さらにその向こう側を縦走路が走っている。頭から縦走路へルンゼをcd。
ドーム北壁左ルート 2h 65m 2ps 3級下、?A1
? 45m ?A1:チムニーの間のフェースを人工主体で登る。右ルートのチムニーから左上して合流。(右ルートからの合流地点、25mほど登ったテラスで切り、ここを2pにすることもできる。)
? 20m ?:フェース
ドーム北壁右ルート 2h 65m 2ps 3級下、?A1
? 45m ?A1:チムニーから右壁の人工。上部のルンゼ上に戻る
? 20m ?:ルンゼ状フェース
ドーム北壁北西カンテ 2h 65m 2ps 3級下、?+A1
? 45m ?A1:踏台状の岩の上までフリーで上がり、西壁側のフェースを人工で直上
? 20m ?+:凹角状〜フェース
ドーム西壁NewWave 2.5h 140m 4ps 5.10a
?45m 5.10a:核心はハング越え。
?15m ?:ガレ
?45m 5.9:前半はバンド状を右上。上部は右向きのコーナーを目指して、ガタガタのクラックを登る。最後はコーナーから離れて、右の小ハングのビレイ点へ。
?35m 5.10a:左のフレークを登り、ボルト沿いに右上。傾斜が緩んだところで、さらに右にもボルトがあるようだが、ルートは左上していく。後半はやや脆くなるが最後まで傾斜のある壁を登ってドームの頂上へ。
クラック尾根 3-4h 335m 11ps 3級上 ?+
? 40m ?:赤い岩のバンドを水平トラバース
? 30m ?:凹角
? 40m ?:リッジ右の凹角〜フェース
? 40m ?:クラック〜リッジ右のフェース
? 35m ?:フェース〜クラック
? 20m ?(?+):ジャンケンクラック左(ジャンケンクラック右)
? 30m ?:凹角〜リッジ
? 20m ?:ガレ
? 40m ?(?):バンド〜フェース(ガレ)
? 20m ?:凹角
? 20m ?(?):クラック(バンドをトラバース)
北穂小屋直下に出る
第4尾根主稜 3-4h 340m 9ps 4級 ?+
?40m ?:フェース
?40m ?:Aカンテ
?40m ?:Bカンテ
?40m ?:ほぼ水平のリッジ
?20m ?:垂直のカンテ(Cカンテ)
?40m ?:ピナクルを左にのぼる凹角内のクラックを登る
?30m ?:フェースからチムニー
ツルムの肩に出る。ツルムの頭から1段下がったテラスからツルムのコルへ懸垂。ここからが核心。
?30m ?:フェース〜チムニー
?40m ?A0(?):Dカンテ(右側の凹角の登れる)
縦走路は目の前
<天気・停滞・進め方>
B.C着15:30。最終下山17:00。道外代表は清野さん(OB)
夏休みにマルチで最低1本雨天登攀してから入山。ドーム西壁NewWaveは5.10cオンサイトできたら行く。天気、岩の状態のよい時に行く。
登攀に関して
雨なら登らない。視界はルートファインディングできる程度。風・気温はビレイしていて気にならない程度。停滞は悪天、休養でする。
<パーティー>
ルートファインディング、天気判断、スピード、危険認識、楽しむ
<装備>
「冬天1、フライ」or「ゴアテント、ツェルト」、DF1、灯油(90 ml*2*6)、鍋1、茶食器1、無線,
ダブルロープ8.5 mm×50 m×2カム・ナッツ、ガスカートリッジ、ガスヘッド、他アブミ含む岩登り個人装備
アプローチ to B.C
BCは北穂高岳テント場。台風時は北穂高小屋に避難
?上高地(3h)横尾(3h)涸沢ヒュッテ(2.5h)北穂高岳/B.C(6h)上高地
登山道
?吊尾根ルート
上高地(2h)岳沢ヒュッテ(2h)紀美子平(0.5h)前穂高岳(0.5h)紀美子平(1.5h)奥穂高岳(3h)北穂高岳/B.C(7h)上高地
岳沢〜北穂間はハシゴ、鎖場ありの登山道
?白出沢ルート
新穂高温泉(2h)白出沢出会い(4.5h)穂高岳山荘(2.5h)北穂高岳/B.C(6.5h)新穂高温泉
登山道。白出沢出会いからガレ場
・入下山に関しての進め方
入下山のルート取りは入山時、およびBCから下山連絡者に連絡する。特に下山時の連絡が万が一出来ない場合は北穂高小屋にルートを書置きする。
天気
?全天
?稜線に出るまで全天。稜線に出てからは強雨強風雷の場合を除いて行く。テン場は岳沢小屋(2010年8月にオープン予定)、穂高岳山荘。前穂At.カットあり。
?大雨なら行かない。増水で重太郎橋が渡れない。
アプローチ to 取り付き from B.C
・ドーム中央稜取り付き 1-2h
涸沢岳への縦走路をたどり、南峰を越えてドームの頭の脇を通過すると3尾根に下降する踏み跡がある。コルから草付き帯を右下へ2〜3級のcd。脆い岩場から右のリッジを下ると、懸垂ポイントがある。20m程度懸垂すると、3尾根下部からドーム中央稜への横断バンドに出る。バンドをトラバ−スすると顕著な凹角のあるテラスに。
・ドーム北壁・西壁取り付き 1h
縦走路の右下にドーム北壁を見ながらコルへ下り、しっかりした踏み跡を行く。少し下ると、懸垂用の支点がある。10m程度懸垂orクライムダウンし、安定した緩傾斜帯を少し歩くと北壁基部のテラスに到着。
・クラック尾根取り付き 2h
北穂小屋から大キレット方面へ150mほど下ったところにある最初のコルがB沢への下降ポイント。降りて行くとB沢のクラック尾根側に大きな矢印のペイントとボルト連打の壁面がある。ここが98年の地震で崩壊した取り付きへのバンド部分の跡。そこから壁面を右上方へ20m程度ほど登ってから出来るだけ右の支点を使って30m程度懸垂で下の草付きのバンドへ。バンドに沿って右上に登っていくと取り付き。
・第4尾根取り付き 1-2h
北穂ピーク手前の松濤岩の基部を回り込んでガレたC沢左俣を下降。ガレ場を下ると、C沢二俣。ここからは踏み跡が明瞭で、取り付きのノースコルまで。
<登るルート>
ドーム中央稜 4h 190m 5ps 3級、?+A0(?)
? 40m ?:チムニー〜カンテを少しのぼりテラスまで、アンカーは岩角
? 20m ?+〜?:リッジ〜左のスラブ〜テラス
? 40m ?:リッジ
? 15m ?:凹角〜チムニー
? 20m ?:凹角からCSのチムニー〜テラス
? 25m ?:凹角を登りハング直上 核心!
目と鼻の先にドームの頭があり、さらにその向こう側を縦走路が走っている。頭から縦走路へルンゼをcd。
ドーム北壁左ルート 2h 65m 2ps 3級下、?A1
? 45m ?A1:チムニーの間のフェースを人工主体で登る。右ルートのチムニーから左上して合流。(右ルートからの合流地点、25mほど登ったテラスで切り、ここを2pにすることもできる。)
? 20m ?:フェース
ドーム北壁右ルート 2h 65m 2ps 3級下、?A1
? 45m ?A1:チムニーから右壁の人工。上部のルンゼ上に戻る
? 20m ?:ルンゼ状フェース
ドーム北壁北西カンテ 2h 65m 2ps 3級下、?+A1
? 45m ?A1:踏台状の岩の上までフリーで上がり、西壁側のフェースを人工で直上
? 20m ?+:凹角状〜フェース
ドーム西壁NewWave 2.5h 140m 4ps 5.10a
?45m 5.10a:核心はハング越え。
?15m ?:ガレ
?45m 5.9:前半はバンド状を右上。上部は右向きのコーナーを目指して、ガタガタのクラックを登る。最後はコーナーから離れて、右の小ハングのビレイ点へ。
?35m 5.10a:左のフレークを登り、ボルト沿いに右上。傾斜が緩んだところで、さらに右にもボルトがあるようだが、ルートは左上していく。後半はやや脆くなるが最後まで傾斜のある壁を登ってドームの頂上へ。
クラック尾根 3-4h 335m 11ps 3級上 ?+
? 40m ?:赤い岩のバンドを水平トラバース
? 30m ?:凹角
? 40m ?:リッジ右の凹角〜フェース
? 40m ?:クラック〜リッジ右のフェース
? 35m ?:フェース〜クラック
? 20m ?(?+):ジャンケンクラック左(ジャンケンクラック右)
? 30m ?:凹角〜リッジ
? 20m ?:ガレ
? 40m ?(?):バンド〜フェース(ガレ)
? 20m ?:凹角
? 20m ?(?):クラック(バンドをトラバース)
北穂小屋直下に出る
第4尾根主稜 3-4h 340m 9ps 4級 ?+
?40m ?:フェース
?40m ?:Aカンテ
?40m ?:Bカンテ
?40m ?:ほぼ水平のリッジ
?20m ?:垂直のカンテ(Cカンテ)
?40m ?:ピナクルを左にのぼる凹角内のクラックを登る
?30m ?:フェースからチムニー
ツルムの肩に出る。ツルムの頭から1段下がったテラスからツルムのコルへ懸垂。ここからが核心。
?30m ?:フェース〜チムニー
?40m ?A0(?):Dカンテ(右側の凹角の登れる)
縦走路は目の前
<天気・停滞・進め方>
B.C着15:30。最終下山17:00。道外代表は清野さん(OB)
夏休みにマルチで最低1本雨天登攀してから入山。ドーム西壁NewWaveは5.10cオンサイトできたら行く。天気、岩の状態のよい時に行く。
登攀に関して
雨なら登らない。視界はルートファインディングできる程度。風・気温はビレイしていて気にならない程度。停滞は悪天、休養でする。
<パーティー>
ルートファインディング、天気判断、スピード、危険認識、楽しむ
<装備>
「冬天1、フライ」or「ゴアテント、ツェルト」、DF1、灯油(90 ml*2*6)、鍋1、茶食器1、無線,
ダブルロープ8.5 mm×50 m×2カム・ナッツ、ガスカートリッジ、ガスヘッド、他アブミ含む岩登り個人装備
- コメント (0)
現役の計画・ 2010年8月7日 (土)
【入山予定】9月上旬 岩メイン終了後
L井村(3 AL鹿島(3
L井村(3 AL鹿島(3
<時間>
アプローチ 槍見温泉(2h)錫杖岩舎=B.C. B.C.(1.5h)槍見温泉
登攀 B.C.(0.5h)前衛フェース取り付き
<アプローチ>
槍見温泉の脇を通って笠ヶ岳に続くクリヤ谷登山道に入る。よく踏まれた登山道を行き、錫杖沢をつめ、BCまで。BCのやや上から右の北沢に入って前衛フェース左方カンテ基部に出る。
下降路は前衛フェース左方カンテまたは注文の多い料理店を懸垂下降するか、東尾根を本峰へ向かい、烏帽子岩の南面基部をまいて西側から中央稜上部を横切って右俣沢へ下る(1.5h)。本峰まで行った場合は(P2から東尾根を1-2h)南尾根のピークをいくつか越え、牧中沢を途中1−2回の懸垂を交えて下る(1.5h)。同様に牧南沢も下ることが可能(1.5h)。
<登るルート>
A:無名ライン(6 h)
北沢側フランケの一番右側のルート。取り付きは顕著な凹角。
?30 m ?+:凹角。
?25 m ?+:大岩から右上後、草つきバンドを右へ。
?35 m ?+ A1:カンテ。
?30 m ?:カンテ。左方カンテに合流。
?30 m ?+ A1:チムニー〜リッジ。
下降は、同ルートか、注文の多い料理店(4p)。
B:注文の多い料理店(6h)
北沢側フランケのほぼ中央に走るクラック。クラッククライミング。基本的にNPを使う。終了点は堅固なボルトがある。
?40m ?:草付フェースを右上し大テラスまで。
?30m ?+:クラックからランペを左上し枯れ木テラスへ。
?25m 5.9:核心。ハングを長いコーナークラックに沿って超える。
?20m ?+:ワイドクラックからハング。
?40m ?+:コーナー左のハンドクラックから取り付きのカンテを登る。
C:左方カンテ(4 h)
前衛フェース正面と北沢フランケとの間のカンテを登るルート。錫杖岳で最もよく登られている。幾通りもルートが取られているのでルートファインディングに注意。
?40 m ?+:かぶったチムニーから凹角。
?40 m ?:凹角からリッジ。
?35 m ? A1:ピナクルからボルト連打~スラブを右上。
?25 m ?-:広い凹状。
?40 m ?:チムニーからクラック、左のフェースを直上。
?20 m ?:凹角からカンテ。
?40 m ?+:オフウィズスからクラック〜左のリッジ。
?40 m ?+:フェースから右上。
注文の多い料理店から4pで下れる。その方が同ルートを下降するより早い。
D:1ルンゼ(本流)ルート(4 h)
北沢フェース下の広場から草付のふみ跡を順当に下ると押出しにつく。凹角の左側から取り付く。また、1,2pはフェース基部のバンド(?〜?)をたどって省くことも可能。
?40 m ?+:凹角の左側。
?30 m ?:ハングからスラブ。
?30 m ?-:傾斜の落ちたスラブ。V字岩壁下まで。
?40 m ?:ルンゼからスラブを左上。
?40 m ?+:凹角右からルンゼ左上。安定したテラスへ。
?40 m ? A1:湿った細いクラックからハングを直上し、左上してカンテ左のフェース。
?30 m ?+:直上後、スラブを左へ。
?35 m ?:チムニー~草つきバンド。
下降は東尾根を使うよりも個々から同ルートを懸垂下降するほうが楽。5~6P。
E:3ルンゼルート(3 h)
第3フェースと第4フェースの間に深く切れ込んだルンゼが取り付き。
?40 m ?-:ルンゼ。
?30 m ?:左のカンテ。
?40 m ?:ルンゼ左壁。
?30 m ?+:チムニー左のフェース。
?30 m ? A0:ルンゼ右壁から左へ。
?30 m ? A0:チョックストーンのあるチムニー。
?50 m ?:ガレ場と草付。
下降路は同ルートでもよいが、コルから裏側の沢に降りれば1h程でクリヤ谷に出ることができる。
F:P4直上ルート(6 h)
第4フェース正面のやや右側から上部の顕著な凹角部目指して登るルート。取り付きへは?級程度の岩場を80mほど詰める。
?25 m ?:クラック。
?25 m ?:スラブ。
?40 m ?:チムニー。
?35 m ?:凹状。
?50 m ? A1:脆い凹角〜右上。
?20 m ? A1:チムニー。
?40 m ?:ブッシュ。
P4頂上からはブッシュ帯を3ルンゼのコルに降りて3ルンゼを懸垂下降するのが最も早い。
<天気・停滞・進め方>
岩メイン終了後、特に問題なかった判断した場合に入山する。入下山は全天。雨なら登らない。視界はルートファインディングできる程度。風・気温はビレイしていて気にならない程度。天気傾向は高気圧とへりで晴れ。4日好天の後2日悪天が多い。午後のにわか雨・台風に注意する。3、4年に1回のペースで台風が来る。入山した日に3ルンゼを登る予定。これで前衛フェースの概観をつかむ。注文の多い料理店は、夏休みにクラックルートの10a以上のグレードをリードできた場合にリードする。携帯は、全域で入る。15:30 B.C.着。道外代表 清野さん(OB)
<パーティー>岩メイン2回戦、スピード、危険認識
Ls:ルートファインディング、天気判断
<装備>
冬天、DF、灯油(90 ml×2人分×3日分=540 ml)、鍋、茶食器、無線、ロープ8.5 mm×50 m×2、ツェルト、ガスストーブ、ガスカートリッジ、ほかアブミ含む岩登り個人装備
アプローチ 槍見温泉(2h)錫杖岩舎=B.C. B.C.(1.5h)槍見温泉
登攀 B.C.(0.5h)前衛フェース取り付き
<アプローチ>
槍見温泉の脇を通って笠ヶ岳に続くクリヤ谷登山道に入る。よく踏まれた登山道を行き、錫杖沢をつめ、BCまで。BCのやや上から右の北沢に入って前衛フェース左方カンテ基部に出る。
下降路は前衛フェース左方カンテまたは注文の多い料理店を懸垂下降するか、東尾根を本峰へ向かい、烏帽子岩の南面基部をまいて西側から中央稜上部を横切って右俣沢へ下る(1.5h)。本峰まで行った場合は(P2から東尾根を1-2h)南尾根のピークをいくつか越え、牧中沢を途中1−2回の懸垂を交えて下る(1.5h)。同様に牧南沢も下ることが可能(1.5h)。
<登るルート>
A:無名ライン(6 h)
北沢側フランケの一番右側のルート。取り付きは顕著な凹角。
?30 m ?+:凹角。
?25 m ?+:大岩から右上後、草つきバンドを右へ。
?35 m ?+ A1:カンテ。
?30 m ?:カンテ。左方カンテに合流。
?30 m ?+ A1:チムニー〜リッジ。
下降は、同ルートか、注文の多い料理店(4p)。
B:注文の多い料理店(6h)
北沢側フランケのほぼ中央に走るクラック。クラッククライミング。基本的にNPを使う。終了点は堅固なボルトがある。
?40m ?:草付フェースを右上し大テラスまで。
?30m ?+:クラックからランペを左上し枯れ木テラスへ。
?25m 5.9:核心。ハングを長いコーナークラックに沿って超える。
?20m ?+:ワイドクラックからハング。
?40m ?+:コーナー左のハンドクラックから取り付きのカンテを登る。
C:左方カンテ(4 h)
前衛フェース正面と北沢フランケとの間のカンテを登るルート。錫杖岳で最もよく登られている。幾通りもルートが取られているのでルートファインディングに注意。
?40 m ?+:かぶったチムニーから凹角。
?40 m ?:凹角からリッジ。
?35 m ? A1:ピナクルからボルト連打~スラブを右上。
?25 m ?-:広い凹状。
?40 m ?:チムニーからクラック、左のフェースを直上。
?20 m ?:凹角からカンテ。
?40 m ?+:オフウィズスからクラック〜左のリッジ。
?40 m ?+:フェースから右上。
注文の多い料理店から4pで下れる。その方が同ルートを下降するより早い。
D:1ルンゼ(本流)ルート(4 h)
北沢フェース下の広場から草付のふみ跡を順当に下ると押出しにつく。凹角の左側から取り付く。また、1,2pはフェース基部のバンド(?〜?)をたどって省くことも可能。
?40 m ?+:凹角の左側。
?30 m ?:ハングからスラブ。
?30 m ?-:傾斜の落ちたスラブ。V字岩壁下まで。
?40 m ?:ルンゼからスラブを左上。
?40 m ?+:凹角右からルンゼ左上。安定したテラスへ。
?40 m ? A1:湿った細いクラックからハングを直上し、左上してカンテ左のフェース。
?30 m ?+:直上後、スラブを左へ。
?35 m ?:チムニー~草つきバンド。
下降は東尾根を使うよりも個々から同ルートを懸垂下降するほうが楽。5~6P。
E:3ルンゼルート(3 h)
第3フェースと第4フェースの間に深く切れ込んだルンゼが取り付き。
?40 m ?-:ルンゼ。
?30 m ?:左のカンテ。
?40 m ?:ルンゼ左壁。
?30 m ?+:チムニー左のフェース。
?30 m ? A0:ルンゼ右壁から左へ。
?30 m ? A0:チョックストーンのあるチムニー。
?50 m ?:ガレ場と草付。
下降路は同ルートでもよいが、コルから裏側の沢に降りれば1h程でクリヤ谷に出ることができる。
F:P4直上ルート(6 h)
第4フェース正面のやや右側から上部の顕著な凹角部目指して登るルート。取り付きへは?級程度の岩場を80mほど詰める。
?25 m ?:クラック。
?25 m ?:スラブ。
?40 m ?:チムニー。
?35 m ?:凹状。
?50 m ? A1:脆い凹角〜右上。
?20 m ? A1:チムニー。
?40 m ?:ブッシュ。
P4頂上からはブッシュ帯を3ルンゼのコルに降りて3ルンゼを懸垂下降するのが最も早い。
<天気・停滞・進め方>
岩メイン終了後、特に問題なかった判断した場合に入山する。入下山は全天。雨なら登らない。視界はルートファインディングできる程度。風・気温はビレイしていて気にならない程度。天気傾向は高気圧とへりで晴れ。4日好天の後2日悪天が多い。午後のにわか雨・台風に注意する。3、4年に1回のペースで台風が来る。入山した日に3ルンゼを登る予定。これで前衛フェースの概観をつかむ。注文の多い料理店は、夏休みにクラックルートの10a以上のグレードをリードできた場合にリードする。携帯は、全域で入る。15:30 B.C.着。道外代表 清野さん(OB)
<パーティー>岩メイン2回戦、スピード、危険認識
Ls:ルートファインディング、天気判断
<装備>
冬天、DF、灯油(90 ml×2人分×3日分=540 ml)、鍋、茶食器、無線、ロープ8.5 mm×50 m×2、ツェルト、ガスストーブ、ガスカートリッジ、ほかアブミ含む岩登り個人装備
- コメント (0)
現役の計画・ 2010年8月7日 (土)
【入山予定日】8月下旬
L鹿島(3 AL井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1
L鹿島(3 AL井村(3 M井ノ上 木城(2 岩田(1
<時間>
アプローチ 広河原(2 h)白根御池=B.C. B.C.(2 h)広河原
登攀 B.C.(1 h)下部岩壁取り付き(登攀)北岳(2 h)B.C.
<アプローチ>
B.C.から大樺沢左股の登山道を登る。二俣から大樺沢を40〜50分ほど登ると、大岩が沢の真ん中に転がっているバットレス沢に着く。バットレス沢を通り過ぎ50 mも歩くと水が流れているc沢が現れる。このc沢の右側(バットレス沢側)にある尾根に一般道並の踏み跡がある。一般登山者が迷わないようにあちこちに「×マーク」が書いてあるが気にせず進むと自然と下部岸壁に導かれる。また、bガリーにはバットレス沢の左股のb沢を、dガリーと第五尾根支稜にはc沢右岸の踏み跡をつめる。c沢の方が踏み跡はわかりやすい。8月下旬以降に雪渓が残っていることは少ない。
<登るルート>
登攀ルート一覧表
・個々のルートの詳細
・下部岩壁
A:bガリー大滝(1.5 h)
バットレス沢の左股を大滝の下まで行き右手の赤褐色のクラックに取り付く。bガリー右岸に踏み跡明瞭。
?30 m ?:右手の赤褐色のクラックを登る。
?40 m ?:階段状のスラブから凹角。
B:dガリー大滝(1.5 h)
?40 m ?+〜?:バンド〜スラブ。出だしは左のスラブから。1段上がり、縦ホールドばかりのスラブを登る。
?40 m ?〜?:スラブ。
C:第五尾根支稜(1.5 h)
dガリー大滝の真下から取り付く。左端のハーケンがある小テラスが正規の取り付き。残置が少ないが問題ない。2-30mで切って3pで登るとよい。平坦なテラスに出て終了。
?40 m ?〜?:広いバンドを左上〜フェース。
?40 m ?〜?+:フェースからカンテ。ブッシュある。
・上部岩壁
D:第四尾根主稜(4 h)
bガリー大滝を2p登ると緩傾斜帯に出る。終了点から左上に向かって踏み跡が伸びているので、それを道なりに上がっていく。しばらく登っていくと左手に赤いリボンがぶら下がった踏み跡が見えてくるのでその踏み跡に入り二尾根の末端をトラバースする。途中二尾根沿いに上へ上がっていく踏み跡が現るが迷い込まないように注意。二尾根の末端を越えるまでトラバースを続けるとcガリーが見え、そのままcガリーを詰める。急だが50〜80mも登ると左手に苔だらけのヒドンスラブ(?)が見える。濡れていると少しいやらしいが、最初の3手ほどを頑張り途中から左に逃げれば歩いて上までいける。
cガリー大滝上から横断バンドを左にトラバースしてcガリーを横断し、岩場を100 mほど登ると取り付き。横断バンドには第五尾根支稜からdガリーをノーザイル。傾斜増してスタカット(ザイルで結びあった2人(以上の者)のうち、常に1人だけが移動し他方は確保している登り方。)35 m登って出る(ヒドンスラブ)。ペイントがありヒドンスラブの発見は容易。なるべく、緩くて道のある所を選び、尾根に上がるのはぎりぎりまで待った方が良さそう。岩質はすごく堅い。
(35 m ? ヒドンスラブを登り、踏み跡を行く。)
?30 m ?〜?-:つるりとしたクラックから草付きフェース。右から捲いて登ることもできる。ピンわずか。キャメ#1〜2有効。核心。
?35 m ?-〜?:草付き混じりのフェース。リッジの左気味35mさらに10m右上。
?40 m ?:緩傾斜の「白い岩」クラック。
?20 m ?〜?:リッジ。3、4pはつなげることも可能。
?35 m ?:3mの垂壁〜リッジ(?)をマッチ箱の頭まで。その後dガリー側へ10 mラッペル。A0もできる(?)。右に回り込むと簡単だが岩が磨かれているのであまりお勧めできない。
?30 m ?:リッジ上のクラック〜フェースを登る。支点はピン2とキャメ#0.75
?20 m ?+:左へトラバース〜凹角で枯れ木のテラスまで。(右のスラブ状のカンテ(?‐)を行く事も可能。)
?40 m ?:リッジ。
草付きの中の踏み跡をたどり稜線に上がり頂上まで。濡れている場合ザイル出すかも。下降はPeakから夏道を使ってBC。Peak(1.5 h)BC。
E:中央稜ノーマル(3 h)
枯れ木のテラス右の支点からcガリーに50mいっぱいラッペル。cガリーを少し登ってから取り付く。
または、第四尾根の終了点から右にトラバースして潅木から40mラッペルで1p目の終了点まで行く。岩質は比較的もろい。中央稜は大ハングルートとともに慎重な天気判断が求められる。10:30までに取り付く。
?25 m ?+:逆層のフェース左上〜かぶり気味のバンドを左へトラバースしてリンネに入る。トラバースが結構厳しい。
?25 m ?:リンネ(岩の割れ目でチムニーよりも幅が広い。山頂に向かって食い込んでいる急な岩溝。ルンゼよりも両岸が立っている。)凹角の階段。問題なし。
?40 m ?+:バンド右斜上後第二ハングのもっともくびれたところを登り、フェース右上でリッジに出る。壁の弱点をついた好ルート。第三ハングの下でビレイ。
?35 m ?:リッジ。
?50 m ?:リッジから脆い凹角。支点少ない。
草付きの中の踏み跡を15 分で頂上。ノーザイルで行けるかも。
F:中央稜大ハング(4 h)
岩質は比較的もろい。最近登られている記録は2005年AACHくらい。最近登られていないのは、鐙を使ったルートであることと中央稜ノーマルの方が自然なルートであるからだと思われる。9:30までに取り付く。
?30 m ?+A2:三段になった第一ハング直下の浅い凹角から取り付く。1段目を越えて左上。二段目が核心。 三段目は右から回り込んで稜角へ抜けてしまう。
?10 m ?A1:逆層フェースを左斜上。
?30 m ?+:第二ハングのもっともくびれたところを登り、フェース右上でリッジに出る。
?ノーマルと同じ。
?ノーマルと同じ。
G:下部フランケ(4 h)
dガリー大滝か第五尾根支稜を登り、dガリーのガレ交じりの岩を100mほど登り、横断バンドのところで草付きを右にトラバースし、草付きの凹角から取り付く。
?40 m ?-:草付き凹角。要所に支点がある。左のdガリーから捲くことも可能。ランナウトするかも。
?15 m ?:バンド。
?30 m ?+A1(?):フェースを右上、人工〜凹角内のハングしたクラックをフリー人工はカラビナの通らないハーケンばかり。エイリアンもないと届かない。キャメロット#0.75〜2あたりが有効。
?20 m ?+:脆いチムニー〜凹角。
?40 m ?+:チムニー〜カンテ〜フェースを左上して外傾したバンドまで。
その後、フェースを1 p登り(40 m、?)右にトラバースすれば第四尾根主稜。バンドを左にトラバースし、スラブを直上すると上部フランケ取り付き。dガリーに下降気味に下りてこれをつめればdガリー奥壁取り付き。
H:上部フランケ(2 h)
下部フランケ終了点からバンドを左にトラバースし、スラブを直上して取り付き。シュヴァルツカンテ右のコーナーがルート。または、第5尾根支稜、dガリー大滝からdガリーを詰めて登ることも可能。dガリー大滝上からは250m程の?〜?の草付きルンゼを登る。ルンゼ内は各ルートから落石が集中するので注意する。
?20 m ?:草付まじりのフェース〜ハングした凹角。
?40 m ?:かぶった凹角〜草付き凹角。(05年パーティでは体感?級)
?40 m ?〜?:コーナークラックをマッチ箱のコルまで。
?40 m ?:第四尾根に合流し、左の草付き凹角〜リッジ〜フェース〜左の凹角。枯れ木テラスまで。
?40 m ?〜?:リッジ。
I:Dガリー奥壁(4 h)
dガリーをつめた安定したテラスに出て、そこにはダケカンバの木にスリングが巻かれてあり、また岩に赤ペンキで「4」と書かれているらしい。トポ通りの4段ハングが見える。
第5尾根支稜、dガリー大滝からdガリーを詰めて登ることも可能(?級くらい)。dガリー大滝上からは250 m程の?〜?の草付きルンゼを登る。ルンゼ内は各ルートから落石が集中するので注意する。
?20 m ?〜?+:四段のハング〜スラブ〜クラック。
?20 m ?+〜?:クラック〜右上のスラブ。
?20 m ?:草付きスラブ。
?35 m ?〜?+:チムニー〜スラブ。典型的な内面登攀。チムニー、スラブとも支点が少ない。
?10 m ?:チムニー。
J:ピラミッドフェース(6 h)
取り付きは、dガリー大滝と十字クラックの間の浅い凹角下。または、dガリー大滝か第五尾根支稜を登り横断バンドから取り付くこともできる。ピラミッドフェースは継続登攀の最後に登る予定。
?40 m ?+〜?-:浅い凹角〜草付き。逆層。ハング下まで。最後が難しい。
?40 m ?:草付きバンドを左にトラバース。
?35 m ?〜?+:フェース〜凹角〜バンド。1段上のバンドに上がり、もう1段右上にあるテラスに上がる。左から回り込むと容易だが、ロープの流れが悪くなるのでまっすぐ右上するか、左の緩傾斜帯をそのまま上がり、ハング下のバンドに合流した方が良い。
?20 m ?〜?+:フェースを登り、崩壊したハング下の浮石だらけのバンドを左へトラバース。ロープによる落石注意。終了点を補強している記録がある。
?20 m ?:バンド右上。ガレ。
?25 m ?:コーナークラック〜フェース。クラックは支点が少ないしぼろぼろ。逆層のフェースからクラック。クラックが難しい。ハンドジャムとかを決めることができる。
?30 m ?〜?:クラック〜細かいフェースを左上。
?30 m ?+:逆層のフェース。支点が人工で登れるくらい豊富。
?15 m ?〜?+:フェースを左上〜垂直のコーナークラック。
?20 m ?+:階段状。左のつるりとした凹角から階段状。第四尾根主稜の1p目終了点のやや上に出るが、2p目終了点までのばすことも可能(50 m)。
ザイルを伸ばさなかった場合、ピラミッドの頭の手前を右上しバンドをトラバースすると第四尾根主稜の1p目終了点付近に合流。
<天気・停滞・進め方>
入下山は全天。雨なら登らない。雷にも注意する。視界はルートファインディングできる程度。風・気温はビレイしていて気にならない程度。停滞は悪天、休養でする。天気傾向は高気圧とへりで晴れ。4日好天の後2日悪天が多い。午後のにわか雨・台風に注意する。初日入山して時間があれば下部岩壁を偵察しておき、2日目に第四尾根主稜を登る予定。これでバットレスの概観をつかむ。2 Partyに分かれて登る。後半、登攀に慣れてきたら2年生同士のPartyで行くこともある。2年生+1年生の2人Partyは作らない。無線による定時交信は9:00、12:00、15:00とする。15:30 B.C.着。最終下山は12日目の15:00。
道外代表 清野さん(OB)
南部警察署 :TEL:0556-64-3301 〒409-2212 南巨摩郡南部町南部9335-1
南アルプス警察署 :TEL:055-282-0110 〒400-0305 南アルプス市十五所759-2
白根御池 :TEL:090-3201-7683
<パーティー>スピード、危険認識
Ls:ルートファインディング、天気判断
M:ルートファインディング、登攀能力、緊張の維持
<装備>
冬天2、フライ、DF2、灯油(90 ml×5人分×11日分=4950 ml)、鍋2、茶食器2、無線2、ロープ8.5 mm×50 m×4+2、ツェルト2、ガスストーブ2、ガスカートリッジ2、ほかアブミ含む岩登り個人装備
<準備山行>
6/12 剣山
6/26-27 芦別夫婦岩
他赤岩にて準山4回。
アプローチ 広河原(2 h)白根御池=B.C. B.C.(2 h)広河原
登攀 B.C.(1 h)下部岩壁取り付き(登攀)北岳(2 h)B.C.
<アプローチ>
B.C.から大樺沢左股の登山道を登る。二俣から大樺沢を40〜50分ほど登ると、大岩が沢の真ん中に転がっているバットレス沢に着く。バットレス沢を通り過ぎ50 mも歩くと水が流れているc沢が現れる。このc沢の右側(バットレス沢側)にある尾根に一般道並の踏み跡がある。一般登山者が迷わないようにあちこちに「×マーク」が書いてあるが気にせず進むと自然と下部岸壁に導かれる。また、bガリーにはバットレス沢の左股のb沢を、dガリーと第五尾根支稜にはc沢右岸の踏み跡をつめる。c沢の方が踏み跡はわかりやすい。8月下旬以降に雪渓が残っていることは少ない。
<登るルート>
登攀ルート一覧表
・個々のルートの詳細
・下部岩壁
A:bガリー大滝(1.5 h)
バットレス沢の左股を大滝の下まで行き右手の赤褐色のクラックに取り付く。bガリー右岸に踏み跡明瞭。
?30 m ?:右手の赤褐色のクラックを登る。
?40 m ?:階段状のスラブから凹角。
B:dガリー大滝(1.5 h)
?40 m ?+〜?:バンド〜スラブ。出だしは左のスラブから。1段上がり、縦ホールドばかりのスラブを登る。
?40 m ?〜?:スラブ。
C:第五尾根支稜(1.5 h)
dガリー大滝の真下から取り付く。左端のハーケンがある小テラスが正規の取り付き。残置が少ないが問題ない。2-30mで切って3pで登るとよい。平坦なテラスに出て終了。
?40 m ?〜?:広いバンドを左上〜フェース。
?40 m ?〜?+:フェースからカンテ。ブッシュある。
・上部岩壁
D:第四尾根主稜(4 h)
bガリー大滝を2p登ると緩傾斜帯に出る。終了点から左上に向かって踏み跡が伸びているので、それを道なりに上がっていく。しばらく登っていくと左手に赤いリボンがぶら下がった踏み跡が見えてくるのでその踏み跡に入り二尾根の末端をトラバースする。途中二尾根沿いに上へ上がっていく踏み跡が現るが迷い込まないように注意。二尾根の末端を越えるまでトラバースを続けるとcガリーが見え、そのままcガリーを詰める。急だが50〜80mも登ると左手に苔だらけのヒドンスラブ(?)が見える。濡れていると少しいやらしいが、最初の3手ほどを頑張り途中から左に逃げれば歩いて上までいける。
cガリー大滝上から横断バンドを左にトラバースしてcガリーを横断し、岩場を100 mほど登ると取り付き。横断バンドには第五尾根支稜からdガリーをノーザイル。傾斜増してスタカット(ザイルで結びあった2人(以上の者)のうち、常に1人だけが移動し他方は確保している登り方。)35 m登って出る(ヒドンスラブ)。ペイントがありヒドンスラブの発見は容易。なるべく、緩くて道のある所を選び、尾根に上がるのはぎりぎりまで待った方が良さそう。岩質はすごく堅い。
(35 m ? ヒドンスラブを登り、踏み跡を行く。)
?30 m ?〜?-:つるりとしたクラックから草付きフェース。右から捲いて登ることもできる。ピンわずか。キャメ#1〜2有効。核心。
?35 m ?-〜?:草付き混じりのフェース。リッジの左気味35mさらに10m右上。
?40 m ?:緩傾斜の「白い岩」クラック。
?20 m ?〜?:リッジ。3、4pはつなげることも可能。
?35 m ?:3mの垂壁〜リッジ(?)をマッチ箱の頭まで。その後dガリー側へ10 mラッペル。A0もできる(?)。右に回り込むと簡単だが岩が磨かれているのであまりお勧めできない。
?30 m ?:リッジ上のクラック〜フェースを登る。支点はピン2とキャメ#0.75
?20 m ?+:左へトラバース〜凹角で枯れ木のテラスまで。(右のスラブ状のカンテ(?‐)を行く事も可能。)
?40 m ?:リッジ。
草付きの中の踏み跡をたどり稜線に上がり頂上まで。濡れている場合ザイル出すかも。下降はPeakから夏道を使ってBC。Peak(1.5 h)BC。
E:中央稜ノーマル(3 h)
枯れ木のテラス右の支点からcガリーに50mいっぱいラッペル。cガリーを少し登ってから取り付く。
または、第四尾根の終了点から右にトラバースして潅木から40mラッペルで1p目の終了点まで行く。岩質は比較的もろい。中央稜は大ハングルートとともに慎重な天気判断が求められる。10:30までに取り付く。
?25 m ?+:逆層のフェース左上〜かぶり気味のバンドを左へトラバースしてリンネに入る。トラバースが結構厳しい。
?25 m ?:リンネ(岩の割れ目でチムニーよりも幅が広い。山頂に向かって食い込んでいる急な岩溝。ルンゼよりも両岸が立っている。)凹角の階段。問題なし。
?40 m ?+:バンド右斜上後第二ハングのもっともくびれたところを登り、フェース右上でリッジに出る。壁の弱点をついた好ルート。第三ハングの下でビレイ。
?35 m ?:リッジ。
?50 m ?:リッジから脆い凹角。支点少ない。
草付きの中の踏み跡を15 分で頂上。ノーザイルで行けるかも。
F:中央稜大ハング(4 h)
岩質は比較的もろい。最近登られている記録は2005年AACHくらい。最近登られていないのは、鐙を使ったルートであることと中央稜ノーマルの方が自然なルートであるからだと思われる。9:30までに取り付く。
?30 m ?+A2:三段になった第一ハング直下の浅い凹角から取り付く。1段目を越えて左上。二段目が核心。 三段目は右から回り込んで稜角へ抜けてしまう。
?10 m ?A1:逆層フェースを左斜上。
?30 m ?+:第二ハングのもっともくびれたところを登り、フェース右上でリッジに出る。
?ノーマルと同じ。
?ノーマルと同じ。
G:下部フランケ(4 h)
dガリー大滝か第五尾根支稜を登り、dガリーのガレ交じりの岩を100mほど登り、横断バンドのところで草付きを右にトラバースし、草付きの凹角から取り付く。
?40 m ?-:草付き凹角。要所に支点がある。左のdガリーから捲くことも可能。ランナウトするかも。
?15 m ?:バンド。
?30 m ?+A1(?):フェースを右上、人工〜凹角内のハングしたクラックをフリー人工はカラビナの通らないハーケンばかり。エイリアンもないと届かない。キャメロット#0.75〜2あたりが有効。
?20 m ?+:脆いチムニー〜凹角。
?40 m ?+:チムニー〜カンテ〜フェースを左上して外傾したバンドまで。
その後、フェースを1 p登り(40 m、?)右にトラバースすれば第四尾根主稜。バンドを左にトラバースし、スラブを直上すると上部フランケ取り付き。dガリーに下降気味に下りてこれをつめればdガリー奥壁取り付き。
H:上部フランケ(2 h)
下部フランケ終了点からバンドを左にトラバースし、スラブを直上して取り付き。シュヴァルツカンテ右のコーナーがルート。または、第5尾根支稜、dガリー大滝からdガリーを詰めて登ることも可能。dガリー大滝上からは250m程の?〜?の草付きルンゼを登る。ルンゼ内は各ルートから落石が集中するので注意する。
?20 m ?:草付まじりのフェース〜ハングした凹角。
?40 m ?:かぶった凹角〜草付き凹角。(05年パーティでは体感?級)
?40 m ?〜?:コーナークラックをマッチ箱のコルまで。
?40 m ?:第四尾根に合流し、左の草付き凹角〜リッジ〜フェース〜左の凹角。枯れ木テラスまで。
?40 m ?〜?:リッジ。
I:Dガリー奥壁(4 h)
dガリーをつめた安定したテラスに出て、そこにはダケカンバの木にスリングが巻かれてあり、また岩に赤ペンキで「4」と書かれているらしい。トポ通りの4段ハングが見える。
第5尾根支稜、dガリー大滝からdガリーを詰めて登ることも可能(?級くらい)。dガリー大滝上からは250 m程の?〜?の草付きルンゼを登る。ルンゼ内は各ルートから落石が集中するので注意する。
?20 m ?〜?+:四段のハング〜スラブ〜クラック。
?20 m ?+〜?:クラック〜右上のスラブ。
?20 m ?:草付きスラブ。
?35 m ?〜?+:チムニー〜スラブ。典型的な内面登攀。チムニー、スラブとも支点が少ない。
?10 m ?:チムニー。
J:ピラミッドフェース(6 h)
取り付きは、dガリー大滝と十字クラックの間の浅い凹角下。または、dガリー大滝か第五尾根支稜を登り横断バンドから取り付くこともできる。ピラミッドフェースは継続登攀の最後に登る予定。
?40 m ?+〜?-:浅い凹角〜草付き。逆層。ハング下まで。最後が難しい。
?40 m ?:草付きバンドを左にトラバース。
?35 m ?〜?+:フェース〜凹角〜バンド。1段上のバンドに上がり、もう1段右上にあるテラスに上がる。左から回り込むと容易だが、ロープの流れが悪くなるのでまっすぐ右上するか、左の緩傾斜帯をそのまま上がり、ハング下のバンドに合流した方が良い。
?20 m ?〜?+:フェースを登り、崩壊したハング下の浮石だらけのバンドを左へトラバース。ロープによる落石注意。終了点を補強している記録がある。
?20 m ?:バンド右上。ガレ。
?25 m ?:コーナークラック〜フェース。クラックは支点が少ないしぼろぼろ。逆層のフェースからクラック。クラックが難しい。ハンドジャムとかを決めることができる。
?30 m ?〜?:クラック〜細かいフェースを左上。
?30 m ?+:逆層のフェース。支点が人工で登れるくらい豊富。
?15 m ?〜?+:フェースを左上〜垂直のコーナークラック。
?20 m ?+:階段状。左のつるりとした凹角から階段状。第四尾根主稜の1p目終了点のやや上に出るが、2p目終了点までのばすことも可能(50 m)。
ザイルを伸ばさなかった場合、ピラミッドの頭の手前を右上しバンドをトラバースすると第四尾根主稜の1p目終了点付近に合流。
<天気・停滞・進め方>
入下山は全天。雨なら登らない。雷にも注意する。視界はルートファインディングできる程度。風・気温はビレイしていて気にならない程度。停滞は悪天、休養でする。天気傾向は高気圧とへりで晴れ。4日好天の後2日悪天が多い。午後のにわか雨・台風に注意する。初日入山して時間があれば下部岩壁を偵察しておき、2日目に第四尾根主稜を登る予定。これでバットレスの概観をつかむ。2 Partyに分かれて登る。後半、登攀に慣れてきたら2年生同士のPartyで行くこともある。2年生+1年生の2人Partyは作らない。無線による定時交信は9:00、12:00、15:00とする。15:30 B.C.着。最終下山は12日目の15:00。
道外代表 清野さん(OB)
南部警察署 :TEL:0556-64-3301 〒409-2212 南巨摩郡南部町南部9335-1
南アルプス警察署 :TEL:055-282-0110 〒400-0305 南アルプス市十五所759-2
白根御池 :TEL:090-3201-7683
<パーティー>スピード、危険認識
Ls:ルートファインディング、天気判断
M:ルートファインディング、登攀能力、緊張の維持
<装備>
冬天2、フライ、DF2、灯油(90 ml×5人分×11日分=4950 ml)、鍋2、茶食器2、無線2、ロープ8.5 mm×50 m×4+2、ツェルト2、ガスストーブ2、ガスカートリッジ2、ほかアブミ含む岩登り個人装備
<準備山行>
6/12 剣山
6/26-27 芦別夫婦岩
他赤岩にて準山4回。
- コメント (0)
現役の計画・ 2010年3月2日 (火)
3月下旬(4-3)
L:田中宏(4 M:鹿島(2 (G:田中省(3 )
L:田中宏(4 M:鹿島(2 (G:田中省(3 )
<時間とルート>
1日目 札内ダム(1h)ヒュッテ(8h)札内川八ノ沢左岸尾根末端=C1
札内川七ノ沢出合まで道路。そこから転石・S.B渡渉をして八ノ沢左岸尾根末端まで行きC1。
2日目 C1(8h)左岸尾根Co1600=C2
尾根に取り付き、冬テンで粘れる限界のCo1600まで行き、C2。
3日目 C2(2.5h)尾根頭(1.5h)カムエク(2h)ピラミッド(2h)カムエク(1.5h)C2=C3
・1903付近は岩稜帯だが捲ける。頭からカムエクは広い尾根、Co1880〜1900付近は南側に小雪庇でるかも。尾根頭とCo1900屈曲にデポ旗打つ。カムエクの先、Co1880〜1920付近に岩稜帯があるが、西側を捲ける。ピラミッドの登りは、2,3箇所岩の出た急な登りがある。帰りのことを考えてお助け紐fixして行くかも。帰りは来た道。
4日目 C3(2.5h)尾根末端(2h)七ノ沢出合(4.5h)札内ダム
尾根を下り、七ノ沢まで渡渉を繰り返し、道路を札内ダムまで。
<進め方>
冬型に割と強い。谷の通過は悪く、ヘリではガスる。停滞は3日。左岸尾根Co1600までは全天、そこからカムエクまでは視界2,300、行動に支障がない程度の風。カムエクからピラミッドまでは、視界2,300もつ天気、気にならない風で行く。
他に泊まっている場所はCo1180、Co1350、・1903南西のコル、尾根頭や国境稜線(雪洞)。時間や翌日の行動次第では、At.前日に尾根頭や国境稜線でイグルー作るかも。その場合、最低3日分の食料を持ち、残りの食料やテントはCo1600にデポして行くかも。
引き返しはピラミッドAt.は11:30、カムエクAt.は14:00。テン場着15:30。最終下山は携帯の電波のことを考えて20:00。
基本的にはLとMの2人で行く予定であり、Gの田中省は、日程の都合が付けば行く。
<パーティー>
小山行。2人パーティーなので慎重に行く。
L:判断全般、M判断慎重にしていく
M:口出し、体力
<確認山行>
準備山行というわけではないが、冬季にMを確認していけた山行を以下にあげる。
?クマネシリAt.(3-0) L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
体力、細い所・岩場の通過等技術の確認
?斜里At.(2-0) L:田中宏(4 AL:田中省(3 M:鹿島(2
細い所、緊張感の維持、総合確認。
<装備>
冬テン、ツェルト、デポ旗、ザイル8.5mm×30m、ストーブ、灯油、無線、茶食器、鍋、ロウソク 他 E.P、スノーシュー、ストック含む冬山個人装備
1日目 札内ダム(1h)ヒュッテ(8h)札内川八ノ沢左岸尾根末端=C1
札内川七ノ沢出合まで道路。そこから転石・S.B渡渉をして八ノ沢左岸尾根末端まで行きC1。
2日目 C1(8h)左岸尾根Co1600=C2
尾根に取り付き、冬テンで粘れる限界のCo1600まで行き、C2。
3日目 C2(2.5h)尾根頭(1.5h)カムエク(2h)ピラミッド(2h)カムエク(1.5h)C2=C3
・1903付近は岩稜帯だが捲ける。頭からカムエクは広い尾根、Co1880〜1900付近は南側に小雪庇でるかも。尾根頭とCo1900屈曲にデポ旗打つ。カムエクの先、Co1880〜1920付近に岩稜帯があるが、西側を捲ける。ピラミッドの登りは、2,3箇所岩の出た急な登りがある。帰りのことを考えてお助け紐fixして行くかも。帰りは来た道。
4日目 C3(2.5h)尾根末端(2h)七ノ沢出合(4.5h)札内ダム
尾根を下り、七ノ沢まで渡渉を繰り返し、道路を札内ダムまで。
<進め方>
冬型に割と強い。谷の通過は悪く、ヘリではガスる。停滞は3日。左岸尾根Co1600までは全天、そこからカムエクまでは視界2,300、行動に支障がない程度の風。カムエクからピラミッドまでは、視界2,300もつ天気、気にならない風で行く。
他に泊まっている場所はCo1180、Co1350、・1903南西のコル、尾根頭や国境稜線(雪洞)。時間や翌日の行動次第では、At.前日に尾根頭や国境稜線でイグルー作るかも。その場合、最低3日分の食料を持ち、残りの食料やテントはCo1600にデポして行くかも。
引き返しはピラミッドAt.は11:30、カムエクAt.は14:00。テン場着15:30。最終下山は携帯の電波のことを考えて20:00。
基本的にはLとMの2人で行く予定であり、Gの田中省は、日程の都合が付けば行く。
<パーティー>
小山行。2人パーティーなので慎重に行く。
L:判断全般、M判断慎重にしていく
M:口出し、体力
<確認山行>
準備山行というわけではないが、冬季にMを確認していけた山行を以下にあげる。
?クマネシリAt.(3-0) L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
体力、細い所・岩場の通過等技術の確認
?斜里At.(2-0) L:田中宏(4 AL:田中省(3 M:鹿島(2
細い所、緊張感の維持、総合確認。
<装備>
冬テン、ツェルト、デポ旗、ザイル8.5mm×30m、ストーブ、灯油、無線、茶食器、鍋、ロウソク 他 E.P、スノーシュー、ストック含む冬山個人装備
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現役の計画・ 2010年3月2日 (火)
3月中旬ころ
L小池(3 AL平塚(6 M岡戸 井ノ上 木城 (1
L小池(3 AL平塚(6 M岡戸 井ノ上 木城 (1
<時間とルート>
1日目 新道登山口(5.5h)半面山=C1
紅葉川沿いの林道(除雪が入ってなかったら新道登山口から林道にトラバースして。近そうな方を選択)から入山し、・628経由で冬尾根に取り付く。冬尾根を行き半面山まで。半面山直下は雪崩注意。半面山付近はカンバある。熊の沢源頭で穴か夏天でC1。
2日目 C1(2.5h)芦別岳(1.5h)ポントナ(3h)鉢盛山(1.5h)Co.1100
付近=C2
雲峰からシートラ。雲峰は雪崩注意。芦別ピーク直下で南東尾根にのるようにトラバース。ここも雪崩注意。雲峰〜芦別間は北側にセッピ出てるかも。ピークを越えると岩が出てくるが問題ない。ポントナ下りは視界が必要。ポントナ越えてからも岩が出てくるが西をねぐれる。・1436は岩峰なので西をまく。鉢盛山下りは急。樹林内でC2。
3日目 C2(2h)分岐(1h)・1415(5h)・1290南コル=C3
・1262にデポしてアタック。・1415下りはBSするかも。タンネ限界1200。Co.1262から・1303(吉凶分岐)までは木があるから視界なくても大丈夫。・1290南コルタンネ帯でC3。
4日目 C3(2h)夕張(6h)林道=C4
夕張肩にシーデポして夕張岳At.。シーデポ地点からツリガネ岩を確認して夏道を金山方面へ。小夕張は細く急でセッピが出る。林道に出てC4。
5日目 C4(5h)金山
林道下って金山の集落まで。
<天気・停滞・進め方>
天気傾向は冬型、高気圧のヘリは天気悪く、移動高、前面で動ける。
停滞は4日。芦別は最低1日停滞をもってのっこす。風はふらつかない程度。C1までは全天で行ける。芦別・鉢盛のっこしの日は一日もつ天気じゃないと行かない。C2から先はほとんど樹林内のため視界100。・1415(夕張マッターホルン)At.と夕張At.には視界200〜300もっていく。夕張岳はほぼ全天でCo.1340付近から夏道尾根にトラバースできる。テン場着15時、イグルーは14時、最終下山14時。
<パーティ>春メイン1年班
Ls:天気判断、雪崩判断
M1:口出し、シートラのっこし
<装備>
夏天(4~5人用)、なべ、茶食器、ストーブ、灯油(100×人×日)、のこ2、スノーソー2、無線、ろうそく、修理具、他EPスキー含む冬山個人装備
<準備山行>
? 樽前山(2-0):Eワーク確認、シートラのっこし、イグルー作り
? 糠平富士(2-0):長時間行動、総合確認 *M岡戸不参加
? オロホロ徳舜(2−0):補完準山、行動技術の向上*Mは岡戸のみ参加
1日目 新道登山口(5.5h)半面山=C1
紅葉川沿いの林道(除雪が入ってなかったら新道登山口から林道にトラバースして。近そうな方を選択)から入山し、・628経由で冬尾根に取り付く。冬尾根を行き半面山まで。半面山直下は雪崩注意。半面山付近はカンバある。熊の沢源頭で穴か夏天でC1。
2日目 C1(2.5h)芦別岳(1.5h)ポントナ(3h)鉢盛山(1.5h)Co.1100
付近=C2
雲峰からシートラ。雲峰は雪崩注意。芦別ピーク直下で南東尾根にのるようにトラバース。ここも雪崩注意。雲峰〜芦別間は北側にセッピ出てるかも。ピークを越えると岩が出てくるが問題ない。ポントナ下りは視界が必要。ポントナ越えてからも岩が出てくるが西をねぐれる。・1436は岩峰なので西をまく。鉢盛山下りは急。樹林内でC2。
3日目 C2(2h)分岐(1h)・1415(5h)・1290南コル=C3
・1262にデポしてアタック。・1415下りはBSするかも。タンネ限界1200。Co.1262から・1303(吉凶分岐)までは木があるから視界なくても大丈夫。・1290南コルタンネ帯でC3。
4日目 C3(2h)夕張(6h)林道=C4
夕張肩にシーデポして夕張岳At.。シーデポ地点からツリガネ岩を確認して夏道を金山方面へ。小夕張は細く急でセッピが出る。林道に出てC4。
5日目 C4(5h)金山
林道下って金山の集落まで。
<天気・停滞・進め方>
天気傾向は冬型、高気圧のヘリは天気悪く、移動高、前面で動ける。
停滞は4日。芦別は最低1日停滞をもってのっこす。風はふらつかない程度。C1までは全天で行ける。芦別・鉢盛のっこしの日は一日もつ天気じゃないと行かない。C2から先はほとんど樹林内のため視界100。・1415(夕張マッターホルン)At.と夕張At.には視界200〜300もっていく。夕張岳はほぼ全天でCo.1340付近から夏道尾根にトラバースできる。テン場着15時、イグルーは14時、最終下山14時。
<パーティ>春メイン1年班
Ls:天気判断、雪崩判断
M1:口出し、シートラのっこし
<装備>
夏天(4~5人用)、なべ、茶食器、ストーブ、灯油(100×人×日)、のこ2、スノーソー2、無線、ろうそく、修理具、他EPスキー含む冬山個人装備
<準備山行>
? 樽前山(2-0):Eワーク確認、シートラのっこし、イグルー作り
? 糠平富士(2-0):長時間行動、総合確認 *M岡戸不参加
? オロホロ徳舜(2−0):補完準山、行動技術の向上*Mは岡戸のみ参加
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現役の計画・ 2009年12月23日 (水)
‘09年2年班冬メイン(5-3)
8の沢左岸尾根〜カムイエクウチカウシ
L小池(3 AL田中(3 M鹿島(2
※諸事情により延期
8の沢左岸尾根〜カムイエクウチカウシ
L小池(3 AL田中(3 M鹿島(2
※諸事情により延期
<時間とルート>
1日目:札内ダムゲート(1h)ヒュッテ=C1
札内ダムゲートから日高横断道路を行く。札内ヒュッテでC1.
2日目:ヒュッテ(8h)8の沢左岸尾根末端=C2
林道は7の沢までついてる。そこからは、SBや転石を行い左岸尾根末端まで。
3日目:C2(8h)Co1600=C3
ラッセルがごくい根性尾根。Co1600はカンバ少しの冬テン限界。ねばれる。
4日目:C3(2,5h)尾根頭(1,5h)カムエク(1h)尾根頭(1,5h)C3=C4
C3から頭までは広い。1903手前から岩稜帯。9の沢側を捲いたり、上を行ったりして通過する。難しくはない。国境稜線〜カムエクは広い尾根。冬はそんなにセッピが出ていない。カムエクからは来た道。
5日目:C4(3h)尾根末端(9h)札内ダム
左岸尾根を下って下山。
<進め方>
天気傾向:移動性高気圧内で晴れ。他は天気悪い。低気圧の前面は半日持つ天気となる。
C3までは全天。頭から先は、視界100〜200m、風は振られない程度。デポ旗は尾根頭、国境稜線分岐、カムイエクウチカウシの「チ」の部分に止めデポを打つ。
4日目は時間あればテン場を下ろす。
他に泊まっている場所は、Co1180、Co1350、国境稜線分岐北のコルに冬テン、尾根頭付近、国境稜線に出たところでイグルーを作っている。稜線上八の沢源頭コルで穴を掘ってる記録がある。、停滞は3日持っていく。
テン場着は15時。最終下山は20時。
<パーティ>
冬メイン2年班
L-s:判断全般
M:緊張感、アイゼンワーク、口出し
<準備山行>
1回目:11/7,8(2-0)十勝岳温泉〜新DZ〜H〜十勝At
パーティ確認、視界ない中での行動、長めの稜線行動。
2日目:11/14,15(2-0) 旭岳崖尾根Co2100、夏道尾根Co1740引き返し
悪天行動、
3回目:11/28~30(2-1)富良野岳北尾根ナイフリッジ手前引き返し。
岩峰の捲き、ロープワーク。
<装備>
冬テン、ツェルト、ノコ、スノーソー、ロウソク、無線、鍋、茶食器、ドラゴンフライ、灯油(90×3×7)デポ旗6、他スノーシュー、ストック含む冬山個人装備
1日目:札内ダムゲート(1h)ヒュッテ=C1
札内ダムゲートから日高横断道路を行く。札内ヒュッテでC1.
2日目:ヒュッテ(8h)8の沢左岸尾根末端=C2
林道は7の沢までついてる。そこからは、SBや転石を行い左岸尾根末端まで。
3日目:C2(8h)Co1600=C3
ラッセルがごくい根性尾根。Co1600はカンバ少しの冬テン限界。ねばれる。
4日目:C3(2,5h)尾根頭(1,5h)カムエク(1h)尾根頭(1,5h)C3=C4
C3から頭までは広い。1903手前から岩稜帯。9の沢側を捲いたり、上を行ったりして通過する。難しくはない。国境稜線〜カムエクは広い尾根。冬はそんなにセッピが出ていない。カムエクからは来た道。
5日目:C4(3h)尾根末端(9h)札内ダム
左岸尾根を下って下山。
<進め方>
天気傾向:移動性高気圧内で晴れ。他は天気悪い。低気圧の前面は半日持つ天気となる。
C3までは全天。頭から先は、視界100〜200m、風は振られない程度。デポ旗は尾根頭、国境稜線分岐、カムイエクウチカウシの「チ」の部分に止めデポを打つ。
4日目は時間あればテン場を下ろす。
他に泊まっている場所は、Co1180、Co1350、国境稜線分岐北のコルに冬テン、尾根頭付近、国境稜線に出たところでイグルーを作っている。稜線上八の沢源頭コルで穴を掘ってる記録がある。、停滞は3日持っていく。
テン場着は15時。最終下山は20時。
<パーティ>
冬メイン2年班
L-s:判断全般
M:緊張感、アイゼンワーク、口出し
<準備山行>
1回目:11/7,8(2-0)十勝岳温泉〜新DZ〜H〜十勝At
パーティ確認、視界ない中での行動、長めの稜線行動。
2日目:11/14,15(2-0) 旭岳崖尾根Co2100、夏道尾根Co1740引き返し
悪天行動、
3回目:11/28~30(2-1)富良野岳北尾根ナイフリッジ手前引き返し。
岩峰の捲き、ロープワーク。
<装備>
冬テン、ツェルト、ノコ、スノーソー、ロウソク、無線、鍋、茶食器、ドラゴンフライ、灯油(90×3×7)デポ旗6、他スノーシュー、ストック含む冬山個人装備
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現役の計画・ 2009年12月23日 (水)
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