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- 発行日時
- 2021-4-26 20:31
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- イグルー出入り口問題
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イグルーの出入り口どうするか?ほぼ二つの方法で落ち着いています。
1.雪が多いところ=小さいドーム=深く掘り下げ
このタイプでは、雪庇脇などに作ることが多いので、雪洞みたいに横の急斜面側から出入りします。下に掘り下げて最後に室内を整形して横に広げたときにでる「くず雪」を捨てるのにも玄関の前に傾斜があるから便利なのです。作るだけ作って、閉じ込められてから、自分で掘り進んで脱出することもあります。床が決まらないと穴の位置が決まらないので、出口ホリが最後になります。横穴部分は吹き溜まりで雪が柔らかいので、大体苦労なく脱出できます。最期は蹴っ飛ばして脚から外へでます。外が傾斜のあるところなので、くず雪をすてるのが楽ちんです。とはいえ、イグルー内を広げたときに生じる「くず雪」、床に均等に敷き詰めて、踏んでしまえば沈んでなくなります。苦労して排雪しなくてもいいです。2.雪が少ないところや平坦な所に作るとき
このタイプは、地上部分の一番下の段をイッコ外しておいて、そこを出入り口にします。下に掘り下げていくから、出入り口は室内の床より高いところになり、出入りの時は滑り込むような方法になります。アポロ宇宙船の司令船乗り込みの気分かな。イッコ開けた壁は作る時にその上に「橋かけ」をしてどんどん積んでいきます。入り口はザックがぎりぎり入る狭さで良いので、これでよし。初めは小さく積んで最後に両脇ブロックを必要に応じて広げます。橋掛けするから、あんまり穴の幅が大きいとブロックに苦労します。外からもブロックを供給する方針の時は、内外を出入りできる方が便利なので、入り口の上の橋かけを、あとの方までせずに作業することもあります。入り口のふさぎかたは
スキー以外は何でも中に入れます。ピッケルは壁に刺して、物を掛けるのにいいし、スコップやノコは中でまだ雪をとって食用にするのに必要。アイゼンも中に入れると、朝、風のないところでつけられます。
ふさげる量の中サイズのブロックをいくつか内側に入れておき、ノコでかけらを整形しながら入り口に薄い壁を作ります。下の方は厚めに、上の方は薄くてもOK。風の強い日は隙間も丁寧にふさぎましょう。さあこれで安眠の宿の完成です。マットを敷いて、靴を脱いで、お茶を飲もう。
寒くなければ、ツエルトでも下げてノレンにしておくだけでも良いです。閉めちゃったらトイレは行けないの?その話はまた今度。
きょうはここまで。またね。