切り抜き詳細
- 発行日時
- 2021-4-27 21:56
- 見出し
- イグルー・秘密の屋根ふさぎ法
- リンクURL
- https://igloosky.com/2021/04/27/%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%AE%E5%B1%8B%E6%A0%B9%E3%81%B5%E3%81%95%E3%81%8E%E6%B3%95/
- 記事詳細
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グーテンベルクのブロック編集というのにしたら、ブログの編集の勝手が代わり、レイアウトがガタガタですが、もう公開します。忙しいんです。徐々になおします。誰か教えて〜!
イグルー作りの関門はやはり屋根を塞ぐところです。ブロック切りが未熟だったり、雪が難しかったりすると、小さくてころころしたブロックしかとれず、これでは縦の壁はなんとか載せられても屋根までは作れません。どんどん積み上げて、手が届かなくなるサイロができてしまいます。
それでも屋根を作って泊まりたい場合、ストックやスキーなどを「橋かけ」すると、驚くほど楽にブロックが乗り、落ちてきません。ストックやスキーは寝ているときは使わないし、翌朝にはブロックが固まっていて、ストックやスキーだけすんなりと抜いたりできます。これは不思議。
足りなければノコで木の枝をいただいてきて、同じように橋掛けすれば良いです。樹林限界以上でピッケルしかない場合は、2本を互い違いにして二か所でシャフトを縛れば、まあまあ長い梁をつくれます。8人用連結イグルーひょうたん型を作るとき、真ん中の梁にする長くて丈夫なブロックがうまく取れず、この手を使ったことがあります。ただ、あまり長かったり力がかかったりする部分にストックを使うと、重さでたわみが出来てしまうこともあるので、ストックが苦しんでいないか、よく見てやってください。
弘前大学山岳部と津軽半島の山でイグルー山行をしたとき、初心者が多くてスキートラブルが多く、初日にイグルー適地の標高まで達する前に日が暮れてしまいました。ろくなブロックが取れないところで8人の宿を作るため、最後はこの手を使いました。大ピンチ!と思ってもなんとか切り抜ける。リーダーはいつもニコニコ。新人にまで不安を与えなくてもなんとかなります。
そういうわけなので、イグルーを試したい方は、保険にテントなど決して持たず、ノコとスコップだけで雪山に向かってください。 きょうはここまで。またね。