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発行日時
2023-2-20 9:26
見出し
Canadian Rockies Ice&Mixed Climbing
リンクURL
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5163206.html Canadian Rockies Ice&Mixed Climbingへの外部リンク
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Canadian Rockies Ice&Mixed Climbing(アイスクライミング/北アメリカ)日程:2023-01-13〜2023-02-18メンバー: Takenaka2017写真:Nemexis WI6,150m1p目よりPolar Circusは6時(日の出8時)に駐車場着いたのに先行Pいて転進。Kitty HowkへWeeping Wall手は氷柱、足は鱗で20mトラバース。その後30mクラゲバーチカル。こえぇ〜L.Minnewanka Liquid Sord M5+,90m突っ込む勇気なく敗退ドラツー技術も、コンディションをつかむ経験も足りなかった。Mt.Crowfoot C-train 1p目WI3とあったが全く氷がなく積み木岩だった最近の空港あるある⚡️Nemexis 3p目。硬くて脆い氷柱トラバースが怖かったKitty Howk肉でかい!Weeping WallアプローチのSnivelling Gully(WI3,180m)はデート向き。Kidd Fall WI4,80mLuise Fall3p目の難しそう方で心のトレーニングHydorophobia →Haffner CreekでCragging短いので気楽に取り付けるKidd FallNo use in Crying悪条件を跳ね返せず敗退😢とらとStanleyWhiteman Falls良いカメラ欲しい...©︎Cody ShimizuKidd Fallこ、これは...!@Alpine Clubhouse in CanmoreLuise Fall1p目をいく岐阜大山岳部のひろとくんWeeping WallWeeping Pillar、日当たり良すぎて肌着までびちょびちょBanff郊外を散歩Mt.Crowfoot名前忘れた。でも30mに2時間もかかった。最初真ん中直登してやろうと思ったがクラゲが激しすぎて左に逃げる。が、こちらもクラゲが脆くて分厚かった。発狂。Whiteman Falls©︎Cody ShimizuMt.KiddWhiteman Fallsアプローチの凍ったゴルジュは探検的で楽しい。Lodder PeakDoors of Perception WI3M6,620m(半分はロープいらない)トポにないチムニーを行く谷さんNo use in Crying:泣いても無駄😢Doors of Perceptionボルト群避け、敗退ピンぽいの越えて脆いコーナークラックを突く。Weeping WallNo use in Crying M7,200mC-train行動食C-trainどやってこのバルジ越えるんすか(笑)積雪深不足と信じたい。スタンスが脆すぎる。Doors of Perception1週間前はロープ忘れて取付敗退したNemexis最終ピッチをいくCodyWhiteman Falls WI6(今回のコンディションなら6はない),80mHydorophobia WI5+,150m頑張るあや姉さんPad ThaiWeeping WallWeeping Pillar WI6,180mC-trainKitty Howk WI4R,130m例年より薄く、楽しいミックス。 感想:大学3年頃に発見したチームLinkUpのブログ。研究の休憩時間に見てはカナダ良いかも。と思ってたがWCM2022にて谷さん山田さんのプレゼンを直接聞き、今年は暇だしちょっと行ってみるか!と倹約&バイト生活を経て1ヶ月弱のミニ遠征。大きくて難しい氷をたくさん登れて満足。でも、後半戦のMixedルートはドラツー技術もコンディションをつかむ経験値も足りず敗退を繰り返した。自分主導だとまだまだこんなもんか。まぁ条件に恵まれて登れちゃうよりは学びがあるから良しとしよう。凡夫らしく懲りずにまた修行しよ。今後ロッキーでクライミングをする人に向けての覚え書きです。快適で効率的なクライミングライフの一助となれば幸いです。ーーーーーーーーーー【ネット記事抜粋】・ヤムナスカブログ https://ymtours.exblog.jp/・ウィルガットインタビューhttps://torja.ca/will-gadd/ ・スタンレーヘッドウォールhttp://yukiyama.co.jp/mountain/2020/01/swift-blade-steadfast-in-the-canadian-winter.php○Link∞up抜粋・http://8linkup.blogspot.com/?m=1・201.一念http://8linkup.blogspot.com/2020/11/vol201-wi5rm130m.html?m=1・200.マウンテンライフの共有http://8linkup.blogspot.com/2019/12/vol200.html?m=1・180.カナダの山岳救助http://8linkup.blogspot.com/2019/06/vol-180.html?m=1・170.反復トレ重要http://8linkup.blogspot.com/2019/04/vol170.html?m=1・164.マインドセットhttp://8linkup.blogspot.com/2019/03/vol164.html?m=1・150.師弟制度http://8linkup.blogspot.com/2018/11/vol150.html?m=1・143.山について思うこと(ギアhttp://8linkup.blogspot.com/2018/09/vol-143.html?m=1・113.ヴァージンアイスhttp://8linkup.blogspot.com/2018/02/vol113.html?m=1・ 101.アイスクライミング規約http://8linkup.blogspot.com/2017/12/vol101.html?m=・97雪崩危険度の判断指標https://8linkup.blogspot.com/2017/10/vol96.html?m=1・91ギアショップ紹介http://8linkup.blogspot.com/2017/09/vol91.html・89squamishで夏休みhttp://8linkup.blogspot.com/2017/09/vol89-squamish.html・88氷河登高のテクニックhttp://8linkup.blogspot.com/2017/09/blog-post.html・76パート君の1年の過ごし方http://8linkup.blogspot.com/2017/06/vol76-1.html・52カナダのアイスクライミングの注意点その1http://8linkup.blogspot.com/2016/12/vol52.htmlこれ以前はなぜか上手く見れない。【ルート情報】有名どころを押さえたい人はアイスならIceLines -Select Waterfalls of the Canadian Rockies- (Brent Peters)+GaiaGPSでルートとアプローチ情報を得るか、50$払ってアプリIce&Mixed;(Will Gadd)をインストールするかが良い。Crag(ゲレンデでのドラツーやミックス)ならWinter Cragging in the Canadian Rockies (Nick Baggaley)がわかりやすい。WATERFALL ICE(Joe Josephson)やMIXED CLIMBS(Sean Isaac)の方が網羅性は高いが絶版らしい。自分は北大山岳部の本棚でほこりかぶってたので借りてきた。【雪崩対策】ロッキーの雪はコンディションを掴むのが難しい。1週間以上前に降った雪が風や気温変化により突然雪崩れることもあるという。日本だと基本的には人間による誘発雪崩を警戒してればいいが、ここでは自然発生に気を遣う。fasetという日本では馴染みのない現象もある。カナディアンクライマーは雪が降ったら本当に登らない。毎度えーーっとなる。雪崩ハザードの小さいエリアかCanmore近郊のドラツーエリアへ転戦する。avalanch control(ヘリから山へ爆弾落としてあえて雪崩を起こす)でハイウェイが封鎖され、どこにも行けないこともしばしば。雪崩地形や気温推移、日照度合、など基本的な項目は日本と変わらないがかなりシビアに考える必要がありそう。基本雪崩は起きないという判断で取り付くので、アバランチギアは駐車場まで持って行き、車に置いていくことが多かった。・Avalanche Canada:https://www.avalanche.ca/en/map・ハイウェイ情報:https://511.alberta.ca/#:Alerts・天気情報:spothttps://spotwx.com/【装備】・ノミック ・クォーク ・替え刃(ピュアアイス,ピュアドライ,アイス新品)・スクリュー(22cm,19cm×3,13cm×2,10cm×2)・ダブル8.1mm60m(懸垂70m便利)・シングル10mm60m・カム類01ー3を1セット ・ナッツ ・ボールナッツ ・ハーケン類・workman雨具上下(強風、高標高の日以外基本これ) ・finetrackエバーブレス ・montbellズボン・テムレス×2 ・workmanインナー手袋・黒軍 ・ミトン・montbellオーバー手袋 ・アバランチギア・montbellバーサライトパック15L・マカルー50L ・PackTechnology35L・ダクトテープ ・鎮痛剤・ビレイジャケット など【宿】facebookのBow Valley Home Finderで探せる。相場は1ヶ月700$で最安値くらい。ただ、自分のように1ヶ月という短期間だとなかなかリプライが来ない。ワーキングビザも不取得なので、相手からすれば支払能力の証明ができない。運良く声がかかったらMessangerでvideochatの面談?がある。僕はここでめんどくさくなって逃げてしまったが。Alpine Clubhouse in Canmore(通称ACC)はAlpineclub of Canada(入会金35$)に入れば1泊35$で泊まれる。広いキッチンに広い部屋(相部屋にならなければ)、暖かいシャワーがあり快適。4pm以降は2$で洗濯機と乾燥機が使える。無料wifiも完備されているが宿泊部屋2階の奥に行くほど電波は弱くなる。6番部屋はデジタルデトックスによい。downtownまで片道45分かかるうえに途中から完全車道で街灯もないので跳ねられないよう対策必要。冬にバムるのは夜寝るの寒くて厳しいし、装備も渇かないので却下した。2月からは2月中は日本に帰るから、という優しい方の家に泊めさせてもらえた。ありがたい。【食事】スーパーはSafewayとSaveonの2択。無料の会員カードを作ると色々と安くなる。どちらが安いかは物によるので、徒歩5分で両方行くとよい。白菜、にんじん、タマネギ、じゃがいもは日本と殆ど変わらない値段感覚で入手できるので、これらばっかり食べてた。肉は高いが仕方ない。米も売っているが白米は高い。ジャスミン米をアイラップ(岩谷マテリアル)に入れて炊飯していた。ポン酢、食べるラー油を見つけた。袋麺系は1食1$相当で高い。後半はレストラン勤務のシェアハウス主が持って帰ってくるパンを恵んでもらっていた。行動食はシリアルバーが充実している。14$で28袋入り(56本)がお得なのでそればっか食べていた。甘すぎて山にいると虫歯になりそうだった。外食は基本的に15$オーバーな上にチップの文化があるため敬遠した。チップはクレジットの画面に15%〜の選択画面が出てくる。もちろんノーチップも選択できる。「郷にいれば郷に従え」精神に則って15%払った。Spice Hut Indian CuisineのnaanとThai HouseのPat thaiはとてもおいしかった。日本のご飯屋さんのレベルの高さに驚くけど、こちらも美味しいパンとかカフェとか行ったりしてリフレッシュしてた。【お金問題】空港での両替手数料は高すぎるのと、大金を常に所持するのが嫌だったのでクレカ払いにした。保険として50$だけ現金可していったがコインランドリーなどで使うくらいで基本クレカで済む。現金を日本の口座から作るにはwiseが便利らしい。またソニー銀行は自分の口座内での外貨両替手数料がかからないらしい。この辺りは次回に試してみたい。楽天カードに問い合わせたところ、学生だとキャッシングできないので注意。【保険】今回は7aと日山協に見積もりをしてもらった。保険金額は同じで補償内容が良かった7aにした。コスパを考えると労山保険が最適解っぽいが、6000m以上を登る予定があるなら1年はクラブに入会している必要があるらしい。オーストラリアのworldnomadという保険もなかなか良さそう。eposカードというクレカは海外旅行保険が90日間も自動付帯なので便利。基本的にクレカの海外旅行保険は旅行会社主催のツアーしか有効でないので、個人旅行の人にはよい。【費用】全体で45万ほど。航空券+家賃が殆ど。スクリュー買い足したりも含む。【気づいたこと雑記】・寒さ的には(今年は)ワークマン雨具で十分。ビレイ中に暖かいビレイジャケットを着ればよい。・ロッキーのNPルートにはボールナッツ有効。マイクロカムでは対応しきれないリスに使える。・寒い夜は街でもビレイジャケット着用。おしゃれブーツ無いのでDCM長靴で街を闊歩。・limestone結構脆い。個人の感覚の差はあれど、脆すぎたら正規ルートから逸れたと思ってよさそう。・banffまでのバス6$は発券機よく壊れている。車掌さんにout of orderと伝えたらタダ乗りできた。・犬を飼っている人が多い。犬好きを感じるのか散歩中の犬によく興味もたれた。・eSIM契約は不要。強力なwifiがsafeway,A&Wburger;,canmorecityhallにある。→緊急時の連絡をどうするか?garminのinReach買うか?・新ノミックのリーシュ連結部分壊れやすいので要工夫・Elevation Placeは1ヶ月60$でジムやプールが使い放題。ジムの課題おもしろい。図書館には無料WiFiやカナダ山岳雑誌Grippedがある。【総括】総じて快適で楽しかった。比較的効率よく登り込めた。でも英語がもっと話せたらもっと世界が広がったんだろうなと感じた。1月は日照時間短くてロングルートあまり取り付けなかった。stanley, storm creek, the real big drip等...もっと行きたかったなぁ。強くなって出直してこいと捉えよう。Mt.Quadraもいつか行ってみたい。日本で稼いでこちらではフルタイムクライムするつもりで来た。けど、ワーキングビザで来ないと家が見つけにくかったり、色々節約一方だったり、英語もすぐには話せるようにはならないから結局登ったり友達になれるのは日本人に限られる。場所が変わっただけで日本とやってることは殆ど変わらなかった(これは自分の性格もあるだろうけど)。最初からそんな気がしていたけれどここはワーホリで来るのが正解のようだ。まぁでも1ヶ月弱のクライミング遠征、人にも恵まれ目標にしていた氷も無事登れて楽しむことができた。
 
 
 
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