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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2024-4-3 1:58
- 見出し
- 甲斐駒ケ岳赤石沢奥壁中央稜
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6615901.html
- 記事詳細
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甲斐駒ケ岳赤石沢奥壁中央稜(アルパインクライミング/甲斐駒・北岳)日程:2024-03-09〜2024-03-10メンバー: nrtk7写真:中は快適いい天気だねえ1p目岩小屋完全に埋まってた。3p目。なんか崩壊してる?奥壁感想: 赤石沢奥壁左ルンゼに行きたかったがパートナーが見つからなかったので中央稜をソロで行くことにした。Day1 実家にC0して出発。黒戸尾根をえっちらおっちら登る。途中でクライマー2人を抜いた。ルート被ったらいやだなとか思ってたら知り合いのIさんとYさんだった。左ルンゼに行くとのことで安心。特に急ぐ理由も無いので世間話をしながら一緒にまったり登った。しばらくして上から降りてきた登山者とすれ違ったと思ったら♯上だった。ウケる。その後花谷さんにも会った。知り合いばっかだな。七丈小屋以降はトレースなく、膝ラッセル。3人で交代しながら進む。正直1人だったら諦めてどっかで泊まってた。八合目に着くが岩小屋が見当たらない。3人で探すがよくわからない。最終的にI田さんが夏に泊まったときの風景からここら辺じゃね、と推定したところは完全な雪。掘ってみたら洞窟が出てきた。これはオンサイト不可能。I田さんたちはテント泊予定らしいが僕はテント持って来てなかったので見つけられなかったらつらい夜になるところだった。Day2 岩小屋は快適だった。横断バンドすこし行って雉撃ちしてたらI田さんたちも来た。彼らは爆風でほとんど眠れなかったらしい。トラバースして彼らと別れて登攀開始。 最初は簡単そうだったのでロープ出さずに行くが、10m程登ると細かくなってきたのでカムにセルフかけながら登った。トポ上の1p目を登ってから2p目をフリーソロ。3p目は流石にロープ出して行く。この時期は少し雪で埋まっているので1月とかよりも核心の出だしが高くなっていて簡単な気がする。あとなんか最近崩壊したっぽい見た目だった。快適に登って懸垂で下りているとYさんが。左ルンゼはコンディション悪く転戦してきたそう。何かぜんぜんソロっぽくなくなっちゃった。4p目のワイドはキャメ3番までしか持って来てなかったので全くプロテクションがとれずモジモジしてたらYさんたちに追いつかれた。待たせるのもあれなのでクライムダウンして先を譲った。そのときムーブ見てしまったのもあり普通に登れた。その後は雪壁。全部I田さんがトップを行き、僕はYさんとのんびりお話をしながら登った。ソロとは。流石にずっとついていくのもあれなので途中で抜いて尾根にトップアウト。ピーク踏んで3人でおしゃべりしながら下山。黒戸尾根はやはり長い。実家に泊まって翌朝帰宅。思っていたのと全然違う山行になったけど楽しかったのでヨシ!