切り抜き詳細
- 発行日時
- 2024-5-7 1:50
- 見出し
- 北アルプス・オートルート/飛越トンネルから室堂まで
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- 北アルプスオートルート/飛越トンネルから室堂まで(山滑走/剱・立山)日程:2024-05-07(日帰り)メンバー: saito1987 Yanke1987 babaa1986コースタイム:写真:笠ヶ岳がお出迎え稜線にはスキー背負って登る滑降、やや硬い越中沢岳ピーク昨日迷い込んだ斜面薬師岳山頂からから北方を見る、劔が立派・2338の天場、アーベンロードザラ峠から獅子岳への登りの斜面、つづら折り登山道がついている獅子岳ピークからこれまで辿ったルートを振り返る。ここからは山々は白くみえる。北上したのが正解だったね。北薬師を超え、2832から滑降越中沢岳の登り北ノ俣岳ピークにて北ノ俣避難小屋と北ノ俣岳、雪すくないS氏のダイナミックな滑降2日目、シーアイゼンで薬師を目指す薬師岳方面寺地山で一休み稜線に出る、ガスが時々切れて後立の峰々が見えた。アイゼンつけて通過南側の展望、はるか彼方に槍の穂先B氏の華麗な滑り金作谷カール、身軽であれば滑ってみたい五色ヶ原、小屋を捲くようにトラバーススゴ乗越頭にて薬師を振り返る、北向き斜面にはそれなりに雪残る薬師がでかい感想:入山前日、メンバーが札幌、東京、大阪から富山に集合。久しぶりの再会を祝って富山の地酒で入山コンパ5/2:一番列車で高山線の猪谷まで、そこから予約していたタクシー。和佐府から林道を歩く覚悟だったがゲートなく飛越トンネルまで車で行けた。スキー背負って運動靴で入山。Co1700位で雪繋がりはじめスキー履くがCo2350あたりからルート上雪消え再びシートラ。今年は全般に雪少なく、先が思いやられる。稜線に出て北ノ俣を空身で往復。分岐から太郎平に向かって滑降を開始するがガスで視界なく・2589の北向き尾根に迷い込んでしまった。正規のルートに戻りツボ足のトレースを確認しながら慎重に下る。5/3:太郎小屋を超え、薬師峠からシーアイゼン。快調に登り今回のメインピークである薬師岳に。ピークから少しシール滑降したのち夏道をツボ足で歩いて・2832まで。ここからスゴ乗越小屋まではフィルムクラストのド快調斜面だった。少し時間が早かったがスゴ乗越頭を越えたコルでC2。赤牛岳を見ながらウダウダと物干し大会。5/4:朝方少し風がある。初めてジャンパーを着た。朝一からアイゼンシートラで歩き始める。越中沢岳のピーク近くで急な雪面のトラバース。今山行で唯一ピッケルを使った場所。その後、南向き斜面はシートラツボ足、北向き斜面は滑降といったサイクルが続く。まさに「苦あれば楽あり」。ザラ峠からの登りを見上げると気が重くなったが、歩いてみると案外歩きやすい夏道だった。最後のピーク獅子岳で握手したのち御山谷に向かって急なルンゼを滑降する。御山谷の登りは氷河の上を歩いているようだった。疲れた体に鞭打って一ノ越まで。5/5:観光客の足跡でデコボコになったカチカチ雪面を滑ってバス停に下山、今山行で一番難しい滑降。始発バスで美女平に。富山電鉄の車窓からは、田んぼの水面に映る残雪の北アルプスが印象的だった。