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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2024-10-14 2:25
- 見出し
- ペテガリA沢
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7361672.html
- 記事詳細
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ペテガリA沢(沢登り/日高山脈)日程:2024-10-12〜2024-10-14メンバー: Iida_2017 kurokiri96写真:「希望」をば濡れたくないさげぽよ常勝930の滝Depoヤカラ控えめ俺たちのセラーズ西沢あげぽよテンバからペテガリ夕暮れ奥に1350の50m滝感想:96が北海道に来てペテガリ行くというので、せっかくならA沢で行こうぜと誘った。九州でヌクヌクしてんじゃねえぞ、久々に北海道の冷や水浴びろクヌヤロウ、ゴクい山行お見舞いしてやる。と思っていたが、なんのなんの秋のド真ん中スバラシ山行になった。日高が一番信用出来る。96は「山岡家食ってた」と集合に30分遅刻。コイツは全然信用出来ない。神威山荘でC0。中身のない議論に花が咲き、23時過ぎに就寝。やれやれ。DAY1:神威山荘(5:45)ペテガリ橋(8:15)BC沢出合(13:15)=C1晴れ めちゃくちゃ二日酔い。スマートに二度寝を決めた結果、だいぶ遅れて行動開始。温度計は2℃を示しておりビビる。酔いも覚め、太陽もだいぶ昇ってきたころに橋。酒をデポして入渓。2段滝の前の滝を左岸からまく。2段滝と呼ばれるやつも左岸から。笹に突っ込む前の10mくらいザイル垂らした。200mくらいササ藪をトラばって懸垂なしで沢に復帰。以後へつったり、胸まで浸かったりしながらワーキャー進む。水線二股を左に入ると急に沢が開け、よくある歩きやすいゴーロに。結局全然泳がずこの時期でもカイテキだった。BC沢出合でC1。ペテガリがよく見える。素晴らしい秋晴れ。焚火を付けた途端、叫ぶ96。わかるぜ。「まータープ張らなくてもいっしょ」となげやりな態度で寝たら、なげやりな雨が未明から降る。DAY2:C1(7:00)ペテガリ岳(12:00-12:30)ペテガリ山荘(16:45,18:00)=C2晴れ。 雨雲はみるみる流れ、出発するころには再び抜けるような秋の青空。背中に太陽をばっちり浴びてぽかぽか遡行。沢が北に向くと函っぽくなり、快適に登れる滝がポツポツ出てくる。930の滝は右岸からとりつき、最後の10mはザイル出して登る。グズグズで悪かった。木つないで懸垂なしで沢に復帰。チョックストーンの滝は96は辛そうなのでザック吊り上げて空身にする。1350の大滝は右岸の枝沢を詰めて上部まで登った後、カンバつないで滝のほうに戻り、落ち口下10m位をザイル出して直登。日高的詰め&30分程度の日高体操で勝利。西沢をニヤリ目で鑑賞しつつ、クソ尾根を下る。ペースが上がらない96を見捨ててデポを回収のために駆け降りる。96は真っ暗になってから到着。あったかい小屋でいっぱい酒飲んで大勝利。DAY3:C2(8:00)神威山荘(10:30)自然起床のちベッピリガイ乗越。最高の3日間だった。と、おもったらまさかのパンク。くそがと思った。様似からJAFで来てくれたおじさんと帯広のタイヤ屋まで2,3時間のドライブ。めちゃくちゃいい人で、おれも人にやさしくしたいと思った。パンクしてよかった、とは全く思わなかったが。北の常勝軍団とは俺らのことだぜ。