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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2024-10-19 1:20
- 見出し
- 前穂東壁Dフェース〜屏風岩東壁
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7380187.html
- 記事詳細
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前穂東壁Dフェース〜屏風岩東壁(フリークライミング/槍・穂高・乗鞍)日程:2024-10-11〜2024-10-14メンバー: gt2010 Takenaka2017コース状況/その他周辺情報:前穂A沢は落石の巣屏風岩T4尾根付近は落石注意写真:奥又白1p目フォロー竹中シェフ2p目ビレイマッス崩壊地帯東壁DフェースA沢T4尾根取付き3p目終了最終支点前穂東壁朝2p目クラック前穂東面北尾根方面屏風岩パノラマコース分岐感想:今回はGTー竹中、羽月ーマスダの2パーティによるOB岩合宿になった。我々チームGTは前穂東壁Dフェースを登った。◯前穂東壁Dフェース都立大ルート1p:ペツルボルトが1本ある地点からスタート。湿った草付きやヌメヌメしたホールドスタンスに気を使いながらフリーで登る。25m程度。GT2p:スラブに入ったフィンガークラック。このピッチを楽しみにしていたが、草と泥がぎっしり詰まっており本格的に掃除しなければフリーで楽しめる感じではなかった。竹中と交代してGTがエイドでハング下まで。15m+。 GT3p:右へ高度感のあるトラバースを続けて行くと逆層積み木状の赤茶けたボロボロの岩質になる。崩壊中の岩場に入り込んでしまった感じだ。どうやら途中から凹角を直上するのが正解だったらしい。ギアを使い果たし残置リングボルト3本を入念にチェックしてビレイ。30m程度 GT4p:崩れそうな足場に気を使い、カムで固めどりしてからハングを越える。易しい凹角に入るが、大きな不安定な岩がゴロゴロしている。1・2峰間リンネへ出る。GT竹中はデナリの後遺症なのか、「うわあ!」「◯ねる‥」「終わってる‥」等終始つぶやきながらフォローしていた。居候先の霊媒師お婆さん?から霊気を吸われてしまったのか…ガスに包まれた前穂ピークで休憩していると、雪、アラレが吹き付けてきた。天気が崩れたお陰か、ライチョウの家族に遭遇し撮影会になる。A沢の下降点でマスダPと合流する。A沢は落石の巣なので4人まとまって下降した。びしょ濡れになって奥又白に帰着するが皆充実して嬉しそうだ。3日目はのんびり屏風岩へ移動した。この時期はカツラのあまい香りが心地良い。T4テラスでビバーク予定だったマスダPはT4尾根取り付きで落石に遭ってしまった。連休中日なので人気の雲稜ルートを下降するパーティが多くいたようだ。自分たちは最終日に屏風岩東壁フリークライミングの下部だけ登り、下降した。東壁は午前中よく陽が当たり半袖でも暑いくらいだった。徳沢園のソフトクリームの味を現役に教えてあげたいものだ!