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切り抜き詳細
- 発行日時
- 2025-4-28 12:43
- 見出し
- 栂池《小蓮華・三国境・雪倉岳・朝日岳》蓮華温泉
- リンクURL
- http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8076945.html
- 記事詳細
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栂池《小蓮華・三国境・雪倉岳・朝日岳》蓮華温泉(積雪期ピークハント/縦走/白馬・鹿島槍・五竜)日程:2025-04-26〜2025-04-28メンバー: yoneyama nishinakenta写真:午後四時でも入れるテンホウありがとうスキー屋根イグルー これにタープのカバーを掛けた担々麺660円+ミニカツ丼500円雪が固くて下に掘るのがしんどいのでもうスキー屋根で適当にした。糸魚川まで伸びるツガミ山脈。黒いのは明星山?雪倉山頂より、白馬岳、旭岳、劔岳と立山ここから急登雪倉岳山頂。蓮華温泉から登ってきた人と話す。イグルー作りを観察 @西名小綺麗な宿。この時間はみな山登っているかも固くてサクサクの快適斜面満足栂池の湿地帯から白馬岳、小蓮華岳朝のながめ蓮華温泉が見えた。よくもこんな無人境に行く手の朝日岳。デカー!朝は固くてアイゼンが決まるこっちは雄だ兵馬平雪崩でなぎ倒されたと思われるついうっかり屋根まで作ってしまったがありがたい橋巨大なコブ50センチ以上ある内部急だけど早い振り子沢は喉が乾く、ちょうど良いところに沢が開いていて、助かった。このくらいにしてタープを張ればよかった。橋の袂でΩ作るあっというまにコルまで降りる。視界がないと結構複雑で急だ。左、鉢山。右雪倉。雪はつながっている落ちたらお陀仏あさごはん中央に雄ライチョウ赤男山、結構盛り上がっていて、やっぱり迂回したい。ここからの急雪面からスキーぶっ飛ばす。これはメスかΩ1撤収の朝最初に行った人、エラい朝日岳山頂、遠いヮ中央に雄ライチョウΩを後に前進風強いフリコ沢上部。登っても下ってもストレスのない好ルートハイマツ帯下りのアイゼン引っ掛けで顔面転倒したら、ハイマツの中に片方落として行方不明に。ライチョウの野郎がずっとこっちを見ていたこのあたりから下はタテスジが入っていてデコデコする雨飾、焼山、火打、妙高、高妻、戸隠。真ん中の富士山型の低いのは奉納山?中で炊事して清水岳や猫又が見えている。西側は風が強く、雪がろくに積もっていないひょうたん池朝日岳をグイグイ登る。雪倉も西面はハイマツの海だ。蓮華温泉玄関前からの眺め。機能滑った1000mが真正面だ急登のあとの兵馬平雪倉岳へのトラバース小蓮華岳山頂 風つえぇ!これはヤバいスキー屋根だとすぐできる。二人のシュプール 標高差1000m玄米カレー雑炊火打、焼山、雨飾と妙高山です日焼け止め塗りすぎ男赤男を巻いて、朝日岳と対面下流部、激流雪倉避難小屋と雪倉への雪の道山頂おやすみなさい山頂午後9時に一発、午前3時に半分ほどの屋根が落ちて雪に埋まる。やはり温かい季節のイグルーは無理鉢山へ小蓮華山と先輩ライチョウ二羽Ω1撤収の朝 ひどい風の中こんなかんじ屋根はまだ持っているが、雫がポタポタだ兵馬平はクレーターでいっぱいスキーを梁にする頸城山塊と、このあと滑る谷栂池の湿地帯朝日岳北東面沢に描くDNA直径30センチほど小蓮華へ登る斜面杓子岳、白馬岳 C1から三国境から雪倉へのトラバースタープの青さが室内感想:1日目両足骨折半年後に復帰1戦目の西やんと、猿倉入山で清水谷、柳又谷の滑降計画だったが猿倉のゲートは徒歩入山も出来ない雰囲気で、計画を完全に変更。栂池から朝日岳、蓮華温泉周回にする。このへんはまだ未踏なので。栂池のロープウエイで、センセイ!と声をかけられる。一昨年のイグルー講習で会った人だった。蓮華温泉に下ってあちこち行くとのこと。我らはまっすぐ湿原大平原を行き、小蓮華目指して東面を登る。午後になってもわりと硬い雪。稜線は風が強く、三国境に近づくほど強風になる。時間的にもそろそろ泊まりたいのだけど、西側は風が強くてガレガレ。東側の雪庇の成れの果てみたいなところは幾分風が弱そうなのでここでイグルーに決定。でも一層掘ったら下は掘る気が起きないくらい硬めでこちらも疲れていたので、低い壁になった。掘り下げも適当。傾斜しているので、上に行くほど深い壁になってまあなんとか。でも屋根材の長いやつを掘るのが面倒で、前回味をしめたスキー梁でさっさと屋根を塞ぐ。ここまでは良かったが、風の吹込み防止に外側にタープを張ったら、一晩中バタバタ音が強く眠れないほど。朝起きたら張り綱が一本切れていた。張り綱のアンカーに埋めたアイゼンなどは掘るのが辛いくらいきまっていた。2日目翌朝は三国境から鉢山へトラバース。三国境を超えると風がやみ、のどかな天候になる。どうやら一番騒々しいところでわざわざ泊まってしまったようだ。でも色々学びになった。朝のウチまだ雪面が硬いのでアイゼンシートラで。ライチョウに会ったあたりからスキーであっという間に滑り下る。途中のハイマツ帯で、顔面転びしたら、黒メガネの半分を失くしてしまった。三日目には右目だけ雪目気味になった。対照実験で、よくわかった。雪倉の避難小屋で今後の時間読みと方針なども確認。風がなくて助かる。雪倉は山頂までほぼ雪がつながっていて快適。シートラで進める。山頂で、蓮華温泉からの人に会う。昨日温泉ではイグルーの話になったとか。イグルスキーブログもみてくれているそう。実践もしてくれたそう!顔出ししていて良かった。雪倉からは走るライチョウを追っかける形で北を目指し、スキーでぶっ飛ばして降りる。ズンズン下ると赤男の南の崖のところがかなり急。それでもスキーが最適。赤男の西側巻きルートもタンネの薄い森で景観の良いところ。徐々に近づく朝日岳が、意外に大きくて良い山だった。登りは長かった。山頂も広すぎだ。朝日岳からは北側稜線を少し降りてから東の沢を滑降。最近のトレースはなく、転倒無しの休みもほぼ無しであっという間に1000m下って橋まで。久しぶりに長距離滑降をした。充実。今日はイグルー壁だけ+タープでいいやと思ってつくり始めたが、床下二段目から案外良いブロックが取れたのでうっかり屋根をふさいでしまったが、やめておけばよかった。一晩中水滴が落ちて寝袋はずぶ濡れ、終いには屋根が溶けて落ちて、強制起床となった。3時半。気温プラスなのに濡れて却って寒かった。3日目谷底から鉄橋を渡り湿原帯を超えて蓮華温泉を目指す。樹林帯の中うっすらトレースあり。ひょうたん池、兵馬平など、地すべり地形のテラスを経て蓮華温泉へ。建物の前で腰をおろして山を見る。昨日の滑降沢が丸見えだ。満足だ。ここからまた700m登り返して天狗原へ。フリコ沢というらしい。ここは積雪期の蓮華温泉への最短ルートとのこと。滑り愛好家の間では有名なコースなのだ。実際傾斜も優しくストレスのない良い沢だ。途中水場もあって助かった。でも結構疲れてしまって、後半はぐったりして登る。重荷もずいぶん持ってもらったけど、やっぱ30代にはカナワン。天狗原からは、見覚えある栂池への滑降コースをシャビシャビと下る。下りの筋肉は問題なし。疲れているのあんまり休まず、バンバンと滑り降りる。下部では雪のなくなった栂池スキー場、ゴンドラにのってうっかり途中駅に降りてウロウロしてしまった。疲れている。大町の午後4時のテンホウで担々麺&ミニカツ丼、生姜ラーメン大盛りで満足。ウチまで送ってもらい、日高の本と、ちょうど届いていた会報をプレゼントする。11月に両足を骨折して3ヶ月入院、その後ゲレンデスキー2回、白川郷で山スキー1回とロクに登山をしていない。そもそも走るという動作を半年弱できていない。そんなコンディションで山スキー縦走などできるのか不安であったが結果として良いリハビリになった。 1日目は小蓮華山の先まで、稜線に出ると爆風でシートラ。夜も風が強くイグルー張ったタープがバタバタうるさかった。安定の玄米カレー雑炊 2日目は三国境、雪倉周辺など爆風箇所もあったが概ね快適。朝日岳の登りで体力が削られた。1000mのダウンヒルは快適、橋の近くにイグルー泊。沢水も汲めて良かったが天井から水がポタポタ、朝4時に天井が崩れ雪まみれで起床、全身ずぶぬれで強制起床。3日目、蓮華温泉まで登り 仕事で来て以来の8年ぶり? 天狗原まで登りが意外と長い。途中の沢水に助けられた。天狗原からはスキー場まで爆走。栂池スキー場に作られたボーダー用のパークっぽい斜面を滑るのが面白かった。 猿倉まで道が閉鎖されていたので、激萎えで急遽思いついた計画だったが満足度は高かった。 来年は旭岳、清水岳、猫又岳方面にいきたい米山さんありがとうございました。😉