ログイン   :: お問い合せ :: サイトマップ :: 新着情報 :: おしらせ :: 
 
 
メニュー
 

切り抜き詳細

発行日時
2026-9-13 3:19
見出し
コイカクシュサツナイ川右股本流
リンクURL
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-10238956.html コイカクシュサツナイ川右股本流への外部リンク
記事詳細
コイカクシュサツナイ川右股本流(沢登り/日高山脈)日程:2026-09-12(日帰り)メンバー: Iida_2017コース状況/その他周辺情報:参考記録:日高キチガイ(2010)、成田ら(2022冬)写真:ここまで帰ってきた二連CS滝いずれも右岸をフリーで抜けるあとは赤く燃え始めた沢を詰めるだけ一か月あけて再戦間髪入れずに第二核心上から7m+7m+15m+7mとりあえず中段へ左岸を登る最初の函滝右岸巻き15mF右岸側壁を登る2段目15m滝の途中から会心の登攀落ち口より撮影コイカクからサンキューお前が一番やはじまるヨレるさあ、これからかなりしんどかった1340三股左の苔ナメ沢に入るついに1823が微笑むトラバース懸垂で回収して登り返す小カール地形これともう一個上だけは巻いた雪渓はもうないかけた時間、コンタ差に対して距離が近すぎて変な感じコイカク北面直登沢さすがに手が出なかったが、アイスの対象としては確かにこっちか4m滝小さいがハングしていて登れないハンマー投げ+スリングアブミのシャワークライムCS滝左のルンゼ状を一段登ってトラバース二股、さあだんだん知ってる日高になってきて落ち着く落ち口ピラトコミが笑ってらぁ夕暮れダッシュ下山左屈曲の二段滝一段目を登ってから巻いたほうがよかった第一核心の30m滝突っ張りから右岸の弱い水流のほうを直登まだまだ続く感想:入山前のグダグダは日記に記載。車(7:40)上二股(8:40)コイカク(16:30)車(18:30)遅れを取り戻すため、文字通りダッシュで河原を駆け上がる。二股を右に入り、右手から支流を二本分けると奥に函滝が見える。これは前回左岸から突っ込んで危ない目にあったので、右岸の熊道から巻く。徐々に函状をなしてくる。15m滝は右岸側壁を登る。続くCS滝は左岸のルンゼ状を一段登ってトラバース。左に屈曲する二段滝は前回より手前から巻いたが終始悪く悪手だった。沢には懸垂なしで簡単に復帰できる。沢に戻るとここから核心部の始まり。200m程の長さの極狭ゴルジュが待っている。まずは二つのCS滝をいずれも右岸からフリーで越える。前回はこの上で頭上に雪渓が残っており、泣く泣く踵を返した。が、もう雪渓はない。やるかやられるかだけだ。20mほど進むと、4mほどの段差。これもCSが詰まっておりハングしている。側壁に取り付くも厳しいのでハンマー投げを選択。スリングでアブミを作ったりして、何回かトライしてようやく越える。シャワーを浴び水を飲みながらの登攀で辛かった。また2,30m歩くとデカい滝。30m程度で左右に別れ、右は上部でさらに二つに分かれている。アングルを二枚打ってロープソロで登る。下部は突っ張りシャワークライム、中間で左に移りキャメ*2を決めて左の弱い水流のほうへ、上部でハーケン打って再びステミングで落ち口まで。最後は太陽が鋭角に射してきて眩しい。こいつがこの沢で最も映える滝だろう。ザイルをFIXして回収し登り返す。食パンを一口齧って続く滝へ。次は4段、上から7m7m15m7mの連爆。遠くからだと上部が難しそうに見える。はじめ左岸からまとめて巻こうかと思ったが、スラブ状を巻き始めると詰まる未来しか見えないので、弱い心に鞭を撃って沢に向き合う。最下段は左岸から巻き気味に登り、2段目の途中で沢身に寄ってトラバースで2段目の落ち口を目指す。ここもアングル2枚でソロシステム。クラックにトライカムとキャメを決めながら、アンダー持ちとスメアリングの非常に悪い7m程のトラバース。喉からから。落ち口についてCSにフィックス、回収登り返しもトラバースなので緊張する。ザイル回収で2回スタックしてしまい、余計に降りたり登ったりした。こういう疲れてリズムが悪い時に事故るので、落ち着いてゆっくり着実に。上段の7m×2はシャワークライム。悪いは悪いが思ったほどではなく、フリーで抜けられた。ステミングばかりで股関節がしんどい。これを抜けると慣れ親しんだ日高という雰囲気に変わり、少し心が落ち着く。1070でコイカク北面直登沢に出合う。状況によってはこっちを遡行する気でもあったが、簾状の大滝となっていて、沢登りの対象としてはなかなか捉えられず、本流を遡行することにする。1340までは沢全体が滝。10〜20mスケールのものが延々と続く。ただし沢はすでに開放的な雰囲気になっており、巻こうと思えばどうにでもできる。明らかに難しい20m級のものを2つ左岸から巻いたほかは全て水線をトレース。長時間の行動や濡れ、基本的に強度の高いクライミングを求められてきたので、最後は簡単な滝でも腕がヨレて辛い。1340を左に入ると1823が微笑む。秋めく小カールをよろよろとコイカクへ。稜線に出ると正面に39が堂々と構えていた。思わず叫ぶ。俺は幸せだ。夏尾根頭でしばし秋晴れの日高を堪能。村の人たちに連絡を入れ、夏尾根を駆け降り河原をダッシュ、車を飛ばして飲み屋にアタマから突っ込む。翌朝、風呂浴びて図書館で記録を書いて帰る。日高の良さは山深さ、継続遡下降にある。それを十分わかったうえでも、この一本はグッとくること間違いなし。遠征に来た本州クライマーの日数調整にでも。満足してもらえる一本だと思う。これだけアプローチが良く、地形図でも極悪が読み取れるのにも関わらず、なぜこれまでほとんど記録が出なかったのか。万人にお勧めできるものでは決してないが、もっと登られてもいいと思う。俺はこれにて沢からコイカク4登頂祝\(^_^)/
 
 
 
Copyright © 1996-2026 Academic Alpine Club of Hokkaido