ヤマレコAACH - 切り抜き一覧
発行日時 | 見出し |
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2021-11-1 12:02 |
小樽赤岩/奥チムニー&西奥
小樽赤岩/奥チムニー&西奥(フリークライミング/札幌近郊)日程:2021-10-31(日帰り)メンバー: saito1987 Yanke1987写真:
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2021-11-1 3:01 |
S峡 蝦夷生艶気蒲焼
S峡 蝦夷生艶気蒲焼(フリークライミング/北海道)日程:2021-10-30(日帰り)メンバー: sy2017 Mt-sunny写真:黒蛇をRPの中川 1p目 5.9というより、6級なので、初心者のリードはNG3p目ルーティンと化した龍樹 黒蛇右プロジェクトは来年〜感想:初めて蝦夷生を下から登った。北海道を代表するマルチ なのかな?3p目は何度登っても良いが、なにより1p目が面白かった。後輩にはs峡の洗礼を受けてもらい、岳エリアで筋トレして終了。
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2021-10-31 11:19 |
雷電 北西壁ダイレクト〜ドーム壁開拓
雷電 北西壁ダイレクト〜ドーム壁開拓(アルパインクライミング/積丹・ニセコ・羊蹄山)日程:2021-10-25〜2021-10-26メンバー: Takenaka2017 nrtk7写真:ドーム壁の未登ラインを登る。フォローのげん。落陽かべ暗黒ラッペル北西壁ダイレクト1p目。感想:しょうもないミス連発で成田さんに迷惑かけてしまいました。僕のように根が怠惰で他力本願な人間はシングルピッチ、ゲレンデクライミングばかりだと、山での思考能力が落ちる気がします。やっぱり僕は山屋でありたいと思いました。あと、ユマーリングとエイドのリード練習します笑 クエストの依頼を受けて雷電北西壁ダイレクトとドーム壁へ。折角なのでドーム壁を開拓しようということに。10/25 晴 前日それぞれT峡、H山南壁と行っていたため疲労やらなんやらで結局雷電の駐車場についたのは昼。1日目に北西壁ダイレクトを登って2日目にじっくりとドーム壁を攻める予定だったが、流石に無理なので北西壁ダイレクト3p目までFixして2日目に全部登ってしまうことにした。 踏み跡と藪で1ルンゼに到着。そこから岩壁基部を左にトラバースして北西壁ダイレクト取り付きに到着。1p目げんちゃんA1、2p目げんちゃん岩〜藪漕ぎ、3p目なり藪〜チムニーとリードしてFixして駐車場へ帰る。夜は駐車場でカレー。カレー雑炊ではなく、カレー。10/26 晴 3p目まではユマーリングでサクッと行くつもりだったが、意思疎通がうまくいかなかったり、ユマーリングがあんまり上手くなかったりで結局時間かかってしまった。4p目は竹中がユマーリングで上がってきている間に成田がロープソロで藪漕ぎ〜草付きでFix。5p目は成田が適当に登ってバンド。6p目は竹中がバンドを10m程。7p目は成田が?+の快適な岩登りで北西壁ダイレクト終了。 藪漕いでドーム壁基部へ。1~2時間ほど依頼された捜索を行うが、見つからず。仕方なし。ドーム壁のよさげな未登ラインを登ることにする。 dz氏が積雪期に登った「Peach」の左から木のバンドに這い上がって、Peachの1p目終了点から左のぶったち岩壁のクラックを登ることにする。 1p目 40m 5.10- 成田リード 下部はホールドスタンスの多いクラック。クラックが少し広くなったあと不明瞭になってフェースっぽくなるところが第一核心。プロテクション固めどりで突破。ここは岩は硬くて快適。少々ボロい凹角を登ってルーフ下につく。ルーフ基部にキャメロット0.2と0.75をセットしてルーフ下フェースを右に3mデリケートなトラバースで一本右の凹角に突入。しかしこの凹角がボロい。しかも立っている。浮石をチェックしながら慎重に登るが、草付きバンドへの抜け口のマントルがほぼ全部浮石!辛うじて大丈夫そうなガバを何とか見つけ出し、腕をシェイク。プロテクションはナッツ。落ちたら岩ごともげそう。大丈夫そうなスタンスに乗り込み、腕を伸ばしてマントル上の硬そうな壁の甘いホールドで身体を上げる。思わず吠えた。バンドに立ち上がって、岩壁にキャメ0.4とハーケン×2で終了。 2p目 30m ? 竹中リード なおも続くぶったち岩壁を直上できたら格好いいが、時間がもうないので草付き灌木バンドを右トラバースで「Peach」に合流し、草付き凹角を登って最後の岩壁の下まで。 3p目 15m ? 成田リード 最後の岩壁(チムニールートと同じ)を登って草付に這い上がる。木で終了。 着いたらもう薄暗くなっていた。木で懸垂60m1pでドーム壁基部に降り立つ。後は北西壁ダイレクトを下降するが、もう真っ暗で北西壁ダイレクトの終了点がどこにあるかよくわからない。あーでもないこーでもないと、3時間(!)彷徨い歩き、何とか北西壁ダイレクトに合流。懸垂6pとかそれぐらいで取り付きに。ロープが絡まったりしてうざかった。ガレガレの踏み跡をヨタヨタと下って駐車場まで。 今回も大変な目に遭ったりしたが、とりあえずドーム壁に1本新ルートを加えることができた。ドーム壁はやはりいいところだ。今回のラインは「彷徨罪」5.10- 3ピッチとする。2p目直上バージョンをまた今度登りたい。この1p目はもうリードしたくないけど(笑)。
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2021-10-20 5:28 |
赤岩 ミナヅキフェース
赤岩 ミナヅキフェース(フリークライミング/札幌近郊)日程:2021-10-19(日帰り)メンバー: sy2017 Mt-sunny写真:オーバーブッキング 5.11a ガットネロ 5.11d ルーフにへばりついてるが見た目より簡単コルセッティ 5.10aフォルツァ 5.10c感想:ミナヅキリッジを登った人は横目で見ていたかもしれないが、ルームで登ったという話を聞いたことがない赤岩の秘境へ初潜入。安・近・短なので44等で煮詰まったら行きましょう。帰りはミナヅキ4p目を登ったほうが良さそうです。こんな小さい壁登って何が楽しいの?っ思ってるOBの方々には、フリークライミングは本当に面白いですよと言いたい。もちろん僕は山屋を辞めるつもりはありません。
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2021-10-3 8:16 |
小樽赤岩/東大壁 黒いリッジ
小樽赤岩/東大壁 黒いリッジ(アルパインクライミング/札幌近郊)日程:2021-10-03(日帰り)メンバー: saito1987 Yanke1987写真:ガレを伝ってミミズク岩稜を回り込む海岸に沿って東大壁を目指す折れそうな岩塔岬の高捲き玉砂利海岸も青い海久々の大壁を楽しんだ展望台から藪を漕いで急斜面を下り海岸へ東大壁の中央バンドへ這い上がる海岸から登り始め6P出して大壁の頭へ抜ける海岸沿いに行けず少し戻って岬を高捲く黒いリッジ1p目終了点から海鳥のお出迎え東大壁の裏側へミミズク岩稜の下感想:Sea to Top of 大壁!海岸沿いのアプローチからミミズク岩稜の基部〜中央バンド〜黒いリッジ(6p)で大壁の頭へ。いつもの赤岩が新鮮に見えました。
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2021-9-28 1:51 |
中の川ポンソエマツ北西面直登沢〜中の川支流(支五の沢)
中の川ポンソエマツ北西面直登沢〜中の川支流(支五の沢)(沢登り/日高山脈)日程:2021-09-25〜2021-09-27メンバー: sy2017 Takenaka2017コースタイム:写真:立派な焚火にご満悦滑ったら死にそうボルダーこのスラブはすごい!ソエマツ岳核心の滝感想:沢中2泊のゆったり山行、焚き火最高。核心の滝は悪い。落ちたらまずい巻きはどうしても体が硬くなってしまい、遅れがちだった。まだまだだなぁ。記録が少なく写真は皆無でずっと気になっていた。憧れの先輩が遡行した沢に来れて良かったです。
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2021-9-24 4:14 |
南八甲田/黄瀬川から乗鞍岳
南八甲田/黄瀬川から乗鞍岳(沢登り/十和田湖・八甲田)日程:2021-09-19〜2021-09-20メンバー: saito1987 Yanke1987コースタイム:写真:黄瀬松島のナメ両岸立っているが沢の中は岩盤と河原が続く本流筋を詰める飽きない程度に岩盤や小滝が出てくるがザイルは結局使わなかった源頭近くCo1100二股あたりが温泉地帯十和田市から乗鞍岳黄瀬沼分岐近くなると完全に源頭の雰囲気夏道から駒ヶ峯と櫛ヶ峯段丘状の湿原凝灰岩の壁と岩盤上流パートも快調に遡行赤倉岳から小川原湖が見える十和田市街からタクシーで焼山林道ゲートまで8700夏のような陽気の中林道を2h半歩いて松見の滝上流側の支沢から黄瀬川へ入渓北八甲田乗鞍岳から赤倉岳小滝Co660二股手前で早々とC1長根沢付近過ぎると酸性水質強くなり魚影無くなる乗鞍岳頂上から十和田湖26年前の冬、スキーで縦断した丘陵地帯を眺める岩盤とナメが続くが河原やゴーロの方が多いかなCo660二股過ぎてすぐの溶岩柱状節理層雲峡で見慣れているせいか箱庭感覚淵のへつり釜滝感想:沢登りというより渓歩きといった表現がぴったりくる快適な沢。意外と河原が多いので、AACHセンスなら大増水でもしない限りどこでも泊まれるでしょう。上流側に魚は居ません(´;ω;`)下りの夏道は油断したせいか、キンドー氏蒸発事件や道迷いなどがあり、結局バラバラになって下山してしまいました。
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2021-9-22 7:29 |
赤岩 ミナヅキリッジ
赤岩 ミナヅキリッジ(アルパインクライミング/札幌近郊)日程:2021-09-19(日帰り)メンバー: nikonikoaokazu aach_17inoueコースタイム:写真:摩天黒い凹角が丸見え。このイカツさを?級の登りで制覇出来るいいルート。ミナヅキリッジ1P目。カムがよく決まる。クラックをかじっていれば簡単。ピラニア11a、カチ系。楽しい。トサカ感想:ミナヅキリッジは4p目も好ルート。ただ4+ではなく5級ですね。
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2021-9-11 11:11 |
雄冬大壁
雄冬大壁(フリークライミング/増毛・樺戸)日程:2021-09-11(日帰り)メンバー: saito1987 inoue2009 Yanke1987写真:アルハンブラ宮殿ボナニート北西面ドンキホーテ感想:溶岩表面の無数にあるポケット(気泡)をうまく利用して登ります。増毛の海を眺めながら過ごせる気持ちの良い岩場。
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2021-9-7 12:41 |
サッシビチャリ川ルベツネ山西面本流
サッシビチャリ川ルベツネ山西面本流(沢登り/日高山脈)日程:2021-09-01〜2021-09-04メンバー: Takenaka2017 aach_17inoue nrtk7コースタイム:コース状況/その他周辺情報:サッシビチャリ川は熊の巣窟。写真:その上にもまだ滝が連続。というか一つの滝としてカウントしてもいいかも。一段目は左岸岩壁から捲いてバンド状トラバースで落ち口へ。やや難しい。二段目はザイル出して左岸クラック沿いに直登、意外と滝がでかかったので途中で切る。ツルツル系の滝が連続。(Co680)3個目の20m滝はザイル出して直登。徐々に終わりが近づく。泳ぐ。意外と登りやすい。その上には更にツルツルの滝。右岸リッジを微妙な登りで潅木まで。(Co780)その上はスラブ登りが続く。Co1100屈曲からV字に詰まる連瀑帯。直登不能CS滝を左岸から捲いてバンド状クライムダウンで戻る。ここで右岸岩壁から簾状に注ぐ水流がルベツネ山直登沢。今回はそのまま真っ直ぐ谷を詰めることにした。Co820二股の左股は15m+40mの二段大滝。これは登れないので左岸から大きめに捲いた。(Co650)すぐに深いV字谷となる。潅木から振り子トラバースで水流へ戻り落ち口へ。快適テンバで焚き火。右岸捲いて岩壁クライムダウンで水流へ。奇跡的にテンバを発見。出合からルベツネ西面を見る。ツルツルをひたすら登る。函で遊ぶ。たのC。源頭。突っ張ります。ペテガリ。ツルツルです。ピーク。日高体操下山。水が噴射する落ち口を抜ける。エイドで抜けた。出合からすぐに滝。ツルツルでいやらしいトラバース。Co740屈曲の滝。熊に襲われ命からがら下山。1839。火をつけてしまえば快適。その上の滝。これもツルツル。感想:色々と濃い山行だった。大自然が牙を向くとき、人間は成すすべもなく蹂躙されるしかない。残酷であるがそれ故に美しい。
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2021-9-1 8:58 |
S峡 流星エリア/鬼ヶ城
S峡 流星エリア/鬼ヶ城(フリークライミング/北海道)日程:2021-08-29〜2021-08-30メンバー: sy2017コースタイム:写真:白石淳也さんのマルチ 名前不明shooting star 5.11+RのSY (←少し甘いかも)OWマシーンjudgelight 5.11a を軽々OSするYD感想:S峡の懐の深さを実感した。 PS 流星エリアはSYルートが追加され、中級者に最適なエリアになっております。
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2021-9-1 6:03 |
夏メイン1年班北日高
夏メイン1年班北日高(沢登り/日高山脈)日程:2021-08-21〜2021-08-28メンバー: yumepporo TnkYutaro2019 hshuhei marucircldコースタイム:コース状況/その他周辺情報:ピリカペタン沢林道は2016年の台風でほぼ崩壊している。河原も流木と左右からのガレで埋め尽くされて歩きにくい。ピンクテープがあったりなかったり。写真:祝2乗越C2 雄大。すごく気持ちいい朝Lご希望の稜線歩き。暑いC7 超快適テンバで最後の夜札内岳で祝3乗越。はげ天を望む。p食の嵐北東カール。暖かい風が迎えてくれた祝1乗越旅の始まりお助けfixしてトラバース→ab。この一帯を直登するのは大変そうC6 焚き火ができる幸せ。元気のないシュラフを乾かすなんか捕まえてきた。かわいいミヤマクワガタ写真の場所ではないけれど、ピリカペタヌの下降では2箇所お助け出してゴボウ。そのうち1280?のFはフリーで抜けると悪くて怖い。右岸の滝上にしっかりとした木(残置シュリンゲあり)があるから懸垂した方がよかった寒い。寒くて叫びながら下ったオニクワガタペラペラになった沢足袋はげ天でわらび餅のサービス。ごっつぁんです(^O^)C3少し上の木で支点をとってabC4=C5 ごくい感想:札内岳は日高がまる見えでした。家に帰るまでが登山
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2021-8-31 2:17 |
2021年度一年班知床夏メイン
2021年度一年班知床夏メイン(沢登り/道東・知床)日程:2021-08-13〜2021-08-25メンバー: mt_furano Nakagawa2019 Mt-sunny koichiro_m hyogo2019コースタイム:写真:Day6償いの藪漕ぎ沼へ野球場C0コタキ川を振り返るメガネ岩知円別西コル。奥に硫黄山。コタキ川の天然ダム見えてからが長い気の抜けないカブト岩の捲きただひたすら相泊を目指して獅子岩池(本物)沼の朝努力はした入山Fixの支点はまさかの、、、雨風に耐えたC11スーパー極いやっちまったDay5の夜夢にまで見たオキッチウシ河口出発しようとしたらクマ出現M1が粉から作った絶品白玉勝利だビーチでC10豪華天丼パーティ地獄の夜からの超絶快適空間ウニの沢の泳ぎイダシュベツ川。背景は海。窓岩Day11朝。さあ帰ろう。快適C1稜線に上がり北を望む岬へ続く草原C4前の滝。部報のやつ。ルシャ河口西海岸歩き俺たちのメリー号が、、、釣り女師決着足首が緊急事態宣言な人海岸でC9感想:この山行は僕の誇りです。
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2021-8-29 1:13 |
相沼内川から元小屋沢山
相沼内川から元小屋沢山(沢登り/道南)日程:2021-08-28〜2021-08-29メンバー: saito1987コースタイム:写真:沖沢山突っ張りで抜ける函滝左岸直登の滝2段目のシャワークライム巨岩の詰まった滝(2段20m弱)上部ハング気味右岸の際をズリズリと登る(一番緊張した)右岸から捲けそうCo390から核心部最初の滝1段目左岸壁とCSの際をAOで抜ける(カム噛ます)2段目写真では見えない左岸側水流をシャワークライム(増水時はシビア)巨岩のボルダーで最初の核心を超える函の中から吹き出す温泉温い相沼内川Co340二股手前C1の夜直登できない函滝トライするが右岸捲く事に送電線刈分道を下山ポンノボリ沢は自然の高速路Co460二股過ぎて少し行くとゴーロ帯1段目登る相沼内川函状地形感想:道南の茗渓だと思います。(須築、寿都幌別、オコツナイ、ヒヤミズに並ぶ)AACH五島君よくぞ見つけてくれました。
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2021-8-18 11:46 |
札内川七の沢支流1807峰東面直登沢
札内川七の沢支流1807峰東面直登沢(沢登り/日高山脈)日程:2021-08-15〜2021-08-16メンバー: Takenaka2017 aach_17inoue nrtk7コースタイム:写真:ここを登れと呼んでいる良い。Co1400三股。チョロチョロ。登攀的な難易度は高くはない。イェーイ^_^ピラミッドへ雪渓下の光景が気になります。スラブ登りなんでもないが落ちれないのでザイル出した。最初のナメ滝七の沢出合を探して徘徊。我々にできるのは巻くことだけである。快適八の沢カールたぶん合ってると思うCo1400三股を考えると右岸巻きしたいが、傾斜など考え左岸巻き。透過型砂防堰堤みたい序盤はミニゴルジュ長いトンネルを抜けると札内ヒュッテ大障壁後の小滝。問題無し。感想:沢登り楽しい。まだまだ物足りない。神威南東面から以前から気になっていたこの沢へ転戦。登攀的難易度そのものは、予想よりも易しかったが、とにかく平均斜度が強く、気の抜けない沢だと感じた。最後のバーティカルハイマツ漕ぎは、人生最難の藪漕ぎでした。
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2021-8-18 11:40 |
ソエマツ沢神威岳南東面直登沢
ソエマツ沢神威岳南東面直登沢(沢登り/日高山脈)日程:2021-08-12〜2021-08-14メンバー: Takenaka2017 aach_17inoue nrtk7コースタイム:写真:CS滝をボルダリーなムーブで突破。源頭。険谷に小滝が断続的に現れる。険しいV字谷にまたも絶望的な滝が。右岸岩壁を試すがツルツルスラブへ追いやられて敗退。小滝は続くが沢は開けてくる。シャワーで直登を試みるがあまりの冷たさに敗退。Co680二股から連瀑帯となる。ソエマツ沢下部の函。核心部の入り口となるCo850二股へ。奥に絶望的な函滝が待ち構える。滝下でビバーク。滝はまだまだ続く。ツルツル系で意外と登りづらい。絶妙に登りづらいものが多い。懸垂で函へ下りる。朝イチシャワーのユマーリング。安心安定のガスガスピーク。左岸リッジから捲くが悪い岩壁の登りが出てくる。感想:先に何があるかわからないワクワク感。かつて日高の沢を開拓していった方々はこんなワクワクを毎回感じていたのかと思うとただひたすらに羨ましい。日高の沢登りは、北海道の夏にできる最上級のアルパインクライミングだと思う。僕はいつまでも、この地とここで繰り広げられる冒険を愛していたい。
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2021-8-17 11:36 |
五郎沢遡行・予定外に野口五郎岳〜ブナ立て尾根縦走
五郎沢遡行・予定外に野口五郎岳〜ブナ立て尾根縦走(沢登り/槍・穂高・乗鞍)日程:2021-08-11〜2021-08-16メンバー: yoneyama macchan90 fujiwara61コース状況/その他周辺情報:五郎沢取り付きの本流渡渉は水量次第。五郎沢は滝の巻きと登りのルート取りの力が必要晴嵐荘前の吊橋は3年前より消失(知らなかった〜)濁沢の橋は無事だが、水流は今回別のところに流れを変えた写真:北を見る新品の秀岳荘フェルト地下足袋で入渓だ。左手ルンゼ状から捲き登った。川を見るお二人一面が荒れ之原標高2150mC2本流渡渉翌朝、雨で火は落ちていた。C1標高1380mう〜ん、また出た。10m滝。根株掛かる小滝だが、荷のある身には容易になく、一段上がるのにエイリアン支点の鐙を垂らした。そこからデリケートに落ち口へ下る。アブミ回収後、本場仕込みのペンネ・アラビア〜タ。C1標高1380m奥は薬師岳、前は赤牛岳コロナ対策今回、この程度の滝は三者フリーで登ったけれど、各自に緊張の持続が要求される場面多くあった。デシマルグレード、ではなく。展望満喫標高2150mC2チングルマ展望満喫五郎沢へ、高瀬川本流を渡る花崗岩とハイマツの景観そぼ降る雨七倉駐車場で仕度湯船、天国。背後に濁流。ヤマハハコ野口五郎と槍ヶ岳左岸捲き始め二人目はユマーリング、しんがりは確保して。濁沢渡渉五郎沢。赤い岩が多い湯俣川増水中「門」抜け口から廊下状を見下ろす。C1標高1380m。快適な夜だった。登れまいか?左手最下部が水量多く取り付けず(上段は登れる)、悔しいが左岸捲きを選択する。ただ、容易ではない。野口五郎のおじさんの決めポーズです。ペンネアラビアータのもと烏帽子岳を見る30年前、ヘーカさんに茶を飲ませたというその斜面は花畑連なる3m滝右手は容易地獄と、濁沢渡渉増水がじわり迫る。C1標高1380m二股の下前日に偵察してルート工作しておけばヨカッタ。燕岳から大天井にかけてアチャ〜、未だ滝があるかよ。床もぽかぽか。本流渡渉ペンネを茹でる左手の藪棚から、辛うじて引っ掛かる栂の流木を頼りに通り抜ける。さぁ、逃げろ。ルート工作すれば登れそうだったが、次に控える右曲滝の様子が掴めず、困難そうに見えたことも手伝い右手を捲く。いつまでも手を降ってくれる五郎小屋の一家本流渡渉ホンキの本流渡渉抜け口にシュリンゲ垂らした扇状5m滝高瀬ダムでタクシーを降りる。微妙だった高瀬川本流、チン濡れ渡渉。前日降雨があったそうで、もう少し水量が多かったら渡れなかったろう。流木掛かる二段滝は、ボーノ!天国。対岸まで20m、大西氏なら、渡るかもしれないと想像した。食堂付近嫌な感じのザレた側壁を登り、後続のためにロープを垂らす。烏帽子の小屋また雷鳥だ〜五郎沢は手を緩めない。捲いて、三連瀑落ち口野口五郎山頂珈琲の美味しい、オイカワさん家。肉まんもゴッツァンでした。根株掛かる小滝だが、荷のある身には容易になく、一段上がるのにエイリアン支点の鐙を垂らした。そこからデリケートに落ち口へ下る。同前。もとの流路は一滴もなくボーの。シュリンゲで荷揚げした3m滝晩ごはん。もう山行日数分の食料終わり標高2150mC2ペンネアラビアータのもと同行のふたり湯俣川の増水。まだ渡れない。山行を終えた雷鳥二ピッチの懸垂下降で沢床を目指す。烏帽子の小屋奥の3m滝。ザックの閊える登りで一段上がり、落ち口に引っ掛けたナッツ支点の鐙を支えに登り抜ける。小雨降る中、タープ下での焚火炊飯。藪の薄い尾根を伝って、降り立った先に1,2,3mの三連瀑。右手を小さく捲けた。山渓joy五郎沢源流と野口五郎岳、まだまだ高い濁っていないので飲む。丘の上に観世音菩薩雲、湧いてきたまだまだ容赦無し。しかし、然しもの五郎沢も流石に心安くなってきた。右手(左岸)捲き。良いラインで捲けた。湯俣岳からの支沢を左から合わせた辺り。降り立った先に、15m滝アリ。この周辺は側壁が立って黒部に似て険しい様相だった。渡った左岸灌木帯のケモノ道を拾って上手く滝の落ち口へ。本流渡渉6m幅広斜滝3m滝左手をヘツルも、水量も手伝って容易くはない。乾燥室、天国近い雷鳥。今年の生まれ。懸垂下降少々戻り、小沢を伝って登山道を目指す。雨待ちの間の手すさびに焚火を少々。下の天場で作って持ち上げた焚き付けが生きた。標高2150mC2晴嵐荘外観右岸に渡らないことには帰れません。ヨツバシオガマ・・・標高2700m、尾根が崖になり右にトラバースするところチングルマその上の5m、4m滝も纏めて捲いてしまう。最後の下降点でシュリンゲを垂らした。右手を偵察する。ロープを出すのを嫌い、結局戻って右岸を大きく捲き上がる。連なる3m滝右手は容易アザミ水滴記念撮影その奥へ。トリカブトの季節対岸に五郎沢の出合の扇状地烏帽子への下り道一面が荒れ之原よく見ると、地衣類のようだ。登山大系にあった「門柱」だろうか? 廊下状の「門」ではあったが少なくとも「柱」ではない。やはりその先が厳しい。かような下山はチベット高原以来か。左曲点の8m滝。らいてふ。キミは何故に逃げやうとしないのか。二条3m滝右岸捲き始め。本流渡渉野口五郎小屋。件の野口五郎氏は未だ訪問の機会無いとのこと。本流は巨石がゴンゴン転がっていく高瀬川対岸、唐沢岳と餓鬼岳4m堰堤状滝。ここから右岸(左手)を捲き始めて、三ツ岳奥の3m滝。本流渡渉濁流と化したひぃ〜。名古屋帰るのに19000圓。近い雷鳥。今年の生まれ。ハイマツ帯を越えて抜け口では落ちられない。標高2150m地点の堆積地に大小タープを二つ張った。10m程だが、濁水を落として我らを寄せ付けない。濁沢渡渉再び狭まる。山行を終えた7m巾広滝は左手の藪テラスへ。寝床はぽかぽか雷鳥コマクサ水滴シュリンゲをケチってロープ直掛けで、食堂の床もぽかぽか。三ツ岳までの稜線。左奥は立山と剣右奥は後立山水晶岳の南北稜線一面が荒れ之原根株掛かる小滝だが、荷のある身には容易になく、一段上がるのにエイリアン支点の鐙を垂らした。そこからデリケートに落ち口へ下る。シュリンゲで荷揚げした3m滝出れば撮るジョイジョイ。ジョイ。その上の5m、4m滝も纏めて捲いてしまう。最後の下降点でシュリンゲを垂らした。三羽くらいいた火が熾きました。全身びしょ濡れ、風も吹いてきた。湯俣へ急げ。でろ〜ん。標高2150mC2左手に垂れる小枝を支えに登り切った小滝。ようやくの遠景を見る夏道のある標高2610m辺りへ。これで帰れる、とこの時は思っていた浅はかな了見の三人衆。翌朝。玄関付近右手の階段を登る。奥の3m滝。ザックの閊える登りで一段上がり、尾根登り返しの出発。お見送り湯俣岳山頂付近の溜池水流の溝を切る野口五郎山頂一旦開ける。C1標高1380m食堂貸し切り標高2700m、尾根が崖になり右にトラバースするところ三羽くらいいた笹覆う登山道。濁沢渡渉雷鳥山小屋らしい山小舎に泊まるのは初めてのことだったので、写真を撮らせてもらった。米粒、付いてない?感想:【計画】まだ未踏の最高峰、野口五郎岳を、遡行記録の乏しい五郎沢から遡行して、五郎池経由で東沢に乗っ越し、ニノ沢から烏帽子岳へという素敵な計画を松が設計。「ぶらっとヒマラヤ」の藤原さんと三十年ぶりの山行を計画した。8/11 入山前夜岐阜入りして早朝信濃大町へ。東京からの藤原さんと合流して七倉に駐車し待っていたタクシーで高瀬ダムの上まで。日本列島には上海から伸びる長大な前線。明日夜から降り出して数日続く予報だが前線は気まぐれに南北に動くので、山行を止めるほどの要因ではない。高瀬川本流の渡渉は、かろうじて可能。腰までの清流をドスコイ歩きで渡る。最初の二股のすぐ下に砂地の寝やすい天場あり。ローマ人に教わったというペンネアラビアータを藤原さんが作ってくれた。焚き火でグラグラと煮えたぎらせるのがアラビアータ(怒り)なんだそう。うまい。8/12 五郎沢を堪能記録は五十年近く前の日本登山体系のみ。美しいが登れない滝を7回高巻く。初めの右岸巻きは高く上がり、懸垂2回で降りる。以降は藪を伝って降りる。松のアニマルさながらの巻きルートファインドにはいつもながら舌を巻く。登れる滝も意地の悪いのが多く、一箇所が辛くシュリンゲ垂らしたりロープ垂らしが5回ほど。ほぼ核心を終えた標高2000mちょっとで天場を探す。砂地で寝やすそうだが浸水には辛い。しかし、高台の天場は無い。予報通りタープを張り終えたところで長雨が始まる。手強かった五郎沢の核心を抜け、タープの下で雨を見ながら火を焚き、体を乾かす。轟々の沢音の傍ら、藤原さんが仙人にインタビューした時の不思議な体験を語る。8/13 五郎沢脱出するも行き止まり雨は夜通し降ったり止んだり。タープに溜まる水溜まりを落としたりしながら朝になる。身支度を整えて出発待機しても雨の勢いが治らない。タープ下で火を焚いて雨が収まらないから待っていると、益々水嵩が増えて、天場にも流れ込んで来た。流れは薄茶色になって水量も増している。もっと良い場所探して停滞する可能性も話していたが、遡行を続けるレベルでは無いとようやく決断する。右岸尾根にちょうど手頃な小沢があって逃げ上がり、尾根に乗って藪を漕ぐ。たいした苦労なく南真砂岳東の肩に上がって竹村新道をエスケープ下山する。湯股岳は、道が沢のようになっていた。尾根末端の晴嵐荘にたどり着くとご主人のモリモトさんに驚かれる。本流の吊り橋が三年前から無い事を初めて聞き、こちらも驚く。山行最終日まであと二日。二日や三日で渡渉できる水量には絶対ならないよとのこと。ここは携帯も通じないので連絡が全く取れない。長雨は続き、再び尾根を1500m登り返して五郎小屋へ行くしか無い。不安は有るが冷え切っているのでまずは湯船に浸かる。フルチンで雨の中歩き、怒濤の濁流の脇の天然温泉に傘さして浸かる。尻の下の砂地から熱湯が噴き出る。マグマのパワーだ。ここは三十年ぶりだ。8/14 温泉停滞終日雨予報と列島の災害ニュースBS TVを見て過ごす。長雨で、北九州、広島、下呂、岡谷などで深刻な水害。家族は心配しているだろうなあ。でもここは連絡途絶なのだ。増水で温泉の水位が上がっているらしい。小屋中がポカポカ暖かく、昼寝の心地が最高だ。連絡さえつけばここで水が減るまで過ごしたいくらいだ。書棚のラインナップも趣味がいい。洞窟おじさんやなんでも見てやろうも有る。オーウェルのカタロニア賛歌を50p程読んで、噂のゴールデンカムイを読み耽る。アイヌの習俗や食習慣が丁寧に描かれ感心する。コミカルなシーンもあり野蛮なシナリオを和らげている。背中に埋蔵金地図の入れ墨は、手塚治虫のシュマリにもあった話だな。溢れる高瀬川本流の濁水がタプタプ流れ込む、ややヌルい露天温泉にたびたび傘さして浸かり、休養停滞。数日前には腰までの流れを渡った、たった20m程なのに、絶望の怒濤が踊り狂っている。ここが渡れれば3時間で帰れるのに。橋もなく電信電話も通じない異世界だ。ここは本当に日本なのか。8/15 尾根登り返し最終下山予定日。意を決して4時発14時間行動のつもりでイッキにブナ立て尾根までと準備したが、雨が降り止まず6時発に遅らせる。今日中の下山は諦めた。連絡がつく五郎小屋まで行って良しとしよう。雨が弱まったので6時出発。黙々と1500mを登り返す。ありがたいことに9時過ぎにはほぼ雨が止み、樹林限界を超えても風が無く、濃霧の中、野口五郎の山頂へ。山頂に来られて満足だ。恐る恐る五郎小屋の戸を開けると、優しく迎えてもらえた。昭和39年築という年代物の山小屋は懐かしいまでの古くささだ。初めて来るのに懐かしい。ご主人一家が凄く優しくしてくれる。乾燥室も使わせてもらいパリパリに乾く。ここで初めて家族と職場に下山1日延長の電話がかけられて、一安心した。これが一番心の重荷となっていたのである。8/16 晴天下山停滞前線が一時的に南下し、我らは雲海の上になった。初めて展望を得た。雲上の道、烏帽子、ブナ立て尾根を目指す。五郎小屋で雨天連泊停滞していたカトーさんとコグレさんの二人と共に出発する。尾根末端の濁川の渡渉点が悪くなっている可能性があり、小屋に来ていた県警のパトロール・サカタニさんも一緒に下ることに。カトーさんは五郎小屋に年三度もくるほどのゴローファンだそうで、あの小屋とこのルートの魅力を語り合う。途中の三ツ岳の山頂に寄る。岩の高まりが三つ。コマクサが多い。好天の朝に新しい山頂に立てて嬉しい。白馬から乗鞍まで見えていた。烏帽子の小屋も五郎小屋一家の小屋とのこと。暖かいお茶をいただいた。この大雨でやはり下山路は通行止め。お盆だというのにお客ゼロで気の毒だ。ブナ立て尾根は、急だがあっと言う間に下れる整備された道だ。末端の濁川渡渉点がやはり変わり果てていた。丸木橋は流されていないけど、本流が別のところに変わっていて、そこにパトロールさんがロープを張ってくれていた。今日は水は減っている。でも昨日はイッキ下山しても渡れなかっただろう。結局全て、良いようにことが回った。一緒に下ったみんなにお礼を言って心笑温泉の風呂に。葛温泉は規制区域内だったので今回も縁が無かった。大町駅前の蕎麦こばやしで、山菜そば。藤原さんの三十年前在住時以来のお気に入りだそう。麺もツユも山菜もいい。車を置いてもらったオイカワさんちでコーヒーとゴーヤジュースと美味しい肉まんをいただいた。藤原さんと別れて松と帰る段になり、この水害で中央道の岡谷〜伊北が不通で、安房峠越えでかえることに。ネットで中央西線が表示されているようなので、特急しなので帰ろうと明科駅で降ろしてもらう。切符買おうとして、しなのもあずさもまだ運休中と知らされる。松を一人で返してバチが当たったのだ。長野東京周り新幹線で19000圓も払って帰る羽目に。おまけに小田原手前でトラブルで1時間半も停車。乗り換え長野駅の新幹線ホームで立ち食い蕎麦。かき揚げの厚さ8センチはあろうか。信州に来て蕎麦なんか食べて、よその人になっちゃったなあ。思い出深いストーリーに満ちた山行になった。川の渡渉で苦労するなんて、まるでネパールや江戸時代の大井川だよ。でも人って無力だ。待つだけなんだ。六日間も水を巡って七転八倒。藤原さんの面白い話もひさしぶりに沢山聞いた。 先月登った朗らかな黒部の五郎沢とは違ってこちらの高瀬川五郎沢は実際、厳しい沢だった。隣の険谷・西沢程ではないにせよ、雰囲気の似た黒部・口元ノタル沢の数倍難しかったというのが舐めて掛かったキライある私の体感である。どんよりとした天気も相まって下半部の威圧感は中々のものがあり、溯行する我々に緊張の持続を長く要求した。百戦錬磨の大學センパイ方の力量を頼りに高捲きはギリギリに、ロープ出しは最小限に済ませ、手間の少ないシュリンゲ・アブミ垂らし戦法で間断なく現れる花崗岩質の滝群を効率優先で際どく越えていった。核心抜けた、いよいよ黒部へ乗っ越しだ、と勇んだ翌朝から哀しいかな降雨が始まり、野口五郎岳への源流溯行さえも許さない増水っぷりに、悔しいが夏道尾根への脱出を選択した。永く練った計画だけに、エスケープの判断が着きかねたが致し方ない。下山のつもりで辿り着いた湯俣は晴嵐荘で、橋が無いことを知らされて角幡氏へ心を重ねた。川が渡れず帰れない、21世紀の今にこんな事態が起ころうとは。こんな経験しようとは。露天風呂からフリチンで見やる、たった20mの濁流が渡れない為の戻り大高捲きに二日間、台湾大渓谷でないんだから全く。休養停滞に一日費やし、体力の回復を図る。小雨そぼ降る翌朝、ずぶ濡れになりながら竹村新道を辛抱強く登行し、幸いにして風のない稜線辿って2005年の西沢溯行の際に登り損ねた野口五郎岳にようよう立ったのが16年後の終戦の日だった。古式ゆかしき山荘の野口五郎小屋で再び休養した明くる朝、停滞前線の南下に乗じて稜線北上漫歩した。懸案だったブナ立尾根末端の濁沢渡渉を済ませた我々は、一気に里の人となった。 私が一目置く米山さんが一目置く藤原さんとの三人山行は、五郎沢の厳しい溯行内容や予期せぬ?トラブル、停滞中の面白アブナ過ぎる会話や登場人物も手伝い印象実に鮮やかなものとして心に残った。これまで登ってきた米山さんとの数々の完成山行からは得られなかった、不完全だからこそ知る山行の満足を。厚みが違う。「だから成功山行にはロクなモンが無いんや。(by 和田氏)」 また、お願いします。
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2021-8-17 4:12 |
札内川7の沢1823峰北東面〜コイボクシュシビチャリ川本流
札内川7の沢1823峰北東面〜コイボクシュシビチャリ川本流(沢登り/日高山脈)日程:2021-08-12〜2021-08-16メンバー: sy2017 yumepporoコースタイム:写真:イイズナ?1803東面ヒグマ 中央右見覚えのある車が感想:色々と反省点があったが、納得のいく山行ができた。まだ余裕があったのでもう少し難しい所に行きたい所である。昨年度からは想像もできないほど逞しくなった後輩には、是非とも来年度の二年班のLsを期待したい。
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2021-8-15 10:04 |
名寄/見晴岩
名寄/見晴岩(フリークライミング/道北・利尻)日程:2021-08-14(日帰り)メンバー: saito1987 Yanke1987写真:感想:鬼刺山から移動。やさしめのルートを3本。全身運動でクールダウン。
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2021-8-15 9:53 |
道北/鬼刺辺川から鬼刺山(左股→右股)
道北/鬼刺辺川から鬼刺山(左股→右股)(沢登り/道北・利尻)日程:2021-08-12〜2021-08-13メンバー: saito1987 Yanke1987コースタイム:写真:Co230二股過ぎて核心3段の滝。2段目は直登、3段目は右岸ザイル40m出して泥壁ブッシュ帯から捲く。Co90二股の天場滑るので慎重に下る緑色岩の滝3段の滝を越えてすぐのナメ滝下りは強烈な笹ブッシュを漕いで右股へ左股と比べると滝は少ない小さな段差も滑るので懸垂処理緑色岩の滝。滑る!ペンケ〜パンケ左股入ってしばらくは何もない自然の路。Co200前後から岩盤と滝の連続。写真はチャートの滝。満天の星空の下でゴロ寝利尻を望む急な涸沢を詰めて鬼刺山頂上感想:オホーツク高気圧の圏内へ移動、秋晴れのようなさわやかな天気の中、道北の隠れた鋭鋒を目指した。1日目はヤマベと戯れながらゆっくりと遡上。焚火で暖をとりながら河原でゴロ寝する。すでにシュラフカバーのみでは寒い。2日目は左股沢から頂上へ。沢はCo200〜300m間にチャートと緑色岩の滝が凝縮されている。3段の滝の処理がポイントか。それ以外地形の緩い部分は蛇紋岩で、岩盤の露出は少ない。藪漕ぎ少なく頂上へ詰め上がるのが素敵。下りの右股も左股と同様だが、滝の数はずっと少ない。源頭の笹薮は強烈。
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2021-8-10 1:57 |
日高幌別川ピリカヌプリ南面直登沢
日高幌別川ピリカヌプリ南面直登沢(沢登り/日高山脈)日程:2021-08-07〜2021-08-09メンバー: Takenaka2017 nrtk7コースタイム:写真:ここまでに林道歩き4h(ゲート開いてれば2h)2段目テラスから核心突入。ザイル出してたらキリがない登りが続く。特濃極太藪漕ぎに悶絶。ガレで埋まった険谷積雪期細い箇所はもちろん夏も細い。40m滝を足下にマントル返す。ガバでも怖い。Co500の開放的で明るい河原ごるごる【撮影用に大滝と戯れるKei Narita】飛び込まなければ帰れない。ようやく安全地帯。空が霞んでいた。今からこれ登るのかぁ(*_*)下山開始Co590-CS滝。これは右岸巻く。つっぱり感想:長い林道歩きに上部のガレと冗長パートは多いけれど、核心地帯は日高直登沢の楽しさが凝縮されている印象を受けました。平水時は劣悪な高巻きを余儀なくされる危ない系の沢とは思いますが、今回は楽しく遡行できました。(ピリカヌプリ夏冬全方位トレース、ピオレドール賞達成しました!)函、滝、焚き火、ウイスキー。ようやく夏が始まった気がする。
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2021-8-9 6:01 |
荒川 中俣沢
荒川 中俣沢(沢登り/朝日・出羽三山)日程:2021-07-22〜2021-07-24メンバー: Kashiken imuraコースタイム:コース状況/その他周辺情報:1日目(8.5h):大石橋(6:30)玉石沢出合(8:00)曲滝(11:15)綾滝(13:00)3段10m滝手前=C1(15:00)大石橋から登山道を使用して、玉石沢出合まで。途中4か所のつり橋はだんだん細くなっていき、高さが上がっていく。最後の橋は靴幅しかなく、ワイヤーの上を歩くものだった。玉石沢出合手前の小さな沢型地形から降りて荒川に入渓。曲滝までは平凡な河原がしばらく続く。地図上のゴルジュ地形から雰囲気が変わる。出てくる小滝はいずれもボルダリング的なムーヴを要求されて面白い。曲滝は左のルンゼから巻く。途中垂壁を4mほど登るところが難しい。残置ピンと草を利用して登る。終了点には比較的新しい残置ピンが1本あった。終了点からもやや急なので、さらにザイルを伸ばして安定したところまで。沢床に戻り、しばらく進むと綾滝。高さはないが、登るのは難しく、左側の急な草付きスラブを巻くように登る。中間支点がなかなか取れない厳しい登攀となる。綾滝の後はちょい泳ぎの先に長い淵がありその奥に3段10mの滝。左壁から登るとのことだったが、ルートが見いだせず、右往左往する。ちょい泳ぎの手前のルンゼから高巻きできそうな可能性を確認したのちに、時間も迫ってきたので、高巻き開始地点の河原でC1とする。増水には耐えられないが、比較的快適なテンバ。2日目(10.5h):C1(8:00)大滝(10:15)東俣沢出合(12:00)中俣沢出合(15:00)Co1250付近二股=C2(18:30)前日の疲れと2日目の行動時間は当初短めだったため爆睡。起床後、目と鼻の先にある3段10m滝下の左壁登攀の可能性を再度探す。長い淵を泳いで函の奥を見渡すもやはりワンポイントが難しく、戻って高巻きを選択する。高巻きは岩壁にぶち当たるまで高度を上げてそこからトラバースした。滝の落ち口を目指して下ると絶妙なところに降り口があった。沢床に戻り、少し進むと巨大な雪渓が見えた。右側から雪渓に乗って超える。西俣沢は出合から滝がかかり、上部も険悪そうな様相であった。大滝は右から大高巻きで超える。急な斜面をブッシュをつかみながら上がり、トラバースするとルンゼがある。ルンゼ内には懸垂下降点の残置ハーケンがある。ぼろぼろのシュリンゲで20m×2の懸垂。ガイドブックでは30m×2の懸垂とのことであったが、実際には20m懸垂×2であった。中俣沢出合は明るい出合で、快適なテンバ。本来であればここでC2の予定であったが、明日のことを考え、悪いビバーク覚悟で少しでも進むことにする。Co970付近から沢が狭まり、小滝が連続する。途中左からの悪いスラブをトラバースする滝も現れ、ザイル出す。Co1080付近の20m滝の手前から雪渓に乗る。この滝はCo1080の二股の右股の沢を登って超えるが、地図読みを間違えて、その右股の沢を登ってしまい、1時間ほどロスした。右股の沢から戻り、クライムダウンで本流まで。Co1130の二股を、右にとり中俣沢へ。中俣沢は出合に10m程度の滝をかけているが、雪渓がかかっており、登らずに落ち口まで。その後も、雪渓は断続的に出てきて、一カ所崩壊しているせいでシュルンドの中に入って降口を見つけたものもあった。また途中で1つの雪渓の下をくぐったが、くぐる途中に小滝が出てきて焦る。やはり雪渓くぐりは生きた心地がしない。再び5mくらい上に架かった雪渓に右側から取り付こうとするが、土がのっかった微妙なスラブ登攀になり、さらに雪渓と岩壁の隙間があるせいで雪渓に乗れず、一旦ルンゼでピッチを切り、後続に乗口を探してもらうと、数メートルのトラバースの先に何とか雪渓の上に乗ることができた。ほっと一息も束の間、雪渓は先に見える15m程度の滝を前ですっぱり切れ、行ってみると両岸に良い降り口がない。かろうじて、幅50センチ程度の心許ない雪渓の溶け残りが滝の右岸に隙間を開けて接しているだけだった。時間も遅く、夕立が強くなるなかパーティに悲壮感が漂い始めるが、決死の覚悟で雪渓から岸壁の約1.5mを飛び移った。落ちたら5mほどフォールするか、雪渓の中で宙づりになっていたため、これがこの沢の核心であった。何とか右岸から滝の落ち口上まで。そこから泥壁の急斜をクライムダウンして滝の落ち口まで。つるつるの泥壁のため後続はずり落ちたが下に置いたザックのおかげでけがをせずに済んだ。少し進んだ二股を整地してC2。久しぶりのビバークらしいテンバであった。小雨も降っていたため、焚火をしなかった。虫の鳴き声を聞きながら就寝。明るい満月の夜。3日目(10h):C2(5:00)中岳東側の支尾根上(7:00)主稜線上夏道(7:30-8:00)大朝日岳(8:30-9:00)大石橋(15:00)C2の二股から巻くように本流に戻る。朝一には厳しい微妙な小滝が出てくるが、お助け紐などで対処する。そのあとはやはり崩壊した雪渓が現れた。15mほど下をくぐり、その後の崩壊した雪渓は登りやすいところを選んで登る。この雪渓がいやらしい感じで残っていたらかなりシビアだったと思われる。雪渓の超えた先にある7mのチムニー滝はガイドブックの写真で見るほど大きくはない。チムニー内を登るが、左壁のホールドは豊富でこれまでの滝に比べたら快適な登攀であった。右壁も登れるとのことであったが、ホールドが細かく、かなり難しそう。あとは源頭の沢を詰めて、稜線まで。右股を詰めてしまったため、藪漕ぎがやや長くなってしまったが、問題ないレベル。あとは大朝日岳を経由して駐車ポイントの大石橋まで、蝉の合唱を聞きながら暑くて長い登山道を下る。写真:
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2021-8-9 1:43 |
ヌピナイ左股〜トヨニ右股(支沢のっこし)
ヌピナイ左股〜トヨニ右股(支沢のっこし)(沢登り/日高山脈)日程:2021-08-07〜2021-08-08メンバー: sy2017 yumepporo写真:支沢のCo640 50mF 8段の滝奥に雪渓Vゴルジュ滝 Co550函滝支尾根 この写真は快適そうだが藪が生えてるとこもあるドボンのような気がしたが、ザイル出してリードの練習右に行けばただの巻きになってしまうので今回は直登気味のラインを選択 源頭まで滝∞夏!ルンゼより降りる下降沢、荒れているトヨニ北峰飛び込み前のドキドキ感たまらないですよね。Co1080 大滝2p目一見微妙そうなcd 実際は問題ないヌピナイ冬に歩いた稜線を夏に見るのは感慨深いボルダー感想:時間がないのと、長すぎる林道歩きをパスするため、今回のルートを選択。一日目の行動時間が長くなってしまったが二日で行けるので最近の忙しいルームの人達におすすめ。車の回収もないしね。沢の内容は言わずもがな、日高に感謝感激です。これからは自称フリークライマーやめて、目指せヒダキスト。クマの沢は白い石とエメラルドグリーンでとても綺麗でした。綺麗でお魚もいるのに行動しないといけなくて河原をさっさと歩いたのが心残りです、、、なので忙しくても泊まることをおすすめします笑こんなに楽しい沢に行けて幸せです。
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2021-8-3 7:22 |
太櫓川 北北西面沢往復
太櫓川 北北西面沢往復(沢登り/道南)日程:2021-07-22〜2021-07-23メンバー: yumepporo TnkYutaro2019 hshuheiコースタイム:写真:🐟なんだかんだ今年初めて竿出した行きは左岸捲き気味に登った。帰りはcdもできるけど練習でab。藪に回収ロープが引っかかった滝大人気の沢。。。行きも帰りも遊んだ楽しいボルダー2段めは捲いた二日目適度な緊張感で面白かった感想:下降の良い練習◯
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2021-8-3 7:10 |
十勝南面沢〜コイボクシュメナシュンベツ本流〜夏道下山
十勝南面沢〜コイボクシュメナシュンベツ本流〜夏道下山(沢登り/日高山脈)日程:2021-07-17〜2021-07-18メンバー: yumepporo TnkYutaro2019 hshuhei marucircldコースタイム:写真:ヘツリ◯奥の方に昨日登ったガレと雲で隠れた十勝岳十勝岳ピーク。ガス。。。気の遠くなるガレthanks to hayata & shibabe良い写気持ちいいね早く行きたくてウズウズしてる柴部Co780Fとまるちゃん春メインを思い出す海沢日和☀︎むしゃむしゃ登る感想:滝が続いて飽きない沢。笹藪の滑り台はジェットコースターみたいで楽しかった。ズボン破けた二人はどんまいだけど
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2021-8-2 10:15 |
大星沢本流
大星沢本流(沢登り/札幌近郊)日程:2021-07-30(日帰り)メンバー: sy2017 yumepporoコースタイム:写真:デカナメ滝多しシャワーがムズいので右岸直登残置をありがたく使わせてもらうF2 雰囲気がいい!左岸リッジ状をザイル出して直登!F3手前の巻き ズルズルF1 水圧がすごい感想:久々の沢登り。楽しいなぁー今年も佐藤さんと沢行けて嬉しいです!
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2021-8-2 6:54 |
サッシビチャリ川1839峰南面直登沢右股
サッシビチャリ川1839峰南面直登沢右股(沢登り/日高山脈)日程:2021-07-30〜2021-08-01メンバー: Iida_2017 mizushu2016コースタイム:写真:Co1040の多段の滝二つ目テンバから南面がよく見えるさくさく二股あれ??泳ぎは苦手チムニー1週間前もあったが??入渓スタートCo1280、チョロチョロ3年越しに沢の楽しみCo1140の滝、ジャミング函良い写真だがこの後悲劇が…上から一望終わりしべちゃり橋Co870二股感想:僕は沢登りが大好きです。39北面にコテンパンにやられた3年前。そこからどれだけ自分達に力がついたのか、期待と自信と不安が入り混じった中で臨んだ山行だった。結果的に言えば遡行自体は非常にサクサク進み、継続予定だった23南面も楽しみになるほどだった。雪渓が無く水も少ない状態とは言え、この感覚は素直に嬉しい。ただ沢の怖さを思い知らされた山行でもあり、難易度に関係なく大けがや命に係わる危険がそこら中に潜んでいるのだと再認識させられた。それを忘れることなく沢を楽しんでいきたい。
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2021-8-2 3:31 |
美瑛/辺別川遡行
美瑛/辺別川遡行(沢登り/大雪山)日程:2021-07-31〜2021-08-01メンバー: saito1987コースタイム:写真:日高チックな回廊も上流部の渓相扇沼山への夏道(荒廃中)にのるその上流すぐのF2釜滝10m−釜をへつり左壁の弱線から登る後続ザイル出す猛暑で水に浸りながらの河原歩き蝦夷雷鳥Co1000F1 2段の滝 20m+ 右岸捲く上段は裏側チムニー状で見えない水流少なければ内部登攀可能夏道から兜岩を振り返る兜岩が見えてきた扇沼山と硫黄沼所々岩盤が出てきて飽きない硫黄沼古い噴火口だろうか良い眺め扇沼山へへつったり泳いだり扇沼山頂上Co1260ゴーロ帯の中に河原状を見つけて泊まる5万図水線の二股をすぎてCSの滝F3 10m右岸の淵をへつって瀑水を浴びながら左岸に移りチムニー状を登る。面白い。感想:猛暑の中の快適な渓歩き。顕著な滝3つはいずれも捲けるが直登も楽しい。下山の夏道は絶賛荒廃中。廃道近し。
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2021-8-2 1:51 |
コイカク沢左股右沢
コイカク沢左股右沢(沢登り/日高山脈)日程:2021-07-31(日帰り)メンバー: sy2017 Takenaka2017コースタイム:写真:ハング滝。水量しょぼい。干上がっているV字谷に崩壊雪渓スライダー、跨ぐ【逆層ヌメヌメ滝の中に直登ラインを見いだすYukiSato】こんな滝が無限に出てくる。全てノーザイル。感想:本格沢登りにくたびれた。絶賛筋肉痛。翌日も赤岩でガッツリ登った。携帯電話で天気予報を見て沢中悪天を回避するスマートな山登り。実に薄っぺらだ。春も感じたけど悪天のプレッシャーがない山登りなんて自分にとってはニセモノだ(夏道登山者の方など登山性の異なる人を批判するつもりは全くありません)。早く全身で山に浸りたい。
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2021-7-27 12:35 |
ピラトコミ東面、1823峰七の沢本流東面右股
ピラトコミ東面、1823峰七の沢本流東面右股(沢登り/日高山脈)日程:2021-07-23〜2021-07-25メンバー: Iida_2017 mizushu2016 marucircldコースタイム:写真:ピーク直登沢はずっと滝快適テンバ下から上からピラトコミの雪渓七の沢本流右沢からすぐのところピークザイル出して登った所出合ザイルfixした雪渓および滝大滝、巻いた感想:2年目のメンバーにこれが楽しい沢登りだと思ってもらえたら嬉しい。やはりホンモノは日高だ。(知らんけど)イビキのおっさんはマジで許さねえからな。明るく快適な直登沢。かなり日高っぽい(知らんけど)準山には贅沢すぎ?水に濡れないので秋でも楽しそう。
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2021-7-27 6:15 |
伊佐内川〜我呂ノ沢
伊佐内川〜我呂ノ沢(沢登り/積丹・ニセコ・羊蹄山)日程:2021-07-22〜2021-07-23メンバー: mt_furano Nakagawa2019コースタイム:写真:スイカ割りしたお花畑にポン伊佐内唯一の見せ場ピー写cdした滝3つ星ホテルで沈おれたちのアイドル朝焼け燃ゆる感想:最終準山伊佐内は眠すぎてあまり記憶がない。我呂ノ沢は下降に適したきれいな沢。ピークはなんかエモかった。岬いけたらもっとエモいのだろうか。
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2021-7-27 5:46 |
飛生川
飛生川(沢登り/支笏・洞爺)日程:2021-07-18(日帰り)メンバー: mt_furano Nakagawa2019 Mt-sunnyコースタイム:写真:なんとか引っ張り上げる癒し渓早く飛び込まんかい!オワニッコニコ変態2匹あかん、おれ泳げないんだったそっれぽくなるいくで〜キラッキラプール後のあの感じ感想:準山2.5回目(補完)自分も楽しかったし、なにより後輩たちがニコニコしていてとてもあったかい気持ちになった。沢、楽しいよね。
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2021-7-27 5:11 |
千代志別川〜床丹川
千代志別川〜床丹川(沢登り/増毛・樺戸)日程:2021-07-10〜2021-07-11メンバー: mt_furano Nakagawa2019 Mt-sunnyコースタイム:写真:滝となって合流する二股うみおつかれキラキラかこうピー写飽食の時代到来楽しそうおはようございますおさかな捌き班元気なM感想:準山2回目海まで歩き通したのめっちゃよかった。海の見える山大好き。
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2021-7-27 4:49 |
白井川本流〜白井川左股
白井川本流〜白井川左股(沢登り/札幌近郊)日程:2021-07-03〜2021-07-04メンバー: mt_furano Nakagawa2019 Mt-sunnyコースタイム:写真:ごつ盛りあひお楽しみゾーン夏の幕開け旅のはじまりピー写股&タマ&竿ズレ野郎さっそく雪渓を捲くドボンすいすいかわいい珍客感想:準山1回目ありえんくらいヌメッてた。サンショウウオかわいい。
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2021-7-26 8:28 |
s峡 ryusei、M谷、屏風岩
s峡 ryusei、M谷、屏風岩(フリークライミング/大雪山)日程:2021-07-16〜2021-07-18メンバー: midori428 sy2017 nikonikoaokazu taanabe写真:3p目 ひたすらズラす 5.10 40m55m懸垂1p目 ビレー点 岩角と奥の水平クラックにカムcd5m挟んで、4p目 5.8 チムニー 20m開拓:成田 SY Y子先生 RP初登:SY 「Judgelight」とする 5.11aではちと辛いか? 面白いよ1峰のWonderをリード中のYさん2p目 奥へとトラバース15mM谷P Trで3p目「Door 5.10」を経て 「3 years ago 5.11bc 30m」通称3yを気合でOS フォローは☓。なんとかカムエイドで抜ける。M谷P 秋には登りたいProjectの逆くの字クラック。とにかくむずい。そしてランナウトする。。。3p目上から3峰1p目 5.10 25m 最後の核心部 finger は短いながらも5.10台後半では? 3p目感想:楽しい!!やることいっぱいあってこれからが楽しみ♡来年は通いたい!よく登った3日間。暑くて沢に飛び込みたくなる。今回トポにおんぶにだっこだったが、このような大きな壁を登るには、下からよく観察し適切なRFをしなければならないなぁと反省(←Doorで少し迷った)。総合的にクライマー力のなさを痛感することが出来た。ただ力があって登れるだけでは、ダメなこともわかった。このエリアは行く度、自分の課題、弱い点が見つかる最高のエリア。オフィズスが一番楽しい。
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2021-7-24 12:42 |
砂蘭部川から沖沢山(相沼内川下降)
砂蘭部川から沖沢山(相沼内川下降)(沢登り/道南)日程:2021-07-22〜2021-07-24メンバー: saito1987 Yanke1987コースタイム:写真:5万図熊峰沢の分岐を過ぎると函状狭まる砂蘭部川の河原砂蘭部川の淵相沼内川の一夜快適天場F2右岸捲く湧き出る温泉(冷鉱泉)下部の函状地形は至る所に温泉湧出頂上無風の稜線笹薮漕ぎに昇天しかける南の沢型を下降上部の滝(Co520)も同様右岸を捲く朝霧這う河原を下山詰めは右を選びやや北西側の稜線へ出る頂上から南の断崖に沿って下降点を探す暑いので気持ちが良い感想:元小屋沢山まで足を延ばす予定だったが、足爪を剥がしたうえ、暑さと吸血虫の襲撃で意気消沈。のんびりと相沼内川を下山した。沖沢山から下降の沢:頂上から南の断崖を確認しながら西北西に笹を漕ぎ、西の肩を越え南の沢型斜面へ下りる。Co800手前に断崖あり、懸垂15m+10m。Co750付近から小滝のクライムダウンが断続的。15m、10m、25mの懸垂。支点はすべて灌木。火山角礫岩主体の岩は若干脆くヌメるので注意。
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2021-7-22 6:00 |
精進川〜雷電山
精進川〜雷電山(沢登り/積丹・ニセコ・羊蹄山)日程:2021-07-21(日帰り)メンバー: mizushu2016コースタイム:写真:沢には坂ビス温泉へ元気が無さそうで心配したすぐに函F1、登ってない見た目ほどでは無い大滝、簡単その後も滝が出てくるハングの滝、左岸登れたこれは右岸から巻いたピーク15m滝。左岸から、?+くらい中を行く感想:もう少し入渓者が居ても良いんじゃないかという沢。中だるみは否めないが、ピークまで行くのがおススメ。2年班の1回目に札的行くより楽しいんじゃないかと…
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2021-7-22 6:00 |
湯内川
湯内川(沢登り/積丹・ニセコ・羊蹄山)日程:2021-07-20(日帰り)メンバー: mizushu2016コースタイム:写真:温泉上からF7久しぶりに海で泳いだなんてことは無いF1奥にF3F6,ここが核心か海岸に下りスタートF8感想:海から泳いで取り付き、それなりに滝も楽しめる確かに間違いの無い沢。おまけに温泉付きとは。天気の良い日にワイワイ行くのに適した所。
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2021-7-18 11:25 |
芦別・γルンゼ〜南峰南陵
芦別・γルンゼ〜南峰南陵(アルパインクライミング/芦別・夕張)日程:2021-07-18(日帰り)メンバー: Iida_2017コースタイム:写真:ド根性下山がんまおやおやF9ヒンヤリほんだに楽しい小滝もある南峰取り付きいい気分北峰と布部ストロングスタイルどころの話ではなかったやったー上部F3F8および二股F2滑ったら雪渓に喰われる。ここが一番怖かった。fu○kあるふぁザイル出したとこ感想:南峰南陵はそれを目的として行くほどではないが,沢からの継続だと手足に伝わる乾いた岩の感触が嬉しい。沢を歩いてアプローチし,そこに壁があったら難しくなくともクライミングを交えてピークに立つ。登山という表現行為として,この形は非常に美しいと思う。いい絵を書き上げた気分。
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2021-7-18 10:23 |
楽古川B沢〜十勝岳〜楽古川A沢
楽古川B沢〜十勝岳〜楽古川A沢(沢登り/日高山脈)日程:2021-07-10〜2021-07-11メンバー: nikonikoaokazu mizushu2016コースタイム:写真:三段の滝の上の次F1ガスガス屈曲部の滝、右岸ルンゼから上から感想:ペンケ札楽古に似たような感じの沢。藪もなく楽しいが少し短い。
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2021-7-15 2:05 |
黄金沢〜群別川
黄金沢〜群別川(沢登り/増毛・樺戸)日程:2021-07-03〜2021-07-04メンバー: Iida_2017 mizushu2016コースタイム:写真:爽やかである感想:意味不明なボルトに無限捨て縄。群別の大滝にはfixザイル...そんなに安全に守られたいなら沢登りなんかすんな
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2021-7-13 9:22 |
中の川支流 (支五の沢)
中の川支流 (支五の沢)(沢登り/日高山脈)日程:2021-07-12〜2021-07-13メンバー: Iida_2017コースタイム:写真:核心F5F3F6F4冷え〜F2したのボルダーめんどくせ〜おわでごんinfinite薪F2F7F1感想:沢登り4本目〜初の日高!!!が単独になってもた。日高に一人で来ること自体初めてだったのでいつも以上に緊張した。支五の沢は開放的で無駄の無いええ沢でした。やっぱり日高はええですな。
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2021-7-4 3:17 |
Scrack 岳、屏風岩1峰、発電所等
Scrack 岳、屏風岩1峰、発電所等(フリークライミング/大雪山)日程:2021-07-03〜2021-07-04メンバー: sy2017 Takenaka2017 taanabe写真:Wonder 5.10 最初はチムニー龍樹練習中取り付き付近屏風岩アプローチ 30min即身仏 5.9R 中間は小さい突起に巻きつけただけ 墜落には耐えられない クライミングがもっと好きになる Big Bang 5.10+ OW ほぼ完登 嬉しい竹中たなべ感想:1日目: 3人で岳エリア。プロジェクト触ってみたが、最高高度2m位で沈。黒蛇と龍樹にテンション入ってしまい調子も良くなかった。2日目: 2人で屏風岩のマルチ、山スキー部とは別行動。写真ないけど「Gate 5.10+ 50m (FA dz氏)」 OSしました。面白かったけど、苔すごい、即身仏のRのせいでのぼられてないのかなぁ。でもここに来るようなクライマーなら何でもない、朝飯前だと思うのですが。ワイドの動きは自分でも良くなってきたのがわかる。少しは成長したのか。パートナー募集中。車、金なし。S峡行きませんか?
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2021-7-4 1:17 |
銭函天狗山
銭函天狗山(フリークライミング/札幌近郊)日程:2021-07-04(日帰り)メンバー: saito1987 Yanke1987写真:レジャークラックウルトラセブン2P目のチムニーズリズリやんけリゾートクラック銭函天狗岳の岩場中央カンテから中央チムニー感想:31年ぶりの訪問。前回は現役4年目の時、甲斐駒の準備山行でアブミに乗りまくった事を覚えている。フリーのラインを何本か。・レジャークラック・リゾートクラック右・ウルトラセブン2P(1p目は上部抜け口のクラックで行き詰まり、中央チムニー側へ)・リゾートクラック左
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2021-7-2 7:30 |
Alaska, Denali, Cassin Ridge
Alaska, Denali, Cassin Ridge(アルパインクライミング/北アメリカ)日程:2021-05-04〜2021-06-20メンバー: kasaisnt nrtk7写真:West Ribを下るセスナWest Rib Cut-offフォレイカーアタック日の朝。風強い。勝利飯。ふくらはぎパンパンあとは雪壁登り。つもりがややいやらしいトラバース。Squirrel Hill登ったあと結構登った。Talkeetnaに帰ると夏でした。Medical Camp(14,000-foot Camp)South Buttress。Cassinへ向かう。5.6のスラブ。ピーク。2回とも他のパーティーはいなかった。5.6のクーロアール。ここが一番むずかったかも。West Ribの最初のクーロアールもバックステップ。氷河上で泊。Denali Passへのトラバースもうちょい。Fixの登り美しい氷河北東フォークCassin Ledge。ギリギリ2人寝られる広さだが意外と快適だった。バックステップしすぎて足痛い。2nd Rock Bandの最初の核心。5.8のピッチはアイゼン赤岩登ってれば問題ない。さようならWest Buttressには無限にルート拓けそうHanging Glacierへ。凄い雰囲気フォレイカーも小さく見える。HCよりフォレイカーCassinを見ながら降りる。疲れる。景色は最高。ヘッドウォール2p目終了点より1stRC核心1p目。Bank Houseの中。Ski Hill Campまたも狭いところで泊。フランシス80°の核心。3rd Rock Bandは右から捲く。あとはひたすら雪壁登り。JC抜けたのは薄暗くなってから。Japanese Couloirへ突入。テンバとデナリ綺麗に色が分かれた岩豪遊。セスナHigh Camp(17,000-foot Camp)ウィンディーコーナーの後。後ろにはフォレイカー。家に帰るまでが登山です。ハンター北壁ピークからのパノラマピーク(へたくそ自撮り)1st Rock Bandへ。クレバス2p目。11,000-foot CampへMCに戻ったらテント埋まりかけてた。2nd Rock Band頭より。カヒルトナピークス&ハンター&フォレイカー結構高度感あるので気は抜けない。デナリ2nd Rock Bandへ。3p目。意外と立ってる。あとちょい。下る。これは北峰。雲海。振り返るここで泊。ひたすらバックステップ。ヘッドウォールへ向かうCassin Ledgeで泊。雲海とHC。アバラッペル。11,000-foot CampWest Ribとりつき。ナイフリッジ。感想:去年デナリ全面入山禁止の報を受けて頓挫したDenali West Rib遠征。遠征が潰れてしばらくはただただショックに打ちひしがれていたが、逆にこれは来年Cassin Ridgeを狙うチャンスなのではないかと思うことにした。転んでもただでは起き上がらぬ。1年あれば十分Cassinを登れるまでに仕上げることができる。そう思い道内の岩や氷を登りまくり、あっという間に出発の日となった。5/4~5/9 アラスカ入り〜準備5/4成田空港にて集合。本当に出発できるのか半信半疑だったが、無事出発。仁川、ロサンゼルスと乗り換えてアンカレッジへ。ロス行きの飛行機では笠井はビールを飲めたらしいが、僕は韓国語で話しかけられ意味不明だったので適当に返事したらただのジュースだった。5/4(現地)ロスでの入国審査はザルだった。コロナが関係しているのだろうか。だだっ広い空港をさまよい歩いてアラスカ航空の出発ゲートへ。またもや適当な検査であっという間にアンカレッジ。アンカレッジについたときにはもう夜中だったので、タクシーで予約していたIngra House Hotelへ。そこから荷物を置いて夜食を食える所を探して徘徊するが、このご時世か、どこも早く閉まってしまい、彷徨った挙げ句コンビニで粗食を買ってホテルで泊。5/5まずは衛生端末を買いにMidtownのアウトドアショップREIへ。inReach miniやらガス缶やらを買う。もう一つのMidtownのアウトドアショップ、AMHも寄った。Downtownに北上し、安くてうまいアラスカの地ビールを買い込み、ピザ屋で夕飯を食う。日本語を勉強しているという同年代くらいの人と会話をした。5/6今日もまったり起床。各自適当に過ごす。夜はDowntownのレストランで豪遊。うまかったが二人で100$くらい使ってしまった。コロナでホテル待機とかあるかと思って入山を13日で申請していたが、そんな必要はなさそうなので、5/10にタルキートナで入山手続きをしてセスナでカヒルトナ氷河へ行くことに計画変更する。レンジャーとセスナ会社にメール送ったらなんとかなった。5/7再度REIへ行ったりして最終チェックしたあとMidtownのwalmartで食料の買い出し。雑炊用のカレールーは、北米でも安く売っているかと思っていたが、普通に日本の3~6倍の値段がする。半分カレー味、他は謎シーズニングで凌ぐことにする。3.5kgで5.5$の恐ろしいハム塊を購入。夜はその激安ハムとレタスをケチャップとマスタードで味付けしてパンで挟んだやつ。今後3日間は全てこれだけで生きた。5/8前日は今日Talkeetna行きのバスを手配して、すべての準備を終わらせてまったりするはずだったが、二日酔いで体調悪く夕方に起きる。駄目人間である。ぜんぶもう遅い。この日は何をしたか記憶にない。5/9Talkeetnaには今日には入っていたいがまだバスが手配できていない。電話使えないので色々な会社へメールを送るが無反応(公営バスはギリギリ期間外)。おまけに勢い余って昼にホテルをチェックアウトしちゃった。大量の荷物を手に、ホテルの駐車場で立ちすくむが、タクシー呼んでDowntownのLog cabin Anchorage visitor centerへ最後の希望を託して向かう。普通の英会話ですら危ういが、センターのおばちゃんの助けを借りて、奇跡的に本日16:30にビジターセンターへ迎えに来てくれるというGo Purple Shuttleという会社のシャトルバスに乗せてもらうことになった。感謝。Talkeetnaへは2~3時間で、バスの運転手さんにTalkeetnaの町を紹介してもらった。本当は僕らが乗るセスナ会社のTalkeetna Air Taxiの無料の宿Bank Houseに降ろしてもらってそこで泊まるつもりだったが、Bank Houseは満員らしく、TATのOffice近くの小屋に泊まらせてもらった。Talkeetnaは本当に小さな村で、数時間で村を全部周れそうな感じ。この日も村の酒屋で地ビールを買って飲んだ。5/10~5/27 入山〜Denali West Buttress アタック5/10 KBC(15:00)=C1僕らの寝ている小屋の前は出発するパーティーの荷物の計量所らしく、7時からずっと人がガヤガヤしていて叩き起こされた。8:30にTalkeetnaの中心のはずれにあるレンジャーのオフィスにて(今はコロナ禍なので正確にはオフィスの庭で)入山者が全員受ける必要のあるオリエンテーションを受ける。ここでDenaliを登るのに必要な許可ナンバー付きのタグや、CMC(排泄物を入れる容器)などを貰う。なお、これらは入山者の多いWest Buttresのみで必要なようだ。その後、再び泊まった小屋に戻り、荷物を整理してからあらかじめ予約していたTalkeetna Air Taxiのオフィスへ向かう。ここで3ガロンのホワイトガソリンとデポ旗を購入し、自分達の荷物を計量してから支払いをする。貴重品とその他荷物はTATに預けられる。荷物は1人56kgまでは追加料金なしだが、まさかの自己申告!僕達がどうしたかは想像にお任せして、13:30にセスナに乗っていざ出発。セスナの乗客は10人程居たが、僕達以外は皆氷河だけの観光客だった。とはいえ、僕達もセスナの窓から見える初の本格的な氷河とあちこちに点在するブッ立ち花崗岩の壁、そして巨大なデナリに興奮する。小1時間ほどのフライトでKahiltna Base CampのLanding Pointへ到着。Mt. Hunter北壁の1200mのブッ立ちがまず視界に飛び込んでくる。Mt. Francisも手頃なブッ立ちがいっぱいあって面白そうだ。Mt. Francisの東コルの向こうには、Denaliの姿も見えた。でけえ。すこし外で景色を楽しんだりしていると、ガスが晴れてMt. Forakerの威風堂々とした佇まいが見えてくる。今回は登らないが、このフォレイカーのどっしりとした姿に見惚れ、次回があれば登りたいと早くも思ったりする。Infinite Spur狙いたい。この日は外で雑炊を作り、下界で食いきれなかったレタス、トマト、例の豚ハム塊をぶち込んだ豪華なものとなった。ブッ立ち、肉、ウイスキー。5/11 C1(9:30)SHC(14:30)=C2 ガス時々雪4時に起きる予定だったが見事に寝坊して7時起き。やれやれ。バジルソーススパゲッティを食べるが米国産穴だらけジップロックにバジルソースを入れたのでバッグの中がオイルまみれになっていた。やれやれ。他のパーティーはもう行ってしまったかと思ったが、意外に同じぐらいの時間に行動開始していた。白夜で24時間明るいのでみんな各々のタイミングで行動している様だ。ソリとタイトロープの慣れない2つの要素を含む氷河歩きは、最初のカヒルトナ本流へのちょっとした下りでは苦戦したが、それ以降の登り基調になると動作面では想像よりは苦戦しなかった。でもお互いのペースに合わせるのは意外と慣れなくて大変だった。ガイド山行っぽい6人パーティーを越したり越されたり、また越したりしつつ、Ski Hill Campまで。暇だったので持ってきたウイスキーを飲み尽くしてしまった。ここから1ヶ月の禁酒が始まる(恐怖)。5/12 C2(9:00)Co3200あたり(17:45-18:00)C2(19:30)=C3 晴11,000-footまで荷上げの予定で出発。調子に乗って一泊分の装備だけ残して他の装備や食料や燃料を全て持つが、延々と続く登り坂にやられる。おまけに昨晩降雪があったのでトレースは消えており、先頭はラッセル。例の6人パーティーや、他のパーティーと交代しつつ行った。Co3000を越えるとなんか息苦しい気がする。振り返るとまるで映画のような景色。Co3200で力尽きたのでデポして来た道戻る。他のパーティーも上まで上げていたり、僕達よりも下でデポしていたりと様々だった。帰りはスキーで来た人が後ろから楽しそうに降りてきて羨ましかった。僕はこの日体調が悪く高山病かと思ったが後から考えるとただの二日酔いだったかもしれない。5/13 C3(9:45)デポ地点(13:45-14:00)11,000-foot Camp(15:30)=C4 晴軽いザックでサクサクと登り、あっという間にデポ地点へ。半分ちょっと回収して11,000-foot Campまで。荷物重いし疲れたし何より標高高くなってきたので、明日は下のデポをこのテンバまで上げたあと、Windy Corner手前まで荷物を少し上げるだけにする。5/14 C4(9:00)Co3200デポ(9:30)C4(11:30-12:00)Co4100(14:00-14:15)C4(16:00)=C5 晴→ガス陽が当たらない時間だと-15℃以下でとても寒い。しかし陽が出ると途端に暑くなり、ベースレイヤーで行動。デポを回収し、Squirrel Hillの上に荷物をデポ。Motorcycle Hillの下りはアンザイレンしたままスタカットでダブルアックスと足で制動しながらソリ下降。5/15 C5=C6 晴14,000-foot Camp(Medical Camp,MC)まで荷上げするつもりだったが、笠井が少し頭が痛いそうなので念の為レストとする。ホゲホゲ。5/16 C6(10:30)Co4100デポ回収(11:30-11:45)14,000-foot Camp(16:00-17:00)C6(18:30)=C7 晴時々ガス 行動中気温5℃くらい朝早いと寒いので今後は遅めに起きて遅めに出ることにする。ほぼ一日中行動できる明るさなので好きな時間に起きられる。Squirrel Hillの上のデポを回収して14,000-foot Campに荷上げ。左手のWest Buttressは無限にルートを拓けそう。Windy CornerのあたりでCo4000を越えてくると、流石に二人共空気の薄さを感じたので、かなりペースを落として登った。このあたりはほとんどのパーティーがアイゼンだったが、結局僕達はスノーシューで全部行った。例の6人パーティーとは行動がよく重なり、密かにズッ友と呼んでいた。MCに荷物をデポし、来た道を戻る。Windy Cornerからの下りとMotorcycle Hillの下りはまたソリ下降。5/17 C7(10:30)14,000-foot Camp(18:00)=C8 晴時々ガス 行動中気温-5~10℃今日もゆっくり起きて出発。Co4000あたりは成田は昨日より楽だったが笠井はまだ少し頭が痛くなるようだ。14,000-foot Campでズッ友の近くにテンバる。雪が堅すぎてほとんど掘れない。フォレイカーとハンターが雲の上から突き出ているのが見える。外で飯作ろうとしたが日没が近づくと急に寒くなってきたのでテントに逃げた。日が沈むとかなり冷え込み、寒すぎてよく眠れなかった。5/18 C8=C9 晴時々曇予報が余りよくないので順応も兼ねてレスト。しかし予報に反して普通に動けそうな天気だった。テントの周りに雪ブロックで要塞を築く。笠井は唯一の暇つぶしの小説を読み尽くしてしまい絶望している。FMラジオが入ったので貸した。5/19 C9=C10 晴→曇時々雪笠井の体調が芳しくないのでレスト。僕は暇なので散歩した。ガスっているときにヘリが近くを飛んでいた。5/20 C10=C11 雪停滞。こんな天気でも登っていくパーティーがいる。こんなにダラダラしていると自分達が何をしに来たか忘れてしまいそうだ。高度4300mでの筋トレはなかなか効く。夜は雪が降り続いた。5/21 C11=C12 雪雪は更に強くなって、入山してから最も悪い天気。交代で雪かきをする。日本から送ってもらっている予報が全く当たらない。雑炊の味が薄くてつらい。5/22 C12(12:00)16,200-foot(15:45-16:00)C13(17:00)=C13 ガス時々晴 行動中気温-13℃起きるとWest Buttressは見える程度の視界。やっと動けると喜んで出発。12人ぐらいのガイドパーティーの大名行列の後ろになってしまったのでちょいちょい待ちながら登る。寒いが上ホロに比べればマシ。Co4700ぐらいからfix。ユマールは持ってきてないのでタイブロックやマイクロトラクションでシコシコ登る。銀河の滝中間部ぐらいの斜度の氷で、fixなければバリエーション初級ルートとしてそれなりに楽しめそう。稜線に出ると視界50気にならない風なので、High Campまで行くのはやめてここに食料等をデポ。fixの下降は大名行列パーティーはユマールかけてロープを掴んでクライムダウンしていて怖そうだった。僕達は懸垂で下降。降りているときに、大名行列パーティーのガイドの一人のお姉さんがタルキートナまでのバスに一緒に乗った人だと判明した。夕食はウインナー入りの久々にうまい雑炊。夜は風が強く寒かった。5/23 C13=C14 晴爆風、停滞。5/24 C14(11:00)16,200-foot(14:00-15:00)MC(16:00-16:45)16,200-foot(19:45-20:00)High Camp(23:30)=C15 快晴雲ひとつない快晴。今日High Campで明日アタックする予定で出発。一昨日と同じように登って16,200-footのRidge Campへ。大名行列を抜いたりしてペースはいい調子。しかしRidge Campで思わぬアクシデント発生。デポしていた食料とJETBOIL本体とCMCが昨日の爆風によって消失。埋めていたが雪面がまるごと削られていた。秀バッグに入れていた成田の食料だけがかろうじて生き残っていた。しばらく辺りを掘ったりして探すが、ない。茫然自失として立ちすくむ。とりあえずMCまで降りてウィスパーライトと燃料と食料を持って再度上がることに。下りの途中でアルファ米4食を拾った。しかし肝心のJETBOILは……。テントに戻って色々確認したところ、幸い食料と燃料は切り詰めたり降りるパーティーから貰ったりすればなんとかなりそうだ。レンジャーテントに行ったらCMCもくれた。RCへの登り返しは荷物が軽いから楽かと思っていたが、精神的なものか、それとも疲労か、かなりヘロヘロになって登った。RCを整地して泊まっても良かったが、日はまだ沈みそうにないのでがんばってHCへ行くことに。ここからは気にならない風。普通に寒いうえに身体が暖まるペースで動けないのでビレイジャケットを着込んで歩く。HCまでの稜線は岩稜で、意外と2年班レベル。コンテで通過し、所々スノーバーが刺さっているのでそれにランナーをかけていった。一箇所fixもあった。雲ひとつない絶景で楽しい所なのだが、とにかく疲労がやばく、笠井は血の味のする?咳をしながら、成田は吐き気を覚えながらおじいちゃん並のペースでヒラヒラになって歩く。最後らへんは二人共一歩ごとに変な声を出しながら何とかHCへ着。大名行列パーティーのテントの近くにブロック軽く積んでテント張って中に倒れ込む。高所で長時間行動するつらさを知った。5/25 C15=C16 晴風が強いので停滞。二人共微妙に頭が痛い。昼頃起きてテンバのブロックを補強。完成間近というところで大名行列の一人にすごい剣幕でテント近すぎるんだよfuck youと口汚く罵られ唖然。なんだこいつと思いながらも揉めるのもだるいので少し遠くにテントを移動。ブロックを積み直しているとそのパーティーの他の人が謝りながら手伝ってくれた。夜は更に風が強まり、ブロックを補強した。5/26 C16(13:00)Denali(18:50-19:00)C17(21:00)=C17 晴時々曇今日を逃すとしばらく悪天予報。9時頃出てみるが風強く即テントに退散。ピークには笠雲がかかっていて厳しそう。これは無理かもねと思いながら12時頃外を見てみると、多少弱まっていたのでDenali Passで引き返し判断として出発。ザイルは不要と判断してザイルハーネス等は置いていった。他のパーティーはほとんど諦めて降りているようだ。Denali Passへの登りは急だがトレースがしっかりついている。所々スノーバーが刺さっているので不安ならピン取れる。デナリパスで風は気にならない程度だったのでピークへ向かう。風は北〜北西で、デナリ北峰には絶えず雲がかかっているが、そのお陰で僕達の進路は時折ガスる程度。しかしなから気温-30℃近くに加えて風があるので身体が冷える。Archdeacons Towerの辺り手前で、ビレイジャケットをテントに忘れた笠井が寒いので下りると言い出し、仕方がないので成田のダウンを貸す。トレースはあちこちにあるが、今日アタックしているのは僕らだけ。この時期にデナリを独り(二人)占めする。なんという贅沢、と言いたいところだが高度や風や気温でそんなことを考える余裕もなくとにかく無心で登る。フットボールフィールドからデナリ頂稜を眺め、「あと少しだ」と呟くが内心まだこんな登るのかと思った。最後の急登を終えてリッジに出たKahiltna Hornにてようやく風を避けられたので一休み。そこにザックを置いて頂上まで百メートル程のナイフリッジを登る。息はすぐに上がるが、立ち止まると身体が冷たいのでひたすら歩く。最後はよくわからない雄叫びを上げ、ピーク。誰もいない。雲海、氷河、山。ハンターも、フォレイカーも、みんな小さく見える。程なくして笠井も山頂に着き、握手を交わす。へたくそな自撮りを撮って、ぼーっと景色を眺めて、叫んで、寒くなったので下りる。下りも無心で歩き続け、しかし緊張は解かずに、ヘロヘロになってHigh Campのテントに転がり込んだ。HCには、僕達と大名行列パーティーしかいなくなっていた。例のガイドのお姉さんが祝ってくれた。彼女等は"Maybe"明日アタックするそうだ。予報は悪そうだが……。結構ギリギリの条件のアタックだった。二人とも頭が痛い。テントの中で火を炊いて、生を感じる。5/27 C17(10:30)MC(15:30)=C18 ホワイトアウト8時頃起きると、テントが積雪で潰されそうになっていた。急いでテントから出て除雪。辺りはホワイトアウトしている。今日から低気圧直撃で天気は悪くなる予報だったが、予想よりも早い。風もあり、この条件でWest Buttressを下るのは微妙だが、今後更に悪くなる予報で、食料もそれをやり過ごす分はないので、頑張って降りるしかない。飯を食って、カシンから降りてきたとき用のデポを埋めて出発。念の為アンザイレンして行く。ほとんど視界のない中、左手の地形を見ながらラッセルして磁石と記憶を頼りにWest Buttressの稜線へ入る。ここから気温-22℃、視界10m、強めの気にならない風の条件で岩稜を下っていく。顔面は即座にビバ上ホロならぬビバデナリ状態になり、氷漬けである。トレースは消えているが時々現れるスノーバーに適宜ピンを取って降りていく。岩が出ていると逆に稜線がわかりやすいので助かる。氷の斜面を慎重にバックステップを交えて降りたり、ホワイトアウトした稜線に目を凝らして境目を見極めたりして、MCへ降りる斜面のFixまでたどり着く。Fixは埋まっており、掘り起こして懸垂。その下の斜面も結構積雪があり、雪崩が怖い斜度なので、最初の4psはスタカットで、その後はコンテで下降。トラバースは避け、できる限り真っ直ぐ降りる。ホワイトアウトしているがしばらく降りると下の方に黒い影が見え始め、やがてそれはテント村と人だとわかり、そこへ向かって降りていく。テント村に到着してようやく安心。みんなまさか今日上から降りてくる人間がいるとは思っていなかったのか、亡霊を見るような目で見られた。話しかけられ、昨日ピークに行ったと言うと驚かれた。デポしたテントは埋まりかけていた。掘り起こし、整地してテントをもう一張張って泊。今日はルームで培った能力を総動員した一日になった。登頂を祝してウインナーとサーモンツナ入りの雑炊に、焼いたベーコンを載せた豪華な夕食を食って腹いっぱいになって寝る。ビールが飲みたい。だがこれからが本番だ。5/28 C18=C19 晴至福のNatural Get Up。なぜか天気がいい。昨日頑張って降りた意味……。昼頃起きてテントの周りに要塞を築く。日本人の単独行者と会って話す。海外の山ではmont-bellは日本人の目印になる。5/29 C19=C20 ガス、強風今日は予報通りガスガスで強風。テントに引きこもる。5/30 C20=C21 晴明日から出発のつもりだったが、6/3から高気圧の予報が一気に変わり低気圧直撃に。これでカシンはほぼ絶望的になった。一気にどん底に突き落とされ、失意の中眠りに就く。5/31 C21=C22 晴一晩落ち着いて考えた結果、一縷の希望を託して6/5まで粘り、その間のちょっとした好天でWest Rib上部も登ることにした。指定された巨大クレバスにCMCの中身をぶん投げに行ったり、散歩してカヒルトナ北東フォークを眺めに行ったりした。タコス雑炊(おいしくない)にマリームを入れるとそこそこ美味くなることが判明した。夜の予報でカシンの可能性はほぼなくなった。6/1 C22=C23 雪僕らは"運悪く"カシンに取り付けないのだと思っていたが、よく考えるとそれは違うのではないかと思い始めた。僕達は"高気圧圏内の確約された数日間の好天"を狙って取り付くつもりでいたが、天気の不安定な、そして読めないアラスカでビッグルートを登るには、そもそも多少の悪天でも臆せず登り、生きて下りてくるという精神力とそれを裏付ける経験か、わずかな好天を長時間行動で動き続け、スピーディーに登り切る圧倒的な体力とスピードのどちらかが必要不可欠なのではないだろうか。つまり、それらを持ち合わせていない僕達は"アルパインクライマー"には程遠い存在であり、カシンリッジを登るには値しない人間だったということだ。そんなことを思っていたら予報が変わりなんか行けそうになった。急いで支度をして寝る。6/2~6/7 West Rib下降〜Cassin Ridge登攀6/2 C23(8:30)West Rib合流(11:30)West Rib上Co4100(18:00-20:00)Northeast Fork上(25:00)=C24 晴しっかりと眠れずに出発。West Rib Cut-Offへの登りには昨日の夜のものと思われる真新しいトレースがあった。トレースのおかげもあり快調にWest Ribへ合流。トレースもWest Ribを下っている。もしかして…。West Ribの下りは最初は200m程の緩い氷の斜面をスクリューでピン取りながらコンテでクライムダウン。その後氷混じりの岩稜。リッジ上を岩角にかかっていた残置シュリンゲでab30m。その下も微妙だったのでアバラコフ直通しでab30mでリッジ東側の安定した雪面に降り立つ。このあたりでトレースとはいつの間にかおさらばしていた。雪面を岩、スノーバー、スクリューでピン取りながらトラバースしてナイフリッジに復帰して下るとまた面倒そうな岩稜。東側の氷の斜面をアバラッペル60mで雪面に下り立ち、クレバスのある雪面をコンテでしばらくトラバース気味に下りると傾斜の落ちた雪のリッジ。所々急だったりヒドンクレハスがあるので一応コンテで下降。Co4100で、意外とペースが早く、West Rib下部のクーロアールをもう少し気温の低い時間で下降したいので時間待ち。テント張って夕飯食って再び出発。しかしここからが長かった。しばらく緩い斜面を下りると急な雪のリッジになったのでひたすらバックステップ。結構下にクーロアールが見えたがそこまではとにかくバックステップで下る。足が疲れる。一応コンテでピン取りながら行った。クーロアールはWest Ribの核心だと思っていて、ひたすらアバラッペルだと思っていたが、何かただの雪の斜面になっていて全部クライムダウンで下降。所によっては前向いてすら下りられた。しかし一生分したんじゃないかと思う程バックステップして、足の疲労が半端じゃない。ヘロヘロになってNortheast Forkに降り立つ。薄暗くなってしまったが、カヒルトナノッチの下のあたりがギリ安全そうに見えたのでそこに泊。アプローチで既にヘロヘロである。6/5 C24(10:30)Japanese Couloir取り付き(12:30-13:30)Cassin Ledge(24:30)=C25 晴時々雪前日の疲れがあまり取れていない。脚の色々なところが痛い。予報も芳しくない。とりあえずサクッとCassin Ledgeまで行ってしまおうと出発。2時間ほどデカいクレバスの開いた氷河歩きでJapanese Couloir下のベルグシュルントまで行って登攀準備。West Rib Cut-OffのトレースがWest Rib側壁のズタズタ氷河を下降してCassin Ridgeに取り付いていた。そんなのありかよ。ということで以降だいたいトレースがあった。クーロアール内は支点はスクリュー、アバラコフ、カムナッツ等でいくらでもとれる。Japanese Couloir1p目 50m 成田 ベルグシュルント越えが意外と難しくトップは空身で越えてすぐ上で吊り上げた。その後は50°くらいの氷。氷質は層雲峡風。2p目 55m 笠井 50°くらいの氷だが、重荷のせいか、昨日の疲れか、ふくらはぎが一瞬でパンプする。下部はタイブロックコンテでサクッと登るつもりだったが、とにかく疲れるのでスタカットで登ることにする。3p目 55m 成田 狭めのクーロアールに突入。トポだと50°になっていたが、1箇所70~80°ぐらいのところがあった。高度と重荷と疲れで北海道で登るより遥かに疲れる。4p目 55m 笠井 傾斜の緩い雪〜氷で傾斜の強い氷の下まで。雪が時折降ってチリ雪崩が上から降ってくるようになる。5p目 50m 成田 クーロアールの核心ピッチ。岩と氷のミックスを少し登った後、80°の氷。普段ならこの斜度は余裕で登れるが、重荷やら疲れやら高度やらで一瞬でふくらはぎがパンプして息ゼーゼーで抜けた。北海道でWI5+を登るのより疲れた。このピッチを登っている最中にWest Ribの側壁で物凄い雪崩が起きた。ひえ〜。6p目 120m 笠井 しばらく簡単そうに見え、時間も結構かかっているので2.5p分程マイクロトラクションコンテで登った。50°ぐらいの氷と雪。7p目 100m 成田 ここもマイクロトラクションコンテで2p分つなげた。60°くらいの氷〜雪。ナイフリッジに出るが支点取れなかったのでリッジを少し行ってCassin Ledgeの横の岩角まで。想像より遥かに時間がかかり、疲れた。傾斜から判断して楽勝かと思っていたが甘かった。重荷を背負って傾斜の緩い硬い氷をひたすら登るのは結構な重労働だった。ヘトヘトでCassin Ledgeへ転がり込む。ここは大人二人がちょうど横になれる岩棚だが、整地しなければテントは張れなさそう。クラックから支点作ってセルフとり、岩棚の雪やら氷を削り、テントを張って飯食って結局寝たのは27時過ぎ。アヒアヒ。6/4 C25(13:00)Crux Gully終了(15:30)Hanging Glacier Bivy(18:00)=C26 晴2日間の行動で大分疲れたのでゆっくり起きる。よく寝たので身体の調子がいい。昨日の反省を活かしてトップのザックは軽くする。コンテで岩と雪と氷のミックスを登り、5.8のCrux Gullyの取り付き。ここは成田リードで登る。アイゼン赤岩?〜?級程度でそこまで難しくないがチムニーっぽいのでザックが引っかかってうざかった。その後は笠井がトップでコンテでKnife-Edge Ridgeを7p分ぐらい。たまにスノーバーやスクリューでピン取れたが、基本的にあんまり取れない。ここはトレースのお陰で大分楽させてもらった。これが終わるとルート中随一の快適テンバHanging Glacier Bivy。先行パーティーはここで泊まった様だ(ちなみにこのパーティーの泊まった痕跡はここにしかなかった。強い……)。僕達もここで泊。6/5 C26(6:30)1st Rock Band突入(8:30)2nd Rock Band突入(16:00)Triangular-shaped roof下(20:30)=C27 晴→雪笠井トップでコンテで出発。Hanging GlacierのOverhanging serac wallは一箇所繋がっているところがあったので大分楽に越えられた(マイクロトラクションコンテ)。その後雪面登ってコンテのまま1st Rock Bandへ突入。1st Rock Band簡単な岩と氷と雪のミックスをマイクロトラクションコンテで2~3p分登り、傾斜の強くなった70°mixedのところでスタカットに切り替える。1p目 50m 成田 岩と氷のミックスを登り、右側壁の残置ハーケンのあるクラックを一段乗っ越して緩い氷の斜面に上がる。そのまま15m登って再び岩と氷のミックスを登り狭いクーロアールに入り、そこの岩を使ってビレー。2p目 50m 笠井 クーロアールを15m程登り、緩いミックスを登った後、立ったチムニーを越えて岩でビレー。3p目 50m 成田 雪面を20m程登ってもう何もないかと思ったら立った岩が出てきた。意外と難しめの岩を10mほど登って緩い雪壁になるところでビレー。その後は簡単な岩混じりの雪壁だったので笠井トップで再びコンテ。リッジに出てしばらくそのまま進み、コンテのまま2nd Rock Bandへ突入。2nd Rock Band簡単な?岩と氷と雪のミックスをまたもやマイクロトラクションコンテで2p分登り、70°mixedの傾斜が強くなってきたところでスタカットに。成田リードで70°mixed、というより、ほとんど岩の5.6ぐらいを50m程で傾斜の緩いところでビレー。意外と登りごたえがあった。笠井がザイル引きずってTriangular-shaped roof下の岩棚のBivyまで。天気、時間、Bivyがいい感じなことからここで泊まることに。クラックから支点作り、またも雪やら氷を削ってテント一張分のスペースを作って泊。変なところに泊まるのも慣れてきた。6/6 C27(7:45)2nd Rock Band上(10:45-11:15)3rd Rock Band上?(15:00)Co5400(18:00)=C28 晴 気温朝-20℃夕方-5℃次の2pは5.6のピッチなので、テンバの支点でビレーしてスタカットで出発。1p目 55m 笠井 5.6 雪壁のトラバース〜登りから、短いスラブを登り再び右トラバースで岩でビレー。2p目 50m 成田 5.6 頭上のクーロアールに入る。スラブ〜緩い氷を登って意外と難しい立った岩をのっこし、雪壁から最後の簡単な岩を越えて2nd Rock Bandの頭に出て岩でビレー。5.8のピッチよりここのほうが難しく感じた。これで技術的な核心は終了し、ここからコンテで3rd Rock Bandを巻く雪のトラバース〜クーロアールを登るのだが、よくわからなくなかったのですぐにあった雪のクーロアールを見てみる。しかしその下部は岩でちゃんとクライミングしなければ登れなさそう。もっとトラバースするのかと右の方を見てみるが、流石に巻きすぎだろうということで、最初のクーロアールを行くことに。左の雪壁から岩と氷の3級ぐらいのトラバース1pで突入し、その後はコンテで雪壁を登り3rd Rock Bandを巻いた。巻き終わった右の広い雪壁にトレースがあり、結局もっと大きく巻くのが正解だったようだ。コンテで進んでトレースに合流し、リッジに出て次の岩を左の雪壁から大きく巻いた後、ナイフリッジを行ったところで一休み。以降はザイルがただ重いだけで意味なさそうなのでしまった。その後は岩や雪のリッジをひたすら登る。が、高度の影響で、二人共笑っちゃうぐらいゆっくりとしか登ることができない。アヒアヒになりながら登り、Co5400のボルダーのそばにここに泊まってくださいと言わんばかりのテント一張分の平坦地があったので喜んで泊まる。6/7 C28(7:00)Summit(10:45-11:00)HC(13:00-13:30)MC(15:00)=C29 晴気温-31℃。さむい!急なリッジを登り、その後岩混じりの斜面を縫うようにして登る。ペースは昨日よりはマシだがそれでも数歩ごとに呼吸を整えなければいけない。わかってはいたが全装で6000mを越えるのはしんどい。デナリを“のっこし”た先輩方の偉大さを感じながら登る。岩混じりの斜面を登り終え、リッジに上がると後は雪面をひたすら(に感じるが多分距離は大したことない)登ってカヒルトナホーンに出る。ここにザックを置き、ピークに空身でポン。堅い握手を交わす。なんと今日も誰もいないピークだった。風があって寒いので写真撮ってピークを後にする。フットボールフィールドで休憩して、HCまで下る。前に来たときよりトレースが明瞭になっていて、まるで登山道のようになっていた。でもデナリパスへのトラバースはグズグズの風成雪で覆われていてちょっと状態悪かった。HCでなんとかデポを掘り当てて、MC目指し再び下る。West Buttressもトレース明瞭で、急な斜面には親切にカッティングも施されていて全部前を向いてサクサク下りられた。Fixをスルスル下りて後は長い斜面をひたすら下りてMCへ帰還。MCのテントは更に増えていて、本当に村のようだ。僕達は多分最古参だろう。肉と雑炊を食って久々の平らな大地で寝る。6/8 C29=C30 曇時々雪MCでまったりと身体を癒す。安全テンバで時間を気にせず横たわれる喜びをかみしめる。6/9~6/11 下山6/9 C30(14:00)Ski Hill Camp(21:30)=C31 曇→吹雪まったりと出発。ソリの下りは想像通りコントロールが難しく腹立たしい。スキーヤーに華麗に追い抜かれていく。ウィンディーコーナーのあたりで風が出てきて、11,000-foot campから下りているあたりで吹雪になり、ほぼホワイトアウト。デポ旗やトレースを見失いこのまま進めるのも微妙なので整地して泊まろうとしたら、後ろからスキー集団がやってきた。俺達についてこい的な感じになり、ずりずりと後ろを歩いてSki Hill Campに何とか着。6/10 C31(12:00)Kahiltna Base Camp(15:30)=C32 曇時々雪氷河は来たときよりもクレバス開き気味になっていて、トレースを行くが時折ズボズボはまりながらKBCまで。Mt. フランシスに向かって、白石さん達に黙祷を捧げる。フランシスからは、常に石やら雪やらが崩れ落ちる音がしていて、近寄り難い雰囲気だった。BCマネージャーのお姉さんは僕達のことを覚えていてくれた。他パーティーの人に日本人でカシンリッジを登ったと言うと「Are you Girigiri Boys?」と聞かれた。流石に畏れ多い。セスナが来るのを待つが、今日は先に着いたパーティーが飛び立っていったのが最後で僕達は明日の朝飛ぶことになった。余った食料で豪華な食事を食う。6/11 C32(9:40)タルキートナハンター北壁を眺めながらセスナを待つ。垂直だけの冒険にはあまり興味がなかった僕だが、この壁とそこを走る無数の氷の線を見ているうちに、だんだんと登りたくなってきてしまった。楽しそうだ……。程なくしてセスナが到着し、乗り込む。セスナが飛び立ち、無数の名もなきブッ立ちをかすめて、岩と氷だけの世界から遠ざかっていく。氷河はやがて大河となり、モノクロの世界に緑が加わって生命の息吹を感じ始める。タルキートナに降り立つと、初夏となっていた。新緑が目に眩しい。僕達の長い冬が終わった。レンジャーステーションに行ってチェックアウトをする。CMCを返却して軽く質問を受けた。CMCを一つ失くした旨を伝えると、150$請求された。高え。TATのBank Houseに荷物を移動し、1ヶ月ぶりのシャワーを浴びる。Bank Houseは、セキュリティもなにもない一軒家で、勝手に何日でもいられそうだ(決まりとしては一回のフライトで2泊らしい)。世界中の登山者の足跡が残されており、本棚には大量の日本語の本が置いてあった。植村直己が泊まったというモーテル兼レストランLatitude 62にて豪勢な食事。勿論、1ヶ月ぶりのビールも。五臓六腑に染み渡った。Bank Houseに戻って、ビール飲んでつまみを食いながら本を読み耽り、いつの間にか眠りに落ちていた。6/12タルキートナ歴史博物館へ行く。タルキートナとその開拓の歴史や、アラスカ鉄道の説明などがあるが、デナリの登山博物館がやはり最も興味深かった。植村直己を偲ぶコーナーもあり、時代や国を超えて愛され続ける彼の偉大さを改めて実感した。夜はMountain High Pizzaというピザ屋。流石に豪遊しすぎたので、以後自炊とする。Bank Houseに戻るとひたすら本を読んだ。官能小説も見つけた。6/13タルキートナは、入山前は閑散としていたが、今は避暑地のような感じなのか観光客で賑わっていた。適当に散歩して、緑を楽しんだ後、アンカレッジへ向かう。行きも利用したバスGo Purple Shuttleに来てもらった。Qupqugiaq Innという怪しい雰囲気のホテルに泊。Qupqugiaqとはアラスカの民話に出てくる十本脚の熊だそうだ。Walmartで飯を買ってビール飲んで寝る。6/14各自適当に散歩。宿泊費をカードで払おうとしたらエラーで払えなかった(笠井はカード忘れたので持ってない)。手持ちの現金も足りず、フロントのおばちゃんに凄い剣幕で話しまくられ(8割方関係なさそうな話だったがよく理解できなかった)、結構絶体絶命になり、最悪有り金かき集めて二泊分の金を払って宿を出てどこかで野宿をするかと思ったが、カード会社に電話できて事なきを得た。6/15フロントのおばちゃんは何事もなかったかのようにフレンドリーになっていた。在アンカレッジ領事事務所に行って陰性証明書を出してくれる医療機関を聞いた。医師のサイン貰えればOKっぽいので、近くの図書館でVisit Healthcareという団体が無料でやっている検査を受けることにした。その後は各自適当に行動。僕はCoastal Trailという海沿いの遊歩道を散歩した。いい景色だった。Anchorageは自然と町のバランスが丁度よくて住みやすそうだ。6/16図書館で検査を受けた。結果は翌日メールで来るらしい。その後ダウンタウンに行き、アンカレッジ博物館を見学してから土産を買った。6/17ホテルをチェックアウトして、タクシーで空港へ向かう。出発は翌早朝4時なので、空港の椅子でダベる。PCRの検査結果が、笠井は15時頃届いたが、僕は中々来ず、このままだと出発に間に合わないと焦ったが、24時ぐらいに届いて一安心。空港では無料でコロナワクチンを打てたらしい。6/18シアトル・タコマ空港で、仁川行きの飛行機に乗り換え。陰性証明書の提示を求められ、果たしてこの無料で手に入れた手書き陰性証明書で大丈夫なのだろうかと今更不安になるが大丈夫だった。このときに日本政府の位置情報確認アプリとかもインストールさせられた。機内では今度は無事ビールが飲めた。6/19夕方に仁川国際空港着。成田行きの飛行機は翌朝発なので、仁川でひたすら時間を潰すことになる。このご時世なので多分韓国に一時入国とかもできなさそうだ(多分)。仁川国際空港は乗り換えの多い空港なので、乗り換え客用の設備は充実している。くつろげる椅子で本を読んだり寝たりして気がつけば朝だった。本当は無料シャワーとかもあるらしいが今は閉鎖されていた。6/20機内で誓約書とかなんか色々書かされた。昼に成田着。今回仁川、ロス、アンカレッジ、シアトルと色々な空港に行ったが、成田の到着ロビーはなんか殺伐として空気が死んでいる。ウェルカムムードはゼロ。まあ当然か。必要書類を確認され、唾液を採取され、スマホに入れた位置情報確認のアプリとかの説明を受けて設定し、検査結果が出るのを待ち、数十分ほどで結果が出て陰性だったのでようやく入国。公共交通機関は使えないので二人共親に迎えに来てもらい、解散。二人とも初の海外、高所登山だったが、目標のルートを登ることができた。これまでのクライミングの経験をフルに発揮して、デカい山でクライミングすることができ、とてもいい経験ができた。しかし今回の成功は、運よく天気がちょうどいいタイミングである程度の日数で持ってくれたおかげであることも否めない。体力とスピードがもっとあれば、もっと短い日数で素早く登ることができる。そしてそれはわずかな間の好天もチャンスに出来ることを意味する。とにかく複数日長時間動き続ける経験と能力がまだまだ足りなかった。(僕たちの数日後に女性がソロでスキー担いで14時間でカシン完登したらしい。トップクライマーとの実力の差を思い知らされた。)今回の遠征で、自分たちの実力が世界でどれだけ通用するのか、また、何が足りないのか、これからどういうトレーニングをすればいいのか、ということを、強烈な実感を伴って学ぶことができた。とりあえずまた道内でトレーニングして、金が貯まったらどっか行きたい。ルートの感想West Buttress: アイゼン歩行に慣れていれば問題なし。変な天気で突っ込まなければ大抵他のパーティーがいたりトレースがあったりする。West Rib: 舐めていたが登ったら割と楽しめそう。去年の利尻の簡単めな稜(東稜、東北稜、長浜ダイレクト等)ぐらいのレベルか。スクリューが予想より遥かに使えた。Cassin Ridge: 銀河の滝×2.5〜赤岩の?~?級〜OP尾根〜上ホロ正面壁のクーロアール×3〜上ホロ北西稜、という感じ。技術的には特に難しくないがとにかく体力が必要。上ホロ、層雲峡、利尻等で長時間行動を複数日続ける準山をやったほうがいい。悪天に捕まると降りることすらできなくなるので、天気判断は重要。ただしルーファイは難しくないのでガスっている程度であれば行動可。核心は天気と体力なので、素早く抜けられるパーティーであればあるほど、チャンスが多くかつ安全。プロテクションは岩と氷でほぼどこでも取れる。アプローチは北東フォークとWest Rib下降があり、今回はWest Ribを下降した。北東フォークは入り口やWest Rib取り付き下流付近はかなりズタズタで大変そう。また、今回北東フォークの近くにいた数日間だけでも、かなりヤバい雪崩を何度も目撃した。この谷に降雪中または後に入ると高確率で死ぬのは間違いない。West Rib下降は、そういう運要素はなくなるが、延々と続くバックステップが結構しんどい。懸垂するほどの斜度ではないが、お気楽にほいほい下れるような斜度でもなく、気を抜けず精神的にも疲れる。どちらも一長一短でどちらがいいかは一概には言い切れない。カシンを1~2日で登る強いパーティーだったらWest Rib下降のほうがリスクは少ないだろう。装備靴は成田はスパンティーク、笠井はベガ手袋はMCまではホームセンターのネオプレーン手袋とテムレスで行けた。Co5000あたりからはニトリルゴム手袋+ウール手袋+オーバー手。カシンの時は五本指オーバー手でピーク行けた。衣類は上はfinetrackドライレイヤー、finetrackメリノスピン、mont-bellのULサーマラップ、finetrackエバーブレスアクロ、mont-bellフラットアイアンパーカ、実家にあったmont-bellのダウン下はfinetrackドライレイヤー、メリノウールのタイツ(どこのか忘れた)、finetrackのフリースパンツ、mont-bellのULサーマラップ、finetrackエバーブレスアクロピーク登頂時はこれらを全部着た。イメージとしては上下とも上ホロ+1枚。寝袋はISUKAのAir+810。MCではテント1人1つで寝たが、たまに寒い時があった。カシンでは気温の低い時間に行動して昼間寝るスタイルにすれば寝袋軽いのでも行けるかも、と思った。テントはmont-bellステラリッジ2人用×2。WBアタック時とカシンでは1つはMCにデポして1つだけ持っていった。これしか持っていなかったのでこれで行ったが、カシンではもっと軽いシングルウォールテントをお勧めします。ストーブはMSRウィスパーライトインターナショナル。燃料はホワイトガソリン3ガロン。本当はWBアタックとカシンの時はJETBOILのつもりだったが、紛失したので全部ウィスパーライトで行った。食料は朝ラーメン(茹でずにお湯で戻した)+マッシュポテト、夜雑炊、行動食ビスケットピーナッツレーズンチョコレートorクリフバーWBアタックとCassinの時は朝ラーメン+マッシュポテト、夜α米+フリーズドライ+ラーメン。アックスは2人ともPetzl Quark×2。アイゼンはPetzl LYNX。衛星端末としてinReach Mini。札幌の現役にMountain Weather Forecastの天気予報を送ってもらった。が、当たらないことも多々あるので気圧配置なども送ってもらった方がいいかも。
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2021-6-27 12:50 |
シシャモナイ海岸/憩いの散歩道
シシャモナイ海岸/憩いの散歩道(アルパインクライミング/積丹・ニセコ・羊蹄山)日程:2021-06-27(日帰り)メンバー: saito1987 Yanke1987コースタイム:写真:憩いの散歩道1p目のリッジ状3p目積丹ブルーをバックに高度を上げるへつりの核心部登攀終了し尾根の上へ核心部抜けて振り返るまたきた灼熱の海岸シシャモナイ大滝海岸をへつりきって左のスカイラインが「憩いの散歩道」反対側の海岸に降りるへの字ハングとカモメの親分兵隊岩とジュウボウ岬2p目感想:やんけ部長に付き合ってもらい、3度目の正直でトレース。「憩いの・・」ルート名とは裏腹にワイルドなマルチピッチ(7p)。取り付きまでのへつりの印象が強烈。泳ぎも可?残置支点はほぼ無し。浮石の処理も含めて総合力が試される良いルート。それにしても熱中症がやばかったな。
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2021-6-27 2:16 |
千代志別川左股〜雄冬山〜アカイワ川
千代志別川左股〜雄冬山〜アカイワ川(沢登り/増毛・樺戸)日程:2021-06-26(日帰り)メンバー: mizushu2016コースタイム:写真:浜益御殿と浜益岳大変だった所アカイワ川の滝2段の滝終わりピーク千代志別の河口が見える海ご飯函入口感想:・千代志別川左股右股の方が滝が多くて楽しい。函が唯一のお楽しみポイントだが一瞬なのでどうしても雄冬に沢から登りたいという人以外は微妙だと思う。Co700はどちらに進もうが藪は大変っぽい。・アカイワ川下降沢として面倒な所もなく良い感じだが、行きつくまでが大変。藪漕ぎ準山したいならいいかも。実は初めての単独行(泊まり)。藪の長い所を選ぶべきではなかったと後悔したが、天気が良かったので救われた。夏を感じる良い山行だった。
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2021-6-26 2:17 |
シシャモナイ 西の河原西壁スラブルート
シシャモナイ 西の河原西壁スラブルート(アルパインクライミング/積丹・ニセコ・羊蹄山)日程:2021-06-26(日帰り)メンバー: nikonikoaokazu TnkYutaro2019 Mt-sunnyコースタイム:写真:3p目4p目終了点でリッジから登ってきたフォローを見下ろす。3p目終了点1p目出だし2p目出だしジュウボウ岬感想:シシャモナイは景色がよくて本当に気持ちがいい。青い海、遠くの崖の草が青々と風になびいていて、いろんな鳥が自由に飛んでいる。
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2021-6-25 12:59 |
S峡発電所エリア&石垣山
S峡発電所エリア&石垣山(フリークライミング/大雪山)日程:2021-06-24(日帰り)メンバー: Nakagawa2019コースタイム:写真:「頭ならびに腹」Onsight!「ベスピュラ」RP感想:「頭ならびに腹」。適度なランナウト。登り切れば安住の地。これは目指すべき人生のカタチか(適当)。
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2021-6-21 10:23 |
層雲峡 天狗の挽臼/ ロングナイト
層雲峡 天狗の挽臼/ ロングナイト(フリークライミング/北海道)日程:2021-06-19(日帰り)メンバー: sy2017写真:感想:ロングナイト 12b石狩川、層雲峡渓谷をバックに登る素晴らしいロケーション。ルート長30m、キャメ0.4〜0.5番サイズが延々続く美しいフィンガークラック。杉野保氏OS初登の伝説?のクラック。ただの一般人でも登れました。
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