One Day Hike・ 2006年10月21日 (土)
第53回OneDay里山Hike 笹子雁ガ腹摺山の報告
平成18年8月19日
参加者:坂野、大井、八木橋夫妻、木村
東京支部岳友:井上
コース
大菩薩嶺の近辺には雁ガ腹摺山という名の山が三つある。したがって千三百五十七.七米のこの山は笹子峠の尾根筋にあり笹子雁ガ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)と呼ばれている。笹子峠は往時の甲州街道が越えて
いた郷愁のある峠である。中央線は新宿から多摩川水系を伝い小仏隧道を抜けて相模川水系に入り笹子隧道を抜けて富士川水系に出る。笹子峠への道は現在、甲州街道峠道と言われているらしい。
ともあれ、この山へはJR甲斐大和駅から入るのがよい。峠道のトンネルの手前までは舗装道路なのでタクシーを利用した方が良かろう。トンネルの入口の右側の藪を少し登れば峠まで踏跡がある。峠から急勾配の尾根
道を行けば巻き道もあり最後に百米ほど登れば頂上である。三ツ峠から金峰山までの眺望が開けている。
下りは南南東に続く尾根道を行けば国道に下り着き、笹子駅まで二キロ程である。
その日のこと
八月十九日、盛夏であるが尾根筋は千米を超えるので、少しは涼しいとみての計画だったが峠までは舗装がかなり整備されて居ることが分かった。東京電力が手入れをしているらしい。猛暑の舗道を歩く手もない。駅
前からタクシーを呼んだ。坂野、大井、八木橋夫妻、井上さんを合わせて六名。
峠からの尾根道は取り付は急だが後は単調。十五分ほどで二つに分かれる。右手の巻き道を行く。風通しはよくないが高低差は余りない。最後を登りきると展望は結構ひらける。左手の三ツ峠山山頂のアンテナ塔が見つかると、右へ遠望すれば御坂の黒岳から、茅ケ岳、黒富士、金峰山まで次々と分かってきた。黒富士は以前にこのハイクでのぼった山である。
下り尾根道も明瞭。標高差は六百二十三米あるので途中で二、三度休み、月末には神谷君のケルンを積みにゆくと言うトッタベツのカールの話や八木橋君に大村君への言付けなど日高の話がひとしきり。今日は甲斐大和駅から山を越えてひと駅東京に近い笹子駅に出た訳で汽車賃は九十円安いので時給三十円のアルバイトだったという人などあり。ともあれ、八木橋夫妻は笹子に車を置いて甲斐大和まで汽車で来たと言う。この車で大月まで乗せて貰うことになった。里山ハイクの場合はこれも便利な方法である。
昔語りも、もう十四回になったが未だ続けていこうと思っている。
所要時間:トンネル入口から国道まで三時間半
正味歩行:二時間半
大菩薩嶺の近辺には雁ガ腹摺山という名の山が三つある。したがって千三百五十七.七米のこの山は笹子峠の尾根筋にあり笹子雁ガ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)と呼ばれている。笹子峠は往時の甲州街道が越えて
いた郷愁のある峠である。中央線は新宿から多摩川水系を伝い小仏隧道を抜けて相模川水系に入り笹子隧道を抜けて富士川水系に出る。笹子峠への道は現在、甲州街道峠道と言われているらしい。
ともあれ、この山へはJR甲斐大和駅から入るのがよい。峠道のトンネルの手前までは舗装道路なのでタクシーを利用した方が良かろう。トンネルの入口の右側の藪を少し登れば峠まで踏跡がある。峠から急勾配の尾根
道を行けば巻き道もあり最後に百米ほど登れば頂上である。三ツ峠から金峰山までの眺望が開けている。
下りは南南東に続く尾根道を行けば国道に下り着き、笹子駅まで二キロ程である。
その日のこと
八月十九日、盛夏であるが尾根筋は千米を超えるので、少しは涼しいとみての計画だったが峠までは舗装がかなり整備されて居ることが分かった。東京電力が手入れをしているらしい。猛暑の舗道を歩く手もない。駅
前からタクシーを呼んだ。坂野、大井、八木橋夫妻、井上さんを合わせて六名。
峠からの尾根道は取り付は急だが後は単調。十五分ほどで二つに分かれる。右手の巻き道を行く。風通しはよくないが高低差は余りない。最後を登りきると展望は結構ひらける。左手の三ツ峠山山頂のアンテナ塔が見つかると、右へ遠望すれば御坂の黒岳から、茅ケ岳、黒富士、金峰山まで次々と分かってきた。黒富士は以前にこのハイクでのぼった山である。
下り尾根道も明瞭。標高差は六百二十三米あるので途中で二、三度休み、月末には神谷君のケルンを積みにゆくと言うトッタベツのカールの話や八木橋君に大村君への言付けなど日高の話がひとしきり。今日は甲斐大和駅から山を越えてひと駅東京に近い笹子駅に出た訳で汽車賃は九十円安いので時給三十円のアルバイトだったという人などあり。ともあれ、八木橋夫妻は笹子に車を置いて甲斐大和まで汽車で来たと言う。この車で大月まで乗せて貰うことになった。里山ハイクの場合はこれも便利な方法である。
昔語りも、もう十四回になったが未だ続けていこうと思っている。
所要時間:トンネル入口から国道まで三時間半
正味歩行:二時間半
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