OBの山行記録・ 2007年12月24日 (月)
【札幌近郊】手稲山南壁登攀
【年月日】2007.12.24
【メンバ】齋藤清克(87)、石川やんけ(87)
【時 間】:W-V岩壁基部(10:00)中央カンテ右側の凹角登攀(10:30〜12:30)尾根上(14:00)終日小雪時々晴れ、気温-5℃。
【記録】:
手稲山南斜面にはWーI〜Vと呼ばれる岩壁群が西側からほぼ同標高上に並んでいて、中で最も大きい岩壁がWーVのようだ。標高差60m〜80m、中央にあるカンテが良く目立つ。無雪期はこの中央カンテ周辺が岩も硬くて快調そう。クラックとチムニーのラインが数本縦に走っているが、あまり登られていないようだ。今回は中央カンテのさらに東側にある広い凹角の右側のラインを登った(古い「北海道の山と谷」には右下チムニーとあった)。クロモリのハーケン8枚、キャメロット#0.5、#0.75各1、肉厚アイスハーケン1枚使用。中間部は人工登攀に終始した。残置ハーケンが2,3見られたが、いずれも根元から腐りかけていた。1ピッチ25m伸ばし、岩壁中段の立ち木でビレイ。その上部は緩傾斜の雪の斜面と3級上のフェイスが20〜30mほどつづいていた。今回はセカンドの石川ヤンケが山スキー兼用靴で挑んだが、取り付きからすぐに腕力を消耗してギブアップ。再びルート上を懸垂下降して終了した。
積雪期のアプローチはテイネハイランドスキー場のパノラマ1号リフトの中間付近からトラバースして岩壁上の尾根に出るのが良いと思う。
写真1 中央カンテ上部
写真2 凹角を抜けた上部壁
写真3 凹角核心部 下降時に撮影
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コメント一覧
米山
投稿日時 2007-12-27 20:10
三連休でも一日しか都合が付かないことは結構ある。そういうときに、ここはいいね。
やんけ
投稿日時 2007-12-27 17:57
当初ピンネシリでたき火&スキーという計画だったのですが、数々の不幸が重なりこの計画になってしまいました。全く登れなかったのは不本意ですが、アプローチでのツボ足胸ラッセルと本チャンぽい緊張感を味わうことができ、それなりに充実した1日でした。しかし、斉藤はいくつになっても登れるね・・・