OBの山行記録・ 2008年2月12日 (火)
【北日高】十勝幌尻岳〜札内岳/田戸岡99
【ルート】ノルマル
【年月日】2008.02.09-11(3-0)
【メンバー】田戸岡尚樹(’99年入部)
毎年恒例(?)の「サラリーマンの山ごもり」ですが,今年は日高に行ってきました。
予定していたエサオマンはカットしましたが,もうお腹一杯に満足して帰って来ました。
これであと一年間はまじめなサラリーマンを続けられます。。。
写真はこれから現像に出しに行きますがポジなので週末くらいになります。
以下,簡易版にまとめた記録です。
2/8 仕事終了(17:40)〜最終人家(21:40)
仕事を終えて,一路最終人家へ。
2/9 快晴 C0(6:00)〜尾根取付(6:50)〜十勝幌尻岳(14:50)C1
林道には重機のクローラの轍がありnoラッセル。尾根は最初は楽勝かと思いきや,やはりそんなに甘くなくラッセルが入ってくる。鹿トレースをうまく使いつつ,予定よりけっこう時間がかかりつつ・1472へ。この先はラッセルは軽くなるも,ブッシュやプチ雪庇にシュカブラ段差で結構きつい。ピーク手前くらいでスノーシューにアイゼンを着ける。ピークはかなり噂どおり景色が良い。一段下ろしたら絶好のイグルー適地。時間無いので手抜きでがつがつ作ってたら逆に時間がかかってしまった。でもなんとか二時間弱で日没前には完成。
2/10 快晴 C1(7:10)〜・1710(9:00)〜札内岳(13:00/25)〜Co1550(16:15)C2
下りはなんにもなく快調にぐいぐい歩ける。しかし体調不良。そのわりには・1710までは予定よりも早いペースだったり。ここからの下りが傾斜があって白いので少し怖い。・1586手前では岩稜みたいのがあったりするが,なんでもない。スキーならちょっと処理がめんどいかも。とにかくこの東西稜線はアップダウンが多いしブッシュも多くて消耗する。そしてピークまで最後の標高差300mの登りは傾斜がありきつい。スノーシューで行くには高度感があるが,アイゼンでは埋まりまくってまともに歩けないと思う。最後,ちょっとだけピッケルを出す。ピークでは,日高の全てに東大雪から十勝まで全てが見渡せた。めずらしくピークに長居して浸る。そして札内川に向かってカメラーデンリートを歌う。普段はあんまり意識したことはないけど,この時は自然と歌が口から出た。
本当は,アタックしてもしなくても予定通りピーク付近でイグルーを作るつもりだったけど,ムリしてまで行くこともないのでカットして下ろせる所まで下ろすことにする。下山ということで甘く見ていたが,下りの尾根もなかなか侮れなかった。ブッシュに雪庇に岩だったり。そして登り返しもたったの100mラッセルなのに厳しい。無理やり下ろした感もあるけど予定C3でC2。タンネがあってとても良い天場。
2/11 晴れ C2(7:05)〜尾根末端(8:00)〜トッタベツヒュッテ(10:15/25)〜最終人家(11:45)
下りの尾根は上部はなまら快調にぐんぐん高度を下げれるが,下部はやはりラッセル。伐採のブル道が何度も横切っているのも不快調だし,雪の下のブッシュにひっかかって数回コケたりもする。でも意外と早く沢に下りれた。しばらくは沢沿いのブッシュとラッセルで喘ぎながら進んで林道へ乗る。ここでスキーのトレースが出現。林道途中で例のクローラの轍が出てきて,あとはザックの重さと戦いながらひたすら歩いて下山。ほかの車が2台止まっていた。
下山後は脇目もふらずに一路はげ天へ。じつに3年以上ぶり。OBとはいえ一杯で済ませるわけではいかないプレッシャーがあり,天丼と豚丼のダブルオーダー。やっぱしどっちも最高にうまい。ノート書いて,昔のをぱらぱら読んで,少しデポして帰旭。サラリーマンの山ごもりは今年も無事に終えられた。
今回のルートは主稜線からは少し外れていますが,日高らしい所でした。何より景色が最高です。ひたすらラッセルしたせいか,体脂肪率が7.8%という近年まれに見るオーダーまで下がったのがうれしい今日この頃でした。
仕事を終えて,一路最終人家へ。
2/9 快晴 C0(6:00)〜尾根取付(6:50)〜十勝幌尻岳(14:50)C1
林道には重機のクローラの轍がありnoラッセル。尾根は最初は楽勝かと思いきや,やはりそんなに甘くなくラッセルが入ってくる。鹿トレースをうまく使いつつ,予定よりけっこう時間がかかりつつ・1472へ。この先はラッセルは軽くなるも,ブッシュやプチ雪庇にシュカブラ段差で結構きつい。ピーク手前くらいでスノーシューにアイゼンを着ける。ピークはかなり噂どおり景色が良い。一段下ろしたら絶好のイグルー適地。時間無いので手抜きでがつがつ作ってたら逆に時間がかかってしまった。でもなんとか二時間弱で日没前には完成。
2/10 快晴 C1(7:10)〜・1710(9:00)〜札内岳(13:00/25)〜Co1550(16:15)C2
下りはなんにもなく快調にぐいぐい歩ける。しかし体調不良。そのわりには・1710までは予定よりも早いペースだったり。ここからの下りが傾斜があって白いので少し怖い。・1586手前では岩稜みたいのがあったりするが,なんでもない。スキーならちょっと処理がめんどいかも。とにかくこの東西稜線はアップダウンが多いしブッシュも多くて消耗する。そしてピークまで最後の標高差300mの登りは傾斜がありきつい。スノーシューで行くには高度感があるが,アイゼンでは埋まりまくってまともに歩けないと思う。最後,ちょっとだけピッケルを出す。ピークでは,日高の全てに東大雪から十勝まで全てが見渡せた。めずらしくピークに長居して浸る。そして札内川に向かってカメラーデンリートを歌う。普段はあんまり意識したことはないけど,この時は自然と歌が口から出た。
本当は,アタックしてもしなくても予定通りピーク付近でイグルーを作るつもりだったけど,ムリしてまで行くこともないのでカットして下ろせる所まで下ろすことにする。下山ということで甘く見ていたが,下りの尾根もなかなか侮れなかった。ブッシュに雪庇に岩だったり。そして登り返しもたったの100mラッセルなのに厳しい。無理やり下ろした感もあるけど予定C3でC2。タンネがあってとても良い天場。
2/11 晴れ C2(7:05)〜尾根末端(8:00)〜トッタベツヒュッテ(10:15/25)〜最終人家(11:45)
下りの尾根は上部はなまら快調にぐんぐん高度を下げれるが,下部はやはりラッセル。伐採のブル道が何度も横切っているのも不快調だし,雪の下のブッシュにひっかかって数回コケたりもする。でも意外と早く沢に下りれた。しばらくは沢沿いのブッシュとラッセルで喘ぎながら進んで林道へ乗る。ここでスキーのトレースが出現。林道途中で例のクローラの轍が出てきて,あとはザックの重さと戦いながらひたすら歩いて下山。ほかの車が2台止まっていた。
下山後は脇目もふらずに一路はげ天へ。じつに3年以上ぶり。OBとはいえ一杯で済ませるわけではいかないプレッシャーがあり,天丼と豚丼のダブルオーダー。やっぱしどっちも最高にうまい。ノート書いて,昔のをぱらぱら読んで,少しデポして帰旭。サラリーマンの山ごもりは今年も無事に終えられた。
今回のルートは主稜線からは少し外れていますが,日高らしい所でした。何より景色が最高です。ひたすらラッセルしたせいか,体脂肪率が7.8%という近年まれに見るオーダーまで下がったのがうれしい今日この頃でした。
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コメント一覧
naoki
投稿日時 2008-2-17 1:43
写真現像上がったので少し追加しました。
ちなみにカメラは軽量化のためnikon fm10で24mm/f2.8一本でいきました。
フィルムは期限切れさせちゃったE100Gです。
ちなみにカメラは軽量化のためnikon fm10で24mm/f2.8一本でいきました。
フィルムは期限切れさせちゃったE100Gです。
naoki
投稿日時 2008-2-13 11:38
去年は軽量化でデジカメにしたんですけど,低温への気遣いとか起動時間とかシャッターのタイムラグとかが気に入らんかったんで,やっぱし山はフィルムにしました。
今回はエサオマンカットしたので,主稜線までだと4日かかりますが,
それでも4日でかなりお腹いっぱいになれますよ。
ぼくもこの辺りは未踏だったので,やっと念願かなってという感じです(^o^)
今回はエサオマンカットしたので,主稜線までだと4日かかりますが,
それでも4日でかなりお腹いっぱいになれますよ。
ぼくもこの辺りは未踏だったので,やっと念願かなってという感じです(^o^)
米山
投稿日時 2008-2-12 20:57
フィルムカメラですか、いいですね。写真も是非みせてください。
冬の日高に三日でいけるのか。幸い、札内とカチポロだけはまだ未踏なので大事にとっておきます。
冬の日高に三日でいけるのか。幸い、札内とカチポロだけはまだ未踏なので大事にとっておきます。