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Re:【書評】旅の本三冊/米山84

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対象モジュール: ブログ記事
件名 【書評】旅の本三冊/米山84
要旨 真の登山家は真の彷徨者である(マンメリー)。山岳部員ならわかる、旅の名作三本の紹介。●ジャックロンドン放浪記●チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記●ダブ号の冒険
 
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008-2-28 22:55
高橋GG 
岩内の大先輩を引き合いに出すまでもなく、
山からヨットに転じる例は意外に多い。

かくいう小生は、小学校の図書館で誰も借り手がなかった岩波の分厚いアーサー・ランサム全集を全巻読破してセーリングというものを知った。

高校では山岳部だったが、
北大で最初に入部したのはヨット部。
結局、競技スポーツじゃなくて冒険がやりたくて
山岳部に入りなおしたけど、470で疾走する快感は今でも忘れられない。

阿片戦争時代の英国海軍軍人の留守を守る子供たちの冒険。それを信頼して見守る母親。
「ツバメ号とアマゾン号」は、ある意味私という人間の原点です。
 
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008-2-29 20:37
米山 
ヨット部が競技じゃなくて遠洋航海部だったら僕もクラクラなびいたかも。

夏メインは北海道沿岸一周航海、冬メインは沿海州アタック、卒業山行じゃなくて航海はハワイアタックとか。

しかしそんなクラブでは正に留年確実。
 
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2008-3-20 21:09
米山 
「ツバメ号とアマゾン号」を読んだ。探険を誘う夢いっぱいの本だね。「焚き火の火種を翌朝までもたせるには、寝る前に土をかけておけばよい」と、いつかGGが言っていたのを憶えているが、これがネタ本だったか!

ヨットの扱い、夜の航海、焚き火の支度、入り江への入れ方など、何をとっても探険に憧れるイロハが満載。休戦交渉、宣戦布告、侮辱を受けたときの紳士的対応、捕虜の処刑方法、と子供がここまでなりきって遊ぶのが、さすがビクトリア朝時代のイギリスのガキどもだ。

こういう遊び場は北海道では・・・朱鞠内湖あたりでできるだろうかね。

ビクトリア朝時代の子供の冒険話といえば、「トムは真夜中の庭で」(岩波少年文庫)で、凍った川を何キロもスケートで遠出する話があった。

アーサー・ランサムの同時代イギリス人がアーネスト・シャクルトン(10年上)やW.H.ティルマン(10年下)というわけで、さぞやこんな子供時代をと、そんな事も思い浮かべたりした。
 
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