OBの山行記録・ 2005年5月12日 (木)
尾瀬・至仏山〜GWスキー山行報告No.2
至仏山(2228.1m)
●2005年5月4日(水・祝) (1ー0)
【ルート】
鳩待峠→小至仏山(東面をトラバース)→至仏山→ムジナ沢スキー大滑降(標高差800m)→山ノ鼻→鳩待峠
【メンバ】
山森聡(86入部):単独行
●2005年5月4日(水・祝) (1ー0)
【ルート】
鳩待峠→小至仏山(東面をトラバース)→至仏山→ムジナ沢スキー大滑降(標高差800m)→山ノ鼻→鳩待峠
【メンバ】
山森聡(86入部):単独行
【行程】
5月4日(水・祝) (快晴) 鳩待峠(8:10)→至仏山(11:30-12:10)→山ノ鼻(13:00-13:15)→鳩待峠(15:00)
【記録】
尾瀬に来るのは、1999年のGWに、斎藤清克(87入部)と2人で、御池〜燧ケ岳へスキー山行して以来、2回目である。あのとき、燧ケ岳山頂からみた、眼下に広がる尾瀬ヶ原とその先の至仏山の絶景が想い出される。至仏山へ行くのはGWのタイミングがベストである。なぜなら、GW前だと、鳩待峠までの除雪がされておらず、戸倉から歩くはめになる。GWを過ぎると、鳩待峠はマイカー規制となる。これは戸倉から乗合バスをのれば済む話であるが、至仏山そのものが、高山植物の保護のために、入山規制(登山禁止)になってしまうらしい。
鳩待峠に自家用車を停め、スキーの裏にシールを貼り付けて歩き出す。天気は昨日に引き続き快晴。登山者も多く、単独行の不安はない。至仏山頂上まで、しっかりトレースがついている。途中からは、右手に尾瀬ヶ原とその先の燧ケ岳を見下ろしながら、緩やかな傾斜をスキーで登って行く。小至仏山は、東面をトラバースして巻く。
至仏山の山頂は、絶景である。尾瀬ヶ原〜燧ケ岳方面はもちろんだが、西側の利根川源流をとりまく白い山並みの景色は、本当に見事である。しっかりと目に焼き付ける。
ムジナ沢の滑降は、コースを良く選ばないと、途中ハイマツ漕ぎを強いられる。先行トレースを滑って行ったら、途中、ハイマツで雪が切れていることがわかったので、少しもどって、かろうじて雪がつながっているただ一箇所のところを、滑り降りる。沢の途中でトレースに従って、右岸側の尾根に上がって、山ノ鼻に滑り着いた。何件かある山小屋はいずれも営業しているようだ。テントもざっと十数張りはあるだろう。今回はムジナ沢を一本滑っただけだが、山ノ鼻をベースに、ワル沢など何本か滑りにきている人も多いようだ。私の印象では、ハイマツの出ているムジナ沢よりも、真っ白なワル沢の方が、スキーは快調そうだ。もし、また来ることがあれば、ワル沢を滑ることにしよう。但し、途中で左岸の尾根に上がって山ノ鼻を目指さないと、沢の渡渉が大変そうだ。
山ノ鼻から鳩待峠までは、前半の平地は、シールをつけずにかかとを開放してスキーで歩く。後半の登りはシールをつけて登った。この区間は、登山者だけでなく、スノーシューで尾瀬ヶ原を散策しているパーティなど、いろいろなジャンルの人に会った。
戸倉で一風呂浴びる前に、車で大清水というところに行ってみる。ちょっとした湿原があり、水芭蕉の花が咲いている。夢みて咲いている水のほとり。アイヌネギ(行者にんにく)が売っていたので、現役時代の山行を想い出し、なつかしくなったので、土産に買った。戸倉で温泉(尾瀬展望の湯ふきあげ、500円)に入り、沼田で清野さん(76入部)に挨拶して、横浜の自宅へと帰った。
シートラばかりしていた印象のある谷川岳と違い、尾瀬・至仏山は、一度もシートラすることもなく、登りに下りに平地にと、新調したばかりのスキーをフルに活用できて、景色といい、温泉といい、大満足であった。
(文責:山森聡)
至仏山をバックに!
至仏山山頂にて!
至仏山山頂の眺望、尾瀬ヶ原まで大滑降した!
ムジナ沢滑降途中の風景!
尾瀬ヶ原の風景!
大清水では、水芭蕉が夢みて咲いていた!
5月4日(水・祝) (快晴) 鳩待峠(8:10)→至仏山(11:30-12:10)→山ノ鼻(13:00-13:15)→鳩待峠(15:00)
【記録】
尾瀬に来るのは、1999年のGWに、斎藤清克(87入部)と2人で、御池〜燧ケ岳へスキー山行して以来、2回目である。あのとき、燧ケ岳山頂からみた、眼下に広がる尾瀬ヶ原とその先の至仏山の絶景が想い出される。至仏山へ行くのはGWのタイミングがベストである。なぜなら、GW前だと、鳩待峠までの除雪がされておらず、戸倉から歩くはめになる。GWを過ぎると、鳩待峠はマイカー規制となる。これは戸倉から乗合バスをのれば済む話であるが、至仏山そのものが、高山植物の保護のために、入山規制(登山禁止)になってしまうらしい。
鳩待峠に自家用車を停め、スキーの裏にシールを貼り付けて歩き出す。天気は昨日に引き続き快晴。登山者も多く、単独行の不安はない。至仏山頂上まで、しっかりトレースがついている。途中からは、右手に尾瀬ヶ原とその先の燧ケ岳を見下ろしながら、緩やかな傾斜をスキーで登って行く。小至仏山は、東面をトラバースして巻く。
至仏山の山頂は、絶景である。尾瀬ヶ原〜燧ケ岳方面はもちろんだが、西側の利根川源流をとりまく白い山並みの景色は、本当に見事である。しっかりと目に焼き付ける。
ムジナ沢の滑降は、コースを良く選ばないと、途中ハイマツ漕ぎを強いられる。先行トレースを滑って行ったら、途中、ハイマツで雪が切れていることがわかったので、少しもどって、かろうじて雪がつながっているただ一箇所のところを、滑り降りる。沢の途中でトレースに従って、右岸側の尾根に上がって、山ノ鼻に滑り着いた。何件かある山小屋はいずれも営業しているようだ。テントもざっと十数張りはあるだろう。今回はムジナ沢を一本滑っただけだが、山ノ鼻をベースに、ワル沢など何本か滑りにきている人も多いようだ。私の印象では、ハイマツの出ているムジナ沢よりも、真っ白なワル沢の方が、スキーは快調そうだ。もし、また来ることがあれば、ワル沢を滑ることにしよう。但し、途中で左岸の尾根に上がって山ノ鼻を目指さないと、沢の渡渉が大変そうだ。
山ノ鼻から鳩待峠までは、前半の平地は、シールをつけずにかかとを開放してスキーで歩く。後半の登りはシールをつけて登った。この区間は、登山者だけでなく、スノーシューで尾瀬ヶ原を散策しているパーティなど、いろいろなジャンルの人に会った。
戸倉で一風呂浴びる前に、車で大清水というところに行ってみる。ちょっとした湿原があり、水芭蕉の花が咲いている。夢みて咲いている水のほとり。アイヌネギ(行者にんにく)が売っていたので、現役時代の山行を想い出し、なつかしくなったので、土産に買った。戸倉で温泉(尾瀬展望の湯ふきあげ、500円)に入り、沼田で清野さん(76入部)に挨拶して、横浜の自宅へと帰った。
シートラばかりしていた印象のある谷川岳と違い、尾瀬・至仏山は、一度もシートラすることもなく、登りに下りに平地にと、新調したばかりのスキーをフルに活用できて、景色といい、温泉といい、大満足であった。
(文責:山森聡)
至仏山をバックに!
至仏山山頂にて!
至仏山山頂の眺望、尾瀬ヶ原まで大滑降した!
ムジナ沢滑降途中の風景!
尾瀬ヶ原の風景!
大清水では、水芭蕉が夢みて咲いていた!
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