1785.2mの開運山、木無山、御巣鷹山の三山を合せて三ツ峠山と呼んでいるようである。ポピュラーな所であるが、ここは、このハイクの対象としている関東山地の最西端に当たるのでぜひ足跡を残しておきたい所だった。集まったのは、やや少なめで5人だったが、前回の赤鞍ケ岳と同様、東京支部の中枢ともいうべき会員とその家族のパーティーとなった。メンバーは一部入れ替わっているのも社交的に結構なもの。
天候はこの日一日だけの珍しい快晴。開運山したの屏風岩では数パーティーが岩登り。結構な岩場である。富士急河口湖線両側の山は火成岩だがこの三ツ峠山の塊だけが新生代の堆積岩なのも不思議である。この日はダン吉が来ていたので、れき岩のかけらを見付けてもらってサンプルとした。小さなかけらだがこの辺は国立公園かも知れないのでこれはナイショ。
ゾーキンは今夏の日高の沢が忘れられず大村と語ることしきり。さらには今年仕込んだワインの見本を披露。「月見の宴」に持ち込むそうだ。乞う御期待。
さて降りは階段の付いた、ブタ道。さらに舗装道路に出てから一時間も歩いてやっと駅に着く。それでも「縦走」というテーマのもと、河口湖側の金ケ窪沢から柄杓流沢へ、たまには富士急電鉄も充分利用した一日となった。