現役の報告・ 2008年1月11日 (金)
【道北・一年班冬メイン報告】チトカニウシ山〜天塩岳
【年月日】2007年12/24〜12/31(行動6-停滞2)
【ルート】チトカニウシ〜浮島峠〜天塩岳
【メンバ】L:平塚(4 AL:澤田(4 M:小池 田中省 野沢(1
<時間とルート>
1日目 晴れ夕方から雪 北見峠(10:00)→Co.1050=C1(11:30)
北見峠から林道を使い電波塔まで。スキーに来た人のトレースがあってラッセルなし。電波塔は・950のポコにある。・950ポコ北コルから尾根上を行きCo1050付近の斜面でC1。スキーで遊ぶ。
2日目 雪時々晴れ C1(6:50)→チトカニ(8:00)→・1091(12:00)→林道の小屋=C2(13:50)
スキーでチトカニピークまで。視界は2-300ぐらい。上部少し硬いがスキーで行けた。チトカニはピーク周辺のみ白い。チトカニから先東-北側にセッピ。反対側のブッシュの中を行く。ずっとスキーで稜上を行き、時間があったので予定天場・972先コルをこえて林道まで。林道の小屋は・828付近。ただのトイレで、しかも閉まっていて中には入れない。
3日目 快晴 AL入れ替えstay C3=C4
AL(1)の澤田はここまでで、AL(2)の寺尾にここで入れ替え。澤田は10:30にC2を出て、10:50に浮島トンネル南口に出た。浮島トンネル南口は携帯の電波通じず。パーティは小屋付近でAL(2)の寺尾を待っていたが、一向に寺尾が現れない。昼過ぎにLが国道まで一人で偵察にいくも、車もトレースもなし。(C2発13:30→C2戻り14:30)交通事故説や寝坊説がささやかれる中、終日トランプをして過ごす。
4日目 雪 C5(9:50)→浮島(10:40)→浮島西Co900付近=C4(11:00)
朝飯を作っていたら寺尾ではなく澤田が登場。寺尾は病気でこれないので澤田が再びALとなり山行を続行することになった。浮島まで磁石切って行き、西に進めてC4。余った時間はスキーと焚き火。焚火はあまり快調ではなく、骨折り損だった。
5日目 雪 C4(6:50)→笠山分岐(9:10)→・1186尾根頭(12:00-20)→Co.1000=C5(12:40)
・1103周辺北に雪庇。Co.1200から木がなくなり台地上は白いがパヤパヤしている(カンバがちらほら)。笠山分岐付近は白い。視界は笠山分岐より手前では2-300あったが、笠山分岐ぐらいから100ぐらいになった。磁石使いつつ・1186頭まで。頭から尾根を下り、タンネがぼちぼち出てきたCo.1000付近でC5。翌日から南岸低気圧が襲ってくるというので、予定より少しおろしてタンネの陰を選んだ。Lがタンネの枝と雪ブロックを組み合わせた素晴らしい防風壁を作り、パーティ内からは「まるで万里の長城のようだ」という声も聞かれた。
6日目 雪風強し C5(5:30)→・1186尾根頭(6:00)→C5=C6(6:20) 天塩At.失敗stay
発達中の低気圧が接近中で、本格的に北海道を襲うのは昼ごろらしい。昼までに前面を利用して何とかAt.できるのではないかと、朝早めにラテルネ出発。しかし風が強く、尾根頭に出た時点で気になる風ぐらいはある。さすがにこんな中突っ込む気にはなれないので、すごすごと引き返す。トランプをして過ごす。M小池はひたすらエロ本を見てにやにやしていた。
7日目 晴れ後ガス後雪 C6(7:00)→・1186(7:30)→天塩ピーク(9:10-30)→C6=C7(11:00)
低気圧が抜けてそのまま冬型が決まるかと思いきや、一時天気は小康状態に入るとのこと。行ってみると穏やかな天気。C6から尾根頭まで上がり、稜上を天塩岳へ。天塩手前で風が強くなってきて直前で視界が悪くなる。天塩手前Co1500ぐらいでシーデポ、EP。帰りはガスガスで雪も降ってきたが、磁石とトレースを使いつつ帰る。夜は成功を祝って肉祭り、飯祭り。
8日目 雪後晴れ時々雪 C7(7:00)→尾根末端(8:00)→国道(11:00)
さくさく尾根を下って末端まで。不安定なスノーブリッジしかなく、木を掴みつつギリギリの渡渉。林道を歩いて下山。天幕橋へ向かう林道を行けばさっさと国道に出れたものを、先頭のALが「車回収の間、駅で待っていたい」と天幕駅へ向かう道に行ってしまう。このせいで国道に出るのが30分くらい遅れた。しかも天幕駅はなくなっていた。意味無し。国道でヒッチし車回収して下山。このあたりは無料高速道路ができたせいで交通量が減り、ヒッチしづらくなっていたので今後注意が必要だ。
*携帯電話(au)が通じたのは、C1と天塩ピーク。浮島付近は微妙に通じることもあった。
<パーティ>冬メイン1年班 無事貫徹!
Ls:特になし
M:全体的に諸動作が遅い / 生活技術や天気図は今回の山行で向上したと思う。今後も頑張って欲しい
<感想>
田中省:スキーに苦しんだがメイン初貫徹できて良かった。
小 池:道北のパウダースノーとエロ本『月刊パシャッ!』最高でした(でへへ)。
野 沢:天塩アタックの日、視界があって非常にきれいだった。
澤 田:1年班最後までできて良かった。珍しく休肝の日々だった。
平 塚:1年生の反応の薄さと澤田のつまらないギャグのせいで寒い日々だったけど、貫徹できてよかった。ほんと良かった。
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コメント一覧
米山
投稿日時 2008-1-15 21:20
一年班の貫徹なによりです。二年班は気の毒だったな。でもまあそういうことは前にもあったよ。その闘志を春メインに是非。