OBの山行記録・ 2008年2月6日 (水)
頚城山塊・大渚山(鎌池コース)スキー山行
大渚山(1566.3m)
●2008年1月27日(日) (1ー0)
【ルート】
小谷温泉山田旅館=鎌池=湯峠=大渚山
【メンバ】
L:石橋兄(AACH1982)、M:清原ババア(AACH1986)、山森(AACH1986)
●2008年1月27日(日) (1ー0)
【ルート】
小谷温泉山田旅館=鎌池=湯峠=大渚山
【メンバ】
L:石橋兄(AACH1982)、M:清原ババア(AACH1986)、山森(AACH1986)
【行程】
1月27日(日)(小雪→曇→晴 -5℃)小谷温泉山田旅館Co850m(8:45)→鎌池近くの林道Co1220m(10:30)→湯峠Co1280m(11:10)→大渚山Co1566.3m(13:10-35)→湯峠Co1280m(14:20)→鎌池近くの林道Co1220m(14:40)→小谷温泉山田旅館Co850m(15:30)
【地図】 (五万図)小滝
【記録】
山行前日は、栂池から白馬乗鞍スキー場までの 北アルプス・鵯峰北面(裏ヒヨドリ)スキー山行を満喫し、下山後に今回の「頚城山塊・大渚山(鎌池コース)スキー山行」のベース基地である小谷温泉・山田旅館にやってきた。
栂池周辺は、朝は晴れていて、昼頃から小雪となったが、小谷温泉は朝から雪模様だったとのこと。同じ小谷村内でも、集落によって天気はかなり異なるようだ。
小谷温泉・山田旅館に来るのは、田中シェイク(AACH1987)の札幌への送別山行として約2年前に頚城山塊・雨飾山スキー山行の下山後に素泊まりして以来2回目。前回同様、素泊まりで自炊をする。写真は自炊場で「キムチ鍋」を調理する清原ババア。写真手前の「4」「5」「6」と番号のついているハンドルは、10円を入れてハンドルを回すと、該当の番号のコンロに10分間ガスを供給する仕組みになっている。
今回泊まったのは、本館(江戸時代の建築で国の登録有形文化財)2階の七番の部屋。江戸時代の情緒にひたりながら、夕食&大宴会。10日前に第一子(女の子)が生まれたばかりの私(山森)にとっては、子育ての先輩達のいろいろな話を聞かせてもらう貴重な場となった。
まだ小雪がちらついているが、天気予報では、天気は回復傾向。江戸時代の建築の本館玄関前から、スキーを履いて出発する。本館を回り込んで、写真後ろの斜面を鎌池目指してシールで登っていく。昨晩で30cm位積雪があり、ラッセルを交代しながら登る。
鎌池周辺を過ぎると、青空が見えてきた。写真は、ラッセルする石橋兄。
鎌池から湯峠に向かう林道の屈曲をショートカットして進む私(山森)。
湯峠に向かう林道の途中(Co1250m付近)で、ガスが晴れて、これから登る大渚山(1566.3m)が、正面に格好良く見えた。雨飾山(1963.8m)の前衛の樹林帯の低山としか思っていなかったが、思っていたよりずっとカッコイイ立派な山だ。
湯峠から大渚山への尾根を登る。写真は、台地にあがる直前の急な白い斜面を登る私(山森)。このあたりでは、清原ババアがほとんど1人でラッセルが頑張ってくれた。そうでなければピークまで届かなかったのではないかと思う。
台地にあがる直前の急な白い斜面をジグザクにラッセルして登る清原ババア。樹林帯の藪山かと思っていたが、この辺りは、高山の趣きだ。
台地にあがったあとも、雪庇に気をつけながら、ピークを目指す。写真はピーク直下の最後の急登を登る私(山森)。
引返し時間は、13:00をメドとしていたが、10分オーバして大渚山ピークに到着。清原ババアのラッセルの頑張りで、何とかピークに届いた。ありがとう。時間が気にはなるが、ほとんど休まずにここまできたので、25分の大休止をとる。
湯峠への急な尾根のパウダースノーを満喫しながら、ふと空を見上げると、青空の下で、美しい樹氷が咲いていた。
湯峠へ下る途中は、ポコを捲く所で若干の登り返しがある。先頭の清原ババアが「カニさん歩き」で行ったので、それに続いたが、えらい体力を消耗した。
ポコを捲くと、ガスが晴れた雨飾山が、正面に格好良く聳え立っていた。写真は雨飾山を見ながら滑降する石橋兄。
この辺りで3人パーティとすれ違った。我々のトレースがあるとはいえ、ピークに届くのか他人事ながら少々心配になる。清原ババアは「山田先生ですか?」と声をかけられたそうだ。山スキー界で活躍している山田旅館の若旦那と勘違いされたらしい。また、湯峠では単独行のカメラマンらしき人が写真を撮影していた。
湯峠から鎌池付近までの林道は、クロスカントリー状態で進む。他のパーティのトレースは山田旅館からではなく、栃の樹亭からのようだ。鎌池周辺のアップダウン地形も、先頭の清原ババアは「カニさん歩き」でヒョコヒョコ行ったが、やはりえらい消耗。先程のポコの捲きといい、素直にシールを着ければよかったと後悔した。登りの時はパウダーかと思った鎌池から山田旅館への斜面は、南面&晴天のせいで重い湿雪になっていた(写真)。
下山後は、山田旅館の温泉で疲れを癒す。昨日の山行は「山スキー」という感じだったが、今日の山行は「スキー登山」という感じだった。(何が違うと言われても困るが、昨日は快調な下りの大滑降の印象が大きく、今日は人の気配のない静かなラッセル・登り返しでの消耗・悪雪等の印象が大きいといったところか。)
(記録:山森 聡) http://homepage2.nifty.com/yamamori/
1月27日(日)(小雪→曇→晴 -5℃)小谷温泉山田旅館Co850m(8:45)→鎌池近くの林道Co1220m(10:30)→湯峠Co1280m(11:10)→大渚山Co1566.3m(13:10-35)→湯峠Co1280m(14:20)→鎌池近くの林道Co1220m(14:40)→小谷温泉山田旅館Co850m(15:30)
【地図】 (五万図)小滝
【記録】
<山行前夜> |
山行前日は、栂池から白馬乗鞍スキー場までの 北アルプス・鵯峰北面(裏ヒヨドリ)スキー山行を満喫し、下山後に今回の「頚城山塊・大渚山(鎌池コース)スキー山行」のベース基地である小谷温泉・山田旅館にやってきた。
栂池周辺は、朝は晴れていて、昼頃から小雪となったが、小谷温泉は朝から雪模様だったとのこと。同じ小谷村内でも、集落によって天気はかなり異なるようだ。
小谷温泉・山田旅館に来るのは、田中シェイク(AACH1987)の札幌への送別山行として約2年前に頚城山塊・雨飾山スキー山行の下山後に素泊まりして以来2回目。前回同様、素泊まりで自炊をする。写真は自炊場で「キムチ鍋」を調理する清原ババア。写真手前の「4」「5」「6」と番号のついているハンドルは、10円を入れてハンドルを回すと、該当の番号のコンロに10分間ガスを供給する仕組みになっている。
今回泊まったのは、本館(江戸時代の建築で国の登録有形文化財)2階の七番の部屋。江戸時代の情緒にひたりながら、夕食&大宴会。10日前に第一子(女の子)が生まれたばかりの私(山森)にとっては、子育ての先輩達のいろいろな話を聞かせてもらう貴重な場となった。
<山行当日> |
まだ小雪がちらついているが、天気予報では、天気は回復傾向。江戸時代の建築の本館玄関前から、スキーを履いて出発する。本館を回り込んで、写真後ろの斜面を鎌池目指してシールで登っていく。昨晩で30cm位積雪があり、ラッセルを交代しながら登る。
鎌池周辺を過ぎると、青空が見えてきた。写真は、ラッセルする石橋兄。
鎌池から湯峠に向かう林道の屈曲をショートカットして進む私(山森)。
湯峠に向かう林道の途中(Co1250m付近)で、ガスが晴れて、これから登る大渚山(1566.3m)が、正面に格好良く見えた。雨飾山(1963.8m)の前衛の樹林帯の低山としか思っていなかったが、思っていたよりずっとカッコイイ立派な山だ。
湯峠から大渚山への尾根を登る。写真は、台地にあがる直前の急な白い斜面を登る私(山森)。このあたりでは、清原ババアがほとんど1人でラッセルが頑張ってくれた。そうでなければピークまで届かなかったのではないかと思う。
台地にあがる直前の急な白い斜面をジグザクにラッセルして登る清原ババア。樹林帯の藪山かと思っていたが、この辺りは、高山の趣きだ。
台地にあがったあとも、雪庇に気をつけながら、ピークを目指す。写真はピーク直下の最後の急登を登る私(山森)。
引返し時間は、13:00をメドとしていたが、10分オーバして大渚山ピークに到着。清原ババアのラッセルの頑張りで、何とかピークに届いた。ありがとう。時間が気にはなるが、ほとんど休まずにここまできたので、25分の大休止をとる。
湯峠への急な尾根のパウダースノーを満喫しながら、ふと空を見上げると、青空の下で、美しい樹氷が咲いていた。
湯峠へ下る途中は、ポコを捲く所で若干の登り返しがある。先頭の清原ババアが「カニさん歩き」で行ったので、それに続いたが、えらい体力を消耗した。
ポコを捲くと、ガスが晴れた雨飾山が、正面に格好良く聳え立っていた。写真は雨飾山を見ながら滑降する石橋兄。
この辺りで3人パーティとすれ違った。我々のトレースがあるとはいえ、ピークに届くのか他人事ながら少々心配になる。清原ババアは「山田先生ですか?」と声をかけられたそうだ。山スキー界で活躍している山田旅館の若旦那と勘違いされたらしい。また、湯峠では単独行のカメラマンらしき人が写真を撮影していた。
湯峠から鎌池付近までの林道は、クロスカントリー状態で進む。他のパーティのトレースは山田旅館からではなく、栃の樹亭からのようだ。鎌池周辺のアップダウン地形も、先頭の清原ババアは「カニさん歩き」でヒョコヒョコ行ったが、やはりえらい消耗。先程のポコの捲きといい、素直にシールを着ければよかったと後悔した。登りの時はパウダーかと思った鎌池から山田旅館への斜面は、南面&晴天のせいで重い湿雪になっていた(写真)。
下山後は、山田旅館の温泉で疲れを癒す。昨日の山行は「山スキー」という感じだったが、今日の山行は「スキー登山」という感じだった。(何が違うと言われても困るが、昨日は快調な下りの大滑降の印象が大きく、今日は人の気配のない静かなラッセル・登り返しでの消耗・悪雪等の印象が大きいといったところか。)
(記録:山森 聡) http://homepage2.nifty.com/yamamori/
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