OBの山行記録・ 2008年3月8日 (土)
北信濃・黒姫山(東面)スキー山行
黒姫山(2053.4m)の外輪山ピーク(2020m)
●2008年2月16日(土)(1ー0)
【ルート】
黒姫高原スノーパーク→黒姫山→スキー場の南側の東面尾根滑降→黒姫高原スノーパーク
【メンバ】
L:清原ババア(AACH1986)、M:、石橋兄(AACH1982)、高橋ジジイ(AACH1984)、山森(AACH1986)、G:太田(TAC)、塚田(TAC)
●2008年2月16日(土)(1ー0)
【ルート】
黒姫高原スノーパーク→黒姫山→スキー場の南側の東面尾根滑降→黒姫高原スノーパーク
【メンバ】
L:清原ババア(AACH1986)、M:、石橋兄(AACH1982)、高橋ジジイ(AACH1984)、山森(AACH1986)、G:太田(TAC)、塚田(TAC)
【行程】
2月16日(土)(曇→晴→曇 -5℃) 黒姫高原スノーパーク2本目リフト終点Co1160m(9:35)→休止中リフト終点Co1500m(10:35-50)→黒姫山外輪山のピークCo2020m付近(12:40-13:00)→(東面尾根滑降)→Co1050m切り開き(13:45-14:00)→尾根末端林道Co980m(14:05)→黒姫高原スノーパークゲレンデ合流Co900m(14:20)→駐車場Co820m(14:25)
【地図】 (五万図)戸隠
【記録】
山に行かない週末は、妻の里帰り先の新潟を訪問し、生まれて日の浅い我が愛娘の世話をすることにしている。ここ2〜3年は月2回を目標に山スキーに通っていたが、赤ん坊が生まれた今シーズンの山スキーは、せいぜい月1回にしようと思う。写真は、あと1週間で生後1ヶ月になろうという娘を抱いて、幸せいっぱいの私(山森)。
当初の計画は乙妻山であったが、冬型で天気が悪そうなので、予備ルートの黒姫山に変更。AACHメンバは、長野の清原ババア宅でC0(シーゼロ)。TACメンバは、乙妻山の登山口(戸隠大橋)でC0(シーゼロ)していたが、携帯電話で連絡をとりあい、それぞれ黒姫へ移動。長野から黒姫へ移動中の高速道路の車窓からは、先程までガスっていた飯綱山のガスが晴れ、白く格好良く見えた(写真)。悪天との読みが外れ、天気は回復基調のようだ。
黒姫高原スノーパークの営業は8:30からとのことであったが、1本目のリフトが動いたのが8:45。2本目は9:20まで動かなかった。リフト待ちの際に、高橋ジジイさんの知人(TSMCの松田さん)と偶然一緒になる。五万図にある3本目のリフトは休止中で、2本目リフト終点Co1160mから山行開始。TSMC松田さんと我々6名でラッセルを交代しながら、切り開きをラッセルしながらジグザクにシール登高する(写真)。
1時間歩いて、休止中リフト終点の少し先のCo1500m付近で大休止していると、静岡から来たという元気な男女2人パーティが追い抜いていった。その後も、ヘルメットを被ったスキーヤーのパーティなども追いついてきて、ピークまではラッセルを交代して行列で進む。静岡の女性のラッセルの頑張り(ラッセルを交代しても、気付くと追い抜いて先頭を歩いている)には、ただ敬服した。
黒姫山外輪山にあがり、アップダウンを進むが、東面滑降点のCo2020m付近のピークまでとする。本当のピーク(2053.4m)は、もう少し先(写真)だが、皆の気持ちは、ピークハントよりも、パウダー滑降を優先する気持ちで一致している。
黒姫山外輪山ピークで、昼食をとり、滑降準備。写真は、左から、太田、清原ババア、高橋ジジイ、塚田、石橋兄。(撮影:山森)
ピークでの記念撮影。左から、高橋ジジイ、塚田、石橋兄、山森、太田。(撮影:清原ババア)
まずは、清原ババアが1番に飛び出した。深雪の中、小回りで軽快に下りて行った。
続いて、太田さん。野尻湖と斑尾山(1382m)を眺めながらの、大滑降だ。
止まると腰までもぐる深雪だ。しかし、斜度があるのと、軽い雪(パウダースノー)のため、楽しく滑降できる。写真の高橋ジジイ氏は、山スキーをするのは、2006年3月26日(日)のkinta結婚記念「北海道/札幌近郊・徳舜瞥山スキー山行」以来2年振りとのこと。山スキー道具は1年前に一式新調したそうだ。そう言えば、徳舜瞥山のときは、山スキーは1999年GW以来7年振りと言っていた。何と、21世紀になって山スキーは今回で2回目とのこと。
胸パウを堪能する塚田さん。
2人並んで、パウダーツリーラン。左:山森、右:高橋ジジイ。
石橋兄の、粉雪を蹴散らしての、ダイナミックな滑り。
下部の切り開き(Co1050m付近)を、美しい弧を描いてテレマークターンする太田さん。今回の山行では、太田さん、塚田さん、石橋兄の3名が、テレマークスキー。あとの3名が、山スキーだ。
標高差1040mの大滑降を終えると、林道などをクロスカントリー状態で進んで、スキー場に戻る。先行者(TSMCの松田さんと静岡の男女2名)のトレースを利用させてもらい、地図読みで苦労することもなく、容易にスキー場に戻ることができた。
お決まりの温泉は、県境を越えて、新潟県・妙高杉ノ原の苗名の湯。左から、高橋ジジイ、太田、塚田、清原ババア、石橋兄。温泉から出ると、天気は下り坂で、黒姫山はガスに覆われていた。今回の山行は、AACHとTACの合同山行であったが、お互い、スキーの足も揃っていて、激パウを楽しむこともできて、充実した山行であった。
下山の夜は、長野で単身赴任中の清原邸で、大宴会&宿泊。宴会中に、AACH札幌組から電話が入る。米山(1984)、斎藤(1987)、石川ヤンケ(1987)が、千歳の古川キンタ(1986)邸にシーゼロ中で、飲んでいるという。翌日は、田中シェイク(1987)も合流して、スキー山行に行き、その後、オロフレの追悼だという。現役時代から20年の歳月を経ても、昔の仲間が本州、北海道でそれぞれにパーティを組んで、山行を続けていることをうれしく思った。
2月17日(日)は、山森・高橋・太田・塚田の4名で、開田山脈・鍋倉山に行く計画で、早朝出発。しかし、強い冬型で車で進むのもしんどい大雪だ。途中の信州中野のコンビ二でパーティ会を行い、山行中止を決定。温泉ツアーに切り換え、湯田中付近をウロウロするが、早朝からやっている適当な温泉もなかったので、解散して東京に戻ることにする。後で聞いた話だが、この日の飯山地方はドッカと積もり、塚田さんの知人宅では1m以上積もったそうだ。
昼前には、東京に着き、高橋ジジイ宅にて昼食をごちそうになる。育児の先輩の高橋ジジイ夫妻からは、ベビーカーや服などを譲ってもらう。写真は、高橋ジジイ氏とその愛娘(満1歳)。今回、清原ババアからもチャイルドシートを譲ってもらった。いろいろな子育てグッズを譲ってもらい、妻も大喜びです。ありがとうございました。(山に行って、こんなに妻に喜ばれたのは実は初めて。)これからも諸先輩を見習い、子育てと山登りの両立をして行きたい。
ルート図や標高グラフは、こちらを参照。
(記録:山森 聡) http://homepage2.nifty.com/yamamori/
2月16日(土)(曇→晴→曇 -5℃) 黒姫高原スノーパーク2本目リフト終点Co1160m(9:35)→休止中リフト終点Co1500m(10:35-50)→黒姫山外輪山のピークCo2020m付近(12:40-13:00)→(東面尾根滑降)→Co1050m切り開き(13:45-14:00)→尾根末端林道Co980m(14:05)→黒姫高原スノーパークゲレンデ合流Co900m(14:20)→駐車場Co820m(14:25)
【地図】 (五万図)戸隠
【記録】
<山行前週> |
山に行かない週末は、妻の里帰り先の新潟を訪問し、生まれて日の浅い我が愛娘の世話をすることにしている。ここ2〜3年は月2回を目標に山スキーに通っていたが、赤ん坊が生まれた今シーズンの山スキーは、せいぜい月1回にしようと思う。写真は、あと1週間で生後1ヶ月になろうという娘を抱いて、幸せいっぱいの私(山森)。
<山行当日> |
当初の計画は乙妻山であったが、冬型で天気が悪そうなので、予備ルートの黒姫山に変更。AACHメンバは、長野の清原ババア宅でC0(シーゼロ)。TACメンバは、乙妻山の登山口(戸隠大橋)でC0(シーゼロ)していたが、携帯電話で連絡をとりあい、それぞれ黒姫へ移動。長野から黒姫へ移動中の高速道路の車窓からは、先程までガスっていた飯綱山のガスが晴れ、白く格好良く見えた(写真)。悪天との読みが外れ、天気は回復基調のようだ。
黒姫高原スノーパークの営業は8:30からとのことであったが、1本目のリフトが動いたのが8:45。2本目は9:20まで動かなかった。リフト待ちの際に、高橋ジジイさんの知人(TSMCの松田さん)と偶然一緒になる。五万図にある3本目のリフトは休止中で、2本目リフト終点Co1160mから山行開始。TSMC松田さんと我々6名でラッセルを交代しながら、切り開きをラッセルしながらジグザクにシール登高する(写真)。
1時間歩いて、休止中リフト終点の少し先のCo1500m付近で大休止していると、静岡から来たという元気な男女2人パーティが追い抜いていった。その後も、ヘルメットを被ったスキーヤーのパーティなども追いついてきて、ピークまではラッセルを交代して行列で進む。静岡の女性のラッセルの頑張り(ラッセルを交代しても、気付くと追い抜いて先頭を歩いている)には、ただ敬服した。
黒姫山外輪山にあがり、アップダウンを進むが、東面滑降点のCo2020m付近のピークまでとする。本当のピーク(2053.4m)は、もう少し先(写真)だが、皆の気持ちは、ピークハントよりも、パウダー滑降を優先する気持ちで一致している。
黒姫山外輪山ピークで、昼食をとり、滑降準備。写真は、左から、太田、清原ババア、高橋ジジイ、塚田、石橋兄。(撮影:山森)
ピークでの記念撮影。左から、高橋ジジイ、塚田、石橋兄、山森、太田。(撮影:清原ババア)
まずは、清原ババアが1番に飛び出した。深雪の中、小回りで軽快に下りて行った。
続いて、太田さん。野尻湖と斑尾山(1382m)を眺めながらの、大滑降だ。
止まると腰までもぐる深雪だ。しかし、斜度があるのと、軽い雪(パウダースノー)のため、楽しく滑降できる。写真の高橋ジジイ氏は、山スキーをするのは、2006年3月26日(日)のkinta結婚記念「北海道/札幌近郊・徳舜瞥山スキー山行」以来2年振りとのこと。山スキー道具は1年前に一式新調したそうだ。そう言えば、徳舜瞥山のときは、山スキーは1999年GW以来7年振りと言っていた。何と、21世紀になって山スキーは今回で2回目とのこと。
胸パウを堪能する塚田さん。
2人並んで、パウダーツリーラン。左:山森、右:高橋ジジイ。
石橋兄の、粉雪を蹴散らしての、ダイナミックな滑り。
下部の切り開き(Co1050m付近)を、美しい弧を描いてテレマークターンする太田さん。今回の山行では、太田さん、塚田さん、石橋兄の3名が、テレマークスキー。あとの3名が、山スキーだ。
標高差1040mの大滑降を終えると、林道などをクロスカントリー状態で進んで、スキー場に戻る。先行者(TSMCの松田さんと静岡の男女2名)のトレースを利用させてもらい、地図読みで苦労することもなく、容易にスキー場に戻ることができた。
お決まりの温泉は、県境を越えて、新潟県・妙高杉ノ原の苗名の湯。左から、高橋ジジイ、太田、塚田、清原ババア、石橋兄。温泉から出ると、天気は下り坂で、黒姫山はガスに覆われていた。今回の山行は、AACHとTACの合同山行であったが、お互い、スキーの足も揃っていて、激パウを楽しむこともできて、充実した山行であった。
下山の夜は、長野で単身赴任中の清原邸で、大宴会&宿泊。宴会中に、AACH札幌組から電話が入る。米山(1984)、斎藤(1987)、石川ヤンケ(1987)が、千歳の古川キンタ(1986)邸にシーゼロ中で、飲んでいるという。翌日は、田中シェイク(1987)も合流して、スキー山行に行き、その後、オロフレの追悼だという。現役時代から20年の歳月を経ても、昔の仲間が本州、北海道でそれぞれにパーティを組んで、山行を続けていることをうれしく思った。
<山行翌日> |
2月17日(日)は、山森・高橋・太田・塚田の4名で、開田山脈・鍋倉山に行く計画で、早朝出発。しかし、強い冬型で車で進むのもしんどい大雪だ。途中の信州中野のコンビ二でパーティ会を行い、山行中止を決定。温泉ツアーに切り換え、湯田中付近をウロウロするが、早朝からやっている適当な温泉もなかったので、解散して東京に戻ることにする。後で聞いた話だが、この日の飯山地方はドッカと積もり、塚田さんの知人宅では1m以上積もったそうだ。
昼前には、東京に着き、高橋ジジイ宅にて昼食をごちそうになる。育児の先輩の高橋ジジイ夫妻からは、ベビーカーや服などを譲ってもらう。写真は、高橋ジジイ氏とその愛娘(満1歳)。今回、清原ババアからもチャイルドシートを譲ってもらった。いろいろな子育てグッズを譲ってもらい、妻も大喜びです。ありがとうございました。(山に行って、こんなに妻に喜ばれたのは実は初めて。)これからも諸先輩を見習い、子育てと山登りの両立をして行きたい。
ルート図や標高グラフは、こちらを参照。
(記録:山森 聡) http://homepage2.nifty.com/yamamori/
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コメント一覧
美樹ちゃん
投稿日時 2012-10-15 12:26
やまやんお久しぶりです。もう忘れちゃったかな・・・面影たっぷりの写真見て懐かしいきもちになりました。
高橋GG
投稿日時 2008-3-10 12:45
ご名答。
わが家の食事はマクロビオティックなので
豆や雑穀の類は売るほどストックされているのです。
ちなみに、ババァの名誉のために。
あの銀マットは宴会で部屋を汚さないようにと東芝山岳部のお二人が敷いてくれたもの。
MacからAccuradioのjazzが流れるこざっぱりした部屋でしたよ。
わが家の食事はマクロビオティックなので
豆や雑穀の類は売るほどストックされているのです。
ちなみに、ババァの名誉のために。
あの銀マットは宴会で部屋を汚さないようにと東芝山岳部のお二人が敷いてくれたもの。
MacからAccuradioのjazzが流れるこざっぱりした部屋でしたよ。
米山
投稿日時 2008-3-9 0:02
黒姫の傾斜と新雪はちょうどいい組み合わせですね。乙妻もぜひまたどうぞ。
ばばあの単身赴任部屋の銀マットにはやもめ情緒が充ち満ちていますなあ。
じじいの台所の瓶に入っている橙色はレンズ豆?うちも似たような風なので。一歳児、いい表情です。
ばばあの単身赴任部屋の銀マットにはやもめ情緒が充ち満ちていますなあ。
じじいの台所の瓶に入っている橙色はレンズ豆?うちも似たような風なので。一歳児、いい表情です。