OBの山行記録・ 2010年5月12日 (水)
ペルー ビルカノータ山群 AUSANGATE(ノーマルルート)/白石、澤田
日程:2010年04月26日〜05月01日
メンバー:白石淳也(2000) ,澤田卓郎(2004)
2010年4月から白石、澤田の2名でペルー南部ビルカノータ山群というところで登山をしています。今までの記録の一部を投稿します。
メンバー:白石淳也(2000) ,澤田卓郎(2004)
2010年4月から白石、澤田の2名でペルー南部ビルカノータ山群というところで登山をしています。今までの記録の一部を投稿します。
?AUSANGATE(ノーマルルート)
4月26日 クスコという都会からバスにのり麓の村TINKIへ。ここからモトタクシー(バイクの二〜三人乗り)で奥の村PACCHANTAへ。バイクでの入山は気持ちよい。
27日 曇 PACCHANTA村→AZUL COCHA(青い湖の意)
約1.5h歩いて装備、食料をデポ(というか隠して)しておいたAZULCOCHAという湖畔へ。湖畔でC1。
28日 晴 AZULCOCHA→AUSANGATE BC(手前の湖)
5日分の食料、ガチャを用意して出発。気持ちのよい草原をアウサンガテを半周して、反対側のノーマルルートのBCへ向かう。この山域では放牧が行われており、のんびりしたアルパカや羊がたくさんいる。BC手前の湖のそばでC2、標高4800m。湖のすぐ横の小さな池にマスを見つけたので、追い込み漁をする。が、一向につかまらず、冷たいだけ。漁の厳しさを知る。
29日 薄曇 AUSANGATE BC→HC
BCを経てモレーン帯を登り、プラトーに突き上げるリッジを氷河末端のHIGH CAMPまで。標高は5400m。モレーン帯のガレ場には牙の生えた変わったウサギが生息している。
30日 晴→雪 AUSANGATE HC→頂上→HC
HCを朝3時半に出発。月も出ていて天気は悪くない。すぐに氷河となり、クレバスを避けつつ頂上プラトー下にある壁へ。標高差130mくらいの雪壁を登り頂上プラトーへ。プラトーを所々ひざラッセルで進んでいくが、じょじょに天気が悪くなってくる。そのうちガスが濃くなり視界は50m程度にまでなる。そのうち予想に反して細い稜線になって来て少し不安を感じながらも。ピークへ向かい登っていく。そのうち尾根状になり、ラッセルを続けていくと最高点らしきところにつく。10時45分着。少しガスが晴れるときもあるのだが、基本的にガスの中。白い。標高は6400m弱。いつも頂上ではガスの中な気がするなどいいながら休憩。白石は頂上で笛を吹きたいとネパール製の笛を吹いている。実にしんどそう。30分ほどピークにいて、下降開始。
下降しだしてすこし行くと、視界も完全になくなり、アラレと風がでてくる。どうやら、雷雲の中にはいったようで体に「バチバチッ」と静電気が走るようになる。僕らはスノーバーをザックにつけガチャを身にまとい、歩く避雷針といういでたち。怖いのでとりあえず伏せてやりすごすが、頭を少しあげると「バチッ」と来て恐ろしかった。そのうち、アラレも弱くなったので下降を再開する。
プラトーに降りるあたりから、白石が「高所の影響か、意識が飛びそうになる」と不調を訴え始める。何というか。。。頂上で必死に笛の演奏なんかがんばるからだと思われる。幸い、休憩しつつ下ることで無事夕方HCに帰り着いた。
5月1日 晴時々曇→雨 HC→AZULCOCHA
HCからまた、アウサンガテを半周して、AZULCOCHAへと帰る。このあたりにいる牧羊犬は恐ろしい。見知らぬ人間が近づくと猛犬と化し、襲ってくる。途中で犬3匹に囲まれたり、2匹に追いかけられた末、川にボチャンしたりしながら、AZULCOCHAへ。
翌日からはPACCHANTA村にある温泉に入ったりしながらクスコへ行き、休養と次の山の準備を行う。
4月26日 クスコという都会からバスにのり麓の村TINKIへ。ここからモトタクシー(バイクの二〜三人乗り)で奥の村PACCHANTAへ。バイクでの入山は気持ちよい。
27日 曇 PACCHANTA村→AZUL COCHA(青い湖の意)
約1.5h歩いて装備、食料をデポ(というか隠して)しておいたAZULCOCHAという湖畔へ。湖畔でC1。
28日 晴 AZULCOCHA→AUSANGATE BC(手前の湖)
5日分の食料、ガチャを用意して出発。気持ちのよい草原をアウサンガテを半周して、反対側のノーマルルートのBCへ向かう。この山域では放牧が行われており、のんびりしたアルパカや羊がたくさんいる。BC手前の湖のそばでC2、標高4800m。湖のすぐ横の小さな池にマスを見つけたので、追い込み漁をする。が、一向につかまらず、冷たいだけ。漁の厳しさを知る。
29日 薄曇 AUSANGATE BC→HC
BCを経てモレーン帯を登り、プラトーに突き上げるリッジを氷河末端のHIGH CAMPまで。標高は5400m。モレーン帯のガレ場には牙の生えた変わったウサギが生息している。
30日 晴→雪 AUSANGATE HC→頂上→HC
HCを朝3時半に出発。月も出ていて天気は悪くない。すぐに氷河となり、クレバスを避けつつ頂上プラトー下にある壁へ。標高差130mくらいの雪壁を登り頂上プラトーへ。プラトーを所々ひざラッセルで進んでいくが、じょじょに天気が悪くなってくる。そのうちガスが濃くなり視界は50m程度にまでなる。そのうち予想に反して細い稜線になって来て少し不安を感じながらも。ピークへ向かい登っていく。そのうち尾根状になり、ラッセルを続けていくと最高点らしきところにつく。10時45分着。少しガスが晴れるときもあるのだが、基本的にガスの中。白い。標高は6400m弱。いつも頂上ではガスの中な気がするなどいいながら休憩。白石は頂上で笛を吹きたいとネパール製の笛を吹いている。実にしんどそう。30分ほどピークにいて、下降開始。
下降しだしてすこし行くと、視界も完全になくなり、アラレと風がでてくる。どうやら、雷雲の中にはいったようで体に「バチバチッ」と静電気が走るようになる。僕らはスノーバーをザックにつけガチャを身にまとい、歩く避雷針といういでたち。怖いのでとりあえず伏せてやりすごすが、頭を少しあげると「バチッ」と来て恐ろしかった。そのうち、アラレも弱くなったので下降を再開する。
プラトーに降りるあたりから、白石が「高所の影響か、意識が飛びそうになる」と不調を訴え始める。何というか。。。頂上で必死に笛の演奏なんかがんばるからだと思われる。幸い、休憩しつつ下ることで無事夕方HCに帰り着いた。
5月1日 晴時々曇→雨 HC→AZULCOCHA
HCからまた、アウサンガテを半周して、AZULCOCHAへと帰る。このあたりにいる牧羊犬は恐ろしい。見知らぬ人間が近づくと猛犬と化し、襲ってくる。途中で犬3匹に囲まれたり、2匹に追いかけられた末、川にボチャンしたりしながら、AZULCOCHAへ。
翌日からはPACCHANTA村にある温泉に入ったりしながらクスコへ行き、休養と次の山の準備を行う。
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