OBの山行記録・ 2010年5月12日 (水)
ペルー ビルカノータ山群 PUCA PUNTA (SOUTH FACE)
日程:2010年05月06日〜05月08日
メンバー:白石淳也(2000) ,澤田卓郎(2004)
ペルー南部 ビルカノータ山群記録 その2
PUCA PUNTA SOUTH FACE
メンバー:白石淳也(2000) ,澤田卓郎(2004)
ペルー南部 ビルカノータ山群記録 その2
PUCA PUNTA SOUTH FACE
5月6日 写真で見て、のぼりたいなと話していた山に行くことに。ようやく順応も終わり、クライミングができる。双眼鏡で偵察した結果、ルートは南壁のコルに突き上げるクーロアールに決定。現地でわかったのはこの山が「ぷか ぷんた」っていう名前だという事。ケチュア語で「赤い山」という事らしい。「ペルーの怪峰ぷかぷんたに挑む」などといいながら南壁基部のモレーン帯へアプローチ。標高4900mのHighCamp。星が美しい。
5月7日 晴 HCから壁までは安定した氷河で問題ない。壁に取り付いたあたりで明るくなってくる。コンテ、スタカットを交え60mロープで6〜7pほど氷雪壁を登り、コルに抜ける。ロックギアももっていったが側壁の岩はぼろぼろであまり有効でない、たまにスクリューが利く。稜線に抜ける最後はアックスの決まらない雪で雪を掘り進みながら稜線に抜ける。南半球なので南壁は日があたらない。稜線に抜けて北面にでると日がまぶしく暖かい。
あとは、稜線を頂上までいけば良いのだが、雪庇、隠されたベルクシュント、グサグサの雪、脆い岩稜、とテクニカルではないのだけれど気を抜けない稜線が続く。結局、ここから頂上まで3hほどかかった。そして、やっぱり頂上につくとガスに覆われる。毎度毎度頂上は白い。
来た道を慎重に戻り、コルの下降点につくころには夕暮れとなる。
南壁の下降は登ってきたクーロアールを土嚢袋埋めたり、氷を探してアバラコフ作ったり、岩角などで8ps懸垂下降して、クライムダウンして取り付きへ。真っ暗の中、テントに帰るともう深夜になっていた。
5月8日 恐怖の牧羊犬を恐れつつくたくたになった体でBCへ帰る。
5月7日 晴 HCから壁までは安定した氷河で問題ない。壁に取り付いたあたりで明るくなってくる。コンテ、スタカットを交え60mロープで6〜7pほど氷雪壁を登り、コルに抜ける。ロックギアももっていったが側壁の岩はぼろぼろであまり有効でない、たまにスクリューが利く。稜線に抜ける最後はアックスの決まらない雪で雪を掘り進みながら稜線に抜ける。南半球なので南壁は日があたらない。稜線に抜けて北面にでると日がまぶしく暖かい。
あとは、稜線を頂上までいけば良いのだが、雪庇、隠されたベルクシュント、グサグサの雪、脆い岩稜、とテクニカルではないのだけれど気を抜けない稜線が続く。結局、ここから頂上まで3hほどかかった。そして、やっぱり頂上につくとガスに覆われる。毎度毎度頂上は白い。
来た道を慎重に戻り、コルの下降点につくころには夕暮れとなる。
南壁の下降は登ってきたクーロアールを土嚢袋埋めたり、氷を探してアバラコフ作ったり、岩角などで8ps懸垂下降して、クライムダウンして取り付きへ。真っ暗の中、テントに帰るともう深夜になっていた。
5月8日 恐怖の牧羊犬を恐れつつくたくたになった体でBCへ帰る。
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