現役の計画・ 2004年8月1日 (日)
2004夏岩メイン
奥又白-屏風岩-錫杖岳 9月中旬 10日間
L赤桐4 AL見瀬3 M2 勝亦 村松 斎藤 柴谷
奥又白周辺
Tactics
[時間]
上高地(3h)奥又白池=BC(3h)上高地
BC(1.5h)各取付き 各終了点(1.5h)BC
[アプローチ]
上高地から夏道で奥又白池。そこでBC。帰りも同じ。下降は本峰東壁を登る場合は、三本槍付近を経由してBCまで。4峰周辺を登る場合は、5・6のコルを経由してBCまで。
[ルート]
本峰東壁
北壁〜Aフェース、北壁コンタクトライン〜Aフェース、信大ルート〜上部ダイレクト、
都立大ルート、田山=山本ルート
北尾根4峰
松高ルート、北条=新村ルート、成城大ルート、甲南ルート
詳細別紙。前穂東壁は1998年の地震によって一部崩壊したとことなので現在崩壊後の状況を調査中。現時点で崩壊していないと調べがついているのは都立大ルート、北条=新村ルート、松高ルートの3本。その他記録は見つからないもののDフェースのルートは生きていると考えている。
屏風岩
[時間]
上高地(3h)横尾=BC(3h)上高地
BC(1.5h)各取付き
[アプローチ]
横尾をBCにする。小屋もあり良く整備されている。BCからのアプローチは横尾岩小屋跡から横尾谷の河原を渡り、暗い窪状の1ルンゼ押し出しをつめる。少し登ると明るくなり明瞭なルンゼとなりる。浮石は多いが良く踏まれている。横尾と取り付きの間に良い天場を発見できたらBCを移動することもある。その際は電話にて下山連絡者に連絡する。
横尾山荘 0263-95-2421
[ルート]
ディレッティシマ、雲稜ルート、東壁ルンゼ、東稜。詳細別紙。ディレッティシマ以外はT4ルートを登って取り付く。下降は同ルートの懸垂下降を予定している。懸垂下降以外ではブッシュの尾根を辿り屏風の頭、北尾根最低コル経由でパノラマコースの登山道を利用し、徳沢や涸沢に下ることもできる(2.5h)。
錫杖岳
[時間]
槍見温泉(1.5h)錫杖沢出合=BC(1h)槍見温泉
BC(45m)各取付き
[アプローチ]
槍見温泉からクリヤ谷登山道を利用して1.5hでBCの錫杖沢出会いへ。正面の錫杖沢を30分ほど詰めて錫杖岩小屋のやや上から右の北沢に入って前衛フェース左方カンテ基部にでる。また、錫杖沢出合には2〜3張りしかテントが張れないので張れない場合は錫杖岩舎、クリヤ岩舎をBCとする。その場合は連絡をとるよう努める。
[ルート]
1ルンゼ、3ルンゼ、注文の多い料理店、左方カンテ、じーやの大冒険。詳細別紙。下降は左方カンテを懸垂で下るか東尾根を本峰に向かい、烏帽子岩の南面基部を巻いて西肩から中央稜上部を横切って右俣沢へ下る。
Tactics
1日目 移動日:上高地から奥又白BCまで。時間あれば偵察。
2日目 登攀日:奥又白
3日目 登攀日:奥又白
4日目 移動日:奥又白BC→上高地→横尾BC
5日目 登攀日:屏風岩
6日目 登攀日:屏風岩
7日目 移動日:横尾BC→上高地→錫杖沢出合
8日目 登攀日:錫杖岳
9日目 登攀日:錫杖岳
10日目 移動日:錫杖沢出合→槍見温泉
以上参考例。移動日にも登攀することもある。天気やルートの様子により各エリアで登る日数を変更する可能性がある。天気は午後崩れやすい。下山連絡は最終日のみとするが上高地に下りるたびに連絡は入れる。最終下山は槍見温泉、13時。
[リード]
基本的に(赤桐or見瀬)+(勝亦or村松)+(斎藤or柴谷)の縦割り2パーティーで登る。奥又白では最初赤桐、見瀬がリード。その後勝亦、村松がリードし、様子を見つつ斎藤、柴谷がリードする。屏風は最初に赤桐、見瀬がリードし、翌日は勝亦、村松がリードする。錫杖岳は2年生が一本ずつリードする。都合により赤桐+勝亦+村松と見瀬+斎藤+柴谷のパーティー構成にすることもあるがその場合は赤桐、見瀬がリードする。[無線]
1日に2〜3回無線連絡をパーティー間で行う。
パーティー
全体 スピード、危険認識
赤桐、見瀬 総合的登攀力 パーティーの把握 天気判断。
勝亦、村松 総合的登攀力
斎藤、柴谷 緊張の維持、自主性、登攀能力、ザイルワーク
装備
冬天2 DF2 灯油100ml/p/d 鍋2 茶食器2 無線2 他夏山個人装備 予備ロープは上高地にデポ。遭対システム登攀装備:9mm×50m×4本 ツェルト2 ガスストーブ2 茶食器 非常食 携帯食 3mmシュリンゲ 他岩装備
13時 在札部員を部室に集める 15時 遭難確定Lsの経験
赤桐 マルチ 芦別7日間 北岳8日間 剣岳9日間 小川山6日間 ヨセミテ3週間
シングル スペイン3週間 スロベニア3週間
見瀬 芦別4日間 剣岳9日間
準山
赤岩では各自100〜140ピッチ登った。そのうちマルチピッチは50ピッチ前後。パーティーとしての最終準山は芦別岳夫婦岩で行った。勝亦、村松は昨年度岩メインとして剣岳に行っている。 8月中にも赤岩の計画は出ているのでその成果を含めて8月末の例会で計画の最終決定、二年生のリードするレベルの決定を行う。 主な初見リード 赤桐:西奥D1P目6-、洞穴スラブ5.9(=6級?) 見瀬:北西壁D 1P目5級、チンネ左稜線、北面チムニー5級 勝亦:黒い凹角5級、佐藤ルート5級A0、馬の背馬の背ルート5級、北西壁ダイレクト2〜4P目 村松:不動ジェードル5級、馬の背馬の背ルート5級、北面チムニールート5級 斎藤:南西カンテ2P目 柴谷:西奥ノルマル4+、フランケ左
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