OBの山行記録・ 2008年4月2日 (水)
トムラウシ山(2141m)
●2008年3月22日〜23日(2-0)
【ルート】トムラウシ温泉→トムラウシ山(往復)
【メンバ】田中健太郎(1987入部)
【行程】
3月22日(晴)トムラウシ温泉(12:00)→夏道→・1143→Co1160 C1(15:30)
3月23日(晴)C1(5:40)→カムイサンケナイ川右岸の尾根→トラバース開始Co1450(7:00-20)→カムイサンケナイ川Co1450(7:55)→夏道の沢側の右岸の尾根(1600の尾根)→Co1830(9:20)→Co1930シーデポ(10:15)→トムラウシ山(11:00-20)→シーデポ地点(11:45-12:10)→C1(13:45-14:45)→トムラウシ温泉(17:15)
トムラウシ温泉から、ほぼ夏道ルートをトムラウシ山を往復しました。スキーは期待していたほど、快調ではなかった。
カムイサンケナイ川右岸尾根Co1400あたりからのトムラウシ山
【ルート】トムラウシ温泉→トムラウシ山(往復)
【メンバ】田中健太郎(1987入部)
【行程】
3月22日(晴)トムラウシ温泉(12:00)→夏道→・1143→Co1160 C1(15:30)
3月23日(晴)C1(5:40)→カムイサンケナイ川右岸の尾根→トラバース開始Co1450(7:00-20)→カムイサンケナイ川Co1450(7:55)→夏道の沢側の右岸の尾根(1600の尾根)→Co1830(9:20)→Co1930シーデポ(10:15)→トムラウシ山(11:00-20)→シーデポ地点(11:45-12:10)→C1(13:45-14:45)→トムラウシ温泉(17:15)
トムラウシ温泉から、ほぼ夏道ルートをトムラウシ山を往復しました。スキーは期待していたほど、快調ではなかった。
カムイサンケナイ川右岸尾根Co1400あたりからのトムラウシ山
【記録】
3/22(土)晴れ 前夜は飲み会が有った為、22日(土)の朝に札幌を出た。トムラウシ温泉脇の登山口から歩き始める。スキーは最初担いでいたが、5分ほどでスキーで歩けるようになる。夏道とおぼしきルートを適当に登るが、雪はぐさぐさで急斜面はずるずると雪面が崩れて登りにくいが、Co900の台地に上がると歩きやすくなった。気温は高く、GWの様だ。・1143を過ぎたところでC1とした。樹林限界はCo1200ほどで、快調な天場だった。
3/23(日)晴れ C1からしばらくは夏道ルートを登るが、カムイサンケナイ川右岸尾根に乗ると、そのまま尾根を登ってCo1450からトラバースを開始して川底へ下りた。傾斜はきつく、途中2箇所ほどちょっとやばい雪面をトラバースすることになった。もう少し下の方をTrするべきだった。川底からは夏道の沢形の右岸にあるゆるい尾根形を登った。最初は傾斜はゆるかったが、上部はかなりきつくなり、クトーを利かせて登る。登りきったところがCo1830で、ここでトムラウシ山周辺の視界が開け、頂上まであと少しという気になる。天気は良いのでのんびりと歩き、途中でシーデポして頂上へ。頂上周辺だけトレースが数多く残っていた。ここはどこでもどうにでも登れる。下りはCo1830からカムイサンケナイ川の川底までが、この山行のメインのスキー滑降箇所であるが、このところの異常なまでの気温の高さであること、南面で朝からずっと日に当たっている急斜面であることから、雪崩が気になるので、多少傾斜がゆるくなる夏道の沢形を滑った。ほとんどザラメに近い雪質で快調に滑れた。川底から右岸尾根への登り返しは、行きより少し下からトラバースを開始し、途中でシールを付けた。右岸尾根からC1までは非常に快適なスキーを楽しむが、C1から下はぐさぐさな雪質だけでなく、スキーでもいきなり膝ぐらいまではまってしまう“落とし穴”が続出し、非常に危険な状態だったので、途中でシールを付けた。ヘロヘロでトムラウシ温泉に下山した後は、飛び込みで宿泊して疲れを癒した。
Co1160の天場の様子。テントは昨年から愛用しているカマボコ型テント(チューブテント)。
今回の山行の核心とも言える、カムイサンケナイ川からの登り。中央の沢形が夏道のルートとなっている。今回はその右岸の尾根状を登り、夏道ルートを滑り降りた。急斜面なので、雪崩への警戒が必要。
その急斜面を登りきると、向こう側の視界が広がっていて、トムラウシ山が目前にせまる。
トムラウシ山頂にて、ミニ三脚で記念撮影。バックは大雪。
頂上から見た裏十勝の様子。
帰りの急斜面の滑降。ザラメに近い雪質で滑りは快適だが、雪崩が少々気になるので、さっさと下りたくなる。
さらにその下の様子。ここまで来ると傾斜がゆるくなり、気が楽になる。
下山後に思わず泊まってしまった東大雪荘。
3/22(土)晴れ 前夜は飲み会が有った為、22日(土)の朝に札幌を出た。トムラウシ温泉脇の登山口から歩き始める。スキーは最初担いでいたが、5分ほどでスキーで歩けるようになる。夏道とおぼしきルートを適当に登るが、雪はぐさぐさで急斜面はずるずると雪面が崩れて登りにくいが、Co900の台地に上がると歩きやすくなった。気温は高く、GWの様だ。・1143を過ぎたところでC1とした。樹林限界はCo1200ほどで、快調な天場だった。
3/23(日)晴れ C1からしばらくは夏道ルートを登るが、カムイサンケナイ川右岸尾根に乗ると、そのまま尾根を登ってCo1450からトラバースを開始して川底へ下りた。傾斜はきつく、途中2箇所ほどちょっとやばい雪面をトラバースすることになった。もう少し下の方をTrするべきだった。川底からは夏道の沢形の右岸にあるゆるい尾根形を登った。最初は傾斜はゆるかったが、上部はかなりきつくなり、クトーを利かせて登る。登りきったところがCo1830で、ここでトムラウシ山周辺の視界が開け、頂上まであと少しという気になる。天気は良いのでのんびりと歩き、途中でシーデポして頂上へ。頂上周辺だけトレースが数多く残っていた。ここはどこでもどうにでも登れる。下りはCo1830からカムイサンケナイ川の川底までが、この山行のメインのスキー滑降箇所であるが、このところの異常なまでの気温の高さであること、南面で朝からずっと日に当たっている急斜面であることから、雪崩が気になるので、多少傾斜がゆるくなる夏道の沢形を滑った。ほとんどザラメに近い雪質で快調に滑れた。川底から右岸尾根への登り返しは、行きより少し下からトラバースを開始し、途中でシールを付けた。右岸尾根からC1までは非常に快適なスキーを楽しむが、C1から下はぐさぐさな雪質だけでなく、スキーでもいきなり膝ぐらいまではまってしまう“落とし穴”が続出し、非常に危険な状態だったので、途中でシールを付けた。ヘロヘロでトムラウシ温泉に下山した後は、飛び込みで宿泊して疲れを癒した。
Co1160の天場の様子。テントは昨年から愛用しているカマボコ型テント(チューブテント)。
今回の山行の核心とも言える、カムイサンケナイ川からの登り。中央の沢形が夏道のルートとなっている。今回はその右岸の尾根状を登り、夏道ルートを滑り降りた。急斜面なので、雪崩への警戒が必要。
その急斜面を登りきると、向こう側の視界が広がっていて、トムラウシ山が目前にせまる。
トムラウシ山頂にて、ミニ三脚で記念撮影。バックは大雪。
頂上から見た裏十勝の様子。
帰りの急斜面の滑降。ザラメに近い雪質で滑りは快適だが、雪崩が少々気になるので、さっさと下りたくなる。
さらにその下の様子。ここまで来ると傾斜がゆるくなり、気が楽になる。
下山後に思わず泊まってしまった東大雪荘。
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