書評・出版・ 2026年11月3日 (火)
山の四季ー北大山岳部百年誌(米山 悟1984入部)

2026年で100年を迎える北大山岳部の記念誌。
1902年の八甲田陸軍歩兵連隊199人遭難死事故の時には日本になかったスキーが、すぐ後に北海道にやってきた。第一次大戦が終わって軍縮、デモクラシー、旅行、登山の芽生えた1920年代、日本の登山熱が生まれ、旧制大学山岳部が相ついで生まれた。北大では、スキー登山の中から、アルピニズムが生まれた。日高の未踏域という大きな夢を共有して、山岳部は100年間、20代の若者たちに延々その憧れを繋いできた。飽きもせず、みながみな、辺境のままの日高に憧れた。北大山岳部が続いているのは、日高山脈のおかげなのではないか、と感想を持った。
今回の特色はその資料的価値だ。全ての山行記録表、全ての遭難まとめ、全員の氏名、くりかえし校正を繰り返した編集委員のみなさんに感謝します。
【構成】
●グラビア100年写真集16ページ
●通史 104ページ
黎明期〜1926、〜1945、〜1960、〜1970、〜1980、〜2000、〜2010、〜2026の8章にわけ、時代を背景に、北大山岳部の現役学生たちが、どんな山行をしてきたか、どんな運営をしてきたかを概説、評論する。年表には社会背景と関連出版物の欄がある。また、コラムとして、秀岳荘、つる、ヘルヴェチア、空沼などの経緯など13編挿入。
●日高の山行記録・断章 22ページ
過去100年の部報に載った、時代を画する山行記録10編が載っている。最新のものは2022年コイカクシュサツナイ岳北面直登沢冬季初遡行がある。
●忘れがたい先輩たち 17ページ
草創期〜戦前期を中心に北海道の山に、南極に、ヒマラヤへと導いた傑出した部員を23名を挙げて概要をまとめた。
●遭難史まとめ年表 2ページ
100年間の死亡遭難事故14件、31名の一覧をまとめた
●戦歿者追悼 8ページ
「学徒出陣」で帰らなかった12名の紹介
●山の会支部の歴史 14ページ
東京、関西両支部の成立とあゆみをまとめた
●全山行記録 215ページ
・100年の全ての山行記録の月日、メンバー、行程を一覧にまとめた(本書の半分量)
・100年の年度別山行数、山行日数、部員数の一覧と推移100年グラフ、全部員氏名
全385ページ
2026年9月発行
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1. 価格:送料込み単価1万円(複数冊購入時も同単価です)
2. 申し込み:以下のフォームをご利用ください
https://forms.gle/yfx3YCzxa2J5Rzj47
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【ゆうちょ銀行 279 店、当座預金、口座番号 0014772、北大山の会】
入金を確認の上、発送させていただきます
4. 問い合わせ先:北大山の会 会計担当 志賀弘行 corsicaluke@live.jp
B5 判、本文 410 頁
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