現役の報告・ 2010年4月1日 (木)
【年月日】2010年3月3−5日(3−0)
【メンバー】L田中省(3 AL小池(3
<時間とルート>
3日 林道入り口(8:15)−Co960(9:10)−有明山南西コル(12:45)−Co1520(13:50)=C1
天気ユキ。ラッセルは踝。国道沿いの林道入り口から入山。・716を経由しCo960から林道をそれてコンタ尾根を南東方向へ。Co1320 付近の台地から同コンタに有明山西尾根まで行く。沢の源頭は木が生えていて雪崩大丈夫。そこから磁石をきって南西のコルまで。時間があるので天場をあげることにし・1521東のカンバ限界でC1。
4日 C1(6:20)−比麻良山(7:50−8:00)−軍艦山(9:30)ニセカウ(10:45−11:00)−芦の台(13:45)−・1032北西の二股(15:00)−次の二股(15:40)=C2
晴れ→ガス→快晴。回復傾向の読みで出発。テントを出ると太陽と月が同じ空に浮かんでいた。出てすぐ硬くなりシーズリEP。視界は∞。気になる風。比麻良山の北は広いので視界がいるだろう。ピーク北は吹きだまっていて穴ほれそう。ここで軍艦が姿を現す。比麻良山は軍艦山の絶好の写真ポイント。ニセカウは雲の中だ。比麻良山〜次のJ.P.間は北からの吹上が強く振られる風。
J.P.を過ぎると風は収まり岩峰が2つ出てきたためシートラにする。岩峰は問題なし。白い斜面を登ると10mの雪稜があるがそれほど細くない。むしろその先の南側がきれている斜面が、北側に小雪屁出ていて少しいやらしい。
軍艦山ピークを越えると岩峰がいくつか。いずれも基部をまける。ここで一時視界なくなるが少しすると劇的に晴れだし、岩峰先でニセピークが壁となって現れる。まっすぐ登ってコルを経てニセカウピークまで。J.P.〜ニセピーク間は各ポコ東側斜面が吹きだまっていた。
ピークからは大雪を含め四方が一望でき感激。青空には一条の飛行機雲が伸びている。適宜楽しんだ後、北尾根へ向かう。
北尾根は上部岩が連続するが全て西側を簡単に行ける。Co1550でシートラ解除。Co1520に岩峰があり西側を高めにまく。芦の台までだるい尾根が続く。
芦の台からは快調にスキーで北西尾根を二股まで行くつもりだったがスキーがダンゴになり不快調そのもの。二股の林道は左股沿いに地図上よりも延びている。林道を行き次の二股でC2。
5日 C2(6:20)−中越(7:20)
林道を国道まで。モービルのトレースでラッセルなし。下山口は携帯が通じる。中越駅は電車は止まらないが人が常駐している。ヒッチで車を回収したが今年中に上を高速が開通するらしく今後は交通量が減るものと思われる。
<パーティ>小山行。軍艦山は東から見たほうがカッコイイ。
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現役の計画・ 2010年3月2日 (火)
3月下旬(4-3)
L:田中宏(4 M:鹿島(2 (G:田中省(3 )
L:田中宏(4 M:鹿島(2 (G:田中省(3 )
<時間とルート>
1日目 札内ダム(1h)ヒュッテ(8h)札内川八ノ沢左岸尾根末端=C1
札内川七ノ沢出合まで道路。そこから転石・S.B渡渉をして八ノ沢左岸尾根末端まで行きC1。
2日目 C1(8h)左岸尾根Co1600=C2
尾根に取り付き、冬テンで粘れる限界のCo1600まで行き、C2。
3日目 C2(2.5h)尾根頭(1.5h)カムエク(2h)ピラミッド(2h)カムエク(1.5h)C2=C3
・1903付近は岩稜帯だが捲ける。頭からカムエクは広い尾根、Co1880〜1900付近は南側に小雪庇でるかも。尾根頭とCo1900屈曲にデポ旗打つ。カムエクの先、Co1880〜1920付近に岩稜帯があるが、西側を捲ける。ピラミッドの登りは、2,3箇所岩の出た急な登りがある。帰りのことを考えてお助け紐fixして行くかも。帰りは来た道。
4日目 C3(2.5h)尾根末端(2h)七ノ沢出合(4.5h)札内ダム
尾根を下り、七ノ沢まで渡渉を繰り返し、道路を札内ダムまで。
<進め方>
冬型に割と強い。谷の通過は悪く、ヘリではガスる。停滞は3日。左岸尾根Co1600までは全天、そこからカムエクまでは視界2,300、行動に支障がない程度の風。カムエクからピラミッドまでは、視界2,300もつ天気、気にならない風で行く。
他に泊まっている場所はCo1180、Co1350、・1903南西のコル、尾根頭や国境稜線(雪洞)。時間や翌日の行動次第では、At.前日に尾根頭や国境稜線でイグルー作るかも。その場合、最低3日分の食料を持ち、残りの食料やテントはCo1600にデポして行くかも。
引き返しはピラミッドAt.は11:30、カムエクAt.は14:00。テン場着15:30。最終下山は携帯の電波のことを考えて20:00。
基本的にはLとMの2人で行く予定であり、Gの田中省は、日程の都合が付けば行く。
<パーティー>
小山行。2人パーティーなので慎重に行く。
L:判断全般、M判断慎重にしていく
M:口出し、体力
<確認山行>
準備山行というわけではないが、冬季にMを確認していけた山行を以下にあげる。
?クマネシリAt.(3-0) L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
体力、細い所・岩場の通過等技術の確認
?斜里At.(2-0) L:田中宏(4 AL:田中省(3 M:鹿島(2
細い所、緊張感の維持、総合確認。
<装備>
冬テン、ツェルト、デポ旗、ザイル8.5mm×30m、ストーブ、灯油、無線、茶食器、鍋、ロウソク 他 E.P、スノーシュー、ストック含む冬山個人装備
1日目 札内ダム(1h)ヒュッテ(8h)札内川八ノ沢左岸尾根末端=C1
札内川七ノ沢出合まで道路。そこから転石・S.B渡渉をして八ノ沢左岸尾根末端まで行きC1。
2日目 C1(8h)左岸尾根Co1600=C2
尾根に取り付き、冬テンで粘れる限界のCo1600まで行き、C2。
3日目 C2(2.5h)尾根頭(1.5h)カムエク(2h)ピラミッド(2h)カムエク(1.5h)C2=C3
・1903付近は岩稜帯だが捲ける。頭からカムエクは広い尾根、Co1880〜1900付近は南側に小雪庇でるかも。尾根頭とCo1900屈曲にデポ旗打つ。カムエクの先、Co1880〜1920付近に岩稜帯があるが、西側を捲ける。ピラミッドの登りは、2,3箇所岩の出た急な登りがある。帰りのことを考えてお助け紐fixして行くかも。帰りは来た道。
4日目 C3(2.5h)尾根末端(2h)七ノ沢出合(4.5h)札内ダム
尾根を下り、七ノ沢まで渡渉を繰り返し、道路を札内ダムまで。
<進め方>
冬型に割と強い。谷の通過は悪く、ヘリではガスる。停滞は3日。左岸尾根Co1600までは全天、そこからカムエクまでは視界2,300、行動に支障がない程度の風。カムエクからピラミッドまでは、視界2,300もつ天気、気にならない風で行く。
他に泊まっている場所はCo1180、Co1350、・1903南西のコル、尾根頭や国境稜線(雪洞)。時間や翌日の行動次第では、At.前日に尾根頭や国境稜線でイグルー作るかも。その場合、最低3日分の食料を持ち、残りの食料やテントはCo1600にデポして行くかも。
引き返しはピラミッドAt.は11:30、カムエクAt.は14:00。テン場着15:30。最終下山は携帯の電波のことを考えて20:00。
基本的にはLとMの2人で行く予定であり、Gの田中省は、日程の都合が付けば行く。
<パーティー>
小山行。2人パーティーなので慎重に行く。
L:判断全般、M判断慎重にしていく
M:口出し、体力
<確認山行>
準備山行というわけではないが、冬季にMを確認していけた山行を以下にあげる。
?クマネシリAt.(3-0) L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
体力、細い所・岩場の通過等技術の確認
?斜里At.(2-0) L:田中宏(4 AL:田中省(3 M:鹿島(2
細い所、緊張感の維持、総合確認。
<装備>
冬テン、ツェルト、デポ旗、ザイル8.5mm×30m、ストーブ、灯油、無線、茶食器、鍋、ロウソク 他 E.P、スノーシュー、ストック含む冬山個人装備
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現役の計画・ 2010年3月2日 (火)
3月中旬ころ
L小池(3 AL平塚(6 M岡戸 井ノ上 木城 (1
L小池(3 AL平塚(6 M岡戸 井ノ上 木城 (1
<時間とルート>
1日目 新道登山口(5.5h)半面山=C1
紅葉川沿いの林道(除雪が入ってなかったら新道登山口から林道にトラバースして。近そうな方を選択)から入山し、・628経由で冬尾根に取り付く。冬尾根を行き半面山まで。半面山直下は雪崩注意。半面山付近はカンバある。熊の沢源頭で穴か夏天でC1。
2日目 C1(2.5h)芦別岳(1.5h)ポントナ(3h)鉢盛山(1.5h)Co.1100
付近=C2
雲峰からシートラ。雲峰は雪崩注意。芦別ピーク直下で南東尾根にのるようにトラバース。ここも雪崩注意。雲峰〜芦別間は北側にセッピ出てるかも。ピークを越えると岩が出てくるが問題ない。ポントナ下りは視界が必要。ポントナ越えてからも岩が出てくるが西をねぐれる。・1436は岩峰なので西をまく。鉢盛山下りは急。樹林内でC2。
3日目 C2(2h)分岐(1h)・1415(5h)・1290南コル=C3
・1262にデポしてアタック。・1415下りはBSするかも。タンネ限界1200。Co.1262から・1303(吉凶分岐)までは木があるから視界なくても大丈夫。・1290南コルタンネ帯でC3。
4日目 C3(2h)夕張(6h)林道=C4
夕張肩にシーデポして夕張岳At.。シーデポ地点からツリガネ岩を確認して夏道を金山方面へ。小夕張は細く急でセッピが出る。林道に出てC4。
5日目 C4(5h)金山
林道下って金山の集落まで。
<天気・停滞・進め方>
天気傾向は冬型、高気圧のヘリは天気悪く、移動高、前面で動ける。
停滞は4日。芦別は最低1日停滞をもってのっこす。風はふらつかない程度。C1までは全天で行ける。芦別・鉢盛のっこしの日は一日もつ天気じゃないと行かない。C2から先はほとんど樹林内のため視界100。・1415(夕張マッターホルン)At.と夕張At.には視界200〜300もっていく。夕張岳はほぼ全天でCo.1340付近から夏道尾根にトラバースできる。テン場着15時、イグルーは14時、最終下山14時。
<パーティ>春メイン1年班
Ls:天気判断、雪崩判断
M1:口出し、シートラのっこし
<装備>
夏天(4~5人用)、なべ、茶食器、ストーブ、灯油(100×人×日)、のこ2、スノーソー2、無線、ろうそく、修理具、他EPスキー含む冬山個人装備
<準備山行>
? 樽前山(2-0):Eワーク確認、シートラのっこし、イグルー作り
? 糠平富士(2-0):長時間行動、総合確認 *M岡戸不参加
? オロホロ徳舜(2−0):補完準山、行動技術の向上*Mは岡戸のみ参加
1日目 新道登山口(5.5h)半面山=C1
紅葉川沿いの林道(除雪が入ってなかったら新道登山口から林道にトラバースして。近そうな方を選択)から入山し、・628経由で冬尾根に取り付く。冬尾根を行き半面山まで。半面山直下は雪崩注意。半面山付近はカンバある。熊の沢源頭で穴か夏天でC1。
2日目 C1(2.5h)芦別岳(1.5h)ポントナ(3h)鉢盛山(1.5h)Co.1100
付近=C2
雲峰からシートラ。雲峰は雪崩注意。芦別ピーク直下で南東尾根にのるようにトラバース。ここも雪崩注意。雲峰〜芦別間は北側にセッピ出てるかも。ピークを越えると岩が出てくるが問題ない。ポントナ下りは視界が必要。ポントナ越えてからも岩が出てくるが西をねぐれる。・1436は岩峰なので西をまく。鉢盛山下りは急。樹林内でC2。
3日目 C2(2h)分岐(1h)・1415(5h)・1290南コル=C3
・1262にデポしてアタック。・1415下りはBSするかも。タンネ限界1200。Co.1262から・1303(吉凶分岐)までは木があるから視界なくても大丈夫。・1290南コルタンネ帯でC3。
4日目 C3(2h)夕張(6h)林道=C4
夕張肩にシーデポして夕張岳At.。シーデポ地点からツリガネ岩を確認して夏道を金山方面へ。小夕張は細く急でセッピが出る。林道に出てC4。
5日目 C4(5h)金山
林道下って金山の集落まで。
<天気・停滞・進め方>
天気傾向は冬型、高気圧のヘリは天気悪く、移動高、前面で動ける。
停滞は4日。芦別は最低1日停滞をもってのっこす。風はふらつかない程度。C1までは全天で行ける。芦別・鉢盛のっこしの日は一日もつ天気じゃないと行かない。C2から先はほとんど樹林内のため視界100。・1415(夕張マッターホルン)At.と夕張At.には視界200〜300もっていく。夕張岳はほぼ全天でCo.1340付近から夏道尾根にトラバースできる。テン場着15時、イグルーは14時、最終下山14時。
<パーティ>春メイン1年班
Ls:天気判断、雪崩判断
M1:口出し、シートラのっこし
<装備>
夏天(4~5人用)、なべ、茶食器、ストーブ、灯油(100×人×日)、のこ2、スノーソー2、無線、ろうそく、修理具、他EPスキー含む冬山個人装備
<準備山行>
? 樽前山(2-0):Eワーク確認、シートラのっこし、イグルー作り
? 糠平富士(2-0):長時間行動、総合確認 *M岡戸不参加
? オロホロ徳舜(2−0):補完準山、行動技術の向上*Mは岡戸のみ参加
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現役の報告・ 2010年3月2日 (火)
【年月日】2010年2月23−24日(2−0)
L小池(3 AL平塚(6 M岡戸(1
<時間とルート>
1日目 車(9:00)Co1071(12:45)=Ω1
くもり→ガス(時々晴れ)
北湯沢南で国道から入るトクシュンベツ川沿いの林道を行き、工事中で行き止まりになっている二股直前に車を止め入山。Co380をSBで渡渉し牧場へ。のどかな牧場を・830の近くまで行き、尾根づたいにCo1071まで。Co1071先でイグルー。作成2h、雪かたく苦労する。
2日目 Ω1(6:10)オロオロ(9:00)ホロホロ(10:00)徳舜(10:45)三階滝(12:50)
ガス→晴れ→ガス→晴れ
視界2〜300だが木もあるのでとりあえず行く。南側セッピ、北側ブッシュの中を行く。Co1080ポコ付近細いがスキーで行く、一か所だけ脱ぐ。その後視界回復。オロ直下急登でシートラ。オロ下りで解除。ホロ直下急登でシートラ。そのまま徳まで。徳周辺で視界なくなり、真っ白になる。徳下りは磁石きって北尾根に入る。下り途中でシートラ解除し、束の間の快調スキーを楽しむ。岡戸がトッコウする。途中から高い気温のせいでスキーがゲタとなり不快調。テキトーに下っていたらコノエオサレベツ川左岸の林道にあたり、そのまま三階滝まで。
<パーティ>
春準山補完 シートラのっこしできた。
1日目 車(9:00)Co1071(12:45)=Ω1
くもり→ガス(時々晴れ)
北湯沢南で国道から入るトクシュンベツ川沿いの林道を行き、工事中で行き止まりになっている二股直前に車を止め入山。Co380をSBで渡渉し牧場へ。のどかな牧場を・830の近くまで行き、尾根づたいにCo1071まで。Co1071先でイグルー。作成2h、雪かたく苦労する。
2日目 Ω1(6:10)オロオロ(9:00)ホロホロ(10:00)徳舜(10:45)三階滝(12:50)
ガス→晴れ→ガス→晴れ
視界2〜300だが木もあるのでとりあえず行く。南側セッピ、北側ブッシュの中を行く。Co1080ポコ付近細いがスキーで行く、一か所だけ脱ぐ。その後視界回復。オロ直下急登でシートラ。オロ下りで解除。ホロ直下急登でシートラ。そのまま徳まで。徳周辺で視界なくなり、真っ白になる。徳下りは磁石きって北尾根に入る。下り途中でシートラ解除し、束の間の快調スキーを楽しむ。岡戸がトッコウする。途中から高い気温のせいでスキーがゲタとなり不快調。テキトーに下っていたらコノエオサレベツ川左岸の林道にあたり、そのまま三階滝まで。
<パーティ>
春準山補完 シートラのっこしできた。
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現役の報告・ 2010年2月18日 (木)
【年月日】2010年2月15-16日(2-0)
【メンバー】L小池(3 AL平塚(6 M井ノ上 木城 小俵(1
<時間とルート>
1日目 メトセップ林道入口(7:45)〜林道離れる(10:00)〜・1232(12:00)〜・1595=Ω1(13:45)
天気晴れ後ゆき。林道を行き、橋を渡ったCo1000から・1232に上がる。ラッセル足首。・1232から東側に雪屁。・1595でイグル―、作成2h
2日目 Ω1(7:00)〜糠平富士(ウぺE峰とも)(8:15-30)〜・1568(12:00)〜1200ポコ(14:45)〜林道(16:00)〜国道(17:10-45)
天気晴れ。はじめはスキーで行く。Co1680ポコからシートラEP。雪屁東側。糠平富士
から北東尾根を下る。Co1580からスキーを履き行くが、その先うざブッシュや東側せっぴのため、所々つぼズリになる。・1568からスキーをはくも、岩峰途中で再びつぼになり、Co1200ポコまで。全体的に非常にうざく、行きにくい尾根であった。北斜面を下って林道に出て、あとは国道まで。
<パーティ> 春メイン準山2回目 シートラのっこし、長時間行動できた
1日目 メトセップ林道入口(7:45)〜林道離れる(10:00)〜・1232(12:00)〜・1595=Ω1(13:45)
天気晴れ後ゆき。林道を行き、橋を渡ったCo1000から・1232に上がる。ラッセル足首。・1232から東側に雪屁。・1595でイグル―、作成2h
2日目 Ω1(7:00)〜糠平富士(ウぺE峰とも)(8:15-30)〜・1568(12:00)〜1200ポコ(14:45)〜林道(16:00)〜国道(17:10-45)
天気晴れ。はじめはスキーで行く。Co1680ポコからシートラEP。雪屁東側。糠平富士
から北東尾根を下る。Co1580からスキーを履き行くが、その先うざブッシュや東側せっぴのため、所々つぼズリになる。・1568からスキーをはくも、岩峰途中で再びつぼになり、Co1200ポコまで。全体的に非常にうざく、行きにくい尾根であった。北斜面を下って林道に出て、あとは国道まで。
<パーティ> 春メイン準山2回目 シートラのっこし、長時間行動できた
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現役の報告・ 2010年2月18日 (木)
【年月日】2010年2/13~14(2-0)
【メンバー】L:田中宏(4 AL:田中省(3 M:鹿島(2
<時間とルート>
1日目 ・170.8南人家(11:45)Co800(14:45)Co940=C1(15:15)
快晴。5万図の・170.8南の御宅に車を停めさせていただき、そこより入山。玉石沢左岸の北尾根に向かって角度を切る。途中フェンスを越えたり林道を3回程横切ったりして北尾根へ取り付く。Co800から上はカンバ疎林となるが、翌日の好天を見込み、Co940付近までテン場を上げる。海別岳と流氷の見えるカンバの脇にてC1。夜は豪勢に鍋。斜里町の夜景が美しい。
2日目 C1(6:00)斜里(8:40~8:50)C1(10:00~10:40)林道入口(11:40)
晴、上部一時ガス、−15~20℃。昨日残った鍋を食べてテン場から出ると、ピーク周辺にガスがかかるものの、晴。スキーでCo1240まで行き、そこにシーデポ、E.Pに変える。Co940付近からこの辺りまではイグルー作れそうな所がいくつかあった。急な斜面を上がり、Co1340、Co1410にデポ旗。西尾根との合流点より細い所が多くなる。
地図上「斜」の字付近には、岩の上に雪が積もった感じの所が一部段差になっている。ロープやシュリンゲがないと捲きもc.dも怖く、対処に迷っていると、意を決したALがジャンプ。ザック手渡しにして後続も同様にジャンプする。振り返ってよく見ると、ワイヤーが見え隠れし、実はそこが通称"ガマ岩"だったということが発覚する。写真は帰りにピーク側から撮影したもの。
ガマ岩先の全景。ここから先は所々北側に雪庇0.5m位、細い所も断続的に続く。通過中に次第にガスが晴れていき、急斜を登って垂直な壁を左から回り込むとピーク。ピークからは流れ行く流氷や、国後や知床をはじめとする道東の山々を360°の展望で堪能することができた。ピークからは来た道。ピーク直下の急斜は所々B.S、ガマ岩はワイヤー掴んで捲く。テン場を撤収し、そこよりど快調なスキーを林道まで飛ばす。Co290付近より林道に乗り、・170.8西の林道入口に下山。
<パーティー>
大変充実した小山行。遠いけれども斜里はいい山です。
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現役の報告・ 2010年2月18日 (木)
【年月日】2010年2/5-7(3-0)
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
<時間>
シンノスケ三の沢林道入口(10:15)西クマネシリ西尾根Co1320付近=C1(14:15/7:15)西クマネシリ(8:45)クマネシリ(10:45〜11:00)西クマネシリ(12:45)C1=C2(13:50/8:30)林道入口(9:50)
<ルート>
1日目 晴後曇。シンノスケ三の沢沿いの林道をCo1030上二股まで。ブル道の走る西クマネシリ西尾根をCo1320まで行きC1。ラッセルはくるぶし程度。
2日目 晴後雪。出発の準備をしていると、風もないのに顔が凍りつくような錯覚に陥る。スキーで西クマ手前まで行くと微風なのだが、凍える寒さ。東側に雪庇1〜2m程度で雪洞掘れそう。西クマ基部でアイゼンに変えて、そこから北側を登ってピークへ。基本的に急斜で所々岩や雪壁のようになってたりする。ピークからは石狩連峰が一望でき、またクマネシリへ続く切れた尾根やクマネシリ南に広がる異様になだらかな「道東のギアナ高地」が見える。クマネシリのコルまでは北側が切れ、細い所が2,3箇所、全て上を行く。B.Sして下った所が1箇所。所々北側に雪庇0.5〜1m。コル手前でスノーシューに変える。コルを過ぎたCo1500付近は積木上のような、一部トムラのロックガーデンのような岩場に雪がついている感じ。スケール30〜40m程度、中間部が多少急。その後もCo1560下りは急で、ツボになって下る。ピーク直下でE.Pに変え、ピークへ。ガスってきて、うっすら西クマネシリが見える程度の視界。ピークからは来た道。Co1500付近岩場は慎重にB.S、コル先風が避けられる所でスノーシューに変え、小休止。ネーベンのパンはあまりの低温でパサパサに乾燥し、鼻水が瞬時に凍る。細いところの手前まで行き、そこからまたE.Pに変える。風が強くなってきていたので、細い所を1箇所、南側捲いた。西クマ直下の急な所は3回B.Sして下るが、風に乗って吹き付ける雪が顔に付いてシビア。転げるように西尾根をテン場まで。テン場では日本酒が凍っていた。
3日目 雪。風と低温のため、ピリベツを諦め下山。幌加温泉にて、冷えた体を温める。
西クマネシリ、クマネシリはAt.形式になってしまうが、variationに富んでいてなかなかの好ルートであった。2年班の準備山行に使えそうだが、雪が少ないと状況が変わると思われる。
<パーティー>
凍えた小山行。低温で消耗した。
シンノスケ三の沢林道入口(10:15)西クマネシリ西尾根Co1320付近=C1(14:15/7:15)西クマネシリ(8:45)クマネシリ(10:45〜11:00)西クマネシリ(12:45)C1=C2(13:50/8:30)林道入口(9:50)
<ルート>
1日目 晴後曇。シンノスケ三の沢沿いの林道をCo1030上二股まで。ブル道の走る西クマネシリ西尾根をCo1320まで行きC1。ラッセルはくるぶし程度。
2日目 晴後雪。出発の準備をしていると、風もないのに顔が凍りつくような錯覚に陥る。スキーで西クマ手前まで行くと微風なのだが、凍える寒さ。東側に雪庇1〜2m程度で雪洞掘れそう。西クマ基部でアイゼンに変えて、そこから北側を登ってピークへ。基本的に急斜で所々岩や雪壁のようになってたりする。ピークからは石狩連峰が一望でき、またクマネシリへ続く切れた尾根やクマネシリ南に広がる異様になだらかな「道東のギアナ高地」が見える。クマネシリのコルまでは北側が切れ、細い所が2,3箇所、全て上を行く。B.Sして下った所が1箇所。所々北側に雪庇0.5〜1m。コル手前でスノーシューに変える。コルを過ぎたCo1500付近は積木上のような、一部トムラのロックガーデンのような岩場に雪がついている感じ。スケール30〜40m程度、中間部が多少急。その後もCo1560下りは急で、ツボになって下る。ピーク直下でE.Pに変え、ピークへ。ガスってきて、うっすら西クマネシリが見える程度の視界。ピークからは来た道。Co1500付近岩場は慎重にB.S、コル先風が避けられる所でスノーシューに変え、小休止。ネーベンのパンはあまりの低温でパサパサに乾燥し、鼻水が瞬時に凍る。細いところの手前まで行き、そこからまたE.Pに変える。風が強くなってきていたので、細い所を1箇所、南側捲いた。西クマ直下の急な所は3回B.Sして下るが、風に乗って吹き付ける雪が顔に付いてシビア。転げるように西尾根をテン場まで。テン場では日本酒が凍っていた。
3日目 雪。風と低温のため、ピリベツを諦め下山。幌加温泉にて、冷えた体を温める。
西クマネシリ、クマネシリはAt.形式になってしまうが、variationに富んでいてなかなかの好ルートであった。2年班の準備山行に使えそうだが、雪が少ないと状況が変わると思われる。
<パーティー>
凍えた小山行。低温で消耗した。
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現役の報告・ 2010年2月18日 (木)
【年月日】2010年2月9.10日(2−0)
【メンバー】L小池(3 AL平塚(6 M井ノ上 岡戸 木城 小俵(1
<時間とルート>
1日目:国道(9:40)樽前北コル(13:30)
晴れのち曇り 苔の洞門から入山。歩いてすぐにMがピッケルを車に忘れたことに気付き、時間ロス。Co450付近から夏道にのる。途中から夏道をはずれコルからのびる尾根に乗りΩ1.ラッセルは足首。イグルー作成は2h。
2日目:Ω1(5:00〜6:55)風不死(9:40〜10:00)Ω1(12:10〜12:45)樽前(14:00)樽前ヒュッテ(14:40〜15:10)国道(~16:20)
晴れ 視界∞。風も微風でおだやか。 風不死へは2重ポコへつながる尾根を使っていく。ピーク手前のポコはねぐり、ピークまでスキーで行く。ピークからは来た道をたどりイグルーまで。イグルーからシートラしていき、途中で小俵にEPワークを教える。台地へあがったところで、時間がないため時計回りで樽前山を行く旨を里にいる部員に伝える。
東峰直下で滑落停止訓練を行う。横シートラでも十分止まれるぜ。樽前山からヒュッテへ行き、スノーモービルで圧雪された林道をシールを外して国道まで。
<パーティ>
春メイン1年班準山1回目 シートラのっこし、イグルー作りできた。
【メンバー】L小池(3 AL平塚(6 M井ノ上 岡戸 木城 小俵(1
<時間とルート>
1日目:国道(9:40)樽前北コル(13:30)
晴れのち曇り 苔の洞門から入山。歩いてすぐにMがピッケルを車に忘れたことに気付き、時間ロス。Co450付近から夏道にのる。途中から夏道をはずれコルからのびる尾根に乗りΩ1.ラッセルは足首。イグルー作成は2h。
2日目:Ω1(5:00〜6:55)風不死(9:40〜10:00)Ω1(12:10〜12:45)樽前(14:00)樽前ヒュッテ(14:40〜15:10)国道(~16:20)
晴れ 視界∞。風も微風でおだやか。 風不死へは2重ポコへつながる尾根を使っていく。ピーク手前のポコはねぐり、ピークまでスキーで行く。ピークからは来た道をたどりイグルーまで。イグルーからシートラしていき、途中で小俵にEPワークを教える。台地へあがったところで、時間がないため時計回りで樽前山を行く旨を里にいる部員に伝える。
東峰直下で滑落停止訓練を行う。横シートラでも十分止まれるぜ。樽前山からヒュッテへ行き、スノーモービルで圧雪された林道をシールを外して国道まで。
<パーティ>
春メイン1年班準山1回目 シートラのっこし、イグルー作りできた。
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現役の報告・ 2010年2月5日 (金)
【年月日】2010年1月30-31日(2-0)
【メンバー】L田中省(3 AL田中宏(4小池(3 M岡戸 木城(1
尾根頭から見たトヨニ
<Time & Route>
野塚トンネル北口(8:50)-尾根頭(11:00)=Ω1
晴れ。野塚トンネル北口から・762の尾根に取り付く。渡渉した沢は埋まっていた。ラッセルは踝〜脛。・762を経由して尾根頭まで行きΩ1.3m以上積もった風成雪を苦労して掘った。3h。
野塚岳手前北の岩稜(南から見た写真)
Ω1(7:00)-野塚西峰(9:30)-Ω1(11:00-40)-北口トンネル(12:10)
次の日イグルーを出るとガスガス。少し時間待ちするが晴れそうにないので行けるところまで行くことにしてスノーシュー履いて出発。稜上視界100、気にならない風。おおむね十勝側にセッピが出ていて大きいもので2〜3m。・1268の北に岩稜があり一部細いためここからアイゼンに履き替える。岩稜は捲いたり上を行ったりして通過。・1268を過ぎると一転して広い稜線となる。野塚西峰に着いて振られない風となり引き返し。イグルーに帰ってきて茶を飲んでいると見る見る晴れだした。下りは途中から一本南の尾根を使ってトンネル北口まで。
<Party>風に吹かれた小山行
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現役の報告・ 2010年2月5日 (金)
【年月日】2009年12月24日ー2010年1月2日(10−0)
【メンバー】L田中省(3 AL小池(3 M鹿島(2 井ノ上 岡戸 木城(1
【ルート】殿狩橋〜オプタテシケ山〜緑雲橋〜カムイサンケナイ二股〜地獄谷〜沼の原〜石狩岳〜大雪湖
<Whether>冬型が全く決まらず低気圧が次々に通過。トムラウシは夢のまた夢。
<Time & Route>
※毎日初め→天気。平均気温。ラッセル量。備考。
12月24日 除雪終点(7:45)―トノカリウシュベツ川橋分岐(8:45-9:00)−Co960(11:30)=C1
ユキ時々曇。−6℃。踝。
イヴ入山。予定があったMには悪いことをした。除雪が殿狩橋少し先まで入っていた。トノカリウシュベツ川橋の分岐に荷物をデポする。オプタテ沢を橋で渡り、少し行ってから磁石きって・997南東斜面にあてる。Co960台地上の密なタンネ帯でC1.
オプタテの登り
12月25日 C1(6:30)−Co1380(9:00-10:30)−オプタテPeak(12:45)−C1(15:55)=C2
晴れ時々ユキ。−11℃。脛。移動高が午後に弱く張り出してくる。
・997は小さいコル。・1249の尾根の1本右東の尾根をつめてCo1380カンバ限界まで行く。上は視界ないようなので時間待ち。天気図をとってみると移動高はまだ張り出していないようだった。ぎりぎりまでまってみるも視界は変わらず。ダメ元で行ってみる。Co1470でシーデポEP。南尾根は強風帯で時折突風が吹く。露岩が出ていた。ハイマツシュカブラのバリズボでかなりうっとうしい。視界は100〜500の間で変動。行けそうなので行く。ピーク直下は急で岩岩しているがバリズボであれば直登できそうなので真直ぐピークを目指す。ピークにて−15℃。いきなりオプタテを踏めた。今回はツイてると、このときは思っていた。ピーク直下帰りは10mほどバックステップ。他固いところで所々軽くカッティングする。移動高の縁に入ったらしく突風がますます吹き荒れている。この尾根はピーク直下以外何もないが広いので下り上部は視界2〜300ないとわかりづらく、また長いため風、気温も考慮する必要がある。遠くニペソツ、ウペペサンケを一望しつつ、シーデポからは快調にスキーでC1まで。
12月26日 C2(6:45)−トノカリウシュベツ川橋分岐(8:00−8:20)−緑雲橋(13:00)=C3
快晴。−5℃。踝〜脛。移動高は東に進み日本海から低気圧が接近し午前前面。午後から湿雪が降り始める。
快晴のオプタテを後ろに見つつC2を出発。あんなにデカかったのか。昨日はAtだけで精一杯だったので今日は緑雲橋まで行くことにする。橋でデポを回収し三股山南の道の終点まで。ここから・834付近まで行き同コンタトラバースを開始する。今日も東大雪がよくみえる。晴れわたった穏やかな冬山ほど心地の良いものはない。東トノカリ沢Co780でブル道にあたる。このブル道はもしかしたら途中でそれた林道から分岐しているものかもしれない。ブル道橋で東トノカリ沢を渡渉。探せばスノーブリッジもあるだろう。コンタ尾根をのっこして緑雲橋をわたり、道からそれたところでC3。夜、翌日以降高気圧が張り出すとの予報を聞き皆色めき立つ。
12月27日 C3(8:15)−カムイサンケナイCo980(11:45)−カムイサンケナイ川二股(13:30)=C4
晴れ時々ユキ。−5℃。踝〜脛。夜半に低気圧が通過し積雪30cm。
移動日なのでゆっくり起床。出発時にMがLのストックをへし折ったため木の棒で代用する。停滞3を残し、トムラAtは天気次第でかなり粘る可能性があり、また翌日Atするとしてどれだけ天気が持つかわからないため、快適なテン場と聞いていた、ルート上にあるカムイサンケナイ川二股までテン場を延ばすことにする。緑雲橋から夏道尾根の西の尾根にとりつく。ポコをたどってカムイサンケナイ川まで。若干上流に降りてしまいCo980にて転石スノーブリッジ渡渉。対岸は急でとりつくのにてこずる。登っている途中でCo950に倒木の橋を確認した。対岸も登りやすそうだが右岸Co980より、左岸Co960よりいずれも下流が崖になっていて沢底をCo950まで行くことは厳しい。カムイサンケナイ川二股下にテントを張り、L-sは翌日のルート工作をした。18時の天気図で日本海西部に低気圧発生。ガーン・・・。
12月28日 C4(5:45)−Co1300 引き返し(7:40)−C4(8:45−11:00)−パンケトムラウシ川左岸林道上(13:00)=C5
ユキ。−5℃。日本海から低気圧が接近。
前面に期待して暗いうちから出発するが、既にユキが降りだしている。カムイサンケナイ川は二股すぐ下をスノーブリッジで渡渉し、取り付く尾根へ再度転石と橋かけで渡渉する。右股左股どちらも20mくらいの岩盤の滝が上流にあり、二股からしか予定の尾根にはとりつくことができない。尾根は取り付くところが急で小さい沢型がはしっているため雪崩が怖く、なだれると下の沢に落差のある落ち方をするためいやらしい。幸い雪面は安定していた。なるほど取り付けば快調な尾根だ。取り付きの苦労の甲斐なく、Co1300で回復の見込みないため引き返すことにする。テン場で天気図を取ると低気圧は二つ玉となって北海道に接近していた。今後通過とその後冬型が決まるとの見込みから、トムラを諦め移動することにする。カムイサンケナイ川左岸尾根をCo1060でのっこして林道へ。トムラ断念にショックを受けたM1は先頭でラッセルをしながら唐突にジグをきりはじめたり倒木の下を無駄にくぐり始めたりする始末。俺もトムラ行きたかったよ。だが天気ばかりはどうにもならない。西沢を林道の橋で渡り少し行ったところでC5。あまった燃料で物を乾かす。
橋かけ渡渉
12月29日 C5(7:15)−トムラウシ川支流Co1020(11:00)−地獄谷地図上「新」の字(14:00)=C6
晴れのちユキ。−8℃。脛〜膝。湿雪でラッセルが重い。前線を伴った低気圧が北海道の西を北上し、片われは北東に遠ざかった。
・1115は北東側をネグり、トムラウシ川支流はCo1100付近を降りて沢沿いに下りCo1020でスノーブリッジ渡渉。いたるところ渡渉できるが対岸が急なのでこのあたりか、あるいはかなり上流が適当だろう。これまでの渡渉をみると、雪の量は例年並みくらいだと思われる。トムラウシ川本流はCo1020に中州がありそこをつたってから橋かけ渡渉。雪が少ないと厳しいだろう。ここであるMがスキーをあらぬ方向へ投げ危うく川に流しかける。渡ってからは北東のコル地形を越え、地図上「新」の字のあたりでC5。タンネ帯。
沼の原
12月30日 C6(6:30)−沼の原北西コル(11:30)−大石狩沢出合(15:00)=C7
ユキ。−6℃。踝〜膝。ラッセル重い。日本海から低気圧が接近している。
スゲ沢沿いを行く。このあたりは沢型が無数にはしっており小地形多くわかりづらい。磁石きって六ツ沼山北西のコルにあてそこから長沼を経由して沼の原北西コルへ。地獄谷のタンネ限界はCo1400。視界あるので沼の原を通る。視界なくとも湿原以外はタンネがあるのでタンネ沿いを行けば問題なさそう。コル少し手前から南東に進んで沼の原に上がり・1501北東コルを経由して大石狩沢出合まで。沼の原からの下りでMがストックをなくす。ほとほとストックに縁のないものとみられる。大石狩沢出合付近は石狩沢、大石狩沢どちらも雪で埋まっている。出合ちょっと下でC7。
石狩からの下り
12月31日 C7(6:45)−Co1760シーデポ(11:00)−石狩岳(12:00)−C7(15:00)=C8
ユキ。−10℃。脛〜膝。最もラッセル重い。発達した低気圧が宗谷海峡に進んでおり午前中は寒冷前線の手前にあるものと思われた。
朝は晴れ間がのぞく。大石狩沢出合から石狩岳北西尾根につづく尾根に取り付く。Co1500から細くなりコルは吹きだまっている。Co1540ポコ〜40間は両面雪屁のちっこいのが出来ていた。Co1700ポコ先で北側に1〜2mの雪屁。Co1760でシーデポEP。樹林限界はCo1750。風はCo1800から気になる風。視界は100〜500の間で変動。肩にあがるとピークがガスの切れ間からのぞき神々しい。肩から先は岩が出ているため所々捲き気味に行く。結構きれているので固ければ怖いところだろう。尾根分岐4箇所にデポ旗を打つ。看板があるはずの・1966ピークが良くわからず・1966と・1967の間をピークと決めて記念撮影。下りは細く急なところスキーが難しいが、概ね木が生えているのでスキー滑落怖そうなところは2,3箇所くらい。天候が悪化してテン場につく頃には吹雪に。テントの周りを除雪して年越しに備える。夜はあらゆるものが開放となり年越しを祝う。その矢先23時58分火傷事故発生。
1月1日 救助要請組 C8(1:15)-大雪湖(11:00)
L田中とM2鹿島が国道まで下山。
1月2日テン場待機組 C8(9:00)-沼の原橋先(11:00)
沼の原橋先にて救助隊と、自力下山中のAL及びM1の4人が遭遇し共に下山。
<事故の簡易的詳細>
Mの井ノ上が湯をこぼし臀部と太腿、脇腹に火傷を負った。Lは早急な救助が必要と感じ、M2と共に下山し警察に救助を要請した。1日テン場にはALとM1の計4人が待機。1月2日、LとM2を含む警察の救助隊と、自力下山中のALとM3人が林道途中で遭遇し、共に全員下山。
<原因>
Mがジッヘルをしていなかった。またジッヘルの徹底が準山を通して行われていなかった。
<今後>
・ジッヘルの徹底
・部員の医療知識の向上
この場をお借りして、救助にご協力いただいた関係機関および関係者の皆様にお礼を申し上げます。
<Party>
冬メイン1年班、最後の最後で敗退。
<Time & Route>
※毎日初め→天気。平均気温。ラッセル量。備考。
12月24日 除雪終点(7:45)―トノカリウシュベツ川橋分岐(8:45-9:00)−Co960(11:30)=C1
ユキ時々曇。−6℃。踝。
イヴ入山。予定があったMには悪いことをした。除雪が殿狩橋少し先まで入っていた。トノカリウシュベツ川橋の分岐に荷物をデポする。オプタテ沢を橋で渡り、少し行ってから磁石きって・997南東斜面にあてる。Co960台地上の密なタンネ帯でC1.
オプタテの登り
12月25日 C1(6:30)−Co1380(9:00-10:30)−オプタテPeak(12:45)−C1(15:55)=C2
晴れ時々ユキ。−11℃。脛。移動高が午後に弱く張り出してくる。
・997は小さいコル。・1249の尾根の1本右東の尾根をつめてCo1380カンバ限界まで行く。上は視界ないようなので時間待ち。天気図をとってみると移動高はまだ張り出していないようだった。ぎりぎりまでまってみるも視界は変わらず。ダメ元で行ってみる。Co1470でシーデポEP。南尾根は強風帯で時折突風が吹く。露岩が出ていた。ハイマツシュカブラのバリズボでかなりうっとうしい。視界は100〜500の間で変動。行けそうなので行く。ピーク直下は急で岩岩しているがバリズボであれば直登できそうなので真直ぐピークを目指す。ピークにて−15℃。いきなりオプタテを踏めた。今回はツイてると、このときは思っていた。ピーク直下帰りは10mほどバックステップ。他固いところで所々軽くカッティングする。移動高の縁に入ったらしく突風がますます吹き荒れている。この尾根はピーク直下以外何もないが広いので下り上部は視界2〜300ないとわかりづらく、また長いため風、気温も考慮する必要がある。遠くニペソツ、ウペペサンケを一望しつつ、シーデポからは快調にスキーでC1まで。
12月26日 C2(6:45)−トノカリウシュベツ川橋分岐(8:00−8:20)−緑雲橋(13:00)=C3
快晴。−5℃。踝〜脛。移動高は東に進み日本海から低気圧が接近し午前前面。午後から湿雪が降り始める。
快晴のオプタテを後ろに見つつC2を出発。あんなにデカかったのか。昨日はAtだけで精一杯だったので今日は緑雲橋まで行くことにする。橋でデポを回収し三股山南の道の終点まで。ここから・834付近まで行き同コンタトラバースを開始する。今日も東大雪がよくみえる。晴れわたった穏やかな冬山ほど心地の良いものはない。東トノカリ沢Co780でブル道にあたる。このブル道はもしかしたら途中でそれた林道から分岐しているものかもしれない。ブル道橋で東トノカリ沢を渡渉。探せばスノーブリッジもあるだろう。コンタ尾根をのっこして緑雲橋をわたり、道からそれたところでC3。夜、翌日以降高気圧が張り出すとの予報を聞き皆色めき立つ。
12月27日 C3(8:15)−カムイサンケナイCo980(11:45)−カムイサンケナイ川二股(13:30)=C4
晴れ時々ユキ。−5℃。踝〜脛。夜半に低気圧が通過し積雪30cm。
移動日なのでゆっくり起床。出発時にMがLのストックをへし折ったため木の棒で代用する。停滞3を残し、トムラAtは天気次第でかなり粘る可能性があり、また翌日Atするとしてどれだけ天気が持つかわからないため、快適なテン場と聞いていた、ルート上にあるカムイサンケナイ川二股までテン場を延ばすことにする。緑雲橋から夏道尾根の西の尾根にとりつく。ポコをたどってカムイサンケナイ川まで。若干上流に降りてしまいCo980にて転石スノーブリッジ渡渉。対岸は急でとりつくのにてこずる。登っている途中でCo950に倒木の橋を確認した。対岸も登りやすそうだが右岸Co980より、左岸Co960よりいずれも下流が崖になっていて沢底をCo950まで行くことは厳しい。カムイサンケナイ川二股下にテントを張り、L-sは翌日のルート工作をした。18時の天気図で日本海西部に低気圧発生。ガーン・・・。
12月28日 C4(5:45)−Co1300 引き返し(7:40)−C4(8:45−11:00)−パンケトムラウシ川左岸林道上(13:00)=C5
ユキ。−5℃。日本海から低気圧が接近。
前面に期待して暗いうちから出発するが、既にユキが降りだしている。カムイサンケナイ川は二股すぐ下をスノーブリッジで渡渉し、取り付く尾根へ再度転石と橋かけで渡渉する。右股左股どちらも20mくらいの岩盤の滝が上流にあり、二股からしか予定の尾根にはとりつくことができない。尾根は取り付くところが急で小さい沢型がはしっているため雪崩が怖く、なだれると下の沢に落差のある落ち方をするためいやらしい。幸い雪面は安定していた。なるほど取り付けば快調な尾根だ。取り付きの苦労の甲斐なく、Co1300で回復の見込みないため引き返すことにする。テン場で天気図を取ると低気圧は二つ玉となって北海道に接近していた。今後通過とその後冬型が決まるとの見込みから、トムラを諦め移動することにする。カムイサンケナイ川左岸尾根をCo1060でのっこして林道へ。トムラ断念にショックを受けたM1は先頭でラッセルをしながら唐突にジグをきりはじめたり倒木の下を無駄にくぐり始めたりする始末。俺もトムラ行きたかったよ。だが天気ばかりはどうにもならない。西沢を林道の橋で渡り少し行ったところでC5。あまった燃料で物を乾かす。
橋かけ渡渉
12月29日 C5(7:15)−トムラウシ川支流Co1020(11:00)−地獄谷地図上「新」の字(14:00)=C6
晴れのちユキ。−8℃。脛〜膝。湿雪でラッセルが重い。前線を伴った低気圧が北海道の西を北上し、片われは北東に遠ざかった。
・1115は北東側をネグり、トムラウシ川支流はCo1100付近を降りて沢沿いに下りCo1020でスノーブリッジ渡渉。いたるところ渡渉できるが対岸が急なのでこのあたりか、あるいはかなり上流が適当だろう。これまでの渡渉をみると、雪の量は例年並みくらいだと思われる。トムラウシ川本流はCo1020に中州がありそこをつたってから橋かけ渡渉。雪が少ないと厳しいだろう。ここであるMがスキーをあらぬ方向へ投げ危うく川に流しかける。渡ってからは北東のコル地形を越え、地図上「新」の字のあたりでC5。タンネ帯。
沼の原
12月30日 C6(6:30)−沼の原北西コル(11:30)−大石狩沢出合(15:00)=C7
ユキ。−6℃。踝〜膝。ラッセル重い。日本海から低気圧が接近している。
スゲ沢沿いを行く。このあたりは沢型が無数にはしっており小地形多くわかりづらい。磁石きって六ツ沼山北西のコルにあてそこから長沼を経由して沼の原北西コルへ。地獄谷のタンネ限界はCo1400。視界あるので沼の原を通る。視界なくとも湿原以外はタンネがあるのでタンネ沿いを行けば問題なさそう。コル少し手前から南東に進んで沼の原に上がり・1501北東コルを経由して大石狩沢出合まで。沼の原からの下りでMがストックをなくす。ほとほとストックに縁のないものとみられる。大石狩沢出合付近は石狩沢、大石狩沢どちらも雪で埋まっている。出合ちょっと下でC7。
石狩からの下り
12月31日 C7(6:45)−Co1760シーデポ(11:00)−石狩岳(12:00)−C7(15:00)=C8
ユキ。−10℃。脛〜膝。最もラッセル重い。発達した低気圧が宗谷海峡に進んでおり午前中は寒冷前線の手前にあるものと思われた。
朝は晴れ間がのぞく。大石狩沢出合から石狩岳北西尾根につづく尾根に取り付く。Co1500から細くなりコルは吹きだまっている。Co1540ポコ〜40間は両面雪屁のちっこいのが出来ていた。Co1700ポコ先で北側に1〜2mの雪屁。Co1760でシーデポEP。樹林限界はCo1750。風はCo1800から気になる風。視界は100〜500の間で変動。肩にあがるとピークがガスの切れ間からのぞき神々しい。肩から先は岩が出ているため所々捲き気味に行く。結構きれているので固ければ怖いところだろう。尾根分岐4箇所にデポ旗を打つ。看板があるはずの・1966ピークが良くわからず・1966と・1967の間をピークと決めて記念撮影。下りは細く急なところスキーが難しいが、概ね木が生えているのでスキー滑落怖そうなところは2,3箇所くらい。天候が悪化してテン場につく頃には吹雪に。テントの周りを除雪して年越しに備える。夜はあらゆるものが開放となり年越しを祝う。その矢先23時58分火傷事故発生。
1月1日 救助要請組 C8(1:15)-大雪湖(11:00)
L田中とM2鹿島が国道まで下山。
1月2日テン場待機組 C8(9:00)-沼の原橋先(11:00)
沼の原橋先にて救助隊と、自力下山中のAL及びM1の4人が遭遇し共に下山。
<事故の簡易的詳細>
Mの井ノ上が湯をこぼし臀部と太腿、脇腹に火傷を負った。Lは早急な救助が必要と感じ、M2と共に下山し警察に救助を要請した。1日テン場にはALとM1の計4人が待機。1月2日、LとM2を含む警察の救助隊と、自力下山中のALとM3人が林道途中で遭遇し、共に全員下山。
<原因>
Mがジッヘルをしていなかった。またジッヘルの徹底が準山を通して行われていなかった。
<今後>
・ジッヘルの徹底
・部員の医療知識の向上
この場をお借りして、救助にご協力いただいた関係機関および関係者の皆様にお礼を申し上げます。
<Party>
冬メイン1年班、最後の最後で敗退。
- コメント (2)