現役の報告・ 2004年8月30日 (月)
音更川〜ヌプン九の沢〜沼の原沢川〜大石狩沢 04 8/26〜29(4―0)
L:三木(OB5 AL:山下(ゲスト M:辻 平塚(1
(Time and Route)
8/26 晴れ時々くもり 6:15岩間温泉発〜12:15天狗のコル〜13:30天狗平C1
〜10:00水線の沢に降りる〜11:00計画の沢との出合〜13:40co.850林道〜14:50ヌプントムラウシ温泉
(Party)
(Impressions)
8/26 晴れ時々くもり 6:15岩間温泉発〜12:15天狗のコル〜13:30天狗平C1
音更川は何もない。co.1190の二股の左股を行き、天狗のコルに当てる。水流は所々伏流しており、水が全くない所もあるが、水が完全に涸れるのはco.1400を少し過ぎた辺り。初日アタックの予定だったが、疲れていたので中止し、Lsのみで翌日のルート偵察へ行く。予定の沢は急峻過ぎるので、別の沢はないものかと一つニペソツ寄りの沢を下ってみる。co.を200ぐらい下ってみて、特に問題なく水線まで降りれそうだったので、翌日はそちらから降りることにする。時間もかなり短縮できそうなので、翌日にニペアタックをすることにする。8/27日 一日中晴れ 6:10C1発〜7:00(〜20)ニペソツピーク〜8:10戻って入渓〜
〜10:00水線の沢に降りる〜11:00計画の沢との出合〜13:40co.850林道〜14:50ヌプントムラウシ温泉
朝起きると気温が氷点下1度だったので、焚き火をせずにテント内でガスを使って食事。問題なくニペアタックを済ませ、前日偵察した沢を下る。co.1600までは何も無い。co.1580に20mの滑滝、Lがab.するが、下から見ると右岸側にルンゼがあったので残りはそちらから降りる。co.1440に5mハングの滝、ab.水線との出合に5mの段差、c.d.。 co.1380に5mの滝、ab.。co.1370に5mの段差、シュリンゲをたらしてc.d.。co.1330に15mの滝、ab.。この沢は、下るのは容易だが、登れない。co.1220から河原歩き。co.850の右岸側に林道。8/28日 晴れ 8:10C2発〜12:10(〜30)ペテトクのコル〜13:10大石狩沢出合C3
夏道出合から入渓。沼の原沢川は、co.860までブル道。沼の原沢川は何も無い。ペテトクのコル最低部から、ペテトク沢へ降りる。林道終点にてC3。8/29日 くもり後晴れ 6:00C3発〜9:15(〜45)石狩岳ピーク〜11:50下山
C3からco.1430まで何も無い。co.1430に10mの滝。右岸に捲き道。co.1500からガレ、co.1600付近に雪渓が少々。co.1700の二股を左に。ほとんどヤブ漕ぎをすることなくピークまで。ピークからはシュナイダーコースを使って下山。計画では上部に滝が3つあるということであったが、それはco.1540の二股を左に行く直登沢のことだった。ルームの記録が間違っていたと思われる。
(Party)
Ls:問題なかった。ちょっと簡単すぎたかも。
M:良くできた。
(Impressions)
辻:良い経験になった。
平塚:温泉最高!
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現役の報告・ 2004年8月25日 (水)
04 8/21〜8/24 (4−0)
L:市川(3 AL:見瀬(3 M2:勝亦 中島 M1:澤田 寺尾 吉田
(Time and Route)
8/21日 曇り モセカウベツ川河口 (5:00)−Co1000付近=C1 (15:15)
(Party)
(Impressions)
8/21日 曇り モセカウベツ川河口 (5:00)−Co1000付近=C1 (15:15)
河口より右岸林道を行き終点より入渓。Co300にF1問題ない。Co400にF2、右岸直登20m、ザイルFix。Co400から滑状になる。Co470にF3、左岸をまく。その後の小滝は増水のため中を行けず、左岸を登る。ザイルFixでザックつり上げ時間かかる。Co550とその先にF4、F5、容易。Co680二股は左股を行く。Co800で伏流。Co800 F6 2段30m、下段は左岸を容易に行け、上段のチムニーはザイルFixしザックつり上げ、空身じゃないと難しい。その後雪渓がある。Co1000あたりでC1。この沢は小滝がたくさんある.8/22 雨 C1 (4:40)−Co1100=C2 (6:40)
小滝で1回ザイルを出す。雪渓が所々に残っており、まいたり、のったりして通過する。その後、視界がないのでCo1100でC2。8/23 晴れ C2 (4:40)−知円別分岐 (6:05)−東岳北ポコ (7:15)−ポンルシャCo520=C3 (15:00)
C2から沢型をつめヤブを少しこぎ夏道上へ。知円別分岐から踏み跡を使い、東岳北ポコまで。そこから東に伸びる尾根につけられた踏み跡を使い、ショウジ川源頭へ入る。途中で黙祷。勝亦が美声を響かせた。Co1100付近で尾根をのっこすが、1本西の沢のほうに寄り過ぎてしまい、軌道修正。時間ロス。尾根ののっこしはCo900付近まで下降してからするべきだった。ポンルシャ川Co520 30m 2段の滝は、上段は左岸をまき、下段ab。少し下で切り開いてC3。8/24 晴れ C3 (5:00)−ルシャ河口 (10:00)−知床大橋 (13:40)
Co300 25mの函滝は右岸をまく。前日からLの足の持病が悪化し、パーティーの安全を確保するのが難しいと判断し下山を決める。ルシャ河口では巨大なヒグマがコタキ方面へ悠然と闊歩していた。海岸にもヒグマがいた。だるい知床林道を歩き大橋へ。 パーティー)
(Party)
予想外に時間読みよりかかってしまった。パーティーの規模が大きすぎた。
Ls:地図読み力不足。市川:健康管理。見瀬:問題なし。
M2:口出しをし、よく頑張った。
M1:頑張った。
(Impressions)
市川:水虫を甘く見ていた。こういった結果で山行が打ち切りになって、申し訳ないやら悔しいやら。ぜひリベンジを。
見瀬:熊に会えた。続きはまた来年。
中島:ウニを食べたかった。
勝亦:知床を感じた。
澤田:知床は寒かった。
寺尾:貫徹できなかったのは残念だったけど、いろいろ学べてよかった。
吉田:不慣れな点が多かったので反省したい。
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現役の報告・ 2004年8月15日 (日)
04 8/11〜14(4-0)
L:市川 AL:見瀬(3 M2:中島(2 M1:澤田卓 平塚(1
(Time and Route)
8/11 晴れゲート(4:15)〜堰堤(6:30)〜二股(10:30)〜泊沢出合=C1(15:20)
(山行分析)
(Party)
(Impressions)
8/11 晴れゲート(4:15)〜堰堤(6:30)〜二股(10:30)〜泊沢出合=C1(15:20)
林道を歩いて堰堤まで行く。ダム湖は左岸の踏み跡を頼りに行くが、すぐになくなったので高巻きをしていく。しかしそれも危険なため、途中から湖岸の淵をへつったり、泳いだりしていく。ALが泳げず苦戦。どうやら巻き道は無いらしく、淵を泳いだり歩いたりした方が早い。二股から泊沢出合までは河原。渡渉をたくさんする。co.410石滝はただの段差、右岸を行く。co.480の魚止めの滝はALリードで右岸直登、問題なし。泊沢出合でC1、快適な天場。赤石川は至る所に整地された天場がある。8/12 曇りのち強い雨 C1(5:00)〜コル(8:10)〜西の沢出合(13:50)〜西の沢co.630=C2(15:20)
co.630の滝(黒滝?)は左岸のガレ場を少し行き、そこから側壁草付を登る。LがリードでザイルをFIX。ちょっといやらしい。その直後10mの滑滝。左岸に踏み跡がはっきりあり容易。小滝をいくつか越えて、三つ股とも滝になっているco.700の三つ股の右股に入る。コルへはヤブ漕ぎは少ない。滝川は上部に10mの滝が2つ、一つ目はC.D.、二つ目はAB。いつの間にやら本流に入る。co.700付近の二段30mの大滝は二度AB。co.600付近に函、容易。co.560の10mの滝(地図上3つ目)は左岸AB。地図上2つ目の滝は存在しない。co.510アイコガ滝(地図上1つ目)は、3段の巨大な釜を持つ滝が連続している。1つ目は右岸巻く。2つ目は右岸をAB。3つ目は容易。この日は西の沢出合でC2の予定だったが、大雨に降られ増水の心配があったため、西の沢の上流部で泊まることにする。西の沢は巨岩帯あり。小滝もいくつかあるが問題ない。8/13 曇 夜に大雨 C2(5:00)〜コル(6:30)〜再びコル(8:20)〜追良瀬出合(10:50)〜ウズラ石沢co.520=C3(11:40)
前日の大雨で少し増水気味。co.530〜630まで函地形。一部難しい所もあり、ザイルが残置してあった所もあった。増水時は危険。水流の多い沢をつめていく感じで行き、ピークまで。ドンピシャでピーク直下の夏道に出る。ピークにつくと、ジジイ・ババア×50くらいがピークを占拠しており、幻滅する。そそくさと下山。十二湖方面への夏道は荒廃しており、強烈なヤブ漕ぎが予想されたため、陸奥黒崎方面への夏道に切り替える。そのまま下山。8/14 晴れ C3(6:30)〜白神ピーク(10:20〜45)〜下山(13:50)
前日の大雨で少し増水気味。co.530〜630まで函地形。一部難しい所もあり、ザイルが残置してあった所もあった。増水時は危険。水流の多い沢をつめていく感じで行き、ピークまで。ドンピシャでピーク直下の夏道に出る。ピークにつくと、ジジイ・ババア×50くらいがピークを占拠しており、幻滅する。そそくさと下山。十二湖方面への夏道は荒廃しており、強烈なヤブ漕ぎが予想されたため、陸奥黒崎方面への夏道に切り替える。そのまま下山。
(山行分析)
今回は天気を二日読んで入ったが、読みきれずに悪天につかまってしまった。これはLsの天気判断力不足と言えるが、予測しづらい天気であった。悪天に対して的確な対応ができたと思う。因みに白神山地では、増水の心配が特に必要とされるのは赤石、追良瀬などの本流であると思われる。支沢に関してはそれほど心配は要らないだろう。西の沢での地図読みミスは、不注意であった。ただ白神は支沢が多いのは確か。下山する夏道を変更したことについては、計画作成段階での情報収集不足である。現在十二湖方面への夏道はほぼ使われていないものと思われる。
(Party)
長時間行動、悪天対処がしっかりできた。
Ls:地図読みミス、天気判断は微妙だったが悪天対処はきちんとできた
( L:体調管理
(AL:泳げない、パッキング不十分
M2:パッキング不十分、よく頑張った
M1:よく頑張った
(平塚:緊張感の維持
(澤田卓:体調管理
(Impressions)
市川:ダム湖が核心だった。あと平塚汚かった。
見瀬:ダメだった。下山後も核心だった。
中島:パッキングの重要性を改めて知った。
澤田卓:ブナブナしてた。
平塚:気をつけます。
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One Day Hike・ 2004年8月7日 (土)
曲岳(1642.4m)-黒富士(1635m)の結果
北大山の会東京支部・木村俊郎
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現役の計画・ 2004年8月1日 (日)
奥又白-屏風岩-錫杖岳 9月中旬 10日間
L赤桐4 AL見瀬3 M2 勝亦 村松 斎藤 柴谷
奥又白周辺
Tactics
[時間]
上高地(3h)奥又白池=BC(3h)上高地
BC(1.5h)各取付き 各終了点(1.5h)BC
[アプローチ]
上高地から夏道で奥又白池。そこでBC。帰りも同じ。下降は本峰東壁を登る場合は、三本槍付近を経由してBCまで。4峰周辺を登る場合は、5・6のコルを経由してBCまで。
[ルート]
本峰東壁
北壁〜Aフェース、北壁コンタクトライン〜Aフェース、信大ルート〜上部ダイレクト、
都立大ルート、田山=山本ルート
北尾根4峰
松高ルート、北条=新村ルート、成城大ルート、甲南ルート
詳細別紙。前穂東壁は1998年の地震によって一部崩壊したとことなので現在崩壊後の状況を調査中。現時点で崩壊していないと調べがついているのは都立大ルート、北条=新村ルート、松高ルートの3本。その他記録は見つからないもののDフェースのルートは生きていると考えている。
屏風岩
[時間]
上高地(3h)横尾=BC(3h)上高地
BC(1.5h)各取付き
[アプローチ]
横尾をBCにする。小屋もあり良く整備されている。BCからのアプローチは横尾岩小屋跡から横尾谷の河原を渡り、暗い窪状の1ルンゼ押し出しをつめる。少し登ると明るくなり明瞭なルンゼとなりる。浮石は多いが良く踏まれている。横尾と取り付きの間に良い天場を発見できたらBCを移動することもある。その際は電話にて下山連絡者に連絡する。
横尾山荘 0263-95-2421
[ルート]
ディレッティシマ、雲稜ルート、東壁ルンゼ、東稜。詳細別紙。ディレッティシマ以外はT4ルートを登って取り付く。下降は同ルートの懸垂下降を予定している。懸垂下降以外ではブッシュの尾根を辿り屏風の頭、北尾根最低コル経由でパノラマコースの登山道を利用し、徳沢や涸沢に下ることもできる(2.5h)。
錫杖岳
[時間]
槍見温泉(1.5h)錫杖沢出合=BC(1h)槍見温泉
BC(45m)各取付き
[アプローチ]
槍見温泉からクリヤ谷登山道を利用して1.5hでBCの錫杖沢出会いへ。正面の錫杖沢を30分ほど詰めて錫杖岩小屋のやや上から右の北沢に入って前衛フェース左方カンテ基部にでる。また、錫杖沢出合には2〜3張りしかテントが張れないので張れない場合は錫杖岩舎、クリヤ岩舎をBCとする。その場合は連絡をとるよう努める。
[ルート]
1ルンゼ、3ルンゼ、注文の多い料理店、左方カンテ、じーやの大冒険。詳細別紙。下降は左方カンテを懸垂で下るか東尾根を本峰に向かい、烏帽子岩の南面基部を巻いて西肩から中央稜上部を横切って右俣沢へ下る。
Tactics
1日目 移動日:上高地から奥又白BCまで。時間あれば偵察。
2日目 登攀日:奥又白
3日目 登攀日:奥又白
4日目 移動日:奥又白BC→上高地→横尾BC
5日目 登攀日:屏風岩
6日目 登攀日:屏風岩
7日目 移動日:横尾BC→上高地→錫杖沢出合
8日目 登攀日:錫杖岳
9日目 登攀日:錫杖岳
10日目 移動日:錫杖沢出合→槍見温泉
以上参考例。移動日にも登攀することもある。天気やルートの様子により各エリアで登る日数を変更する可能性がある。天気は午後崩れやすい。下山連絡は最終日のみとするが上高地に下りるたびに連絡は入れる。最終下山は槍見温泉、13時。
[リード]
基本的に(赤桐or見瀬)+(勝亦or村松)+(斎藤or柴谷)の縦割り2パーティーで登る。奥又白では最初赤桐、見瀬がリード。その後勝亦、村松がリードし、様子を見つつ斎藤、柴谷がリードする。屏風は最初に赤桐、見瀬がリードし、翌日は勝亦、村松がリードする。錫杖岳は2年生が一本ずつリードする。都合により赤桐+勝亦+村松と見瀬+斎藤+柴谷のパーティー構成にすることもあるがその場合は赤桐、見瀬がリードする。[無線]
1日に2〜3回無線連絡をパーティー間で行う。
パーティー
全体 スピード、危険認識
赤桐、見瀬 総合的登攀力 パーティーの把握 天気判断。
勝亦、村松 総合的登攀力
斎藤、柴谷 緊張の維持、自主性、登攀能力、ザイルワーク
装備
冬天2 DF2 灯油100ml/p/d 鍋2 茶食器2 無線2 他夏山個人装備 予備ロープは上高地にデポ。遭対システム登攀装備:9mm×50m×4本 ツェルト2 ガスストーブ2 茶食器 非常食 携帯食 3mmシュリンゲ 他岩装備
13時 在札部員を部室に集める 15時 遭難確定Lsの経験
赤桐 マルチ 芦別7日間 北岳8日間 剣岳9日間 小川山6日間 ヨセミテ3週間
シングル スペイン3週間 スロベニア3週間
見瀬 芦別4日間 剣岳9日間
準山
赤岩では各自100〜140ピッチ登った。そのうちマルチピッチは50ピッチ前後。パーティーとしての最終準山は芦別岳夫婦岩で行った。勝亦、村松は昨年度岩メインとして剣岳に行っている。 8月中にも赤岩の計画は出ているのでその成果を含めて8月末の例会で計画の最終決定、二年生のリードするレベルの決定を行う。 主な初見リード 赤桐:西奥D1P目6-、洞穴スラブ5.9(=6級?) 見瀬:北西壁D 1P目5級、チンネ左稜線、北面チムニー5級 勝亦:黒い凹角5級、佐藤ルート5級A0、馬の背馬の背ルート5級、北西壁ダイレクト2〜4P目 村松:不動ジェードル5級、馬の背馬の背ルート5級、北面チムニールート5級 斎藤:南西カンテ2P目 柴谷:西奥ノルマル4+、フランケ左
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現役の計画・ 2004年7月20日 (火)
8月下旬 沢メイン知床(8−4−1)
L:市川(3 AL:見瀬(3 M2:勝亦 中島 M1:澤田 寺尾 吉田
Route
1日目 モセカルベツ川河口(8h)Co1100付近=C1
Tactics
1日目 モセカルベツ川河口(8h)Co1100付近=C1
河口より右岸の林道を行き、終点から入渓。Co300にF1、右岸をのぼる。Co400にF2、右岸直登20m、難しくない。Co400から先はずっと滑状。Co480にF3、左岸をまく。Co550とその先にF4、F5、容易。Co680二股は左股を行く。Co800で水が涸れる。Co800にF6、2段30mは左岸を行き、最後のチムニーはザイルを出す。その後雪渓がある。Co1070二股の左股を行き、少し上でC1、草原の良い天場。2日目 C1(2h)知円別分岐(1h)東岳北ぽこ(4.5h)ポンルシャCo620=C2
C1から沢型をつめ夏道上へ。ヤブこぎはほとんどない。知円別分岐から踏み跡を使い東岳北ぽこまで。そこから東に伸びる尾根につけられた踏み跡をたどり、ショウジ川の源頭に入る。Co900付近で尾根をのっこし、ポンルシャの源頭に入る。Co620くらいを切り開いて泊まる。3日目 C2(3.5h)ルシャ出合(1.5h)コタキ川出合=C3
Co520の30m2段のFは左岸をまく。Co300の25mの函Fは右岸をまく。河口は熊に注意。4日目 C3(7h)Co680三股=C4
コタキ川Co180の函は左岸をへつる。Co330〜370くらいの函とFは右岸を大まき、踏み跡あり。その後いくつか函とF、問題なし。Co680三股でC4。5日目 C4(6h)知床岳(4h)知床沼=C5
Co680三股の中股のFは左岸からまく。Co850付近の涸れFは真ん中を直登。東寄りに沢型をつめ、踏み跡にあてる。知床岳へ。ピークからは踏み跡を行き、知床池経由で沼まで。6日目 C5(7h)オキッチウシ河口=C6
ポロモイとのコルに続く踏み跡をたどり、オキッチウシ川源頭へ。Co450付近に20mと10mのF。右岸をまとめてまく。その後は踏み跡を利用して河口まで。7日目 C6(8h)岬=C7
海岸歩きはイタシュべワタラで1回、ウニの沢付近で2回、獅子岩手前で1回泳ぐ。干潮時を狙う。8日目 C7(1day)相泊
カブト岩まで海岸。カブト岩はfixあり。ペキンの鼻はまき道がある。メガネ岩、剣岩は容易。観音岩はfix、下りがいやらしい。あとは海岸を相泊まで。
Tactics
停滞4日、予備1日。停滞は知円別のっこしに2日、知床岳のっこしに2日、海岸歩きに予備1日。オホーツク海Hでガス低温、太平洋Hで晴れ。入山は天気読んで入る。台風来たら下山。エスケープは知円別岳から夏道、ルシャ河口から林道、知床沼から夏道ウナキベツ川沿い。視界必要なのは2日目と5日目、2〜300。海岸では干潮を狙う。岬で漁船つかまえるかも。Party
Ls:Rf、天気、ザイル、エスケープ判断、Mの面倒を見る
M2:前を行く、判断に加わる
M1:体力、根性
L: ’02 知床貫徹(6−1)
’03 中部日高(8−2)
AL:’02 8の沢カール引き返し(4−1)
’03 大雪貫徹(6−2)
(装備)
夏天、ポール、鍋、茶、のこ2、無線、ローソク、熊スプレー、蚊取り線香、文化たきつけ、(Lsのみハンマー、ハーケン3)ザイル9mm50m、回収用シュリンゲ、夏山個装
(準備山行)
漁川〜漁岳〜オコタンペ湖(2−0)
白水川〜中岳〜薄別川(2−0)
暑寒別川〜暑寒別岳〜箸別川(3−0)
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現役の計画・ 2004年7月20日 (火)
8/23〜29(4−2)
L三木 AL山下 M平塚 辻
Route
Party
岩間温泉から入山。音更川に入る。天狗のコル。ニペソツアタックしてC1。ヌプン九の沢下る。上部ガレ。Co1300より上は小滝の連続。abするかも。Co1120二股から河原歩き。九の沢出合からぼろい林道を温泉小屋まで。C2。沼の原沢川に入る。Co860までかすかなブル道。沼の原沢川は何もなし。ペテトク沢にのっこす。Co1140二股でC3。大石狩沢に入る。大石狩沢出合まで林道。Co1270の二股の右股に5mの滝。右岸捲き。Co1500の二股右股に二段の滝。直登。その上にチムニーの滝。左岸を捲く。上に5mハングの滝。左岸を捲く。Co1600付近には雪渓があることも。Co1650二股を左股に入ると小滝、ナメ滝の連続。
時間
岩間温泉(5h)天狗コル(4h)ニペソツAtして天狗コルC1(8h)温泉C2(5h)ペテトクコル(1h)Co1140二股C3(5h)石狩岳(3h)岩間温泉(0,5h)十勝三股
天気・停滞・進め方
停滞2(低気圧待ち)。小雨まで行動。天狗のコルには水上げする。天気によりニペソツAtカットもあり。
C3で停滞を使い切った時は石狩沢から大雪湖を林道下山(4h)
ヌプントムラ温泉で5泊した時は林道下山で曙橋まで(5h)
最終日のっこしあり。最終下山17:00十勝三
遭対は小山行扱い
Party
L:ザイル判断、雪渓処理 M:生活行動技術、緊張感の維持。
(装備)
鍋 茶食器 鋸2 熊スプレー ザイル9mm50 回収用シュリンゲ4mm50 水筒(各自2L) ハーケン(アングル2、ブレード2) バイル 捨て縄 テント 無線 草鞋3 蚊取り線香 蝋燭
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現役の計画・ 2004年7月20日 (火)
8月 (4-2)
L市川(3 AL見瀬(3 M2中島(2 M1澤田 平塚 辻
Route
一日目 赤石川堰堤(3,5h)滝川出合い(6h)泊り沢出合い=C1
Tactics
一日目 赤石川堰堤(3,5h)滝川出合い(6h)泊り沢出合い=C1
堰堤から、左岸の巻き道を頼りに行く。滝川出合いまでに渡渉あり。出合いからCo410石滝まで何もない、石滝は右岸を登る。Co480魚止めの滝は、右岸を高巻くか、右岸の水流際を登る。二日目 C1(4h)稜線(7,5h)西の沢出合いC2
小滝をいくつか越えて、CO660に10mの黒滝、左岸のガレ場を利用し小さく巻くか、左岸直登。その後も小滝が出てくるが、全て直登可。Co700三股は右股を行き、ヤブ漕ぎほとんどなしで、滝川へ下りる。上部に10mの滝2個、ともに巻く。そして、2段30mの大滝、左岸を大高巻き。CO620に函、問題なし。Co560の10m滝(地図上3個目)は左岸を巻くか、AB。Co510のアイコガ函(地図上1個目)は、3段の巨大な滝、左岸巻く。三日目 C2(2h)コル(3h)追良瀬出合い(5h)白神岳C3
西の沢は小滝が3つあり、ぬめっている。巨岩帯もある。コルへのヤブ漕ぎは楽。逆川はCo580に滝があり左岸巻く。他の小滝は問題ない。ウズラ石沢の核心はCo600付近のS字ゴルジュ、両岸をヘつることも、中を行くことも可。源頭部はテープを頼りにPEAKまで。 四日目 C3(5h)十二湖
PEAKから十二湖まで夏道、その後国道へ。
Tactics
2日目まで天気を読んで入山。停滞は2日。減水待ちは最大3日かかる。エスケープは、西の沢出会い(2h)コル(2h)真瀬岳(1,5h)林道(4h)国道。雨でも、増水しないようなら行動する。沢の出合いは泊れる場所も多い。最終日下山はしない。最終下山17:00Party(予定以外の天場)
- 白雲岳避難小屋
- ヒサゴ沼避難後小屋
- 美瑛富士避難小屋付近(または北側斜面Co1300付近)
- 前富良野岳と富良野岳とのコル南側
L-s Rf、天気、ザイル、渡渉判断、Mを見る
M2 前を行く、口出し
M1 体力
(装備)
夏テン、ポール、ノコ2、なた、鍋、茶食器、無線、ローソク、文化焚き付け、蚊取り線香、ザイル40m、回収用シュリンゲ、L-sはハーケン・ハンマー、各自わらじ2含む他夏山個人装備
(備考)
今回リーダー一人に一年目が一人というパーティー構成だが、小山行では十分考えられるパーティー構成である点。この時期春メインを終えて二年生になっており、このような構成で例年高いレベルの山行を組み始める時期である点。携帯電話が旭岳、白雲岳避難小屋、忠別岳、五色岳、トムラウシ山、オプタテ以南の稜線上で使用できること(天気に左右されることがある。メールのみ。)停滞4日と少なめに取ってある点。これらを十分に考慮してほしい。尚、例会で指摘があったようにMに主体性をもたせた準備山行(白井岳・余市岳)を行う。
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One Day Hike・ 2004年5月15日 (土)
雁ガ腹摺山(1,857m)の結果
北大山の会東京支部・木村俊郎
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現役の報告・ 2004年4月19日 (月)
4月14〜18日(4−1)
L馬詰(5) M中島(2)
Route
14日 晴れ後曇 姿見駅11:15−旭岳12:45−白雲岳避難小屋15:20
−H 9:45−富良野岳11:40−前富良野とのコル12:30〜13:10−前富良野岳14:10−ベベルイ16:30
携帯電話について:
感想
14日 晴れ後曇 姿見駅11:15−旭岳12:45−白雲岳避難小屋15:20
4月3日に一度石室で引き返し、二度目のトライ。寒冷前線の通過のはずだが旭岳温泉につくとよい天気。ロープウェーで上り、歩き出す。石室を過ぎてすぐアイゼンに変えて快調に上る。頂上につくころから風が強くなってきて曇ってきた。外輪山につくと強風で振られる。アイゼンで白雲岳のコルを目指す。雲は高いところを行くので雲に巻かれる心配はとりあえずなさそうだ。白雲避難小屋は立派な小屋で、埋まる心配もない。二階から入り快調な一夜。夜から冬型になり、かなりの風が吹いていた。15日 曇 白雲岳避難小屋5:45−忠別岳8:20−ヒサゴ沼避難小屋10:50〜11:40−トムラウシ山14:45−三川台Co1660 16:30
朝起きると風は少し弱まっている。歩き出そうとするが真っ白なので一時間ほど待つ。すると時々視界が出るので出発。風は強く昼過ぎまで振られる風が吹いていた。ハイマツや岩が出ているし、強風でクラストしているのでシーズリ。すると途中でシールの後ろの紐が切れる。岩が出ていると弱いようだ。忠別岳につくころから視界も出てきて一安心。五色岳からは磁石を切りつつヒサゴ沼へまっすぐ下る。風でかなり消耗したので避難小屋で一休み。立派な小屋で二階から入れるが、ドアが開いていて中は雪まみれだった。茶を飲んで出発。天沼へ続く沢型は雪崩の危険があるので右岸の尾根を上る。天沼でのっこすか否かで小一時間ほど悩む。引き返そうと思った瞬間晴れてきた。Mも「行きましょう!」とのことでのっこす。トムラは西側に回りこみ空身でアタック。十勝連邦が美しい。その後は三川台まで相変わらず強風とクラストのためアイゼン。三川台の少し東の崖マークが途切れているところから下に下りる。バックステップが一ヶ所でカール状へ下れた。三川台からの尾根の下まで行きブロックを積んでテントを張る。16日 雪のち曇 三川台5:30−1404コル8:50−オプタテ11:20−美瑛富士避難小屋13:15
朝は雪が降っているが視界はある。今日もクラストしているのでアイゼンで行く。コスマヌプリで視界がなくなり磁石で1404コルへ下っていく。コルに着くとオプタテがかなり大きく聳え立っていた。黙々と登るがやたらに長い。頂上付近から風が強くなり振られる。頂稜は少し細くなっていて強風下では少し緊張する。Mの意向でしっかり石垣山も踏んで美瑛富士避難小屋へ下る。埋まっていて屋根しか出ていなかった。掘り起こして入る。17日 吹雪 停滞
予報では低気圧が通過して午後から晴れる予定だったが一日猛吹雪。ドアを空けると吹き込みが激しく閉めるのが大変で一日中小屋の中。ビニグソを伝授した。18日 晴れ時々曇 美瑛富士避難小屋4:15−美瑛富士4:50−美瑛岳6:05−十勝岳8:40
−H 9:45−富良野岳11:40−前富良野とのコル12:30〜13:10−前富良野岳14:10−ベベルイ16:30
やっと予報があたり朝から待望の晴れ。早起きして出発。美瑛富士、美瑛岳と行く。Y'への下りは岩が出ていて少し手間取る。昨日の新雪で吹き溜まりができ雪面はいやらしいところが多い。十勝岳をのっこすと久々のトレースがある。上ホロでは人とすれ違う。大して長い期間入っているわけではないのに、やたらと懐かしく感じる。雲行きがあやしくなってきたので先を急ぐ。富良野ののっこしは、丁度風が強くなりがんばる。頂上手前の雪稜が発達していて所々ナイフリッジになっている。Mには厳しそうだったが、しっかりとトレース切って着いて来てもらう。頂上はまた強風。前富良野とのコルへは強風とダンゴのためしんどい。コルに着くと天気は良くなりやっとこの時期の山みたいな天気になる。しばしの休息。やっと出番のきたスキーを履き出発。Co1520くらいでアイゼンに変え前富良野岳へ。頂上からは南東尾根へ入っていく。ダンゴになって危ないのでアイゼンの上からビニールを履く。南東尾根の上部はハイマツが少し出ていて良かったが、吹き溜まりが激しいときは雪崩れそうだ。Co1300でスキーに変えあとは快調なザラメスキー。林道はよく分からなかったのでベベルイまで林の中を滑っていく。畑に出て貫徹!そして今回もバスの時間が迫り最後はランニング。4分前に着けた。
(写真:三段山からみた十勝岳,同日澤柿撮影)
携帯電話について:
今回は逐一現在地をメールで伝えた。稜線上のほとんどで使えた。ただ、天候に多少左右されるとは思う。Party:
スピーディーに動けた。天気が不安定で予報もあてにできず読みきれなかった。
L:思い入れは強かったが、無茶することなくしっかりと判断してこれた。
M:体力・諸動作ともに十分。細いところもしっかりついてきた。風の行動もよくがんばった。
感想
馬詰:念願の縦走。二度目で貫徹でき本当によかった。大きな山をダイナミックに登るのは快感だった。これからは大雪十勝を安心して眺めることができると思う。心配し見守ってくれた方々にも感謝したい。
中島:始まる前はしっかり歩き通せるか不安だったが、強風の中昇天することもなく貫徹できてうれしい。今回の山行によって自分の中のいろいろな面で自信がついたと思う。
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